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Channel: ショウちゃんのブログ 俳句のある風景
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伊丹公子さん

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 原稿を頼まれれば、ワード文書のファイルを作り自由に打ち込んでゆく。事前のメモとか下書きはほとんど利用しない。

調べ物をする必要が出てきたら、その都度、最近なら事典や年表やウィキペディアを調べて、ウィキペディアの場合ならそのままコピー・ペーストし、文体や重複を後で調整する。
1昨日留守電で原稿の催促を受け、昨日電話で今日中にfax送信する約束をした。

ようやくFAXしたところである。

伊丹公子さんへの追悼文。2段組み2ページで
4人が執筆だから、分量は1ページの半分。
42行×23字で約一〇〇〇字と思っていたら
24字×23行が制約条件であった。

800字ほど書いて、
24字×23行に設定したら本文は500字も書けない。改行を削ったり、修飾文を削ったりしてなんとかしあげ。



ずっと公子は死なないよ 

 

 「ずっとずっと公子は死なないよ」これは死を恐れる少女きみ子への母の声である。公子さんは多分死を予感しながら、遺稿となった詩の中にこの言葉を書き付けている。

 中学一年生で古本屋通いを始めた私は、まだ二十歳代だった公子さんとそのお母さんに出会っている。古書の値段を確認する公子さんを見て、この人眼鏡を買うべきだと思った。それから十年後に私は「青玄」に入会した。私は連日店に立ち寄って未熟な俳論をふっかけていた。そのうちに三樹彦は私が行くとかならず急用を思い出し、相手を公子さんに任せるようになった。

 同じように公子さんに懐いていた坪内稔典などとともに、公子さんを交えた句会を開いたり俳論を交わしたりしたことも懐かしい思い出である。

 その当時から私は公子さんの句は、俳句ではなく詩だと思っていた。

 もっと長い松葉をと二十歳の森に昏れ

 これは私の句として公表したが、公子さんの添削が入った句である。かなり後までこの句が詩になっていることに気付かなかった。

 三樹彦は十二月十五日を「珊瑚忌」と名づけた。「珊瑚忌のひかり束ねよ 首飾」(中永公子)。


本文中 公子ではなく、きみ子となっている部分がある。ここだけは編集長に電話して、公子の誤植ではないきみ子のままにしてくれと念を押した。
 本名はきみ子で、公子は俳号である。
遺稿の詩を実は今日知ったばかりである。
「青群」(三樹彦・公子夫婦の長女が編集)の春号が今日届き、そこに紹介されていたからである。
 遺稿の詩は2014年の7月に書かれたようである。

雨だったので、今日はあまりシャッターを押せなかった。

 
尼崎商店街新聞なるものが存在するのを初めて知った。
市内5つの商店街の中で全然商店街らしくないのが
最寄駅前 東側の商店街。その1軒で昼食中に発見。
テーブルの上に置かれている以上、当然この店も紹介されているのであろうと思って開いたら、やはり載っていた。「竹葉」という和食店である。
昼食は5種あって、いずれも1080円。

 
枝垂れ梅。昨年も、このブログでもっときれいな満開時の画像を紹介しているはず。
 
ホルトかどうか自信が持てないので確認用に撮影
 
塚口御坊西の口あたり。


 


伊丹廃寺

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ウィキペディアの解説

伊丹廃寺跡(いたみはいじあと)とは兵庫県伊丹市緑ケ丘にある、奈良時代から鎌倉時代にかけての仏教寺院遺跡である。国の史跡に指定されている。

 

概要

当地に古代寺院跡があることは近世から知られており、
礎石や瓦が発掘されていた。
昭和33年(1958年)に塔の水煙が出土したのを契機に、
以降8年間にわたり発掘調査が行われた。
その結果、東に金堂、西に五重塔を配し、
これらを回廊が囲む伽藍配置や規模が法隆寺とほぼ同等の寺院であり、
奈良時代前期の創建と推定された。
回廊外の北隣の陸上自衛隊伊丹駐屯地敷地にまたがって講堂らしい建物跡が、
また、伽藍の東隣にも創建と同時期の建物郡跡が確認されている。
現在、金堂と五重塔の基壇を復元整備し、史跡公園として市民に開放されている。

文化財

  • 伽藍跡一帯が昭和41年(1966年)3月22日、国の史跡に指定されている。
  • 水煙、塼仏、瓦等の出土品は兵庫県の有形文化財に指定され、伊丹市立博物館に収蔵されている。


解説は案内板のものとまったく同じである。

 

 

 

 

 
 


↓北隣。講堂があった場所
 

 
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狐狸臥所得べき廃寺ぞいたましき 村松紅花

亀鳴くや南都ゆかりの廃寺趾 山本洋子

竹伐つて廃寺の空をひろげけり 山本洋子

はくれんの花芽のわっと廃寺かな 松井ゆう

筍のわらわらとある廃寺かな 藤田湘子























ウィルス

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伊丹 緑が丘 小学生のころは、この丘のふもとに住んでいた。
遊び場というほどには来なかったが、池のまわりで小鳥の卵などを見つけるのが楽しかった。
地図に川の名前が記載されている。猪名川へ流れ込むのであろうか。
いつも車を留める橋際には、「深川橋」と記載されている。
 
50種400本がすべて伐採されるという。
 
 

伐採後消毒や土のいれかえなどをゆっくりやるのであろう。
しばらくここで梅を見ることはないであろう。

すでに工事用車両が何台か入り込んで、伐採の準備を始めている。
常連さんに(私もそうだが)最後の梅を見てもらうという配慮から
伐採時期を3月9日以降に決めたようである。
 
↑の白梅は「冬至」。早咲きなのであろう。
まだ満開の樹は少ないせいもあり、
梅園全体にさびしい雰囲気が漂う。
 
人出も2月末なのに少ない。団体客がいないのと、茶店等が出ていないせいである。

 
 
 
 

例年だと、木々には俳句短冊がたくさんぶら下げられている。
品種名を示した白い札も千切れているものが多い。

佐藤鈴木田中さんたち梅日和

佐藤さん、田中さんと呼び合う団体さんの声がないので、さびしい。

例年なら100回くらいシャッター押すのだが、大幅に減少。.

