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Channel: ショウちゃんのブログ 俳句のある風景
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ツルニチニチソウ

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夏の花というイメージだが3月になると咲き始め

ややひかげになった区域から咲き始めるみたい

ツルニチニチオウはヒメツルソバ同様、近辺では完全に野草化していて買い求めるものではないが

一株100円くらいでうりだされているよう

 

 

ツルニチニチソウ(蔓日々草、学名Vinca major)はキョウチクトウ科の常緑蔓性植物の一種。ツルギキョウともいうが、キキョウ科にツルギキョウ(学名:Campanumoea maximowiczii)という植物があり、キキョウ科のものが標準和名のツルギキョウである[1]

同じ場所だが日が指す区域ではオオキバナカタバミがテリトリーを拡大

やや花弁を閉じたたままだったが今日は天気も良くおおきく目立っていた

銅葉で赤い花をさかせるカタバミ、白い花のかたばみも目立つ

野草化したものも多い。

銅葉赤花のものは花数が少ないが白花のものは広く蔓延っているものが目立つ

スミレこれまた最盛期へ

↑ニオイスミレの白花のようだ

近辺では↑の菫が路地菫の代表。いかにも強健な感じ。

日当りのいい道路の隅ではびこっている。

↓ホトケノザ 群生をみる場所が減っている。

石垣の間から芽が出て咲いたムスカリ

野草化したムスカリも珍しくない。

↑オオキンケイギク

ホトケノザがやや衰退気味なのに対してキウリグサは増えている。

心地よさそうなカルガモ。

庄下川沿いでは噴泉のある場所の下流域右岸でムラサキケマンが咲き始めている

↑今日 昼過ぎ。土手上の道から見下ろして

wikipedia::

日本全国に分布し、国外では中国から知られる。木陰などの直射日光の当たらない場所に生育する。

↑↓昨日川沿い遊歩道から

ムラサキケマン(紫華鬘、学名:Corydalis incisa)はキケマン属越年草

日当りは好まないようである。

ヒメリュウキンカと違って顕著なテリトリーの拡大はみられない。

この周辺でキケマンを見たことはない。

今日の実桜

まだ葉はでていない。

なんども紹介しているミモザ

圧巻といった風景にはならない

575筆まか勢さんのブログから

あいまいな地中海へとミモザの火の手 夏石番矢
あり余る日のやうに咲くミモザかな 高崎登喜子
かじかみて気ものらぬまま花ミモザ 落合よう子
くさぐさの宝石を見しミモザ見し 成瀬正とし 星月夜
この路地はみんな花好き花ミモザ 前田和子
さんさんとミモザかかへて夫帰る 小池文子 巴里蕭条
すすり泣くやうな雨降り花ミモザ 後藤比奈夫
ゆらゆらの花のミモザとくらくらす 池田澄子 たましいの話
わが胸のさわぐに似たり花ミモザ 岩崎照子
わき立つや海の微風の花ミモザ 小池文子 巴里蕭条
ウエストの細き女やミモザ抱く 清水谷喜美子
シャガールは会ひ得し人よミモザ咲く 嶋田一歩
フィレンツェに女性の日あり花ミモザ 志村幸子
ミサあとの庭の饒舌ミモザ咲く 藤田 宏
ミモザざかりの 空巣に陽が積む 鎌倉は 伊丹公子 ドリアンの棘
ミモザの黄揺れる昨日に堕ちぬため 高澤晶子
ミモザ咲きとりたる歳のかぶさり来 飯島晴子

 


誕生日

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3月8日朝から雨の誕生日

雨で室内が暗いせいもあるが、リビングのカーテンを全開。

満開の実桜(さくらんぼ桜)が見える。何羽ものメジロが見える。桜の蜜を吸うときには慌ただしい動きをするので

なかなかカメラには画像を残せない。

せわしく動くのは天敵から身を守るせいかもしれない。

鵯が舞い降りて来ると一斉に姿を消す。

木陰に身を隠したメジロはやや落ち着いた動きに変わる。

蜜を吸う目白は知らぬパンデミック

仲良くしなさいとWHOも自信なげ。イタリアだけでなくフランス、ドイツ、イギリス辺りの感染者数も急増中

朝9時過ぎに☎。同じ年の2月生まれで(よって私より人生の1か月先輩)、元同僚の、同名のショウちゃんから。

そのショウちゃんにとって3月8日は結婚記念日。ということで毎年この日には祝電(話)をくれる。

 そのショウちゃんは、本来なら後輩の私から結婚記念日の祝賀挨拶があってしかるべきであると思っている気配もある。

そのショウちゃんはネットをやらないから(携帯電話もガラケー使いだから)私が何を書いても抗議はない。

つづいて花束の宅配便が届く。これも毎年同じ。

こちらはすぐにライン上で撮影して受領挨拶を入れる。

↑のような画像と共に、花を持つ姿もワイフにスマホ撮影してもらって、何か書き入れろというので

たどたどしく39と画像に書きいれて発信。

所属結社の機関誌の校正〆切が明日に設定されていて、今回は編集委員会の開催(合同校正もそこでやる)を中止したので、

(今日は、市の郷土史研究会の主催の市内史蹟探訪で、JR尼崎駅から阪急塚口駅までを歩く会があり、

昨年の秋に参加を申し込んでいたが、市報あまがさきの1月号以後3月号までに案内の再掲がないので昨日、会の中止を確認)

私がネット校正のまとめ役を務めることになっていて、いつもより早く起床。

 それが幸いして電話の応対も、誕生日祝いの返信もテキパキ。

誕生日祝いの会なども設定する年もあるが、今年に限り一切省略と思っていても例年通りの花束(今年のものはブリザードフラワー

とよぶらしい)を受け取るとやはり嬉しい。

 

 所属誌の校正は、今号にかぎり大幅な原稿の差し替えなどもあっていつもよりやっかい。次々にメール校正がとどき

それを他の編集委員に転送したりして午前午後を過ごす。

昼は家でのたこ焼き。

夜は二人だけのステーキ

次々に小道具が登場

その度に花鉢が卓上へ

サラダなども追加

いつも夕食は7時過ぎだが

ケーキ食べたら10時になっていた。↑また花鉢登場。その都度ラインで画像送信。

花瓶の花は我が家の桜と椿である。

 

事後的にはそう位置づけられるだろうが、今回の新型コロナウィルスによる肺炎の蔓延は

明らかにパンデミックである。

武漢の行政・防疫当局に油断があった、春節祭を前に感染拡大を食い止める措置をとらなかった

周さんの責任だ、サーズを経験して防疫体制を強化していた文さんにも油断があった、、中国人観光団を追い返さなかった

、あるいは国賓を迎える前に強硬策を取れなかった安倍さんの責任大なりとの声もあるが、

、すべて後思案である。ヨーロッパ諸国にも遠くの出来事という緩みがあったであろう。

WHO自体がそうである。それほど神経質になるな。人の移動を防疫を理由に過度に制限するなという姿勢を崩せなかった。

イギリス首相がもう少し早く行動を起こせば第2次大戦は防げたというのと同じ。

 

そういう私も、まあ私は大丈夫であろうなどと高をくくっている。

非力なりマスク外して咳をして

 

サンシュユ

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赤い花は藪ツバキ

山茱萸(サンシュユ)は漢名(中国植物名)で[3][4]、この音読みが和名の由来である[2][5]。日本名の別名ハルコガネバナ(春黄金花)は、早春、葉がつく前に木一面に黄色の花をつけることからついた呼び名である[3][1]。秋のグミのような赤い実を珊瑚に例えて、「アキサンゴ」とも呼ばれる[2]

山茱萸の蕾のはなればなれなる 高濱年尾
 
山茱萸の枝に提燈かけてあり 田中冬二 行人
 
夫の死後山茱萸は来て拝む花 殿村菟絲子
 
山茱萸といふ字を教ふたなごころ 西村和子
 
山茱萸の花やしみじみと加齢 金子皆子
 
山茱萸の花ちちよりのメッセージ 栗林千津
 
山茱萸に大戸をおろすごと逝きぬ 栗林千津
 
山茱萸の花にぞろりと佇める 深見けん二
 
山茱萸の花やあたりは彩なき木 宮津昭彦
 
山茱萸の花完結のなく続く 後藤夜半
 
会ふよりも訣るる齢山茱萸に 後藤比奈夫 花びら柚子
 
山茱萸(ぐみ)のかざしや重きふじ颪 服部嵐雪
 
山茱萸と知りてはなるる月の中 加藤楸邨

 

椿

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庭の椿 雨だったが気温は低くないので花数を増やしている。

この椿の苗は母方の従兄の家のものの実生である。しぼりと赤花が混じるもので、ご近所にも同種のものが植わっている。以前、調べて品種名を紹介したことがあるが忘れてしまった。

