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Channel: ショウちゃんのブログ 俳句のある風景
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ウェストリンギア

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ドドナエア

庭木としても最近よくみかける。

ドドナエアにはいくつか種類がありますが、店頭で普通に見られるのはビスコーサです。冬に美しく紅葉する‘プルプレア’がよく出回ります。緑の葉色を保つ品種もありますがあまり出回りません。紅葉は赤銅色になります。

花と緑の花図鑑より。↑プルプレア

この辺りになるとWikipediaには項目なし。

↑シルバープリペット  セイヨウイボタノキとも。

これもWikipediaに項目なし

3年程前に整備されたオーストラリア植物枠

いずれも数年で大株になった。ウェストリンギア   白花赤花靑花

確かにローズマリーの葉に似ているが、芳香はしない。

門戸厄神駅へ出かけた。駅前の不動産屋を訪問。27年前とはずいぶん駅前も変わっている。

半開きになっているドアを開けると主が一人。

一瞬本人とは分からなかった。向うも。帽子を脱いで数秒後、ショウちゃんとわかったよう。

その昔一緒に俳句談義を楽しんだ仲間である。

少し違うかもしれないが

帰省まず仏間へ我執の脇を締め

といった句を三樹彦が激賞していた。

 

雨が強くなったので、門戸厄神さんへは向かわず帰宅。

「門戸厄神 画像」の画像検索結果

近場故、吟行会でも何度か来ている。直近は5年前かも。

 

 

 

 

 

 

 


ナスタチューム

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キンレンカ(金蓮花)は南米原産のノウゼンハレン科の一年草。別名をノウゼンハレン(凌霄葉蓮)ともいう。美しい花を観賞するためや茎葉や花をハーブとして食用にするために栽培される。学名Tropaeolum majus。2つの和名は黄色や橙色のノウゼンカズラに似て、ハスに似ることからつけられた。

ナスタチウム(英語Nasturtium)とも呼ばれるが、この名は正式にはオランダガラシ(クレソン)属を指す学名であって、似た味をもつために転用された通称である。

アンデス山脈などの熱帯高地原産のため25度を越える暑さに弱く、寒さにも強くはない。葉はハスなどに似て円形で中央付近に葉柄がつく。花は左右相称、花弁が5枚あり、後ろに細長い漏斗状の距があってここに蜜がたまる。花期は5月から11月頃と長く、花色はオレンジピンク色など暖色系が中心。子房は3心皮からなり、果実は分果で3個に分かれ各1個の種子を含む。

花や若葉はサラダなどに入れて食用にでき、わずかにクレソンを思わせる辛味がある。また未熟の種子を塩漬けにしてケッパーの代りに使うこともある。

キンレンカ属には中南米原産の約80種の草本があり、花を観賞するためにT. peregrinum 、T. speciosum などが栽培される。T. tuberosumいもを食用とするために栽培され、アンデス地方の一部ではMashuaと呼ばれる重要な作物である。

 

一度だけ栽培経験がある。葉の中(表面ではなく)に虫が這った跡のような筋がはいり

食用には利用しなかった。

 

この季節の花ではない。夏の季語だろう。

ペチュニアも

ペチュニアPetunia)とは南米原産のナス科ペチュニア属に属する草本の総称。また、同属の種のひとつ、学名Petunia x hybrida(和名:ツクバネアサガオ、衝羽根朝顔)のこと。園芸植物として花が観賞される。

ツクバネ朝顔という呼称は知ってはいたが、園芸店などでこの表示を見たことはない。

12月にも咲き残っているのを見ることはあるが、年を越して2月に近くまだ咲いている。

画像は今日撮影。これも夏の季語であろう。サフィニアを含め、これは10年くらいの栽培経験があるが、毎年根切り虫の被害を受けるので撤退。

 

濃紺ではなくて真っ黒な感じ。サントリーではないミヨシという会社が日本へ導入。

2011、12年頃ブームを巻き起こしたようだが、知らなかった。

 

原産地は南アメリカである。1767年フランスのコンメルソンがウルグアイで本種の白花を発見したのがヨーロッパに伝わったはじめである。その後、1831年にはブラジルから赤紫の花がヨーロッパにもたらされた。両者は交配され、それが現在のペチュニアの元となった「ペチュニア・ヴィオラセラ」である。

その後、一層に品種改良が加えられ、花の大きさは大輪、中輪、小輪、花の色は赤、赤紫、紫、青紫、白、白黄、白青、桃など多彩で、禹長春によって八重咲きのものが作出されるなど、花容がバラエティに富むものになった。また。当初は草丈が高く、花数が少なかったものも、匍匐性で、花数が多いものになった。

Wikipediaの解説↑にも黒色には触れていない。

 

種まきは4月5月、開花期は4月10月である。咲いた花が枯れた場合は、同じ株の茎に育っている蕾が開花し、株としては4月~10月まで花が咲き続ける。10月~11月に株は枯れる。

 

イオノプシジウム

 