 

厨房用具

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10年目、20年前には日本の厨房に存在しなかったものが、
今では必須用具になっているものがある。
名称は知らないが、蟹の身をほじくりだす耳かきみたいなセットや
チーズフォンジュやオイルフォンジュの具を刺す道具は、
我が家では30年以上前から存在したのは確か。

トングや鋏はどうだろう。
文房具としての鋏を代用していた時代が長かったが
今では我が家では毎回洗浄の対象となる鋏が常置されるようになっている。
トングは数種あって
パスタ用のみならず、蕎麦を茹でる時にも利用している。
バーベキューは我が家ではあまりやらないが
バーベキュー用のものには特別の名称があるのだろう。まあ日本流に言えば火ばさみであるが。

最近我が家が入手したもの
関和兼の包丁  三徳包丁と菜切包丁
 
錆びないようにする注意事項を厳守していないために
すでに少し錆びているが。↑

長女が住んでいた東京葛飾の伝統工芸品
てし河原の銅製おろし金。目立てが手作りだそうである。
 
やたら怪我に注意とある。
ワサビやニンニク用には裏面を使えとある。
 
 
おろし金は
ネット検索で価格をしらべて驚いてもらうために
長女宅と次女宅にも贈ったそうである。

山鳥のとどき包丁始めかな 河村静香

大鰤をずばりと包丁始かな 菅野虚心

セラミックの包丁丑寅を封ず 水野真由美

鶏にむき身の包丁かくしけり 米沢恵子

秋茄子に入れし包丁しめらざる 川崎展宏

戦船の如き鱸を包丁す 川崎展宏

包丁は水にて傷み椎の花 長谷川 櫂

嫁にすぐ加担包丁始かな 海老名衣子

包丁のまへに玉置く酸橘かな 百合山羽公

包丁に身を乗せて切る大西瓜 林 照江

軒下に包丁研げり夏の海 小枝秀穂女

桜鯛包丁にある息ぐもり 今瀬剛一

ヘンケルの包丁おろす初厨 塩川祐子

包丁始せりせり飛んで鯛うろこ 秋元不死男

包丁の真新しさが薺打つ 小阪喜美子

白玉の蕪を包丁始めかな 山下喜代子

包丁のまへに玉置く酢橘かな 百合山羽公

包丁に載せて出されし試食梨 森田六合彦

秋鯖をたちて包丁曇りたり 栗田せつ子

包丁のつたなきに遭ふ西瓜かな 後藤眞吉

板前の万能包丁涼しけれ 猪狩セイジ

包丁のリズム整ひ春立ちぬ 東浦佳子

包丁を弾ませ下ろす初鰹 内山美智子

いちにちの包丁蔵ふさくら冷 岡田 和子

鯖鮨に入れし包丁夜に光る 仙田洋子 橋のあなたに

餅板の上に包丁の柄をとんとん 高野素十

包丁に袂もぬれて若菜かな 浪化

包丁のうしろ明りや初がつお 土芳

白菜に包丁ざくと沈みけり 稲畑廣太郎

いちにちの包丁蔵ふさくら冷 岡田和子

筍にもう包丁を置いてある 岸本尚毅 選集「氷」

初鰹包丁持つは夫の役 稲畑廣太郎

包丁を研ぐ一心を蝶よぎる 横山房子

餅を切る包丁鈍し古暦 夏目漱石

溢蚊に包丁持つ手おちつかず 中村奈美子

刃こぼれの包丁蟹は手強いぞ 長谷川久々子

冴え返る包丁雉子を贅とせり 野沢節子

花冷の包丁獣脂もて曇る 木下夕爾

囀りの淋しさ包丁研ぎすまし 毛利令

包丁を取りて打撫で桜鯛 松本たかし

包丁を持つて驟雨にみとれたる 辻桃子(1945-)

花冷の包丁獣脂もて曇る 木下夕爾(1914-65)

研屋来て包丁磨ぎぬ小春日を 田中冬二 俳句拾遺

包丁を持つて驟雨にみとれたる 辻桃子

包丁の前を通りて河豚の座へ 井沢正江

包丁始鬼ゐて逆手そそのかす 熊谷愛子

包丁を研ぐ一心を蝶よぎる 横山房子

包丁を水にくぐらす雛料理 辻田克巳

包丁に集まるをみな倒立す 攝津幸彦

包丁を持つて驟雨にみとれたる 辻桃子

包丁を取りて打撫で桜鯛 松本たかし

たらば蟹ずばと包丁入れにけり さざなみやつこ

葱すいと割いて包丁始めかな 秋元不死男

花冷の包丁獣脂もて曇る 木下夕爾


「おろし金」「下し金」では例句を発見できず。
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梅林

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伊丹の梅園は鳥ウィルスで1シーズン、ロープが張られて入場禁止になった。
丘のすぐ下に大きな池があったからである。
そして今シーズンを限りに梅ウィルスのため、説明板では400本、新聞報道では
600本がすべて伐採される。

大阪城西の丸公園の梅園は、北野高校創設100周年を記念して同窓会から寄贈された880本によって昭和49年に開園。今は1400本あるらしい。

尼崎市内の梅も伐採対象らしいが、この梅園は難を免れているよう。

この梅園では白花タンポポが群生しているが、時期が早すぎたらしく1本も見つけることができなかった。

肉眼では分かりにくいがズームすると天守閣にも多くの人が登っているのが分かる。
 







鷹匠に出会った。声をかけた。待ってたとばかりいろいろ丁寧に教えてもらった。


私は、鷹の方が鳶よりも大きいと思っていた。
鷹の方が小柄だそうである。

鷹は冬の季語なのかどうか。
鷹の例句を引っ張り出したら、1300以上。
ただし多くは作者名に鷹の字が含まれるものである。
最初の200句から作者名中の鷹を省いて紹介。
例句から見るに、鷹は冬の季語のようである。

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眼下に に眼下の日本海 小宅容義

匠のを据ゑたる腕かな 清崎敏郎

狩の闇の底よりの鈴 松井慶太郎

匠が二人一人はを手に 京極杞陽

据ゑし匠の目も発つ構へ 太田昌子

 
匠の妻も朱綱の放つ 佐藤林太呂

匠の放ちしの日に光り 田中王城

匠のにきびしき二た三こと 坊城としあつ

匠は聞く大の告白を 対馬康子 吾亦紅

千羽渡るにつづく柱 影島智子

匠のなくあそぶ二月かな 安東次男(1919-)

匠の指さしこみしの胸 橋本鶏二(1907-90)