一重咲き 絞りで検索したらやたら沢山の画像が出てきて絞ってゆくことさえできない。

接写失敗

玄関先

涅槃圖の嗚咽を巻きて絞りたる 中原道夫
 
きりきりと絞り切りたるしやうぶかな 中原道夫
 
初神楽待つ紫の幕絞り 清崎敏郎
 
元朝に絞りし酒ぞ潔し 山川喜八
 
国頭や睦月素足の藍絞り ながさく清江
 
悴む手なだめ藍糸絞りきる 太藤 玲
 
一渓の紺を絞りぬ寒の川 稲垣陶石
 
捕虫網を絞りて持てり駅の晴 田川飛旅子
 
可笑しさを絞り出したる年男 清水昇子
 
初染や亀甲白き藍絞り 和田祥子
 
冬の川一条に日を絞りきり 橋本榮治
 
落ちむとて渦絞りゆく千の雁 手島 靖一
 
貝の如きもの棄つ鵯の肛絞り 殿村莵絲子
 
ふるさとの風絞り立つ藁ぼつち 神宮きよい
 
水無月の川を絞りて漁網あぐ 藤井寿江子
 
菜の花やパレツトに海絞りだし 鈴木 まゆ
 
冬の川一条に日を絞りきり 橋本榮治 麦生
 
夏果つるこころよ紺の絞り着て 稲垣きくの
 
秋嶺の絞りて落とす滝ひとすぢ 宮下翠舟
 
秋の蚊と絞り足りない雑巾と 二村典子
 
夏果つるこころよ紺の絞り着て 稲垣きくの
 
かさねゆく紙の絞り香花曇 伊藤京子
 
凧白く山嶽を引き絞りけり 大串章
 
来る秋の一点へ弓引き絞り 野見山ひふみ
 
吸呑みの水絞り切る桜草 蓬田紀枝子
 
貝の如きもの棄つ鵯の肛絞り 殿村菟絲子
 
雑魚網を引き絞りゆく秋天下 石井とし夫
 
女児生れて鹿子絞りに鰯雲 辻田克巳
 
再会の紺を絞りぬ西出口 攝津幸彦
 
捕蟲網を絞りて持てり駅の晴 田川飛旅子

「絞り咲き」といった使用例はない。

実桜

観賞価値はあまりないがまだ葉はでていない

雨だと鵯も目白もやってこない。もう蜜がうまくないのかも。

↑に見える葉は南天のもの。

 

 

ルビーネックレス

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平静な人と並んで梅に立つ

 激情持たぬ人には詩人・俳人の資格なし などといったことを詠おうと思って、

「激情」という用語をいじくりまわしていたが結局↑のような句になった。

「激情」で例句を探したが見つからず。

「激or情」で検索

 

汗のてのひらを泳がす無言 行方克己 無言
 
のなかの一濃あぢさゐ 本宮鼎三
 
より父のかなし大試験 田島 澪
 
白桃の薄紙芳にも似たる 中原道夫
 
霍亂のその實は伏せておく 中原道夫
枯菊と言ひ捨てんにはあり 松本たかし
 
凍土掘り父の温み身をのぼる 北 光星
 
長十郎この重たさが友の 中嶋秀子
 
くちなしの白きを園のあはれとす 田上石
 
草の芽ははや八千種のあり 山口青邨
 
風車売風筋に荷を卸す 田上石
 
熱燗のも若干解し得し 矢津 羨魚
 
お虫干し有の絵図掛けて 中井 ユキ子
 
爆笑の後暮れセスナのひかる性器 加川憲一
 
翻訳の舞台が底に四月尽 高田律子
 
浮氷にほだされゐるごとし 岡本 眸
 
万緑の天地有や杣男(鍵谷芳春を詠む) 原裕 『葦牙』
 
死とはかく蒼からむ夜霧の笹(大丸温泉にて) 長谷川秋子 『菊凪ぎ』『鳩吹き』『長谷川秋子全句集』
 
に出て鼠の役や卒業す 田川飛旅子 『外套』
 
くぐつはじまる一握の芒おき 柴田白葉女 『夕浪』
 
痛は打水の穂を思ふなり 齋藤玄 『雁道』
 
手花火の爆ぜてをつくしけり 小林康治 『虚實』
 
梅雨星のが炎えゐし西の空(奥湯河原二句) 河野南畦 『焼灼後』
 
聖夜牢名主のごと半跏して 角川源義 『西行の日』
 
花栗の雨掌に触る化粧坂 角川源義 『神々の宴』
 
春はやてシネマ『雨』のはねし街 角川源義 『秋燕』
 
雪渓の村に伝へて黙示 加倉井秋を 『欸乃』
 
丘青むやたら殺してギリシャ 大木あまり 山の夢
 
百人の握手もて果つ聖夜 岡本一代
 
風呂敷が園児の衣装聖夜 西村和江
 
主よ主よと言へるのが吾子聖夜 今瀬剛一
 
寺の子が主役となりて聖夜 高原喜久郎
 
埋火に妻や花月の鈍し 飯田蛇笏
 
枯菊と言捨てんにはあり 松本たかし
 
手話に手話の拍手や文化の日 篠田悦子
 
船に乗れば陸あり暮の秋 高浜虚子
 
櫨紅葉おのがをもてあまし 檜 紀代
 
葡萄吸ふひとの人のまなこ澄む 秋元不死男
 
なき世となりぬ秋ざくら 鷹羽狩行
 
枝豆を喰へば無月のあり 高浜虚子
 
馬追や膝冷えそめしラヂオ 石田波郷
 
身を包む月の浴衣や世は 松本たかし
 
オフエリアの抱く姫女苑野外 伊藤いと子
 
野外はじまるミモザ降る下に 星野立子
 
草の芽ははや八千種のあり 山口青邨
 
冬梅の既にを含みをり 高浜虚子
 
もろく足弱くなりしスキー履く 殿村菟絲子
 
聖夜みな神の子の瞳もつ 小田切文子
 
聖夜牧師が波の音つくり 真下耕月
 
床鳴らすタツプダンスの聖夜 藤田信子
 
抱擁も台詞のひとつ聖夜 原 好郎
 
ひと啼きを復習(なら)ふ羊や聖夜 村山春子
 
冬ざれの断つは恋のみならず 咲間 匡
 
ッ張りは津軽のいのち佞武多曳く 加藤射水
 
野外はじまるミモザ降る下に 星野立子
 
海女潜く死の海女の墓の下 奥谷亞津子
 
淡き村やことしも別れ霜 百合山羽公
 
霜の菊父は遂に言なさず 渡邊千枝子
 
台詞言ふ役が子につく聖夜 黒坂紫陽子
 
聖夜濁りなき声満ちにけり 福永みち子
 
聖夜幕引くだけの子の笑顔 徳永亜希
 
夜の雁や葛飾の野に落ちぬ 水原秋櫻子
 
野外待つ何処より河鹿笛 村上絢子
 
舞台裏見えて涼しき野外 伊東白楊
 
山吹の目に染むばかり野外 麻植裕子
 
枯菊と言捨てんにはあり 松本たかし
 
頸剃られゐて鏡面の大吹雪 野小鈴
 
冬ふかむ父の深みゆくごとく 飯田龍太
 
蔓もどきはもつれ易きかな 高浜虚子
 
枝豆を喰へば雨月のあり 高浜虚子
 
死とはかく蒼からむ夜霧の笹 長谷川秋子
 
いざよひの薄雲あるごとく 西島麦南
 
船に乗れば陸あり暮の秋 高浜虚子
 
薄きものの一つや竹婦人 安斎桜[カイ]子
 
水貝やうつくしき窈窕と 西川赤峰
 
ハンカチやに涙のむだづかひ 北中富士子

ワイフも運動不足というので、公園までとの約束で散歩

空家のお庭

水仙が咲いている

ヒマラヤユキノシタは今が盛りのよう

ヒマラヤユキノシタを植えておられる家もご近所では珍しくない

同じお家の同じ植え込みの下

金雀枝

公園は思いのほかの人出

休校で外出控えろと言われていても一日家にいると、子供が遅くまで寝ないという街角の声を

マスコミ(テレビ)が伝えている。

シートを広げている人も。幼稚園も休園で、誘い合わせて出て来られたのかも

暖かいのは確かだが、座り込むほどの温さではない

公園の端は工事中。溝を整備しているのか?ついでに倒木の根も掘り起こされている。

例年なら今の季節雪柳が綺麗なのだが、今年は剪定時期が悪かったのか、あまり見栄えしない

あるいは盛りはもう少し後かも

名もなき富松川にかかる橋を渡ると

乙女椿

早咲きの桜。実桜ではなさそう

かつては毎日のように出かけていたミモザのあったお家。↓

ミモザは2年以上かけて伐採されたが、(一年目は大幅な剪定)門周りは今もお花管理見事

都市緑化植物園(上坂部西公園)の温室以外では見たことがないルビーネックレス

温室内にあるものより見事

もじゃjさん工房 という名のブログより

三日月を細長くした多肉質の葉っぱををもち、ネックレスのように茎を長く伸ばして地を這うように育つキク科の多肉植物です。

ルビーネックレスは寒さに当たったり乾燥したりすると赤紫色に染まることが最大の特徴です。
また、茎も赤紫しているので、強く紅葉したときはその名の通りルビーのように見えます。

ネックレスと名がつくのでグリーンネックレスの変種とか交配種ではないかと思われがちですが、属がオトンナ属になり系統分類では異なります。

 