花色:紫白
学名:Ionopsidium acaule
別名:バイオレットクレス
科名:アブラナ科
分類:秋まき一年草
原産地:ヨーロッパ
大きさ:背丈5~10cm 横幅10~20cm
主な見所:花(3~5月)、香り(花)

ビデンスの方はウィンターコスモスの別名があるので今咲いていても驚かないが、

こぼれ種でも育っているよう。

野生化しているのを見るのはこの場所だけである。

普段あまり歩かない小学校のちかく川沿いの道

園芸好きのご婦人には、この花の名を尋ねた時にお会いしたが、イオノプシジウムという名は忘れていた。

先日淀川下流域河川敷の球技場が無数に見えると書いたが、約40か所あることを

バックネットやスコアボードの撤去を、期限を今年の梅雨前に設定して求めるという

新聞記事の中で確認。藻川沿いにも8か所あるよう。

俳句ではなく川柳に近い

抗菌マスク買って戻れば中国製

嘆いているのはワイフ。かなりの量を買ったよう。

中国人観光団はもちろん中国製の表記があれば買わないであろう。

今夜武漢に向かう飛行機にも大量に積み込んだらしいがまさか中国製ではないだろう。

衣料については最近はインドネシア製とかバングラデイシュ製(メーカー名は日本名でも)

が目立つ。

 

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尼崎市に山はない。浜とか潮とか洲とか島の付く地名は数々あれど

山や台や丘のつく地名は皆無とは言えないがごくわずか。

古墳が多いので、後円部が丘とか山で呼ばれている。

そんな岡(丘)や山にはお猿さんはいない。

出没地を見たら我が家からそう遠くないところにも現われている。まったく知らなかった

阪急塚口駅の東側にも×印がある。

熊だったら大きなニュースになっていたはず。昨年暮れからだから孫接待に明け暮れしていた時期ではある。

蓬川から武庫川を結ぶ線から南で目撃情報が多い。

 

目下作成中

 

 

 

オオアカカタバミ

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アカカタバミに関する「松江の花図鑑」の解説;

多年草
カタバミの1品種。日本各地の道端などの乾燥した場所に生える。茎はよく枝分かれし、下部は地面をはい、上部は立ち上がる。葉は3小葉で赤紫色を帯びる。葉の脇から散形花序を出し、径8mmぐらいの黄色の花をつける。中心部が赤くなることが多い。果実はさく果、長さ約2cmの円柱形で熟すと多数の種子をはじきとばす。種子は淡褐色、長さ約1.5mmの広卵形で、表面に横みぞが7本ある。花期は5〜9月
学名は、Oxalis corniculata f. rubrifolia
カタバミ科カタバミ属
葉が緑色のものはカタバミ、また中間の色合いのものをウスアカカタバミという。
葉の表面や茎にも毛が多いものをケカタバミという。

画像のカタバミはアカカタバミではない。

アカカタバミの葉の色は似ているが、葉はこんなに大きくない。

よって画像のカタバミの品種名が分からない。

もっと葉形が大きく形が三角形のトライアングラシス(別名ムラサキノマイ、インカノカタバミ、カラスバオキザリス、サンカクバオキザリス)でもない。

http://xn--m9j881n25q.jp/cat19/post_1530.html

さんが紹介している酢漿草と同じものである。調べてみたがよく分からない。

取敢えずは、オオアカカタバミと名付けておく。(オオキバナカタバミに倣って)

ハナタカバミの葉ほど大きくはないが、

園芸種であることは確か。もちろんショウジョウカタバミでもない。

何の実か?

答えは次の画像の下

さるすべり

ニオイスミレ

近隣公園のコスモス

まだ咲いている

赤色アリッサム

個人のお宅の前

1日前か2日前に草が刈られたよう

いっぱい出ていた蘖も刈られてしまった

2日前 同じ木ではないが。

コスズメガヤなどは↓のようでだった。盗人萩なども

↓の画像は悪性苔を写したものだが、草刈り前の様子が分かる

今日↓

↑の環境下では金木犀も威勢はよくない。

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ワイフが寝室の窓辺で育てているもの。花が咲いたというので撮影

 

緑化植物園事務棟前

温室横に新しくできた展示ルーム前の案内

2月3日の節分会豆撒きの案内も別のところで見たが、今年は敬遠すべきか。

 

壬生菜畑濃厚接触危険かも

蘭はゴミ溜めの花というが、やろうと思った事はない。現役勤務中はもちろん退職後も。

カトレア、デンドロ、胡蝶蘭 貰ったものを翌年用に管理するのはワイフの趣味。

ただしカトレヤを貰った記憶はない。

カトレヤカトレアとも。Cattleya)とは中南米原産のラン科植物の1つの属、あるいはその近縁属との交配品種を含む1群の植物である。美しい花を咲かせることからよく栽培され、最も有名な洋ランである。洋ランの女王とも言われる。