 
狩や時雨にあひしのつら 夏目漱石 明治二十八年

もその匠も頭巾かな 彦根-朱廸 俳諧撰集「有磯海」

の影を離れず火山麓 野見山朱鳥

匠のにぎりこぶしは支ふ 阿波野青畝

裏山の骨の一樹はの座ぞ 角川春樹

朴の木に低くとまりぬ青 原 石鼎

天の雄のさびしさを高めつつ 野見山朱鳥

啼くや火口の霧に日のはしら 千代田葛彦

絶海に崖隆起して呼べり 野澤節子

とめて月光の巌ほそりけり 白澤良子

日のがとぶ骨片となるまで飛ぶ 寺田京子

一過野の田蟻群に目もくれず 太田 嗟

一つ見付てうれしいらご崎 芭 蕉

国敗れたりし山河を知れり 阿波野青畝

舞ふや雪襞ときに日をいそぐ 河野南畦

の目の檸檬色して岬見る目 石田波郷

の目の瞶るものを瞶てつひにかなし 加藤楸邨

しぐれ忌を山にあそべばの翳 上田五千石

匠の目の鋭さをもてりけり 田村ひろし

狩や小勢なれども三河衆 中川四明

屏風絵のが余白を窺へり 中原道夫

大北風にあらがふの富士指せり 臼田亜浪

玄冬の鉄片のごときかな 斎藤 玄

峯紅葉の高さのはかられず 佐野良太

下北の吹き落す鮭颪 赤沼山舟生

鳥好きの少年に渡りをり 小林葭竹

神島は八重の波垣渡る 広 波青

渡る流人幾人ここに立ちし 浦野芳南

青天をの逆落つ海あかり 豊長みのる

の一声鳴けり烽火台 正木礁湖

兜煮の目玉を食へばわたる 市村究一郎

伊良湖岬沖凪ぎ渡る柱 高橋柿花

 
声張りて渡りゆく良夜かな 野崎ゆり香

 
南天の花のこぼるるお道 勝又一透

鬼杉のうしろの真闇夜鳴く 豊長みのる

 
雪渓を翔けたるの羽をひろふ 野見山朱鳥

目つむりていても吾を統ぶ五月の 寺山修司

最上川渦巻くを見て巣立つ 細谷鳩舎

は巣にもどり大嶺日を没れぬ 馬場駿吉

かへる夫婦尺土を耕して 細谷源二

白し春の驟雨の過ぐるまで 進藤一考

 
石狩の野の高晴や渡る 藤原 春風子

このに捕られし川の鯔の数 南 耕風

空梅雨の空にありたるヶ峯 三浦 つき子

国原を瞰して巣作れる 玉置 仙蒋

 
百姓は煙で天のを落とし 安井浩司

天文や大食(タージ)の天のを馴らし 加藤郁乎

幻の如き速さのを愛す 倉田素香

子の頬に耳たぶ触れての空 黒川憲三

渡るかなしきひとをまのあたり 黒田杏子

一つ見付てうれしいらご崎 松尾芭蕉

 
 
の一閃に水蒼むかな 窪田佳津子

木場にいま鮎鷹つばさ水平に 岩鼻十三女

↑皆吉爽雨門らしい句である。
5・7・5の中に言葉を目いっぱい詰め込む。
「雪解」誌は爽雨存命中は2000名を超える会員を擁していたが、
爽雨没後、めまぐるしく主宰が変わり、
今は並みの群小誌(といっても私の所属誌よりは
はるかに大所帯だが)になっている。
孫は誌を見限ってネンテン門へ移ったと仄聞している。
この句の作者の娘さんとは私かなり親しい関係にある。

も翼重き日あらむ荒布乾らぶ 成田千空

句碑守のとおぼしき翳一つ 原裕 『王城句帖』

何を裂き何啖ひしか牡丹に 齋藤玄 『無畔』

客観写生のとなり来る虚空の点 齋藤玄 『玄』

玄冬の鉄片のごときかな 齋藤玄 『舎木』『飛雪』

枯るる園雌雄のをわかち飼ふ 齋藤玄 『舎木』『飛雪』

戻し岩尾根夏を炎えてをり(妙義山二句) 河野南畦 『湖の森』

嶽の容舞ひ居ればなほ高く(鳳凰山麓) 河野南畦 『黒い夏』

新雪や襞ふかく棲む巌の 河野南畦 『花と流氷』

死屍来ると禿啼くか秋の風(インド拝火教徒の鳥葬) 角川源義 『口ダンの首』

舞ひいでしにみなぎる峡の晴 上村占魚 『かのえさる』

の目をわが胸中の炎とす 石原八束 『仮幻』以後

は目をみひらけば師の蛇笏かな 石原八束 『仮幻』

秀(ほ)つはいつも喬木に雪の与謝 石原八束 『風霜記』

翠巒のいつ放つ大暑かな 飴山實 『次の花』

山々の玲瓏として春の 大木あまり 火球

赤旗のの羽音の十二月 大木あまり 山の夢

の羽を拾ひて義士会とおもふ 萩原麦草

狩の獲物を鶴に賜はりぬ 高浜虚子

狩のすみたる空の鳶鴉 森桂樹楼

夕づつの野より匠消えにけり 阿波野青畝

雪沓の匠誰も跡継がず 百合山羽公

行けり妻よともども存へねば 大野林火

一つ引き上げてゐる山毛欅峠 神蔵 器

迷走の一羽も捲かれ柱 平井さち子

翔てば畦しんしんとしたがへり 加藤楸邨

山禽の声の途絶えしの空 河本遊子

真澄罪の杜国をおもひけり 阿波野青畝

舞ふや山河ひかりを荒くせり 杉山羚羊

のほか落暉にそまるものもなし 木村蕪城

舞ふて音なき後山ただ聳ゆ 飯田蛇笏

とほる柿爛熟の蒼の中 飯田龍太
200句貼り付けたが、姓か名に鷹を含む俳人の句を消していったら
100句以下になったような気がする。若干はダブりも消した。


 








セルリア

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セルリア  育て方は確立していない。素人が手を出すものではないという解説があった。
その中の「カルメン」という品種らしい。
本体価格(税別)18000円の値札がついていた。
賃貸料高そうな高級ホテル近傍のフラワーショップの店先でみかけた。

南アフリカ原産で、オーストラリアで品種改良されたもの。
楽天市場では6号ポットものが、2880円で売り出され、「売り切れ」表示されていた。
ジョーイセルリアが正式呼称らしい。

もちろん例句探しなどやる気は起こらない。

マンホールの蓋、撮りだめはしているが、PCを替えたこともあり、
画像引き継ぎなどをやっていないのでお蔵入りになってしまいそう。



神戸市のものにまだ遭遇しない。
消火栓用の四角いものはカラーの図柄のものがあるが、丸いもののデザインものに出会わない。

上のような片隅に、下のような祠もある。
新しいカメラには、魚眼撮影機能、
wi-Fi 機能、その他いっぱい詰まっていることを「発見」
いつもダイヤルを「auto」にしたまま利用しているが、今日、そのダイヤルをいじっていて気付いた。「スポーツ」という選択肢もあって連続撮影もできるみたい。