3月5日撮影の温室内のルビーネックレス

昨年より痩せている

秋晴れが来ぬから銀色ネックレス 安田くにえ
 
バナナづたひ真珠のネックレスちらり 伊東達夫
 
豊年の農婦に金のネックレス 羽吹利夫
 
ネックレスちぎれた 螢とぶわ とぶわ 松本恭子

松本恭子とは面識がある。青玄から船団へ移った。

東富松川にかかる富松橋からみた下流

上流 改修工事の完了で見違えるようになった。

橋の袂へ流れ込む用水路の水

この水は富松川からの分流である。今では灌漑用水としての用をなさないまま、雨水を加えて

本流へ流れ込む。そういった水路が市内にいくつも残っている。

この種のカランコエは庄下川の石垣の間で野草化している。

白塗りの家に合うハクレン。

このお家のツル薔薇も見事 そういえばモッコウバラの目立つ家も多かった。

我が家もそう。栽培経験者ならわかるが、ジャスミン同様の理由で伐採せざるを得なくなる。ノアサガオもおなじ。強健すぎる。

アリッサム

兵庫県内居住者の感染者は0であったが数日前に1となり、今日あたりは夕刻に尼崎市内に2人目が現れ、居住制でない老人介護サービス施設の閉園措置決定。

兵庫県内でも31人を数えるようになった。小さなクラスターが姫路方面でも発生。

妻の曽祖父の勲章など。祖父の描いた曽祖父の肖像の胸に着けてていた勲章というこじ付けで、祖父の絵を収納してくれている美術館へ寄託するというので整理中のものを撮影。

 

ハオルチア・オブツーサ

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ハクモクレンの並木

新大阪駅の西側、南側になる地域であろうか。初めて通る道なので方角はよく分からない。

開発を拒否した家のよう

ペンシルビルの多くはホテルである。どことも今は閑散としているはず。

宮原操車場にぶつかるので、道は広いが車の通りは少ない

はるか遠くに日清食品のビルが見えるので、まっすぐ行けば南方(みなみかた)の駅に繋がっているはず。

月の第2木曜日は、神戸三宮の勤労会館内の会議室での句会開催日だが、内装工事かなにかで休館となり句会はなかったので、印刷所での所属誌の出張校正へ。

阪急十三駅で待ち合わせて徒歩で会社へ案内してもらった。

帰りは、新大阪駅につながる広大なJRのテリトリーが目の前なので、新大阪駅か、西中島南方方面に歩き出して↑の道に出会った。

チェーンホテルの前に外国人が立っているが、いつもならもっと集団をなしているのであろう。

新大阪駅周辺では、千里方面側はかつてよく徘徊したが、南側は今回が初めて。

こんな鉢物を育てる個人宅もある。

花屋もある。

ハオルチアを通称「ジュエルプラント」とか「クリスタルプラント」と呼ぶことがありますが、その一役を担っているのがこのオブツーサ。短い葉っぱの先に広げた丸い窓がツヤツヤころころでかわいらしく、他のハオルチアと比べると窓が大きく上から見るとほとんど窓しか見えないので、群を抜いてキラキラとして見えます。

2018年現在、学名上オブツーサと呼ばれるものは大きく2種類に分類されて、ひとつは学名に obtusa とある H. cymbiformis var. obtusa 。通称シンビ系オブツーサ。もうひとつが、H. cooperi var.truncata 。通称クーペリー(ピフィフェラ)系オブツーサ。オブツーサと聞いてまず思い浮かべるツルツルキラキラなコは、どちらかというとクーペリー系です。

多肉植物図鑑の解説をコピーしたのみ。中身はほとんど理解できていない。

南方駅前の別の花屋さん

パーテイ需要が減って値下がりしているかも。

午後7時のニュース画面から

パンデミック宣言聖火点る前

 

 

 

 

 

 

エクメア・ガモセパラ

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家を出て↓の画像を得て

余り実物には触れない。今回は触れてみるべきだった

いつも利用する花図鑑(新・花と緑の詳しい図鑑)を何度繰ってもこの花に出あわない。

早春、春咲き、周年咲き等の項目でチェック。ア行、か行なども適当にクリックしてみるが一致するものなし。

その後は庄下川へ方向へ歩くつもりが、変心、都市緑化植物園へ。

パイナップルではないか、と、顔なじみの3人の職員が温室前へ案内してくれる。

温室前に出されているエクメア・ガモセパラ  花は触ると固く痛い、

温室の中には各種のエクメアがある。花の形や色は多様。


ブラジル南部原産です。高さは1530センチほどで、薄く軟らかいロゼット形成します。冬に花茎伸ばして、淡い青紫色の花を咲かせます。萼片赤みを帯びています。写真下は、斑入り園芸品種「ラッキーストライプ(cv. Lucky Stripes)」。
パイナップル科エクメア属の常緑多年草で、学名は Aechmeagamosepala。英名はありません。

 

帰宅後もう一度富松川沿いの小空地へ

NHK趣味の園芸

エクメア属(Aechmea)は熱帯アメリカに182種が分布している着生植物です。株はロゼット状で基部は筒状となり、葉の縁にとげがあることが特徴です。花苞のきれいな種類が多い観葉植物です。
よく栽培されているシマサンゴアナナス(エクメア・ファスキアタ A. fasciata)はブラジル原産で、ロゼット状の葉は高さ約60cmとなり、葉は濃緑色、葉に白色の横縞模様が入ります。花は紫色で数日でしおれますが、苞は桃色で長く楽しめます。園芸品種が多くあり、葉縁にとげのない‘プリメラ’(A. fasciata‘Primera’)、苞の色が白い‘クララ’(A. fasciata‘Clara’)、葉の縁に黄斑が入る‘マルギナタ’(A. fasciata‘Marginata’)、葉の中央に黄色の縦縞斑が入る‘バリエガタ’(A. fasciata‘Variegata’)などがあります。
エクメア・チャンティニー(A. chantinii)はベネズエラからペルーにかけて分布し、ロゼット状の葉は高さ約60cmとなり、葉は濃緑色で灰白色の横縞斑が入ります。葉の縁に黄斑が入る‘ショウグン’(A. chantinii‘Shogun’)、葉の中央に黄色の縦縞模様が入り、海外では‘サムライ’(A. chantinii‘Samurai’)と呼ばれる‘ヤマモト’(A. chantinii‘Yamamoto’)は、いずれも日本で作出された園芸品種です。
エクメア・ガモセパラ(A. gamosepala)はブラジル原産、葉は緑色で、冬に赤から桃色の萼に青紫色の花をつけます。苞は緑色の線形でごく小さく、目立ちません。園芸品種に、葉に淡黄色の覆輪斑が入る‘ラッキー・ストライプス’(A. gamosepala‘Lucky Stripes’)があります。

ウィキペディアのアナナスの解説

アナナスAnanas)とは、本来はパイナップルのことであるが、園芸上はパイナップル科の植物(特に園芸上の価値のあるもの)の総称を意味することが多い。この意味でのアナナスは、アナナス属 (Ananas) の他、グズマニア属 (Guzmania)、エクメア属 (Aechmea)、インコアナナス属 (Vriesea)、ブロメリア属 (Bromelia) などがある。

 

シモクレンが咲き始めた

紫木蓮くらき生家に靴脱ぐも 角川源義
 
西の京雨となりたる紫木蓮 大山 百花
 
遮断機の真向ふ紫木蓮の花 柴田白葉女 『夕浪』
 
曇りゐて花びら重し紫木蓮 上村占魚 『方眼』
 
紫木蓮アンリ・ルソーの馬車とまる 西岡正保
 
宝冠の傾ぐかたちも紫木蓮 百合山羽公
 
老い知らぬピカソも逝きぬ紫木蓮 林 翔
 
大屋根を暮色下りくる紫木蓮 西村 旅翠
 
母の遺した鋏・針・糸・紫木蓮 松野順子
 
戒名は真砂女でよろし紫木蓮 鈴木真砂女
 
紫木蓮幕あくように陽が射して 小出昌子
 
校塔を放ちて紫木蓮匂ふ 金田咲子
 
紫木蓮職退く期を図りをり 上野さち子
 

ハクモクレンの花の方は

まだ鑑賞可能

サンシュユ

山茱萸(サンシュユ)は漢名(中国植物名)で[3][4]、この音読みが和名の由来である[2][5]。日本名の別名ハルコガネバナ(春黄金花)は、早春、葉がつく前に木一面に黄色の花をつけることからついた呼び名である[3][1]。秋のグミのような赤い実を珊瑚に例えて、「アキサンゴ」とも呼ばれる[2]

嫌にさえない三椏の木

その下で園芸用三椏が

パンデミック

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日々書き留めて置きたいことは多い。

コロナウィルス感染者数ではWHOは、今や感染の中心地はヨーロッパであると事実上のパンデミック宣言

感染者総数ではなく、人口比感染率や死亡率(死亡者/感染者)を示す報道が増えている。

今日午後6時の安倍さんの記者会見でも、比率において日本の相対的安全性を強調するものであった。

 

あるネット上ニュースから:

感染率がもっとも高いのは

1.韓国。人口100万人あたりでみれば新型コロナウイルスの感染は142.1症例(人)