カトレアの卓に詩集とウォークマン 橋本榮治 麦生
 
かつて妻の胸にもありしカトレアよ 富田直治

ワイフの友人の出品作品は多数。

毎日2時間かけて浴室で水やりとか。

デンドロビウム、シンピジウムでは例句みつからず。

「蘭」だけだと多すぎると思い、検索しなかった。

胡蝶蘭花芯の紅を夜へ閉ざす 深谷雄大
 
胡蝶蘭花を沈めて活けらるる 高浜年尾
 
胡蝶蘭いささかの怨なしとせず 神尾季羊
 
胡蝶蘭抱へて妻の実家訪ふ 船坂ちか子
 
導かれ来し一卓の胡蝶蘭 後藤夜半
 
師の受賞寿ぎ句座に胡蝶蘭 伊藤和子

 

アリストロキア・ギガンテア

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この植物が緑化植物園の温室のメインルームに配置されてるのを知らなかった。

蕾はうつぼカヅラに似ている。

たぶんごく最近配置されたものだと思う。

「草花と樹木のデジタル植物園」というHPの当該植物名欄に日本各地で見られる

このカヅラの画像が紹介されている。

Wikipedia英語版の画像

Aristolochia gigantea-IMG 5523.jpg

心臓形と表現されている。

葛に相当する英語はclimber  自動翻訳(と思われる)によるWikipediaの紹介では登山家となっていた。

久し振りでもない温室のメインコーナーには

小笠原桑なるものが5鉢新たに配置された

オガサワラグワは小笠原諸島だけに分布する固有種である。高さ8-15mの落葉高木で、大きな個体は直径1mを越える。9-10月に落葉し、新芽の芽吹きとともに花柄を伸ばし、花期は10-11月、果期は12-1月である。雌雄異株。染色体の核型は同質4倍体。葉はハート型で欠刻はない。過去には小笠原諸島の湿性高木林の林冠を構成する代表的な樹種であったと考えられる。現在では、弟島、父島、母島の限られた地域に高樹齢と思われる成木が生育しており、残存個体数は植栽も含め170本以下と推測されている。それらの成木の周囲に、実生や若い稚樹を発見することはできない。

希少樹種の現状と保全より

国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所林木育種センターが昨年から実施している事業の一環のよう。

オガサワラグワは小笠原諸島固有の樹木*1 で、かつては島内の森林の主要な構成樹木で した。木目が緻密で美しく、貴重な木材として取引されていたため、明治の開拓期にその 多くが伐採され個体数が激減してしまい、現在では絶滅危惧種*2 に指定されています。残 された個体も移入種*3 のアカギやシマグワの影響で、本来の生育地での存続が危機的な状 況にあります。これらを保全するため、これまで、島内での生息域内保存に加え、組織培 養*4技術を用いて生息域外保存*5を進めてきました。 『オガサワラグワ里親計画』では、関係機関による確実な保存(分散保存*6 )を行うと ともに、オガサワラグワを含めた小笠原の自然について、多くの方々に見て、知って、理 解を深めてもらうことを目指し、日本各地の植物園での保存・展示を進めていきます。

高木のようなのでどこまでここで管理できるか。職員さんも大変だ。

 

小笠原流にて掬ふなごりゆき 櫂未知子 蒙古斑

 

何故か桑の句には「桑」の字の2度遣いが目立つ

 

母小さしにかくれてを摘む 倉田紘文

 

の芽の形となりてほぐれ 柴山 長子

括るのたましひ抜けぬやう 鷹羽狩行
 
摘むやに隠れて妙義の頭 松根東洋城
 
もゆれ遠嶺もゆれて車 岡本まち子
 
の実のしみ新しき籠かな 富安風生
 
底破れせる籠に満つる 久米乙菜
 
括りざんばらも斑雪かな 八木林之助

花島に四ツの真水井戸 斉藤美規
 
赤屋根の漆喰しるし仏花 堀 古蝶
 
郭公やにしづみて小家がち 亀井糸游
 
蚕がくふ音のさやけさ昼寝する 加藤知世子
 
の葉の照るに堪へゆく帰省かな 水原秋櫻子
 
捨畑の真青に初伏かな 木村蕪城
 
春のいつもゆるめに父の帯 岡本高明
 
干すに借りる御堂や山家妻 原 石鼎
 
泳ぎ子のしぶきはや立つの花 米谷静二
 
の花白ければ水応ふ 臼田亜浪
 
八王子駅出でて直ぐがくれ 三橋敏雄
 
咲いて戸毎に婆とおしら神 菅原多つを
 
雨ぐせにの芽青む祭あと 野澤節子
 
せりせりと蚕は喰む昼冥し 宗像ひで
 
秩父路に減りたるや春祭 木村蕪城
 
摘女のせて一番渡舟出づ 江口竹亭
 
摘む娘呼ぶや飼屋の二階より 松本たかし
 
かなしいほど速い摘む老婆の手 森 武司
 
解いて空の高さとなりにけり 吉田鴻司
 
ほどく桐の機嫌に雨の粒 松村蒼石
 
湖の日和たまはりを解く 川辺たかし
 
目の薬師までの坂道ほどく 増成栗人
 
を解くうしろかがやく吉野川 光永峡関
 
終りまで遂にひとりやを解く 草野駝王
 
のなかのお寺となりにけり 北村 光阿弥
 
フレイルの日の屈伸体操ボキボキ

ベゴニア

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武漢三鎮 パノラマ

Panorama of Hankow and Wuchang(20170422)

