尼崎市内にボタンクサギの群生地があるのを知った。
こんなマンホール蓋がある一画である。
近松門左衛門像のある近松公園の北側の隅である。その辺りも歩いた記憶が複数回あるが
気付かなかった。
花時は過ぎた感じだが、少しは花が残っていた。
ボタンクサギ(牡丹臭木) は、小さな濃桃色の五弁花を多数集合させた、手鞠形(半球状)の美しい花穂を咲かせるクマツヅラ科クサギ属の半耐寒性落葉低木です。 小花は、蕾の頃は紅色で、開花すると薄紅色(桃色)となります。 小花の花冠は高杯形で、花先が五裂し、それぞれがやや反り返り気味となっています。 花冠からは、4本の雄しべが伸びています。 クサギ(臭木) やゲンペイカズラ(源平葛)などと同じ、クサギ(臭木)の仲間です。 花穂はボタンに似ており芳香がありますが、枝や葉には独特の臭気があります。 葉は、広い卵形をしており、花穂と同じ位大きく、対生して付きます。
一般名:ボタンクサギ(牡丹臭木)
学名:Clerodendrum bungei(クレロデンドルム・ブンゲイ)
科属名:クマツヅラ科クサギ属
別名:クレロデンドルム、ヒマラヤクサギ(ヒマラヤ臭木)、ベニバナクサギ(紅花臭木)、タマクサギ(玉臭木)
原産地:中国南部
樹高:100cm 開花期:7~8月 花色:濃桃 花穂(花序径):15~20cm
開花期は7~8月らしい。
塚口御坊の西・北の方角にある公園で数年前に見たが、その後神戸市の北区の
畑の畦でも群生しているのを何度も見ている。しかし
これほど群生しているのは初めて見る。
近松像の向いにある句碑
近松の所作の如くに散る落葉 双風 と読める。
家から近松公園まで往復すると1万歩の散歩になる。
そのあたりから足を延ばして神崎川の川べりまで歩いてみたいと思いつつ、今日もかなわず。
いろいろな単語で「俳句検索」を検索しているが、中島双風の句に出会ったことはない。
中島双風で検索。2句。
- 野を焼きし野良着の匂ひ妻と脱ぐ 中島双風
- 捨てかねし椅子にどつかと花曇 中島双風