お地蔵さんの前のラーメン屋には行列ができている。

よってこの界隈を地蔵横丁という。道頓堀周辺だけでなく、北も結構古いものが
ひっそり、こっそり残っているが、目下は尼崎市北部中央部で手一杯。

 

 

三寒四温

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わが市わが町の西のはずれ


これは隣町の東のはずれである。
↓この川は西富松川へ合流する。
西富松川は市立高校の端を通るが、その脇道は公道のようで
よって周辺住民は市立高校の正門を通って、校舎と運動施設の間の校内道路を東門へぬける権利を持っているよう。
 

 
墓地がある。やはり真宗が多い。


三寒四温とは厳格には、どの期間について言うのであろうか?
検索して最初に出会った「雑学王」(雑学という言葉、好きではないが)というHPによれば、
元来この言葉は中国東北部(旧満州)や朝鮮半島北部の気象状況を指す言葉らしい。

晩冬というより晩秋の気象状況らしいが、
日本では、1月2月に使うのがよろしいというご託宣。

俳句の季語としても冬らしい。
「俳諧歳時記」の「三寒四温」の項はいたって短い。
しかしそこでも「満州・朝鮮の気温には三寒四温という現象があって・・・・ 極寒の四温日和に・・街に買い物へ出る・・・」などと解説され

のきしづく頻りに落つる四温から  白樹

なる例句1句が出ている。

白樹さんの句は「満州昭和俳句集」なるものに登載されているラシイ。


いつもの「俳句検索」を検索すると

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三寒四温赤ん坊泣いて肥るのみ 岡部六弥太

湖の三寒四温くりかへし 山本 綾

返信の来ずに三寒四温過ぐ 上田五千石

前厄の虫歯三寒四温かな 橋本白木

胎中の胎児三寒四温越ゆ 清水基吉

童子にも受験苦三寒四温かな 草間時彦

七曜をつなぐ三寒四温もて 鈴木栄子

一喜一憂してゐる三寒四温かな 竹中しげる

雪原の三寒四温浅間噴く 相馬遷子

三寒四温ゆゑ人の世の面白し 大橋越央子

贋作師三寒四温の壺作る 西村我尼吾

三寒四温にんげんのそばに鴉 河村四響

手をかへすごとく三寒四温かな 八牧美喜子

老いごころ揺れゐて三寒四温かな 吉野義子

返信の来ずに三寒四温過ぐ 上田五千石 田園

母の機嫌の三寒四温おもしろき 山田みづえ 木語

 
↑このお宅はワイフの友人の家故一度お邪魔したことがある。
それから数年、完全に建て替えられたようだ。
道の向いのマンションはこのお宅の所有である。

門扉などは平成20年モデルである。

 
畠のふちに咲くもの
イヌフグリ、ホトケノザ、ヒメオドリコソウ、ヤエムグラ、ハコベ

 
 
↑西富松川のこの部分は、両端に通行できる道がない
 
 
市立高校の東門付近

今朝の新聞報道では、私の家の近くにある県立高校の入試倍率は0.88倍
市立高校は1.02倍ほど。

私の妹も一度だけ甲子園に出場している。開会式に。高校名の書かれた札を持って。
背が高いもの順に選らばれたそうである。





満作

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「満作」で検索
同一作者の句ばかりでてきた。(「新俳句検索」より)

谷間谷間に満作が咲く荒凡夫 金子兜太
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満作の鉤十字(ハーケンクロイッ)靡かせて 高澤良一 素抱

ヒトラーの雄辯満作前にして 高澤良一 素抱

満作はお天道様のおかげ咲き 高澤良一 素抱

満作植う根方を強く足固め 高澤良一 寒暑

満作の小出しに咲ける臆病花 高澤良一 寒暑

満作の昼臈たげな気息かな 高澤良一 寒暑

満作の昼素通りの郵便夫 高澤良一 寒暑

満作の綻び初めぬ空鳴る日 高澤良一 寒暑

桃・満作咲きてとんとん拍子の春 高澤良一 寒暑

満作を前に餃子のげっぷかな 高澤良一 寒暑


ハーケンクロイツに見立てている。

「俳句検索」では1句のみ

豊年満作髭ぼうぼうの百鬼くる 田中正能

「万作」では、

万作やゆるびそめたる海の紺 行方克己 知音

万作の花の貧しき黄色かな 倉田 紘文
万作が咲くよ咲いたと啼きかはし 清水径子

鶏乗り童子山駆けて万作が咲く 金子皆子

3月初旬。満作は満開である。
 
 
 

 
枯葉纏って満作がまずは咲く

怨念をまとうがごとく満作花

今日はカメラの「魚眼風」メニューをセットして撮影したら、多くは2MBを超えてしまい
ブログにUPできなかった。

魚眼設定をする前に撮った冬桜4本
 
 
 
 
遺跡発掘ではめぼしいものは何も出てこなかったとか。左手の更地(発掘調査跡)で
建設工事が始まった。

 
これも塚口御坊の濠跡である。

 
 
 

ブーゲンビリア

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ブーゲンビリア、さすがに例句0ではないであろうと思って検索。

ブーゲンビリアその尖端の花を射よ 鮫島康子

日を秘めてブーゲンビリア棚をなす 森田 峠

水牛の角にブーゲンビリア揺れ 菅原文子

ブーゲンビリア無口となるも旅疲れ 鈴木真砂女


インド旅行記のような句もある。
 
魚眼で撮ったものをトリミングして2MB以下に落とした。
 
 
 
ついでの多肉好きの方向けに
何もわからないままに
 

左手の金網の中
 
 














一応、科別に配置されているようにみえるが、
前任者の関心を後継者が継承できなかったか
予算不足のために放置されている感じ。



















金網の外にあるこれは私でも知っている。


これは吉祥天きっしょうてん。吉祥草はキチジョウソウと読む。




金網の隙間にカメラのレンズを割り込ませて全部撮ってやろうと
思ったが途中でダウン。




最後に3点
入口に以上代表のようなかたちで「安置」されていた。





卒業期

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雨だったので、新しい画像はない。
今日撮ったのは4枚。



花大根。南向きのところに置いているものは、花芽を持ち始めた



雨の中でズームを用いたので、ボケた。キルタンサス。↑


庭のさくらんぼ桜、花が咲き始めた。ボケボケ。
 
椿も咲きはじめた。ボケボケボケ

カンヒザクラ(寒緋桜) ↓これは緑化植物園のもの。

カンザクラ(寒桜)↓ 冬桜通り



 江戸彼岸 小彼岸は、つぼみ固し。楊貴妃、関山、松月など八重桜は枯木状態(つぶつぶとつぼみが注意すれば見える程度)