↑長江大橋と長江 左端テレビ塔

20年以上差し芽で更新を続けている八重咲ベゴニア。ここ数年熱心に世話をしていなかったので、この冬室内に取り込めたのはやせ衰えた2鉢のみ。

天気が良かったので、外へ取り出し撮影。夏バテして弱っていたが持ち直したよう。

このままでいけば、3月には10本以上差し穂が取れるはず。

木立性ベゴニアの方も↓一株になった。

軸も細く、葉も小さく、色つやも悪い。

庄下川のヒメリュウキンカ

花径はまだまだ大きくなる。

ヤエムグラが見える。

ぎしぎしも元気

 

庄下川周辺へ向かった場合、月に一度くらいは庄谷(しょうたに)に寄る。

庄谷倶楽部

↑は東難波店 風変わりな雰囲気。周囲の尼らしい街並みから浮いている。

利用したのはこの店ではなく、東富松店とでも呼ぶべき場所。

ここが本店であったはずが、ある時店じまいして武庫之荘の方へ移ったあとは

「空家」状態であったが、2年ほど前に再開店。

新店舗武庫之荘店

↑は武庫之荘店

上二つの店舗とは比較できない、隠れ家的店舗だが、中へ入ると

いつも購入には待ち時間がある。

いろいろのケーキ類を扱っているが、この店の売りはタルト。

タルト一つでも買えるが、いつも予算1000円で購入。

3日つづけて1個ずつ食べるとしばらくは堪能。

好意的な食べログ紹介  2018年10月記入のもの

 

(もちろん投稿者は私ではない)

 

尼崎発祥の洋菓子屋さんで、尼崎市民なら知らない人はいない程、地域に愛されている「ショウタニ」さん。
9月に「焼きたてタルト専門店」をオープンしていました!

場所は、七松線沿い「東富松フケ」交差点の南西側すぐです。
道路をはさんで向かい側に大きな駐車場もあります。

今まで「ラボ」と呼ばれる製造のみを取り行っている工場跡地にオープンしたようです。
車で前を通った際、かなり前から看板があがっていた様子でした(^○^)


「ケーキハウス ショウタニ」と違い、こちらはタルトの専門店。
入り口には、名物の「シュークリームは販売していません」とメッセージが。

かわいらしくディスプレイされた店内に、一歩足を踏み入れると、大きなショーケースの中に所狭しと並べられた宝石のような、フルーツタルトたち。

相方さんは、フルーツタルトが何よりも大好き女子なので大喜びしてました♪
思わず、声をあげちゃう圧巻さ!

 

そういえばここのシュークリームを美作へ運んだ記憶あり。

タルトでは例句みつからず

ケーキの例句も少ない

葭切やフランス小旗ケーキ屋に 波多野爽波 『一筆』以後
 
下校の子待つ人参のケーキ焼く 成田郁子
 
新胡桃たつぷり入れてケーキ焼く 芝 由紀
 
栃咲くや少女あふれるケーキ店 松本照子
 
子のつくる砂のケーキや鳥交む 藤本陽子
 
ケーキ屋にたんぽぽ色の灯が点きぬ 西村和子 夏帽子
 
小鳥来るケーキに花を咲かせれば 田中春生
 
ケーキ売り尽してよりのクリスマス 毛塚静枝
 
昼寝するつもりがケーキ焼くことに 稲畑汀子(1931-)
 
あれは軍歌 苺ケーキのうえ駆ける 伊丹公子
 

まだのこるアカマンマ(イヌタデ)川面が綺麗に写った。

 

 

 

シボリカタバミ

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白梅 画像2 日本の花 イメージ 無料写真素材 フリー 壁紙 

こんな季節が目前。

 

2019. 6. 1.

⒛年以上放置されていた空家の解体

6.5

6.9

 

 

