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Channel: ショウちゃんのブログ 俳句のある風景
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彼岸桜

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家の近くの近隣公園。市内でも無名の場所で、桜の木も多いとはいえないが、

案外にも花筵の数では他に負けない。 今日は早くも4組、5組。花はソメイヨシノ。二分三分咲。

 

今日見た彼岸桜。いずれもほぼ満開↓

 

庄下川を、X橋を起点に、北部、中部、南部(阪神電車尼崎駅より南)に分ければ、北の部分の南端(山手幹線の北側) ポンプ場の南。

尾浜公園の枝垂れ。枝垂れ桜も彼岸桜

遠景

尾浜公園の雪柳

 

 

フェニックス

 

緑化植物園の彼岸桜

 

 

冬桜通りの小彼岸桜

 

 

江戸彼岸桜

↑小 阪急電車の鉄路沿い ↓大

こちらはまだ満開になっていない。

 

 

 

今日の散歩は、庄下川を、久々知川との合流地点まで歩き、そこから久々知川沿いをに

昆陽川へ至り、昆陽川沿いに、北へJR塚口駅まで。そこから緑化植物園に正門から入り、

西門を抜け、八重桜・冬桜通りを歩く大回遊コース。約10㌔。

 

 というより昆陽川の右岸を歩いて緑化植物園に至るコースは初めて歩いた。

 

ハーデンベルギヤがもう咲いている

 

緑化植物園には三椏も1株

 

園芸種も

三椏の花に瀬音の遠からず 行方克己 知音
 
三椏や英国大使館鉄扉 佐藤鬼房
 
三椏のいろにはじまる雑木山 伊藤三十四
 
三椏咲く日向薬師の雨にあへり 松村武雄
 
三椏や泥土より立つ神の鹿 田川飛旅子
 
三椏の花咲く村に嫁ぐとや 谷口 君子
 
三椏の蕾のまゝの長かりし 平山 愛子
 
三椏の花に寒さのとどまりし 今井千鶴子
 
三椏の花やっぱり忘れられない 山中葛子
 
三椏の蕾の声よ鳩と歩く 平井久美子
 
曇天に三椏の花ふさぎ虫 高桑弘夫
 
三椏の花に光陰流れ出す 森 澄雄
 
文机や三椏明り降るほどに 小林康治 『存念』
 
三椏に春の雪降る雪の奥 小林康治 『華髪』
 
三椏の花見つむれば風のあり 小林ふく子
 
三椏や皆首垂れて花盛り 前田普羅
 
三椏の咲くや泉声沢を落つ 水原秋桜子
 
三椏の花雪片の飛べる中 山口青邨
 
三椏の花あと先に人気なし 伊藤和美
 
三椏や百姓の顔ねむく過ぎ 岸田稚魚
 
雨やさし三椏三つに咲くことも 安住 敦
 
三椏の花は小人のシャンデリア 加藤高秋
 
三椏の花のきいろや父母はなし 菖蒲あや
 
三椏の花のうす黄のなかも雪 大野林火
 
三椏の花雪片の飛べる中 山口青邨
 
三椏や皆首垂れて花盛り 前田普羅
 
三椏の咲くや攀ぢゆく沢筋に 渡辺 立男
 
やすらぎや三椏は咲き垂るる花 林 翔
 
三椏の花に秩父の軽雨過ぐ 有働 亨
 
三椏の花はじめから和紙の味 瀧 春一
 
三椏の咲いてもくらき余呉の湖 吉澤 卯一
 
三椏の咲けり岨来る煮干売 綿谷ただ志
 
三椏の花鈴ふるふ夕疾風 根岸善雄
 
三椏過ぎてゆく刻また黄なり 塚本 久子
 
三椏の花に降り来る塵もなし 吉良蘇月
 
三椏の花仰向けよ空碧し 堤 京子
 
三椏の花に残れる由布の霧 松村越子
 
三椏の花の放さぬ水の音 浅沼艸月
 
三椏や紙漉村は渓沿ひに 鈴木良花
 
伝道はきびし三椏花明り 野見山ひふみ
 
日当りて雪の三椏花蒼き 松林朝蒼
 
三椏の扇びらきの花の数 佐野青城
 
三椏の花雪片の飛べる中 山口青邨
 
三椏の花のうす黄のなかも雪 大野林火
 
三椏や皆首垂れて花盛り 前田普羅
 
雨やさし三椏三つに咲くことも 安住敦
 
三椏と知る凩の熄みし枝 耕二
 
三椏の花の咲くともしまひとも 上田日差子
 
独楽の紐三椏の木に掛けてあり 山西雅子
 
三椏の蕾の礫びかりかな 山西雅子
 
花の山三椏の咲く谷ひとつ 日原傳
 
三椏の花三三が九三三が九 稲畑汀子
 
三椏の花に光勝流れだす 森澄雄
 
三椏の影の幽さをうべなへり 小林康治
 
三椏が咲いてきのふの菊枕 手塚美佐
 
三椏の枝をころがる霰かな 藤田あけ烏 赤松
 
三椏の花三三が九三三が九 稲畑汀子
 
三椏の花の白さの幾朝か 中村汀女
 
三椏の花のうす黄のなかも雪 大野林火
 
三椏や皆首垂れて花盛り 前田普羅
 
往きも帰りも三椏の花明かり 島谷征良
 
三椏の一つ二つが花紅く 山本悠水
 
三椏が咲いてきのふの夢枕 手塚美佐
 
三椏を蒸し雪の谷甘き香に 宮津昭彦
 
三椏の花の隙間に紙祖の神 佐野美智
 
三椏の花咲くは閑かなるに病む 右城暮石
 
ふと昃る三椏の花誰が忌日ぞ 千代田葛彦
 
利休忌の三椏の花了りけり 龍岡晋
 
三椏遊意おのづと尼院址へ 北野民夫
 
今生や花三椏に戻り寒 塚本邦雄 甘露
 
三椏の花軽々とまはりけり 八木林之介 青霞集
 
三椏が咲いてきのふの夢枕 手塚美佐
 
三椏の花をみにゆく板の橋 辻田克巳
 
三椏の花ゆ翅あるものの影 山田弘子
 
三椏と知る凩の熄みし枝 福永耕二
 
三椏を蒸し雪の谷甘き香に 宮津昭彦
 
三椏や牡鹿連は海の人 佐藤鬼房 「何處へ」以降
 
三椏の花に光陰流れ出す 森澄雄 花眼
 
三椏が咲いて地獄より遠いところ 横山白虹
 
三椏のはなやぎ咲けるうらゝかな 芝不器男
 
三椏の花軽々とまはりけり 八木林之助
 
三椏の花三三が九三三が九 稲畑汀子

汀子さんの代表作↑

 

 

 

 

 

 


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