2.イタリアが121.9人。

3.イラン(80.9人)、

4.中国(58.3人)

5.スイス(39.3人)

6.ノルウェー(31.5人)。

7.スウェーデン(20.0人)で、

8.ベルギー(17.5人)、

9.オランダ(15.4人)、

10.フランス(14.3人)、

11.スペイン(13.1人)、

12.ドイツ(12.3人)、

13.オーストリア(11.8人)、

14.英国(4.1人)。

日本の感染割合は100万人あたり3.9人、

米国は1.4人。

 

これによれば兵庫県は感染率が高い部類に入る

100万人あたり10人を越えている。今夕段階で52人。(県の人口546万人)

↑の統計ではオーストリア並み。


ノゲシ

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毎年ここには立派なノゲシが育つ。株数も多い。

ノゲシ(野芥子、Sonchus oleraceus)とは、キク科ノゲシ属植物の一種。別名ハルノノゲシケシアザミ

和名に「ケシ」が付くが、ケシケシ科)と葉が似ているだけで分類上は全く別系統である。

私有地内であるが家人も囲いの中へ入りにくいかも

日本各地の道端に自生する。ヨーロッパ原産で世界各地に広まったと考えられている。日本には史前帰化植物として入ってきたものと思われる。

花期はから黄色タンポポのようなが咲く。にはがあるが柔らかく触っても痛くない。葉色は少し白っぽい緑で光沢はない。葉はを抱く。茎の高さは50-100cm程で軟らかく中に空洞がある。

 

野芥子の棘パンデミックもなんのその

 

サワグルミの新芽

床下川沿岸人家が途切れるところはない。街川である。

ムラサキケマン

ムラサキケマン(紫華鬘、学名:Corydalis incisa)はキケマン属越年草

庄下川沿いでは、噴泉のある辺りからの右岸下流に大きなクラスターがいくつも形成されていて

ほぼすべてのクラスターで開花株が複数、確認できる。

ソメイヨシノが満開になる頃にムラサキケマンも盛期となる

茎は真っ直ぐに立ち、高さは30-50cmほど。茎には複数の葉がつき、それぞれ斜め上に伸びて2-3回3出複葉[1]、小葉は扇形に近く、先端は丸くて、丸い鋸歯がある。葉質は薄くて柔らかく、つやを欠く。

花期は4-6月で、赤紫色の長さ2cmでキケマン属に独特の筒状の花を咲かせる。

果実は豆の果実に似る。

今日は左岸でも開花株を見つけたが、やや日陰の方を好むようである。

華鬘の立ちそよぐ雨黄なりけり 堀口星眠
 
分去れや風分けきれず華鬘草 池上樵人
 
ほとけにも九品の列や華鬘草 清水基吉
 
華鬘草咲きつぎつぎに吹かれけり 横田照子
 
姥捨の山みち険し華鬘草 高木良多
 
妻よ汝が黄華鬘庭を彩れる 水野柿葉
 
藪ふかく甘藷竃古る華鬘草 富安風生
 
華鬘草ふる道崖に尽きにけり 渡邊千枝子
 
うちとけて縁者のごとき華鬘草 金子 功
 
華鬘や海女の着替へは髪つつむ 八木林之助
 
華鬘咲き田を打捨ての植木村 水原秋桜子
 
卑弥呼美貌なりしや紫華鬘摘む 岡部六弥太
 
華鬘や能奉納の笛ひびく 山下智子
 
華鬘咲き思ひにあまること多し 勝又一透
 
風塵に紫華鬘幾菩薩 木村蕪城
 
塗りたての厨子の匂へり華鬘草 名和政代
 
華鬘草足利学校の裏に摘む 岡本敬子
 
思惟仏の指しなやかに華鬘草 松本澄江
 
熊野みち石畳より華鬘草 三好かほる
 
華鬘草足利学校裏に摘む 岡本敬子
 
華鬘草一連の揺れ影の揺れ 高橋よし
 
華鬘草失意の雲の翳りくる 橋爪鶴麿
 
いつの間に遠き母の忌華鬘草 後藤比奈夫 めんない千鳥
 
膝ついて土やはらかし華鬘草 大石悦子 群萌
 
華鬘草神のとほりし道となん 角光雄

↑の例句中ムラサキケマンを詠ったものは1句のみ。

華鬘草は別の植物である。

「華鬘草 画像」の画像検索結果

野生のケマンソウはみたことがない。

キケマンは東粟倉の溝で一度だけ見たことがある。さてこの春美作へ行けるであろうか。

遂に、ドイツはオーストリアとの国境封鎖に踏み切ったようであり

オーストリアは5人以上の集会を禁止したようである。

日本でもスペイン、フランス、イタリア、イギリスからの帰国者の感染が確認され始めた。

↓朝刊に掲載のものだが、夕刻集計のものは数字が増加している。

先進国ではイタリアの死亡数が突出している。人口の高齢者率が高いこと、医療体制の予算不足による

弱体化が指摘されている。

北朝鮮が心配である。

兵庫県も伊丹や姫路の施設内感染の増加で感染者数が急増している。

2月末まで感染者0だったのに今や一日の増加数では全国一になったよう。

 

 

 

 

 

ヤマモモ

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感染者数の多い国と地域 新型コロナウイルス(16日2時現在)

 

イタリア、スペイン、フランスなどが深刻なようだし、人口数が少ない(900万人)オーストリアなども

非常事態。

5人以上の集会を禁じる国も登場。

3月末には終息気配が現れるのではないかと思っていたが、ヨーロッパ先進国さらにアメリカにおける感染者数激増。

来週(月の第4火曜日)よていしていた駅前のビル内を会場とする定例句会の中止を決断。

予約キャンセルの手続きと参加予定者への電話連絡。

手続きの後、隣のビルの日用品売り場を覗くと

もうすぐ発行される所属誌に

棚に残る抗菌マスクは中国製 

という句を載せているが、

今や

マスク売り場はいつも空っぽ朝寝坊

私のように夜更かし屋で朝寝坊のものにはマスク購入の機会はない。

 近隣公園の正面入り口の両脇にヤマモモの木

右手

左手(南側)

ヤマモモ(山桃、学名Morella rubra)は、ヤマモモ科ヤマモモ属常緑樹。また、その果実のこと。

中国大陸日本を原産とし、暖地に生育し、暑さには強い。日本では関東以南の低地山地に自生する。本州南部以南では、海岸や低山の乾燥した尾根など、痩せ地で森林を構成する重要樹種である。

中国では江蘇省浙江省が有名な産地で、とりわけ寧波市に属する余姚市慈渓市、あるいは温州市甌海区は古くから知られた産地であり、千年に及ぶとされる古木も多く残る。他に福建省広東省広西チワン族自治区台湾なども産地である。

雌雄異株で、花期は3〜4月、数珠つなぎに小さな桃色花弁4枚の目立たないをつける。

雌株は実が落ちて地面を汚すので、街路樹としては雄株が選ばれるとのこと。

↑も雄花であろう。

赤い苺(あるいは桃)に似た実を見た記憶がない。

 

風の道くる素足の姉妹山桃と 澤 悦子
 
山桃の日蔭と知らで通りけり 前田普羅
 
山桃酒飲みたき貌やかまど猫 岡田久慧
 
 

公園の中から東側を見ている。公園を出てまっ直ぐ東へ行けば駅前へ出る。

この角度からでは、公園入口の車両進入阻止棒の右手に見えるのが↑では左手にあるとした山桃の木。

この道が桜の園と遊戯場を分けている。

右手が桜の木が植えられている区域

塀際の工事は排水溝の改修工事のよう。

常盤まんさくがすでに盛りのお家があった。

本州中部以南から九州台湾中国南部、インド東北部に分布する。但し、日本での自生は極めて限定的で、静岡県湖西市三重県伊勢神宮熊本県荒尾市のみ知られる。常緑小高木。花期は5月頃で細長い4枚の花弁の花を咲かせる。花の色は、基本種はごく薄い黄色であるが、紅色の変種であるベニバナトキワマンサク Loropetalum chinense var. rubrum(中国原産で葉も赤みを帯びる)がよく栽培されている。

↑の説明によれば画像の花はベニバナトキワマンサクと呼ぶのが正しいよう。

 

 

 

 

 