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散りしくといふことのあり冬桜 行方克己 知音

冬桜咲きゐる吉備津詣かな 上田土筆坊

水音のそこだけ消えて冬桜 清水衣子

冬桜常陸風土記の空青し 原 和子

冬桜相模の湾を一望に 山本 幸代

冬桜皇女の墓の傍に咲く 小玉真佐子

冬桜見に来て地酒買ひにけり 下山宏子

一瓣を吐ける莟や冬桜 富安風生

風音のいつもどこかに冬桜 高橋千鶴子

咲きそめしかに咲ききれる冬桜 久保ともを

一片を散りもこぼさず冬桜 園 敦恵

舞うほどの花びら持たず冬桜 宇咲冬男

冬桜空の碧さとかかはらず 馬場移公子

冬桜目離さばその枝暮れむ 岡田貞峰

ひそみて淡し翁の魂の冬桜 有働 亨

冬桜干し重ねたる和紙の息 殿村莵絲子

冬桜空の碧さとかかはらず 馬場移公子

仰ぎゐておのれ忘るる冬桜 根岸善雄

うす紙のごとき日をのせ冬桜 行廣すみ女

冬桜一縷の径をのぼりつめ 岡本まち子

異細胞宿るもえにし冬桜 長谷川翠

かげりきてむしろ白湧く冬桜 中村 房子

冬桜波のひかりと光りあひ 正円青灯

うつし世のものとしもなし冬桜 鈴木花蓑

一弁を吐ける莟や冬桜 富安風生

忍ぶこと慣るるは悲し冬桜 湯川雅

冬桜風の研ぎたる空のあり 山田閏子

楚々となほ咲き継ぐ心冬桜 藤浦昭代

疎に咲きて日かげることも冬桜 浅井青陽子

邂逅の一と日なりけり冬桜 桑田青虎

冬桜一ひら解けし夕霧忌 清崎敏郎

つぶやきの息にくもれる冬桜 上田日差子

耳たぶのふくふく育つ冬桜 上田日差子

冬桜三十畳を拭きあげて 夏井いつき

古きよき厠のにほひ冬桜 小川軽舟

うつし世のものとしもなし冬桜 鈴木花蓑

石に寄るたましひあらむ冬桜 磯貝碧蹄館

日は未形(みぎょう)色さめざめと冬桜 山田みづえ 草譜以後

緑化植物園内の10月桜。少し樹陰になっている。
 
夕刻6歳児来訪。
就床はいつもより1時間遅れなれど、風呂上がり後の日課が大変。
スカイプ(横浜の12歳児と)やって、糸楊枝で歯を磨いて、公文式をやってバイオリンを復習して、横でじ~じがバウムクーヘン食べだしたので一緒に食べるといって歯磨き後だからダメと言われて、
それでもば~ばのけったいな桃太郎話に1時間くらい創作参加して
11時前に寝ついたよう。

焼きそばの分け前が足らなかったようで、ば~ばはそれから起きだしてお茶漬け食べていた。

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Birthday

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朝食後はピグやって


12歳児のお下がりで身を固め、
まずは公園へ。

途中にある更地は予想通りTimesになった。まだ営業は開始していない。
6歳児が来るときはまず6歳児と荷物を家の前で降ろし、徒歩5分くらいのところにある
Timesに車を置きに行っていた。ず~と家の前に止めていて罰金を徴収されて以来そうしている。
それより100メートルくらい近くに新しいTimesが「開店」したので
駐車場所はそこへ変更。
次回以降さらに100メートルほど短縮されるはず。
ここからなら私の家が見える。徒歩2分以内である。

 
↑画像の左端奥に我が家が見えている。
この更地は150坪ほど。2区画に分割されたと思っていたが3区画であった。
 
真ん中の部分のみ建築が始まっている。

昨日が雨だったので、滑り台の下は水たまりになっている。



よこのブランコに乗ってきた子は、6歳児より大きく見えたので、「1年生?2年生?」と聞いてみると、年長組だとのこと。6歳児と同じである。
6歳児は幼女の感じだが、この子は、どうみても少女になっている。
6歳児は年少組から年中、年長組を通じて後ろから2番目に並んでいると聞いていたので
意外であった。
年少組時代から一貫して給食のお余り配分では最初に手をあげて2人前食べていたとも聞いていたので一入そう思った。
傍にもう一人この大柄6歳児によく似た子がいたので、そうそうにブランコを譲る。
その子は年少組で妹であった。

2時間以上の散歩禁止令を受けていたので、公園を後に
でも気になるので、ミモザの家へ寄り道


強剪定された割には見ごたえのある樹形に復活。
昨年は3月第4日曜日の句会のあとここへやってきた。
↓のような感じであった。
 
そのミモザの家の門前には花鉢がきれいに並んでいる。
その中の一つ、
 
マンネングサかと思って近づくと葉はルピナスみたいだが
葉ボタンみたいなかたちに渦を巻いている。
何なんでしょう?猫缶さんよろしく。

庄下川へ来ると、川の中へ入りたいというので、

無理無理!水冷たいぞというと、確かめている。
鷺を撮りたいというので、カメラを渡すと、ひとりで走ってゆく。
その鷺が逃げ行くのでかなり遠くまで追いかけて撮ってきた画像。
 


たしかにここは「橘御園」跡という感じのところを通って最終目的地へ。
6歳児はちょっと歩き疲れたよう。家を出て1時間半。



元気回復。家へ戻ったらちょうど2時間のお散歩。

じ~じはそれからたこ焼き焼いて、夜はステーキ焼いた。

その間に横浜の12歳児家族からお花到着。
 
夕刻には息子からもプレゼントあり。
きわめて実用的な電動ハブラシ(今使っているものも息子からの贈られたものだが
途中でハブラシ部分を更新したもののかなりくたびれている)
6歳児の親からは虎屋の羊羹。それをまとめて記念写真。



次女は6歳児を預けたまま今日の予定をキャンセル。
自宅待機状態であったが、
夕刻急いで再訪。ステーキ食べ終わると6歳児を連れて病院へ。

帰宅後、入院中の夫の父親(6歳児のもうひとりのじ~じ)が息を引き取ったとの連絡が
入り(我が家にも連絡)
6歳児は号泣。

なにしろ庭つづきの家に住むじ~じとの付き合いの方が実懇のはず。

近しい人の逝去の報がいとまなくつづく。






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自由亭

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明治11年長崎にて「自由亭」開業。
14年には大阪中之島に進出。
そのご全国各地に展開。
大阪でも営業している
↓明治14年オープンの店跡 階段の右手