6.11

3か月後 9月末

2番目の業者も撤退。

今日の風景

かなり賑やかな幟

ホトケノザと

スイセン

3か月が契約期間のよう。値はかなり下がっている可能性あり。

近鉄不動産のHPを覗いたがこの土地についてはまだUPされていないよう。

土地つ子の犬にかまけて避暑家族 行方克己 昆虫記
 
秋うららガイドの私語の土地訛り 篠田悦子
 
はくはくと呼ばふ名残の白鳥を(土地の人の) 岸田稚魚 『筍流し』
 
秋うららガイドの私語の土地訛り 篠田悦子
 
温泉の多き土地なり夏芝居 中村吉右衛門
 
始めての土地に夏足袋黒く来ぬ 山口誓子
 
土地人も迷ふ道あり花茨 稲畑汀子
 
すかんぽやふるさとといふ死後の土地 高橋悦男
 
始めての土地に夏足袋黒く来ぬ 山口誓子
 
団栗と子がもたらせし土地言葉 金子 潮
 
土地の翳ふかき朝を空豆蒔く 一之瀬王路
 
枯れし土地にはじめて吾子を立たしぬ 篠原梵
 
杉の実や魔羅重さうに土地の馬 小澤實
 
土地帯吹雪き銃眼にもふぶく 谷道登志枝
 
物納の土地森閑と百日紅 大山草樹
 
冷奴所詮この土地捨て切れず 影島智子
 
づかづかと土地買の踏む曼珠沙華 佐野美智
 
土地変り入学の子に朝桜 宮津昭彦
 
冬暖を城にあそびてみな土地人 宮津昭彦
 
遠まきに山が居並ぶ土地芝居 今瀬剛一
 
だだつぴろい芝生を、土地が泣くぞと云う母だ 橋本夢道 無礼なる妻
 
土地の値や春星一つこぼれぬか 藤田湘子 雲の流域
 
見知らぬ土地低きところを寒の水 鈴木六林男 谷間の旗
 
蓮如輿いまどの土地をお渡りか 阿波野青畝

ダイエーで恵方巻買って鰯かって、豆も撒いたが、節分会へは出かけなかった。

今年はどの会場も閑散としていたのではないかと思う。

 

ご近所のきょうのかたばみ

↑イモカタバミ

モモノカガヤキ

シボリカタバミ(絞り片喰・絞り酢漿草、学名:Oxalis versicolor)は、カタバミ科カタバミ属多年草南アフリカ原産[3]園芸用に栽培される冬咲きのカタバミの一種で、クリスマスキャンディケイン理容所の看板のサインポールなどに喩えられる紅白の特徴的な花を咲かせる

 

上から見ると白が勝って、絞りが目立たない。


スイバ

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庄下川、部分的に切り取ったら絵になる場所はいくつもある。尼崎市関係の団体が作成する

カレンダー等にもっと登場してもいいと思う。

↑の場面などは3月下旬~4月上旬 、かっこうの被写体であるが、両岸から桜が傾れる箇所も何か所かある。

歩く人、ジョグる人。

私は石垣と草地を覗き見する人

今の季節に茎立ちして花芽をもっているのはスイバであろうか。

スイバ(蓚、酸い葉、学名:Rumex acetosa)はタデ科の多年草。

↑の画像をみるに、葉の付け根の形からすれば、これもぎしぎしか。

酸葉噛んで故山悉くはるかなる 石塚友二
 
冬草となりて酸葉ながらへし 耳動子
 
酸葉噛み酒船石にもたれをり 内田典子
 
潮先のたぎちそめたる酸葉かな 石田勝彦 秋興
 

日本では野生のものの春先の新芽を摘んで、山菜として茹でてから水にさらし、お浸し和え物煮物に調理して食べる[6]。独特の酸味は、茹でたものをすり潰して砂糖を加え、さっぱり風味のジャムに利用できる[8]。伸び始めた若い茎はそのまま食べることができるが、シュウ酸を多く含んでいるため多食は避けた方が良い[1][6]

ヨーロッパでは古くから葉菜として利用され、野菜としての栽培品種はソレルやオゼイユと呼ばれる[12]。利用法は主にスープの実、サラダ、肉料理の副菜や付け合わせで、スイバを単体で調理するだけでなく、ホウレンソウやその他の葉菜類と混ぜて用いることもある。例えばフランス料理ではポタージュオムレツベニエピュレ、料理に添えるソースアイルランド料理ではスイバのパイギリシア料理では煮込み料理やピタ(ブレク風のパイ)、ブルガリア料理ではチョルバルーマニア料理ではサルマーレウクライナ料理ではスイバのボルシチロシア料理では緑のシチーの素材として好んで用いられる。

ホトケノザに見えるがヒメオドリコソウの場合もある。

↑の葉はヒメオドリコソウのもの

↑↓はぎしぎし

赤い色をしたアレチギシギシとの見分けはむつかしい。

↑↓ヒメリュキンカ

大阪でないと扱いは小さい

21歳ケニン全豪初V

 

 

 

カランコエ

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今日初めてが3件

 

1.枡千のカマボコ買った。

夕食に2人で4つがやっと。

会社案内;

尼崎枡千のかまぼこは、江戸末期安政の創業以来、手間ひまかけた手作りにより秘伝の味を受け継ぎ、お客様にひとかたならぬご愛顧を賜ってまいりました。名物のキクラゲ入りの白天や焼蒲鉾をはじめ、新鮮な素材を、おしみなく用いたかまぼこ・揚げ物を各種取り揃えております。添加物を一切使用しておりませんので安心してお召し上がりいただけます。

 

毎日新聞2017年3月21日大阪夕刊

阪神尼崎駅近くの商店街で、かまぼこや天ぷら(さつま揚げ)などの練り物を製造販売する「尼崎枡千」。江戸末期から続く創業約160年の老舗だ。人気は「白天(しろてん)」(190円)で、スケトウダラなどのすり身にキクラゲを練り込み、淡いキツネ色に揚げる。もちもちとした中に、こりっとしたキクラゲの食感が楽しい。