中華粥

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息子と御粥の昼食。私の誕生日祝いの返礼みたいなもの。

粥といえば、ここの中華粥。

先週もここで同じメニューを注文した。その時は相方払い。今日はワイフ払い。

ワイフだけがポイントカードを持っているので。

↑ではない

↑でもない

↑が家族みな愛好

ワイフと息子はエビチリとの

私は海鮮炒めとの組み合わせ

今やこんな店で30分も並んで食事ができるのは日本だけではないか。

店は2階にある

下を見下ろすことが出来る、スーパーマーケットの店外花卉売り場

民主主義国家の多くで、外出許可書がいる国が増加。

外へ出ても食品と薬品しか買えない。

今や兵庫県は3つの大きなクラスターを抱え、そのうち最大のものは↑の場所から直線距離なら3000メートルくらいのところに

所在。

この店もメニュー限定で営業と記している。

息子とワイフはマスクをしていたが、私はノーマスク。

ドローンが飛んでいなかったからではない。

↑いつものぞかせて頂いているお家の玄関先

このお隣のお家も園芸好きな方が住まわれている。

パンジーの吹かるる余韻なかりけり 行方克己 知音
 
パンジーの小さき花束わたす役 行方克己 無言劇
 
女教師の日記パンジー咲くことも 石谷秀子
 
パンジーの花びらめくれ風のまゝ 安藤 寿胡
 
パンジーの顔上げて咲く風の中 満田春日
 
パンジーの畑蝶を呼び人を呼ぶ 松本たかし
 
パンジーの仔熊の顔に似たりけり 森田 峠
 
パンジーが日を七色に振り分つ 本杉桃林
 
パンジーの黒き瞳にある嘘すこし 田川信子
 
パンジーの風のとりこになりゐたり 高岡周子
 
パンジーの群れて一つの強き黄に 吉村玲子
 
パンジーがこちら向くから涙拭く 近藤三知子
 
パンジーの瞳を前にきしむ椅子 岡本まち子
 
パンジーに光あつまる花時計 中島みちこ
 
パンジーの瞳の前にきしむ椅子 岡本まち子
 
大部屋の箱のパンジー犇ける 百合山羽公
 
パンジーやここの家の子知つてをり 今井千鶴子
 
つきささるやうな照明パンジーに 岸本尚毅 舜
 
パンジーの中に光るは箒の柄 岸本尚毅 舜
 
パンジーのくすくす笑ひ止まらずよ 西村和子 かりそめならず
 
パンジーが咲き横浜は好きな町 西村和子 窓
 
パンジーのつむり寄せあふ木絶かな 西村和子 夏帽子
 
パンジーや大きな犬の首を抱く 依光陽子
 
パンジーの花弁拡げつ陽にま向き 小川濤美子
 
パンジーのほとりの帽子掛暮るる 飯田晴

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼岸桜

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カナエモチが燃え始めた。

カナメモチ(要黐、学名:Photinia glabra)は、バラ科の常緑小高木である。カナメモチという名は、の要に使い、モチノキ(黐)に似るためといわれる。別名としては、かなめがし、かなめのき、あかめもち、あかめのき、そばのき(花序がソバに似るためといわれる)などがある。

本州中部以南の暖地に生育。照葉樹林の低木である。

樹高は3 - 5m。は互生する。形状は両端のとがった長楕円形で長さ5~10cm、革質、縁に細かい鋸歯がある。柄は短い。若葉は紅色を帯び美しい。は5月ごろに開花。枝先に径約10cm半球状の集散花序を出し、小さな白色の五弁花を多数つける。果実は球状で紅熟する

↑↓Wikipedia

  • ベニカナメモチ(レッドロビン)Photinia×fraseriP. glabra × P. serrulata→カナメモチとオオカナメモチの雑種):新芽が非常に鮮やかな赤になる。鑑賞価値が高く、生け垣などに利用される。カナメモチとよく似ているが、カナメモチの葉柄には鋸歯の痕跡(茶色の点に見える)が残るが、レッドロビンには無いことで区別できる。
このキンカンは毎年この季節までに全部収穫なさっていたが、今年は放置状態
↑いずれも家を出て1分以内のお家のもの。
家を出て3分ほどのところに建つ10階建てマンション(南側、北側の道路幅は中央分離ラインがない2車線道路だが、西側は4車線道路が走りその両脇にに6メートル幅の道路があるので、建築規制が緩められている)の南側道路沿いの植え込み。
マンションの1階住人用庭を隠している。
ヤマツツジ、アセビ以外にトキワマンサクが咲き始めた
白い花のものがトキワマンサクで、赤い花が咲くものはベニバナトキワマンサクと呼び分けられる。
まっすぐ東へ歩くと駅を通り越して数分で桜通りに出る。
エドヒガンはまだ咲いていない。
↑はカンヒザクラ すでに花は終わり。
小彼岸が咲きはじめた。
↑はアリアケ 開花したばかり。
この通りを行くと広い4車線道路にぶつかるが、いつもは緑化植物園の方へ歩くが
今日は反対方向へ向かい三菱電機のテリトリーへ。
尼崎66社に数えられていない神社がいくつかあるが、その中の一つがその地区にある。
一度は偶然行き当たったがなんどか試みるに再訪できないでいた。
その神社の名前が大原神社であること、3年ほど前に取り壊されたことを今日初めて知った
三菱ないしその関連会社の建設地に組み込まれてしまったよう。
この辺り原っぱないし湿地帯だったのか。
背面
道路建設のために収容されたのか。
apediaに大原神社についての記述なし。
ヤハズエンドウも咲き始めた
猪名野神社(元宮)、大楠神社、大原神社、愛宕権現
記憶している限りでの66社以外の神社。JR立花駅近くにある河童大明神を祀る宮は、神社ではなく教会を名乗っている。
今日届いた所属誌最新号掲載
ショウちゃんの14句

アリストテレス

        

廃寺跡の花片喰の紅の渦

ローソク足の長い一日秋の虹

瀧紅葉七味辛子を振りすぎた

萱抱え萱を背負いて萱の中

オムライスの正しい食べ方七五三

開戦日夕焼け小焼けの集塵車

冬薔薇アリストテレスを食べている

ショーウィンドーに映る銀行クリスマス

ネリネなら八〇五〇問題解けるかも

箱とともに去った人あり初日の出

金も地位も計をも持たず新年

皆去んで三日の夜のココア煮る

壬生菜畑濃厚接触危険かも

棚に残る抗菌マスクは中国製

出句締切は1月末であった。
1月末にはまだマスクは自由に買えたという事実報告となった。

リキュウバイ

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花付きのいいリキュバイが都市緑化植物園の西側外周部の丘に育っていたが台風被害により伐採された。

今残るのは事務棟裏の2本。

↑のような丁寧な案内板は少ない。予算の削減の為か?

樹形はかぼそい。

リキュウバイ(利休梅)とはバラ科の植物の1種。学名はExochorda racemosa。別名はウメザキウツギバイカシモツケウツギモドキマルバヤナギザクラ

中国原産の落葉低木。日本では庭木、公園木としてよく栽培されている。花期は4〜5月頃で、白い花を咲かせる。

リキュウバイを詠う句はないと思った。利休で検索。お茶を楽しむ俳人は多いであろうから。

草屋根に日のおごるあり利休の忌(三月廿八日利休忌三句) 『定本石橋秀野句文集』
 
次の間も利休の軸や冬館 高越素堂
 
一本の茶杓に所思や利休の忌 阿波野青畝
 
利休忌や赤い花ある寛永寺 上村占魚
 
石庭の声聞かまほし利休の忌 恩智景子
 
利休忌の灯の漏れてゐるにじり口 老川敏彦
 
竹の風竹にしづまり利休の忌 山上樹実雄
 
利休忌のすぎたる墓の花菜かな 堀谷 鋭子
 
心また新たにはべる利休の忌 三宅 静枝
 
かたつむり利休ねずみの影をひく 石原八束 『仮幻』以後
 
利休忌の石の膚えの冷たさよ 『定本石橋秀野句文集』
 
利休忌や靄にゆびさす東山 『定本石橋秀野句文集』
 
利休忌の中州の畑茎立てる 飴山實 『次の花』
 
一碗の手ずれの涼や利休展 落合美佐子
 
利休梅死の齢まだ見えて来ず 矢島渚男
 
利休梅五十はつねの齢ならず 石田波郷
 
利休忌の男点前の杓光り 皆吉爽雨
 
利休忌やひきがねあまき火縄銃 土生重次
 
利休忌や衿掛けかへて首さむき 草村素子
 
利休忌を待つて茶杓をおろしけり 厳谷小波
 
利休忌の海鳴せまる白襖 鷲谷七菜子
 
山椿さはに見たりき利休の忌 森 澄雄
 
露寒の日のこぼれゐる利休の碑 大石登喜和
 
利休忌の海鳴せまる白襖 鷲谷七菜子
 
若者は正座に慣れず利休の忌 浜岡美哉子
 
直言に職失ふや利休の忌 野原春醪
 
利休忌や紙背文書のうらおもて 名和未知
 
山椿さはに見たりき利休の忌 森 澄雄
 
蕗のたうほろほろすがし利休箸 伊丹 丈蘭
 
山椿さはに見たりき利休の忌 森澄雄
 
利休忌の石の膚えの冷たさよ 石橋秀野
 
利休忌の山内松と侘助と 皆吉爽雨
 
風光るこころの端の千利休 平井照敏
 
実南天柄まで真紅や自若たり 草田男 (聚光院の利休自刃の間の内外にて)
 