 

「自由」の語源
一般には福沢諭吉の「西洋事情」に登場するfreedom ないしliberty の訳語であるとされるが
それ以前にも中国語訳として登場するようである。
仏教にもこの用語が登場するが意味がfreedomとまったく異なるというわけでもないようだ。
 
すぐ傍の公会堂では卒業式が行われていた。
 
 
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「自由」の例句は予想していたより多かった。
以前に紹介した汀子さんの鶴の句(句碑びらきの当日、現場にいた)
にも自由という熟語が用いられている。

    自由
ありけふは憲法記念の日 原山 英士

藤蔓の自由を奪ひ棚を結ふ 久木原 みよこ

山頭火よりも自由にゴミを出す 相原左義長

青年に自由楽しくおそろしく 峠谷清広

肌もあらわにただいま自由な暮らし 五十嵐研三

トマト食す哀しいほどに自由なり 鮫島康子

自由かな毛虫輪になり棒になり 石川青狼

蝶凍つる何も持たぬを自由とし 長谷川秋子 『菊凪ぎ』『鳩吹き』『長谷川秋子全句集』

空といふ自由鶴舞ひ止まざるは 稲畑汀子

初日記白き真は自由なり 加藤三七子

主婦にあるひとりの自由暖炉もゆ 成嶋いはほ

アメリカの自由を歩く木の芽どき 秋本敦子

手套脱げば自由の十指月掬ふ 佐野まもる

サングラスの中の自由や安息や 殿村莵絲子

潜きても鵜縄のうちの自由とは 稲岡長

朝顔の蔓の自由を籬とす 稲畑汀子

春燈に美しき夢もつは自由 高田風人子

薫風にたてがみ靡かせて自由 柴田奈美

海女の子の海の自由(まま)なる月の肌 対馬康子 吾亦紅

自由党総理来岐の杜鵑鳥 筑紫磐井 婆伽梵

ひた泳ぐ自由は少し塩辛い 櫂未知子 貴族

放屁だけは自由の権になつている 堺利彦 豊多摩と巣鴨

転がつて空見る自由ふきのたう 小林みさ

メーデーのこゑ無帽こそわが自由 榎本冬一郎

風呂敷の自由なかたち青き踏む 中村路子

自由市渋柿甘柿一と山に 杉本寛

ひた泳ぐ自由は少し塩辛い 櫂未知子(1960-)

或高さ以下を自由に黒揚羽 永田耕衣(1900-97)

スキー靴脱ぎて自由な足となる 千原草之

空という自由鶴舞い止まざるは 稲畑汀子

自由が丘の夕ベは氷る雪兎 山田みづえ

自由が丘の空を載せゆく夏帽子 山田みづえ

青い薔薇あげましょ絶望はご自由に 池田澄子

秋日燦天国自由切符欲し 沼尻巳津子

青い薔薇あげましよ絶望はご自由に 池田澄子

仮住の自由自由スイトピー 山田弘子

自由が丘の空を載せゆく夏帽子 山田みづえ 手甲



奴隷の自由という語寒卵皿に澄み 金子兜太 少年/生長

通り抜け自由にさせぬ種物屋 森田峠 三角屋根

或る高さ以下を自由に黒揚羽 永田耕衣 驢鳴集

蛇呑んで原野"俳諧自由"なり 中島斌雄

門売も声自由也夏ざかな 向井去来

或高さ以下を自由に黒揚羽 永田耕衣

 

鶴の舞う

キルタンサス

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俳句の仲間から球根ではなく葉が生えているものを数株もらった。
数年でプランターにいっぱいになりたくさん花が咲くようになった。
小学校の春休み前に花盛りになる。

孫が来るキルタンサスの桃色に

_「孫」のところに「ゆみ」という孫の名前を入れて一句作った。

ところでこの花、家のまわり500メートル四方では見たことがない。
いきつけの緑化植物園でも栽培していない。



その後、鳥羽へ車でかけたことがある。
湾沿いの石垣の下でこの花が咲いていた。
よくみるとほとんどの家で栽培されている。
冬場に球根が凍らないところが適地なのだろうと思った。

我が家のものはプランターにいっぱいになった後、
植えかえなどしないで放置していると株数が減り
株が貧弱になり
花付きも悪くなった。
花後に粒状化成肥料をやりすぎるせいかもしれない。

「やさしい園芸」というHPでの解説

日当たり・置き場所
日当たりのよい場所を好みます。半耐寒性で、冬期は霜と凍結に気をつければ大丈夫です。冬型は霜に当たって葉が傷むと、その後の生育に支障を来すので気をつけます。鉢植えは冬期、屋根のある場所に移動さるとよいでしょう。冬型は夏に半ば休眠して(葉は枯れずに残ります)ほぼ生長しません。風通しのよい明るい日陰に置きましょう。

水やり・肥料
適湿を好むので、生育期は土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。冬型は夏に半休眠状態になり、水分をあまり吸わないので、夏は水やりの回数を控えめにします。

肥料は球根を植え付ける際にゆっくり効くタイプのものを少量混ぜ込んでおけばそれ以上は要りません。


目下我が家の庭で光り輝いて咲いているのは匂いすみれ


にわのあちこちに「飛び火」して咲いている

↑↓椿も咲き始めている。

さくらんぼ桜
 
夕刻5時半過ぎに家を出て
お通夜に参列
6歳児は親族席の最前列に着席
時々後ろを見て私に気づくと小さく手を振っていた。
同年齢の従兄妹がかなりの数いる。
パパは喪主である。
亡くなったじ~じが会長で、喪主が社長さんだから
会社名を記した花が100以上届いていた。
花は一対ではなくて一基にしてくれと葬儀社の方から注文があった。

焼香の列が長かったので、帰宅は9時過ぎになった。


百貨店

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葬儀会場の最寄駅は大阪市営地下鉄と相互乗り入れをしている電鉄の「桃山台」駅
よって昼食は大阪駅周辺でということで
梅田駅降りてエスカレーターに乗って改札口を出たら
目の前が阪急百貨店だったので、
12階・13階のレストラン街へ。
となるとどうしても9階~13階の祝祭広場を覗くことになる。
「フランスフェア」開催中。