後は有料。読売はID取得したが。

2. 庄下川107種の植物に加えるものを叉一つ「発見」

カランコエ(胡蝶の舞)

これ以前に、今年になって南天も見つけたので追加は30種超えたかも。

カランコエ(リンリン胡蝶の舞)の咲いている姿↓

↑1月31日緑化植物園温室内

3.鋏を持参で、キシギシ刈り

 2年まえには、ハルジオンとヒメジョオンの見分けのために茎切りをやっていたが、

今日は葉切り

葉柄、葉裏の脈、葉の付け根

✕橋から上生島橋(上生島橋かたら生島橋の間はギシギシ類の姿なし)ではこの季節スイバらしきものには出会わなかった。

花枝が伸びてきているものもぎしぎしであった。

矢じり型の葉柄をしたものは交雑種であろうか。

「庄下川の生物相」2017を見て最初に気付いたのは、イモカタバミとオッタチカタバミを挙げているのにオオキバナカタバミへの言及がなかったこと。

レアな存在ではない。早春を彩る貴重な黄花

ムラサキカタバミも列挙されていない。

日本での野生化は園芸種の中では一番早かった

↑はイモカタバミ

今日の白梅紅梅

↑は果樹園跡に咲いていた。

近隣公園(椀田公園)の北(間に県立高校)にある街区公園内

白梅と紅梅

花壇の端っこ

道を隔てた個人宅

鮮やか

もう満開

立春は名のみにあらず川の音も

紅梅へ柔らかくなる瀬音など

 

 

 