一つ咲きたる酒中花に利休忌を 田畑美穂女
 
利休忌の海鳴せまる白襖 鷲谷七菜子
 
山椿さはに見たりき利休の忌 森澄雄
 
利休忌の石の膚の冷たさよ 石橋秀野
 
利休忌の読経椿の中よりす 奥山正子
 
利休忌の白紙にちかき置手紙 上田日差子
 
利休忌のけさ網棚の楽器箱 中田剛 珠樹以後
 
利休梅その下蔭の好もしき 後藤夜半
 
利休梅五十はつねの齢ならず 石田波郷
 
利休忌へ切先斜の青筧 神尾久美子
 
引く波の渚なだめて利休の忌 片山由美子
 
強情の千の利休の忌なりけり 相生垣瓜人
 
伐り出しの竹に雪積む利休の忌 岡井省二
 
利休忌やすすぎあげたる白茶巾 近藤一鴻
 
利休忌や茶掛かすれし無の一字 近藤一鴻
 
町中に町の音絶ち利休の忌 茂里正治
 
利休忌や茶の本の手に軽うして 相生垣瓜人
 
その茶気の豊かなりけむ利休の忌 相生垣瓜人
 
大男にてもありける利休の忌 相生垣瓜人
 
利休忌の三椏の花了りけり 龍岡晋
 
利休忌の白紙にちかき置手紙 上田日差子(1961-)
 
利休忌の海鳴せまる白襖 鷲谷七菜子
 
黒き枕ひとつ干しあり利休の忌 小檜山繁子
 
葉のよぢれそのまま活けむ利休の忌 朝倉和江
 
利休忌の黒きからだを買ひにけり 攝津幸彦
 
黒き枕ひとつ干しあり利休の忌 小檜山繁子
 
朝顔のどこかに隠る利休の眼 小檜山繁子
 
利休梅その下蔭の好もしき 後藤夜
 
その道の人か利休の墓洗ふ 森田峠 三角屋根
 
利休忌の海鳴せまる白襖 鷲谷七菜子 花寂び
 
ほとゝぎす鳴くや利休の落し穴 服部嵐雪
 
茶の花や利休が目にはよしの山 山口素堂
 
利休忌の春喚ぶ雨となりにけり 楠本憲吉
 
春落葉利休この世を去りし日か 飯田龍太
 
ふりかかる利休ねづみの春時雨 京極杞陽
 
利休忌に魅せられてゐし語録かな 阿波野青畝
 
普段着の心大切利休の忌 阿波野青畝
 
二月尽利休の心温ねけり 阿波野青畝
 
ほとゝぎす鳴や利休のおとし穴 服部嵐雪

後藤夜半はどこでリキュウバイをみたのであろうか。須磨の辺りか。

詠われているリキュウバイは↑の画像のような樹ではなく、2年前までこの公園でもみることのできた大株の樹であろう。

何度もこのブログで紹介しているので見つかれば後刻、ここに紹介したい。

ブログ内で検索 2015年4月7日の画像↑↓

リキュウバイの見ごろはもう少し後なのかもしれない。4月初旬に期待。

今日、ついに大阪・兵庫の交流制限勧告がでたよう。

大阪府と兵庫県では知事の受け止めに温度差があるが。ともかく我が家や私は何処へも行けなくなったような感がある。

家は兵庫県で勤務地は大阪という人が自宅待機になれば、阪急電車神戸線や宝塚線の運行数は大幅削減となる。

取敢えずは3連休期間中であるが。 23時の専門家会議の会見などを聞きながらの感慨。

 

ヒュウガミズキ

ミズキ(水木、学名:Cornus controversa)はミズキ科ミズキ属落葉高木。別名、クルマミズキ(車水木)。

樹高は10-15m。を扇状に四方に広げる。若枝は紫紅色で、はじめ細かい毛をもつが、のちに無毛になる。は長さ2-5cmの葉柄をもって互生し、広卵形から楕円形で縁は全縁、先はとがる。裏面は白く、弓形に曲がった5-9対の葉脈が隆起する。

花期は5-6月。新枝の先に多数の白色4弁の小白色花を散房花序につける。果実は核果、球形で紫黒色をしている。

和名は早春に芽をふく時、地中から多量の水を吸い上げることから。

まだ幼木↑↓

トサミズキ    多分成木 しかし樹高は5メートルもない。

川面に面している

 

田を守る水木の花もをはりたる 六角文夫
 
千仭の谷や水木の花翼 武居余史
 
水木咲いて中宮門主の恋古りし 渡辺水巴
 
土佐水木良寛堂を燭しけり 松崎鉄之介
 
甃碑に満つ土佐水木 久保田月鈴子
 
鐘一つ撞いて札所の土佐水木 宮川貴子
 
水売のようにそよいで花水木 阿部完市
 
真昼間の空を押しあげ花水木 伊藤敬子
 
臨終の目にてもの言ふ花水木 三森鉄治
 
くれなゐの影淡くゆれ花水木 小島花枝
 
野の川の向う明るき土佐水木 東條未英
 
生国やいまのまぼろし花水木 齋藤玄 『無畔』
 
教会の聖書ぼろぼろ花水木 大木あまり 火球
 
雲ひとつなき午後の晴れ落し水 木下夕爾
 
水木咲く下の暗がり水鳴りて 田山諷子
 
花咲きて水木は枝を平らにす 八木澤高原
 
田仕事のふたりひとりや水木咲く 森田公司
 
水木咲き枝先にすぐ夕蛙 森 澄雄
 
水木咲き清潔な夜が来る 向野由貴子
 
水木咲かせ妖精飛び立ちぬ 岡本一代
 
土佐水木仰ぎて星の息と合ふ 古賀まり子
 
松籟に視線移りしとき添水 木下千鶴子
 
おしなべて山の空なり花水木 高橋 龍
 
かはたれの水木の花のうすなさけ 松本光太郎
 
田仕事のひとりふたりや水木咲く 森田公司
 
着け睫つけたるごとし土佐水木 永川絢子
 
土佐水木仰ぎて星の息と合ふ 古賀まり子
 
土佐水木良寛堂を燭しけり 松崎鉄之介
 
水木咲く乙女聖尼を誓ふ日は 秋月すが子
 
鳩を見てをれば妻来て花水木 石田 波郷
 
水木駅前通り真つ直ぐに 石川泰子
 
夜は星の子と語るかな花水木 渡部良子
 
水木風の行方の夕ぐれて 小林喜美子
 
踏き夜のなほくらき辺に落し水 木下夕爾
 
夕焼空燃えきはまれりソーダ水 木下夕爾
 
木曾殿にほのと水木の咲きかかり 飴山実
 
庭を掃く水木の花のあかるさに 宮川きしを
 
土佐水木仰ぎて星の息と合ふ 古賀まり子
 
客間に客そして家裏花水木 阿部完市
 
人体も半ばは涙 姫水木 折笠美秋
 
暗き夜のなほくらき辺に落し水 木下夕爾
 
水木のみ震災の前のまま 三村純也
 
ひとすぢの春のひかりの厨水 木下夕爾
 
水木待たるることのある如し 西村和子 かりそめならず
 
水木明日なき恋といふに遠し 西村和子 窓
 
深爪の指でふれしが水木の芽 如月真菜

桜桃の幹つたひくる水木霊 長谷川久々子
 
むかし清瀬にあまたの悲恋花水木 七田谷まりうす
 
あはあはと浄土のみどり花水木 林翔
 
雲ひとつなき午後の晴れ落し水 木下夕爾 遠雷
 
秋の水木曽川といふ名にし負ふ 高浜虚子
 
水木咲き枝先にすぐ夕蛙 森澄雄
 
夕焼空燃えきはまれりソーダ水 木下夕爾
 
ひとすぢの春のひかりの厨水 木下夕爾
 
むかし清瀬にあまたの悲恋花水木 七田谷まりうす
 
水木明日なき恋といふに遠し 西村和子
 
会うために生まれきし朝花水木 高澤晶子
 
土佐水木仰ぎて星の息と合ふ 古賀まり子
 
水木降りしきる雨陽のさして 中拓夫
 
水木浮きつ浮かせつ顔ひとつ 小檜山繁子
 
月涼し今日の終りの厨水 木下夕爾
 
峡の月ことに暗しや落し水 木下夕爾
 
暗き夜のなほくらき辺に落し水 木下夕爾
 
雲ひとつなき午後の晴レ落し水 木下夕爾
 
夕焼空燃えきはまれりソーダ水 木下夕爾
 
伊予水木伊予はやさしき国ならむ 後藤比奈夫 花匂ひ

 

 

 

ハーデンベルギア

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学名:Hardenbergia violacea
和名:ヒトツバマメ  その他の名前:コマチフジ(小町藤)

科名 / 属名:マメ科 / ハーデンベルギア属

 

家庭園芸の対象になってまだ日が浅いと思うが、いまではこんな姿になるまで育てられている家もある。

塀いっぱいに蔓延っている。

同じ道筋にあるマンションの1階。マンションのオーナーらしき部屋の前↓

他にも鉢植えなら町中でもみることができる。

この花を初めてみつけたのは都市緑化植物園(上坂部西公園)の西門のなか

画像を得て、事務所へ行き、教えてもらった。丁寧にメモ用用紙に書いてもらった。「ハーゲンベルギヤ」となっていた。

以来、名前を思い出すときには「ハーゲンダッツ」から連想していた。

「ランタナ」もよく忘れる。らりるれランタナと覚えてる。

鉢植えではなかったが、1年後に株分けのようなかたちで4つくらいの鉢に分けられたが、草勢は以来衰えた。

今年はこれでも復活した方である。鉢は上坂部川にかかる橋の上に置かれている。

 

今日の近隣公園

まだ染井吉野は一輪も開花していないが、暖かい日であった。

大坂へも行けない人でにぎわい

いままさにテリトリー拡張中のグループ

 

 

例年つくしがでる隅の辺りを観察

スギナが目立つ。

 

 正岡子規 土筆の句

 

病床を三里はなれて土筆土筆 正岡子規
 
里人は土筆も食わず蓬摘 土筆 正岡子規
 
看病や土筆摘むのも何年目 土筆 正岡子規
 
杉菜多キ堤ニ出タリ土筆土筆 正岡子規
 
家を出でゝ土筆摘むのも何年目 土筆 正岡子規
 
見てすぐる土手の土筆や蓬摘 土筆 正岡子規
 
道のべにたまたま土筆一つかな 土筆 正岡子規
 
土筆煮て飯くふ夜の台所 土筆 正岡子規
 
町近き野辺に乏しき土筆 土筆 正岡子規

 

 

 

 

ヒタキ?

