今日の夕焼け 台風一過で空が澄んでいる。
半年ぶりに半袖シャツではちょっと寒く感じる。
↑六甲山を覆う雲。
グーグルの地図で、庄下川の支流の名前を調べようとしたが、小さな川の表記がない。それに川そのものがあちらこちらで交差したり、地図上から姿を消してしまう。
ふとウィキペデイアで検索すればいいのではないかと思いついた。
以下はウィキペディアの解説:
庄下川(しょうげがわ)は、兵庫県尼崎市に流れる淀川水系の一級河川。1972年に二級河川から一級河川となった。
↓以下の画像は8月に撮影したもの。
3つの川が合流して(その3つの川の正式名が分からなかった)庄下川の本流となる付近。
↑この部分では、また別の地下水が「合流」する
鉄分を多く含んでいる。
上流の東富松川の伊丹市境を起点とし、尼崎市南塚口町八丁目で2つの支流が合流する(以前はこの合流地点より下流を庄下川と称した)。川は南下し、大西町と名神町の境で五合橋線と交差(新庄下橋)、昆陽(こや)川と尾浜町で合流。南下してJR神戸線(東海道本線)と交差し、工業地帯の間を通り、西長洲町で玉江橋線(長洲橋)をくぐり同道路の東側に出る。左岸に尼崎総合文化センターを見ながら国道2号(玉江橋)をくぐり、さらに阪神尼崎駅の東側で阪神本線・阪神なんば線の線路をくぐる。国道43号・阪神高速道路3号神戸線と交差して、この南側で東西へ向きを変え、西へ分かれた流れ(旧左門殿川)は工場地域の運河となり河口部で尼崎閘門に達し東浜排水機場(ポンプ)により尼崎港(大阪湾)へ注ぐ。東へ分かれた流れは松島排水機場・庄下川水門によって大阪市との境目を流れる、神崎川の分流である左門殿川(さもんどがわ)に合流する。同排水機場は大阪高潮対策事業の一環として建設、1971年に完成した。
大正から昭和初期には尼崎閘門の完成で流れが淀み、また流域の工場排水などにより水質が悪化したが、昭和末期から平成にかけての整備工事により鯉が住めるほどに水質が改善。2000年には建設省の「甦る水100選」の一つに選ばれた。
(上坂部川と昆陽川は、緑化植物園の中を並行して流れている)
支流
尾浜町の尼崎インターチェンジ南側で東から昆陽川が合流する。昆陽川をさかのぼると上流部ではさらに上坂部川、伊丹川、昆陽川捷水路に枝分かれする。昆陽川捷水路は、猪名川の分流である藻川から水を取り入れており、途中で伊丹川と交差している。
南塚口町八丁目の合流地点から北に3つに分かれる。東側から富松(とまつ)川、北からは東富松川、西からは西富松排水路(西富松川)の3川となっている。
↓合流直前の西冨松川
武庫川の水をとりいれているために綺麗である。
西冨松川沿いには僅かながら田園が残っている。
↓これは合流前の冨松川
なお、東富松川は尼崎・伊丹市境までの区間を庄下川に含むこともある。富松川と東富松川は一級河川に含まれるが、西富松排水路は普通河川の扱いとなっている。
東富松川を上流へたどると途中で富松川と交差し、南塚口町の3川合流地点から東側に分かれていた富松川が東富松川の西側に移る。東富松川はさらに上流をたどるといくつかの川が枝分かれするがそのうちの一つが伊丹市の昆陽池に達する。
西富松排水路は、尼崎市立尼崎高等学校の敷地を通り、武庫之荘五丁目で尼宝線と交差、西武庫団地の東側付近からは水路が複数に分かれる。最終的には市内最北端の宮ノ北団地の西側にある六樋に達する。
この六樋は武庫川の水を農業用水にするため設けられた取水口であり、それまであった野間井、生島井、武庫井、水堂井、守部井、大島井の6つの取水口を1924年の武庫川改修に際し統合したものである。このため、庄下川には武庫川の水も流れていることになる。
文化
市中心部では、船で庄下川を下る祭り「船だんじり」が行われている。明治時代から昭和初期に行われていたが、平成に入り復活させた。
庄下川の下流では、淀川の水も武庫川の水も含まれていることになる。
武庫川は、尼崎市内では大河である。しかし2級河川である。
庄下川は地元の人間でも名前を知らない人がいる並みの川であるが1級河川である。
1級は、国(国土交通省)が管理する。2級の管理主体は県であろう。
とりわけ県境を流れる川は、少々並以下の川でも、1級河川とせざるを得ない。
武庫川も庄下川も兵庫県の中を流れる川である。猪名川・藻川よりも武庫川の方が大きいと言えるが、猪名川・藻川は一部で大阪府との県境となっている。ために1級河川である。
武庫川はせいぜい、同じ県内の市境であるために2級河川である。
では伊丹市あたりに源流があり、市境ともなっていない庄下川が何ゆえに国土交通省管理下の1級河川なのか?
1971年に尼崎閘門の先の方で、排水施設が完成したが、これが国の事業として行われたことと関係があるのだろう。1972年に庄下川は1級河川に格上げされたようだ。
筑紫次郎やがて銀河に合流す 北川英子
合流す木曽の三川夕千鳥 神谷美和
合流の白濁はるか合歓の花 西村和子 かりそめならず
合流をはたしての緩冬芒 上田五千石
パン屑のそのまま流れトベラの実・