コイン

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OL記念100円硬貨。10枚。ワイフから買い取った。

郵便局へ両替に行ったら、まだいくらでも残ってますよと言われて

有り金叩いて替えたとか

1週間経つがまだ使っていない。あまり出回らないうちに使うつもり。記念として保持する気またったくなし。

この冬一番の冷え込みのようだが

空が青いのですがすがしい。

近隣公園だが、樟の木が多いのに気付いた。

薫風や大樹大樹隣り居る 村越化石
 
鬼燻べて楠の大樹も枝鳴らす 山田つるの
 
一色に大樹の銀杏落葉かな 小沢碧童
 
鵯の日をこぼしゐる大樹かな 岡村栄治
 
日ざし恋ふ擬宝珠の丈や大樹海 大津希水
 
雨の中土用芽しるき梛大樹 柿沼常子
 
西南の役見し大樹楠若葉 北澤瑞史
 
まだ大樹ならざる橡も緑蔭に 稲畑汀子
 
神域の大樹を見上ぐ夏やつれ 横山房子
 
喫泉や風をはらみて楡大樹 八幡城太郎
 
大樹海すぎて大雲海の上 鷹羽狩行
 
大樹ゆふべや吹かれ夏過ぎぬ 加畑吉男
 
二月堂馬酔木大樹の白あふれ 岡田壮三
 
佗助の大樹の花に倚り悼む 石原八束
 
待春の大樹の風を孕みたる 上野 泰
 
大樹いま芽吹きあそべる雲の縁 野澤節子 『鳳蝶』
 
芽ぐむもの秘めつつ日ざす樟大樹 柴田白葉女 『月の笛』
 
うつ然と大樹の下の鶏合せ 柴田白葉女 『朝の木』
 
大樹銀の芽もて濡るる空 柴田白葉女 『冬泉』
 
佗助の大樹の花に倚り悼む(馬詰柿木博士長逝) 石原八束 『風霜記』
 
熊撃てばさながら大樹倒れけり 松根東洋城
 
鵙猛る神の大樹の避雷針 岩下幸子
 
病葉を振り落しつつ椎大樹 高浜虚子
 
理學部は薫風楡の大樹蔭 高浜虚子
 
町騒を隔て大樹の椎の花 塩田晴江
 
千年の楠の大樹の金若葉 高橋悦男
 
裏庭の柏大樹や柏餅 富安風生
 
囀の去りし大樹の暮れゆくに 山口青邨
 
囀りをこぼさじと抱く大樹かな 星野立子
 
なにほどの快楽か大樹揺れやまず 大西泰世
 
裸木となりて大樹の姿見ゆ 曽我玉枝
 
家々に魔除けの大樹冬に入る 山田文子
 
流灯会明けて紫雲の海ありぬ 麻生大樹
 
秋闌けて大樹の鼓動感じけり 高橋鋼乙
 
裏庭の柏大樹や柏餅 富安風生
 
しみじみと大樹ありけり更衣 廣瀬直人
 
怨讐の梅雨降りしぶく無宿塚 麻生大樹
 
囀りを放てる大樹湖あかり 近藤しのぶ
 
囀をこぼさじと抱く大樹かな 星野立子
 
木菟鳴けり村の要の樅大樹 野原春醪
 
空凍てて銀杏大樹の槍千本 吉田信子
 
夕づく蛾柏大樹をめぐりをり 石田 波郷
 
薫風のみなもとの樟大樹なり 福永耕二
 
誰も来て仰ぐ大樹や卒業期 山岡季郷
 
緑の週母校に残る大樹かな 岡部名保子
 
炎天や大樹になりたきイブの裔 仙田洋子 雲は王冠
 
熊撃てばさながら大樹倒れけり 松根東洋城
 
初紅葉して傾ける大樹かな 粟屋多慶男
 
秋蝉の大樹の下に埋葬す 塚原麦生
 
秋空を二つに断てり椎大樹 高浜虚子
 
風蘭や大樹の幹に風走り 東野嘉久
 
やまももの大樹がこひに窯跡は 加藤風信子
 
裏庭の柏大樹や柏餅 富安風生
 
清水湧く地の骨のごと大樹の根 関口成生
 
薫風の大樹の言葉渚まで 松沢鍬江
 
囀りをこぼさじと抱く大樹かな 星野立子
 
囀の去りし大樹の暮れゆくに 山口青邨
 
古年の風かけのぼる椋大樹 山田みづえ
 
古年の風かけのぼる椋大樹 みづえ
 
山茶花の大樹花満つ鶴の村 朱鳥
 
爽涼の大樹夕暮時の色 晴子
 
夕づく蛾柏大樹をめぐりをり 波郷
 
傾けて大樹を吹けり青嵐 温亭
 
囀りをこぼさじと抱く大樹かな 立子
 
葛の蔓大樹めがけて日永かな 櫻井土音
 
青嵐大樹はいつも仰がるる 岩岡中正
 
無患子を降らしてしづかなる大樹 稲岡長
 
一本の櫻大樹を庭の心 松本たかし
 
秋風のユーカリ大樹吹きしぼり 松本たかし
 
囀をこぼさじと抱く大樹かな 星野立子
 
冬空や大樹暮んとする静寂 飯田蛇笏
 
落葉して町中に大樹悪まるゝ 西山泊雲
 
白虹忌銀杏大樹を燭とせり 寺井谷子
 
一歩ずつ近づく桜大樹かな 二村典子
 
大樹いま水さかのぼる立夏かな 辻美奈子
 
大樹この遊星の寂しさに 水野真由美
 
高槻の大樹の陰に歩み入りておのずからいまは二人となりぬ 篠弘
 
囀りをこぼさじと抱く大樹かな 星野立子
 
見えているだけで安堵や冬大樹 橋間石
 
一色に大樹の銀杏落葉かな 小澤碧童
 
栴檀の大樹見あぐるたびに秋 尾林朝太
 
菊展の葭簾の中の大樹かな 加治幸福
 
大樹こそ母なり透くる揚花火 砂井斗志男
 
芽吹きつつ靡ける如き大樹かな 原石鼎
 
囀のはみ出してゐる大樹かな 堤貞子
 
囀をこぼさじと抱く大樹かな 星野立子
 
場炎や心眼の杖磴のぼる 麻生大樹
 
白梅の老大樹こそ佳かりける 保坂知加子
 
春風や大樹の下の夢語り 広江八重桜
 
立冬の風揉み出す樟大樹 宮津昭彦
 
春暁や大樹の下を雉子歩き 町田しげき
 
雪解風大樹力を競ひあふ 川村紫陽
 
白雲や芽吹く力に大樹揺れ 川村紫陽
 
龍眼の大樹が守る昼寝人 上野さち子
 
望郷や島の大樹にかたつむり 大串章
 
花芽なり桜大樹はうるほひて 及川貞
 
大樹枯れて陽届くところ勢ひつつ幼木共は伸び急ぎたり 齊藤史 風翩翻
 
土用凪桂大樹の立つ庭も 八木林之介 青霞集
 
五月空片かざしなる椎大樹 八木林之介 青霞集
 
なにほどの快楽か大樹揺れやまず 大西泰世(1949-)

公園になってから60年未満故、古木、大木はない。↑はさるすべりの実

草が刈られたので、切り株(台風による被害)がまた目立つ。

灌漑用の池が埋められ公園になった時に植えられたからソメイヨシノとしては寿命であったかも

↓の木だけ蘖が刈られていない。

公園の傍のお家のミモザ

生長がはやい。大木になる前に伐採されることが多いので、今やこの樹が近辺一豪華。

ほんの数年前には若木という印象だったが。

3月になる前に咲き始めそう。

ミモザ: mimosa、: Mimose)