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テレビ画面では東京上野公園の宴席禁止の花見風景などが報じられているが

(「オーバーシュート」や(特にイタリアの)「医療崩壊」などという新語とともに)

関西、とくに阪神間、特に尼崎では染井吉野は開花していない。

庄下川上流(生島橋より北)沿いでは、この桜は満開に近い。

テレビでも上野公園内のこの桜を写していた(と思う)が、品種は何か。

彼岸桜ではない、河津桜や寒緋桜よりは花色は淡いが、シメイヨシノよりははるかに色が濃い。

寒桜であろうか(寒桜と寒緋桜は違う)、サトザクラの一種であろうか。有明はもっと彼岸桜に近い淡い色だし

ヤマザクラは花と葉が一緒にでてくる。

背景に女子大の学舎が見えるところに2本。

温室があった場所、さっちゃんさんの報告では夜には夜行性外来動物(アライグマ)が徘徊するあたり。。

新学舎が建つとのかと思ったら、温室の北側にあった場所に部室らしきものが建った。と思ったらメインの場所は新駐車場

になった。

これより東側、南側に寄宿舎棟があるが、そこの前庭が職員用駐車場として利用されていたが、この場所に移動したのかも。

ということは寄宿舎の方が増設されるのかも。

 新体育館を作り、中学高校の建物を運動場へ新設し、中高の正門を移動するとともに、元の中高の事務棟や学舎跡へ

幼稚園を移設、幼稚園跡は更地になり、最近マンション建設予告が貼り出されている。

女子大や付属の中高校や幼稚園の成り行きに特に注目しているわけではないが、周辺を徘徊している内に気付いたことである。

 

女子大の正門を入った道は公道であったと思う。よって周辺居住者が通り抜けることができるようになっていたが、

今では通り抜けてゆく先に人家がなくなったために、隣接の公園への入り口は施錠されたままになっている。

コロナウィルスのための臨時処置かどうか。

今日も好天気で川の遊歩道を歩く人も多かった。川辺でコンビニ弁当を広げる二人連れも多かった。

老々づればかりではないが。

庄下川上流で、私が標準木に(勝手に)定めている木。Ⅹ橋の北、東側。

他の木もやや丁寧に見て回ったが、3月21日現在一輪も開花していない。

大仰な開花宣言退位前

昨年の作。今年は無観客だろうからネット宣言かも。

余り踏み込まない小さな公園西塚口第3公園内で見つけた。

思った以上にうまく撮れている。

名前は分からない。また公園の事務室(花と緑の相談所)で尋ねてみよう。ヒタキかも。

草地へ降りたところも撮ったが撮れていなかった。

この辻地蔵のあるあたり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


テーダマツ

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上坂部西公園(都市緑化植物園)にある1本の松。テーダ松。

テーダマツPinus taeda)はマツ科マツ属の樹木である。タエダマツ、タエダ松などとも表記される。

学名Pinus taedaの種小名 taedaは「樹脂に富む木材」を表している。和名はこの種小名に由来するテーダマツの呼び名が一般的である。

 

アパラチア山脈以南のアメリカ合衆国南東部に広く分布。生育地の気候は多湿であり夏は暑く、冬はあまり寒くない。年間平均降水量は1000 mmから1500 mm程度。森林の生長期間は分布域北部では5カ月から、同南部の海岸付近では10カ月ほど。年間気温の変動は13-24℃で7月の気温は27℃で頻繁に38℃を上回る。1月の平均気温は4℃から16℃で分布域の北部や西部では-20℃以下になることもある[1]

生育地の北への拡大を制限するものは冬の低温と、開花時期の氷雪や低温が原因だと考えられている。テキサス州やオクラホマ州以西への拡大を拒むのは十分な量の成長期を欠くことが原因とみられる[2]

山火事が起きにくくなっていることで、本種はアメリカ深南部(ディープサウス、Deep South)のいくつかの地域で分布を拡大している。これらの地域はかつてはダイオウマツPinus palustris)やスラッシュマツP. elliotti)など極陽性のマツが優勢であった。

アメリカ南部を代表する有用林業樹種の一つ。オーストラリアなどを含む原産地以外でも木材やパルプを目的とする植林がなされて分布している。

日本国内の観察においてもアカマツを大幅に上回る成長を見せ、特に10年生以後がアカマツに比べて著しく早く成長するという[3]、また、マツ材線虫病 (マツ枯れ、マツ食い虫とも) に対する高い抵抗性などから一時期林業用樹種として大いに期待された。風で損傷しやすいこと[4]、外来種問題などから新規で植えられることはほぼないものの、比較的温暖な地域の公園植物園では目にすることの多い外国産マツである。

 

 

連理の松になっている。

界隈の目こぼしのこれ連理草 木津柳芽
 
蛇の衣連理の枝にからみけり 下村梅子
 
飲めやうたへ神の連理の若緑 上島鬼貫

 

庄下川沿岸でセイヨウカラシナが咲き始めた。

↓はまだ花穂がでていない。

ヒメリュウキンカ

盛りは過ぎたがまだ楽しめる

染井吉野が咲かないのに、ムラサキケマンはつぎつぎに咲き始めた。

↑リュウキンカのテリトリーの中で。というよりムラサキケマンのテリトリーにリュウキンカが進出。

その逆のケースもある。

↑の枯葉は何のものかわからない。

黄華鬘や華鬘草を詠った句は多いが紫華鬘の例句は少ない。

川波に紫華鬘咲き隠る 石原八束
 
草たけて紫華鬘色うすし 川島彷徨子
 
川波に紫華鬘咲き隠る 石原八束

オオキバナカタバミ

このかたばみは今が盛り。町中の家の前にもよく見かける。

↓のかたばみも今が盛りである。最近よく見かけるようになった

イモカタバミではない。イモカタバミの葉の色は少し違う。

イモカタバミほどには大株にならない。一枚一枚の葉はハート形ではない。

アカカタバミと葉の色は似ているが、葉ははるかに大きいし路傍ないしアスファルトの隙間にまでは

進出してしない。花色も黄色ではなくピンク。

モモノカガヤキは冬の季語であろう。もう花は咲かない。

よくよく観察して想像力を発揮すればカタバミの葉といえないことはない。

イモカタバミ↑ 花はこれからである。大きなコロニーを形成するので、花が咲いていなくても同定しやすい。

 

 

 

 

 

 

 

 

建築工事

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ルピナス

日本で改良されたのかもしれない。矮性仕立てになっている。可憐な感じ。

車の往来の激しい4車線道路沿い。

ルピナス属(るぴなすぞく、学名: Lupinus、ルーピン、: Lupin)は、マメ科の属の1つ。ルピナスの名はオオカミに由来し、吸肥力が非常に強い特徴を貪欲な狼にたとえたものである。和名はハウチワマメ属(葉団扇豆属)。根生葉が掌状複葉であることから付けられた。また、花の様子がフジに似ており、花が下から咲き上がるため、ノボリフジ(昇藤)とも呼ばれる。

ワスレナグサ これも可憐な花

やや似ている野草 キュリグサ

 

 

空家が更地になり新しい家が建つ

最近では、駅前の(6階ビルから16階ビルへの建て替え、火事があった後5年以上更地のままであった市場跡の15階ビルの新築

家の近くで2年以上放置されていた空家の更地化工事の3つを観察中。

 

 

 

 

 

 

ヒスイカズラ

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3月6日に電車に乗って大阪淀川区十三駅まで往復。これが3月になって唯一の「遠出」。

ではなかった。3月12日に新幹線 とJR新大阪駅の南側、宮原操車場に接した印刷所へ出張校正にでかけている

以来、電車どころか市内バス(阪神バス)にも乗っていない。

 となると散歩の行先は、庄下川(旧東富松川、冨松川、西富松排水路)沿岸か、

都市緑化植物園(上坂部西公園)周辺に限定される。

この鳥はジョウビタキの雌だと、小鳥に詳しい公園事務所の職員に教わった。

昨日の温室(火曜と水曜は事務室と温室は休業閉館)