観客席に人が多いので、覗くと何か催しをやっている。



レストラン街は、平日なのに、午後2時になろうとしているのに、
老ペア、若ペアが店の前の椅子にあふれ出ている。
待ち時間なさそうな中華料理店へ。
人々の選択眼は間違っていなかった。
前菜も、香菜も、小籠包も、海老チリも、杏仁も、ジャージャー麺も。
店員の応対が中国風でなかっただけが取り柄か
(ただし最近の神戸の中華街の店の応対はよくなっている。
以前は女子店員が運んでくる水入りのコップが卓上へ置かれるとき
水があふれてくるのではないかと思わず身を引いたものである)

キリンさんの背後の店で買い物したいという妻を待って
付近撮影








メインアリーナでは主催者らしいフランス人が登場。通訳付きでフランス紹介。
紹介画像がおおきなスクリーンに現れる







ホワイトデー近しということで、
女性用化粧品などを販売する百貨店の1階部分にも
若い男性客が目立つ。
レジの前に長い行列ができて、「最後尾」の札が立ち上がるほど。







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畑を打つフランス鍬の修道女 西本一都

フランス絵画両手に余り寒の入り 前田保子

葭切やフランス小旗ケーキ屋に 波多野爽波 『一筆』以後

天高しカードで支払ふフランス料理 土橋いさむ

金魚澄みフランス人形裾ひろげ 本居桃花

川床の灯やフランス橋に異議署名 大東晶子

夏館フランス人形窓にあり 高浜年尾

 
油絵の奥フランスの春ならむ 橋本竹茂

フランスの女美し木の芽また 高濱虚子

遅き日のフランス見ゆる峠かな 大峯あきら

内孫他住、同居の外孫フランス風に雪降るか 橋本夢道 良妻愚母

狐面少女にフランス遠し電車寒し 鈴木六林男 谷間の旗

母子今日はフランス刺繍 初しぐれ 楠本憲吉

ががんぼを厨に残しフランスへ 塩谷康子

月光や一語ぽっきりフランス語 宮本得志

フランス語ちょこっとかじり冬のパリ 吉田和


















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梅田で開催の俳句結社の大会参加。
途次、時間があったので、阪急百貨店のショーウィンドウを見に行った。
園芸好きにはたまらない作品


時間があれば2時間でも眺めていたかったが、そうもいかない







もちろんこの日のためにかなり時間をかけて育成したものとおもう。
桃、桜、レンギョ、ミモザ、エニシダ、藤・・・・。



 

 

 

草花も樹花も今が盛りと咲き誇っている
 
 
 

 
偶然通りがかった人だけではなく、定期的に撮影に来ている人もいるよう。















匂い菫も登場
























会場がJR大阪駅構内のホテルであったので、
地方からの参加者に、明日の大会開催前の時間にぜひここへこられてはどうかと
誘いをかけた。

今日は前日祭、明日は本大会。大会は10時開始で、地方からの参加者はこのホテルに
宿泊なさるので、徒歩5分で春の草花を全部鑑賞できるチャンスである。

それにしてもこれだけの飾り付け、わずか一日でできるのであろうか。
一日で7つのショーウィンドウを飾る付けるとなると、
かなりの作業員を動員しなければ無理かと思う。

明日もできるだけ早く家を出てもう一度眺めようと思っている。





植えかえ

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平日の午前8時20分
人々は前を向き、下を向き、ひたすら勤務地を目指す。
ショーウィンドーはこれらの人々にとっては見慣れた風景であり、立ち止まる余裕はない。


百貨店はもちろん開店前。しかし7つのショーウィンドーのすべてに人が入り作業をしている。


主に霧吹き如雨露を使っての水やりである。










枠ごとに、主な花卉類の名前が紹介されている










ショウーウィンドーの向こう側、店内でも明かりは点けていないが、清掃その他の作業をする人の姿が見える。この人々は客の前に姿を見せることはないのであろう。
その時間帯は退勤時間なのであろう。














↑別にお尻を狙ったわけではないが・・。失礼。









大会の受付開始時間は9時半。その準備のために9時に作業開始予定。
作業開始時にホテルの20階のロビーに着くためにはショウワインドーから
5分あれば十分。
時間の余裕があるので、7つのショーウィンドーの前を行ったり来たり。

毎日水遣りをやっているわけではないと思う。
金曜日だから土・日は作業がないと思う。
 週2回くらいの作業に出くわしたのかも。

 
 
 
中で2人が作業をしている。外で一人がそれを覗きこんでいる。
イヤーホンをはめている。
外から中へ指示を出している。
植えかえ作業中である。
そう言えばポット植えのものが並んでいる。
それをもっと右に寄せてなどと指示している人に尋ねてみた。

他の場所で2日がかりで場面を作り、それをこの場所に運んできて
2日がかりで仕上げるらしい。ポット植えのものはすべてミズゴケ仕立てである。

















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冬桜

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江戸彼岸桜はまだ



冬桜

 

 
↑これは寒桜
寒桜と寒緋桜は同じものかどうかしらない。




卒園式

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園児から始まる下校花菜明り  高橋由紀夫


記憶している園児に関する句である。

「園児 or  卒園」で「俳句検索」を検索したら、
「卒園」の句が1句だけでてきた。

園児等の手毬遊びや良寛忌 青柳薫也

空風に園児吹き飛ばされしとか 川井 梅峰

青葉に泣く園児よ母も独りなる 長谷川秋子 『菊凪ぎ』『鳩吹き』『長谷川秋子全句集』

餅搗や掛声そろふ園児の輪 土井朝子

風呂敷が園児の衣装聖夜劇 西村和江

園児等の声秋天に風となる 関口美子

水遊び水をこはがる園児ゐて 松村多代子

園児等は流動木に青田風 新 純子

大人びて昨日の園児入学す 石塚友二

鬼やらひ園児自作の面つけて 山口恵子

縄電車降りて落葉になる園児 石井紀美子

窓に溶け園児昼寝の雪だるま 杉本弥生

園児らの数だけ濡れて甘茶仏 大東晶子

百日草園児の描く絵さまざまに 行廣すみ女

春睡や瀬音のごとく園児過ぐ 黒坂紫陽子

園児去る微光の中のかたつむり 橋本榮治 麦生

寒木瓜の上を園児の笑ひ過ぐ 中村梶子

園児らに近目遠目の寒雀 龍太

泣き虫のまま卒園の薔薇胸に 吉原文音

日向より園児消えれば寒き町 飯田龍太


 
講堂が聖堂になっていて、まずはそこへ向かう卒園児たち。↑
 
会場が狭いので入りきれない人が2階席へ。
1階は在園児が見送りのために参加している。

会場を体育館へ移動。
ここには在園児は参加せず、階段席には余裕がある。↓
 


 
中高校の体育館に写して卒園証書(保育修了証書)の授与式。
舞台最前列に園児用の椅子が並べられている。
120ほど。10組(1クラス10~12人)。若干定員オーバーかも。
 