一瞬、造花に見えた。週に2度、最近では3度も覗いているのに全く気付かなかった。

通路を塞ぐように咲いている。

光の関係がよく分からないので、角度を変えて撮影

ヒスイカズラ

ヒスイカズラ[1](翡翠葛、学名Strongylodon macrobotrys ストロンギロドン・マクロボトリス[2])は、マメ亜科に分類される常緑つる性植物。原産地はフィリピン諸島(ルソン島など)。

受粉はオオコウモリにより行われる。花弁は翡翠色であるが、これはコピグメント効果によるもので、色素としてマルビンサポナリンが1:9の割合で含まれていること、細胞のpHが7.9とアルカリ性に傾いていることによる[3]

翡翠翡翠色なる不思議かな 増山山肌
 
翡翠翡翠色も水はじく 後藤比奈夫
 
翡翠の一撃しぶくこともなし 檜紀代
 
薄氷翡翠の象を連れ歩く 山西雅子
 
キーウイを切れば翡翠の宇宙なる 正木ゆう子
 
月光へ髪結ひ上げて翡翠欲し 中嶋秀子
 
翡翠のかすめし色のまだ残る 鷲谷七菜子
 
眼の前に翡翠現れて声出でず 詫摩まつ子 『卒寿』
 
冬浪の立ち上るとき翡翠色 高木晴子
 
翡翠に杭置去りにされにけり 八木林之助
 
一身を矢とし翡翠漁れる 山口速
 
子の声と翡翠のゆくへ澱みなし 飯田龍太
 
翡翠の影こん~と遡り 川端茅舎
 
翡翠の打ちたる水の平かな 松根東洋城
 
晩涼や翡翠に替へし耳かざり 原田青児
 
父の恋翡翠飛んで母の恋 仙田洋子
 
翡翠の歓喜の羽をひらきけり 鈴木太郎
 
翡翠や水のみ知れる水の創 恩田侑布子
 
翡翠に遇いしを吉と年初 中嶋シヅ子
 
翡翠の色に流るる冬の川 工藤はるみ
 
 
来るといふ杭を見つめて翡翠待つ 五十島典子
 
翡翠も捕へし魚もきらめけり 佐藤清子
 
翡翠が狙ふかはせみ色の渕 吉本 昴
 
翡翠の一閃濡れて岩のこる 原 徹
 
翡翠の影こん~と遡り 川端茅舎
 
衣更えて母の形見の翡翠さす 立田順子
 
谷川に翡翠と落ちる椿かな 素堂
 
翡翠鳴き一軒湯ランプ消す 雨宮美智子
 
蟹籠を沈め翡翠の熊野川 本谷久邇彦
 
巌頭の鷹の見下ろす翡翠峡 本宮哲郎
 
黄せきれい翡翠埋もれる谿に沿ひ 岡野スミ子
 
翡翠の冠毛なびく春疾風 佐藤瑠璃
 
涅槃図に翡翠の色さがしをり 大島清子
 
柳伐って翡翠終に来ずなりぬ 正岡子規
 
翡翠やみづのみ知れるみづの創 恩田侑布子
 
翡翠に池あらされて女寺 平川よし美
 
翡翠の一直線の青一瞬 加藤瑠璃子
 
釣りの子の云ふ翡翠の巣は秘密 篠崎みや子
 
こだまして赤翡翠の炎ゆる恋 堀口星眠(橡)
 
翡翠なぞへの村が雲を堰き 城戸愛子「草朧」
 
翡翠の水をはなるるしぶきかな 河野照子「雉俳句集」
 
翡翠の影こん~と遡り 川端茅舎「川端茅舎句集」
 
父の恋翡翠飛んで母の恋 仙田洋子「橋のあなたに」
 
一身を矢とし翡翠漁れる 山口速(狩)
 
子の声と翡翠のゆくへ澱みなし 飯田龍太「童眸]
 
翡翠のまぎれて住むか杜若 桃隣「別座鋪」
 
翡翠の紅一点につゞまりぬ 高浜虚子「虚子全集」
 
翡翠に忘れかねたる都かな 長谷川零余子「雑草」
 
翡翠に梅雨月ひかりはじめけり 飯田龍太「百戸の谿」

ルソンは今は閉鎖、封鎖されている。マニラにはよそ者は入れない。

オオコウモリなど温室にはいないので、受粉不可能。 後で知ったが4年ぶりの開花だとか。

帰宅後に、地方版で紹介されているのを知った。

(画像を配置しようとしたら設定できない。またダイヤルがauto以外へ移動していたらしい。今再取り込み。)

新聞の日付は23日だが撮影は今日。

その下の記事の見出し「芦屋での 圧巻のシモクレン」

尼崎ではハクモクレンは散り果て。シモクレンも落花盛ん。

↑はまだしも花が残っている部分を撮影

↓チリソメのハクモクレン

隣に見える土佐水木はこれからが盛期

その又横のハナズオウ これは、これから

↑↓zoomのピントが合っていない。

 

 

 

開花宣言

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最寄り駅の東側(梅田側)の踏切の北

桜通りの起点  画面左が江戸彼岸、右手が小彼岸 その向こうに寒緋桜などが見える。

↑江戸彼岸↓

 

まだ満開ではない

 

↓右 小彼岸

 

寒緋桜は葉桜に

近隣公園のわが標準木はようやく開花 東京とは10日ずれた。

ざっと見ただけでは分からない

この箇所で2輪か2輪半

別の高い枝先に

ここでも2、3輪

合わせて5輪以上確認  

ふとき月下美人として開花 稲畑汀子
 
睡蓮開花太陽のほか触るるなし 野沢節子
 
木蓮の力みなぎる開花どき 山下美典
 
目つむりて待たんかはちすの開花音 池野健
 
四肢通すときに水着の開花せり 櫂未知子 蒙古斑以後
 
匂ふとき月下美人として開花 稲畑汀子
 
水の野を朝の雲過ぐああ開花 金子兜太 遊牧集
 
夕顔開花に懐疑またたき初む 竹下しづの女句文集 昭和二十四年
 
開花葉勢印のみほとけ糸ざくら 阿波野青畝

今日の近隣公園の賑わい。

自転車いっぱい

シートも多数

10輪程度の花を咲かせている木も数本

ただし兵庫県は大クラスターを抱え込んでしまった。

オオキバナカタバミの群生  これは駅前の線路沿いの人家の前

道は私道である。

白花もまだ咲いている

ホトケノザ

町中でも川沿いでも大群生を見る機会は減ったように思う。

紅花ときわマンサク

3階建てマンションの囲い  かなり古い豪華マンション

レッドロビン

ここも豪華マンション

フィカス・プミラの茂るお家の近く

ようく見たら実がまだ残っている

 

啓翁桜

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クラスター、パンデミック、オーバーシュート、

濃厚接触、医療崩壊、ロックダウン、巣籠り消費

今年の流行語の大半は、新型コロナウィルス(covid-19)関連と

オリンピック延長関係になりそう。当然ながら今年の漢字一字も。

防衛大臣の出幕が無くなったためかどうか、

片仮名表記はやめて、集団感染、感染爆発、都市封鎖などと分かりやすい日本語表記をせよなどと発言

クルーズ船に乗り込む自衛隊員装備についても厚生省の二の舞を避けることを強調(新聞やテレビは報じていないようだが)

ただしクラスターやオーバーシュートは流行性感染症分野での専門用語とはいえない。ロックダウンやオーバーシュートもまたしかり。

ロックダウンは刑務所用語ではなかったか?

雪折れの森囚人達の蝶結び 仁平勝 花盗人
 
囚人の手よりもよごれ芋茎剥く 村上冬燕
 
出でて耕す囚人に鳥渡りけり 嶋田青峰(1882-1944)
 
われらの血まじる囚人よ榛咲ける 松村蒼石 雪
 
耳の奥に囚人菊を抱いてゐる 栗林千津

囚人菊という菊はない。 囚人が菊を抱いているの意味だがその意味は分からない。

庄下川沿い、女子大横の桜。終わりかけている。

何枚か画像を示して品種を教えてもらおうとしたら、花弁や雄蕊、雌蕊の様子がみたいと言われた

で、ズームを使わないで、撮影

他の相談員の人は啓翁桜ではないかとも。

女子大の先生の中には知っておられる(あるいは植えた人を知っている)方も居られるかも。

2本の全体像を撮ろうと位置を選んでいると、もう1本桜の木(若木)があるのに気付いたがこれはあきらかに山桜。

庄下川の桜は咲き初めないしちらほら

東川端橋から下流を撮っている↑ 左岸のさくらはまだ開花していないものが多いが右岸ではちらほら

この木などはちらほら以上

左岸から右岸を見る限り、噴泉横の↑の木が2分咲き以上になっている。

 

ムラサキケマン 呆けかかっているものもある

↑は左岸 ヒメリュウキンカの群れの中(クラスターとも表現可能)に入り込んだ紫華鬘

ヒメリュウキンカそのものも葦のテリトリーへ昨年進入した。

右岸のムラサキケマンの大クラスタ―内

上手く写っていないが全体が赤ぽくみえる

庄下川の(私が定めた)標準木は未開花

バッテリー切れで画像はなし。

↓対の箇所の桜

 

左岸上流のさくら おおくは咲き初めにもなっていない。26日午後

 

 

 

 

 

 

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