舞台の幕が開くと、園児たちが並んでいて、両親等と一斉対面のかたちになる。
二人づつ下りてきて着席するのだが、全員がそろうまでは立っている。
 

家族席をみるに、一目で非アジア系と分かる父親は2人だけ。
母親は多分日本人なのであろう。

「そつえんぶんしゅう」を覗いてみた。
クラスごとにB4用紙一枚に
「おおきくなったら・・・」の希望が記入されている。

はなぐみさん  11名

テニス選手希望2名
おわらいげいにん 2名
おいしゃさん   2名
でざいなあ    1名
ほんやさん    1名
パンやさん    1名
はなやさん    1名
一人だけ具体的 パパといっしょにすずきのくるまやになりたい。

ゆきぐみさん 10名

パテイシエ  1名
けーきやさん 3名
かめらまん  1名
けいさつかん 1名
おもちゃやさん 1名
がっこうのせんせい 1名
おはなやさん  2名

ケーキが好きで、お花が好きな私としては大歓迎

その他のクラスから

わがしやさん
ファッションデザイナー
さっかーせんしゅ
はいしゃさん
あいどる
パイロット
おかねもち
よろいをきたひと
まらそんせんしゅ
やきゅうとかのぼーるのお店
えほんやさん
げーむやさん
おかあさん
めのおいしゃ
ぷりんせす
せんせい
すけーとせんしゅ
どーなつやさん
ちょこれーとやさん
びようし
すいえいせんしゅ
べんごし

一番多いのは
サッカー選手とケーキ屋さんのようである。

幼稚園の先生になりたい、シスター(修道者)になりたいというのはなかった。


わが庭の桜

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一気に春めいてきた
 

↑ご近所の桜。たぶん彼岸桜。
↓我が家の桜は幹を何本か切ったためかどうか、今年は花付きが悪い。
これで、すでに満開状態。
 
 
 
 
さくらんぼも樹を赤く染めるほどには生らないであろう。
 
ピントがあっていないが、アメリカフウロ↑
場所によっては群生している。ここ数日で目立ち始めた。

 
 
正式名を知らないが、すみれ。
匂い菫は満開時期を過ぎたが、こちらのすみれはこれからが旬である。
以前から住宅地の道端に生えていたが、ここ数年、テリトリーを広げているように
思う。赤トンボ同様、給与貰ってだれかが専門に観察しているのであろうがネット上では
目立った報告はないようだ。

百万われ稼がねば人稼ぐ 隈 治人

友に恋われにくる蕗の雨 大木あまり 雲の塔

申告終へて風船もらひけり 下山宏子

天高しなしフリーマーケット 田中美沙

木簡に残るの字雁帰る 佐藤サチ

や憂し臘梅枝垂れ枝垂るゝに 千葉静代

烏瓜につく嘘相似たり 川畑火川

胡麻叩く書かたへに置きしまま 乙草之介

の数字よ小学生の日の蝌蚪よ 加藤楸邨

白酒や妻とほろ酔ひ滞めて 岸田稚魚

下がる話ほんとかいぶり炭 村山古郷

余技のあまりに重し木の葉髪 村山古郷

友に恋われにくる蕗の雨 大木あまり

ひとの計りつつ汗に痩せにけり 猿橋統流子

世の端のわれを忘れずきし冬 佐野美智

白酒や妻とほろ酔ひ滯めて 岸田稚魚

青葉うるむの滞納十三萬 塚本邦雄 甘露

友に恋われにくる蕗の雨 大木あまり(1941-)

友に恋われにくる蕗の雨 大木あまり

の世に「ご尊察あれ」と一茶も小貧乏 橋本夢道 無類の妻

寒うらゝを納めて何残りし 相馬遷子 山國

申告わが洋傘の雨漏りす 堀口星眠 樹の雫
「税」を無季として扱う例句が多いが、
私は、「納税」は3月の季題として扱えると思っている。
もちろん「俳諧歳時記」には「納税」とか「税収む」といったものは季語になっていない。
「現代俳句歳時記」またしかり。
 





せっかくふるさと納税をしたのに、
税務申告前にいろいろ行事が割り込み、
ついに新記録、申告期限当日の朝になってから書類作成開始。
たしかこのブログでも、
「今年こそ2月中に!」と決意表明したものの、
いつも足らない書類が1つ2つあるのに気づいて先延ばし。

午前いっぱいかかって作成して昼過ぎに持参。

午後1時にかかっていたので、
税務署内には人がいっぱいだが
提出窓口には行列なし。
署内滞在時間は30秒ほど。

午後は気分爽快。ボッケーとして過ごした。
なにしろ「納税」ではなく、還付請求だから。


暖かい日で、ダウンジャケット持って外へ出たけど
結局ほとんど着用せず

家の中ではセーターを脱いで過ごせた。

トサミズキ

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トサミズキがマンサク科であるのを今日初めて知った。
なるほどと思う。
ミズキで検索するとミズキ科となっている。
マンサク科で検索すると日本での自生種は、マンサク、トサミズキとなっている。
トサミズキやサンシュウは、私の訪問地では、京都の北山植物園の群生が圧巻である。

緑化植物園の西の入口、(上坂部)川沿いで、今年初めての辛夷の開花を見た。
レンズで覗くとその横に緑・黄色の花の芽に気づいた。
サンシュウかと思ったらトサミズキであった。













ちなみにハナミズキはミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属だそうな。


↓ヒュウガミズキ


緑化植物園には閉門時間がある。
しかしその外側にも花木園と称する24時間立ち入り可能な空間がある。
その中で、↑の日向水木の幼木を見つけた。

さらにその外側に道路の付け替えによって生じた空地があり、そこも緑化植物園に「所属」する
ボランティアグループの管理地になっている。

そのあたりまで歩いて行くと黄色い花が目に入る。
金盞花かと思ったらガザニアであった。








さらにその外にはポピーとパンジー





3月17日は、6歳児の卒園式、12歳児の(小学校の)卒業式であった。
園児の方が袴着用とのことであったので、画像を請求。





12歳児からは証書だけが送られてきたみたい。
私はラインに参加していないので、なべてワイフのスマホからの転送
 
ワイフは本日墓参り。母親の代参がもう10年以上になる。
このベンガラ格子の家が壊されるとか?




トロッコ列車も外国観光客で満杯だったらしい

 

 

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