オジギソウ

フサアカシア

ミモザ咲きミモザの風の生まれけり 栃木ヤスエ
 
結構なミモザと云ひて仰ぎをり 高澤良一 石鏡
 
行きずりのこれある哉の花ミモザ 高澤良一 石鏡
 
陽のかけら風にこぼせり花ミモザ 浜田みずき 『石蕗の花』
 
子が椅子に長き脚折る花ミモザ 梅村すみを
 
水割りの水にミモザの花雫 草間時彦
 
すすり泣くやうな雨降り花ミモザ 後藤比奈夫
 
ミモザ散るダンテが踏みし甃 松本澄江
 
仰ぐとは偲ぶことなり花ミモザ 五十嵐哲也
 
法王を悼み黄の濃きミモザかな 五十嵐哲也
 
ミモザ備前の壺に溢れしむ 山本 佑
 
太陽を胴上げしたる花ミモザ 松山たまき
 
ミモザ咲く潮風ゆるき坂の町 岡田公子
 
フィレンツェに女性の日あり花ミモザ 志村幸子
 
何もかも押しやつてミモザ抱え来る 豊口陽子
 
ミモザの黄揺れる昨日に堕ちぬため 高澤晶子
 
ミサあとの庭の饒舌ミモザ咲く 藤田 宏
 
老いし犬眠るミモザの花の下 市川佳代
 
ミモザ子よりの文は海越えて 石井美代子
 
丘の木はいつも風の木花ミモザ 森岡之子
 
惜しみなき愛の畢りや花ミモザ 黒鳥一司
 
沸き立つといふ咲きぶりの花ミモザ 大橋敦子
 
ミモザ咲き海かけて靄黄なりけり 水原秋櫻子
 
ミモザ咲きとりたる歳のかぶさり来 飯島晴子
 
ミモザ黄み掻き立てて咲けるなり 高澤良一 宿好
 
ミモザ羅馬軍団現れよ 高澤良一 寒暑
 
陽のミモザ海へ海へと鈴鳴らし 男谷卯女
 
戦なきアルカデイアなり花ミモザ 佐田昭子
 
ウエストの細き女やミモザ抱く 清水谷喜美子
 
空に伸び翳りを知らぬミモザの黄 綿谷千世子
 
青空の喝采浴びし花ミモザ 池田裕子
 
この路地はみんな花好き花ミモザ 前田和子
 
あり余る日のやうに咲くミモザかな 高崎登喜子
 
ミモザ天蓋にして雛会式 阿部すず枝
 
風止んで枝の重たし花ミモザ 仁科聖鳥
 
ミモザ温泉の湧く鳴尾浜 河田禾水
 
ミモザ広きおでこを褒められて 振り子
 
水割りの水にミモザの花雫 草間時彦
 
ミモザ天蓋にして雛会式 阿部すず枝
 
ミモザ咲くお吉の町の資料館 谷野由紀子
 
湯河原の海は水色ミモザ咲く 柳下美砂枝
 
ミモザ咲き水門ひらく小名木川 名和政代
 
ミモザ咲く明るさ夫と分ちあふ 島信子
 
ミモザ葉山元町道せまく 松岡弘子
 
福音の風を信じてミモザの芽 伊達天
 
ミモザ咲く海に展けし蜑の庭 金沢葭舟
 
ミモザ咲き磯横ざまに奔る波 水原秋櫻子
 
少女期のふしぎな眩暈花ミモザ 堺信子
 
曇天や塀に重たき花ミモザ 高井邦子
 
ミモザ咲きたる町に母住める 山内二三子
 
愛は黄とミモザの花のひた烟り 後藤比奈夫 めんない千鳥
 
旅人に今日の神戸の花ミモザ 後藤比奈夫 めんない千鳥
 
ミモザ咲く島に醤油屋佃煮屋 谷中隆子
 
ミモザ咲く町 水軍列伝 漂うて 伊丹公子 山珊瑚
 
ミモザざかりの 空巣に陽が積む 鎌倉は 伊丹公子 ドリアンの棘
 
転居してよき隣人と花ミモザ 山田弘子 螢川
 
ゆらゆらの花のミモザとくらくらす 池田澄子 たましいの話
 
透明な少女の時間花ミモザ 白澤良子
 
ミモザ咲き混血すすむ野獣たち 丸山嵐人
 
水割りの水にミモザの花雫 草間時彦

ミモザ: mimosa、: Mimose)

オジギソウ

フサアカシア

これもご近所
この園芸用アカカタバミ(正確な名称を知らない)の花は赤い。
路傍のアカカタバミは、葉が赤いのでアカカタバミと呼ぶが、このカタバミの花は赤い、
この家では野草化している。
 
 
 
 

乙女椿

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キヨミドリという青大豆の品種があるそうな。

真庭ブランドらしい。

適地栽培で生まれた 風味豊かな青大豆
適地栽培で生まれた
風味豊かな青大豆

 

地域の振興作物として栽培がスタートしたのがおよそ10年前。
今では中国地方でトップの栽培面積を誇るまでになりました。
標高や気温などの気候的条件から湯原地域が栽培適地とされており、そのなかで高い品質を保つための徹底した栽培管理を行っています。
青大豆のキヨミドリは普通の大豆に比べてショ糖含有量が豊富で風味が豊か。
豆腐や味噌などの加工品も増えてきており、キヨミドリの魅力を多くの消費者に届けることができるようになりました。

 

ほんでもって、味噌づくりには今が適期のよう。

レシピの紹介は(一年分20人用)今日以降の「美作の風」参照。

 

上の土地に今回は素早い反応。

分譲中の幟がなくなったわけではないが・・。奥のマンションとを仕切っていた塀が壊されている。さらに中層建築用とおぼしき足場が組まれている。

大阪淀川区十三での句会会場への向かう途中

こんな店が並ぶ中に

シルクロード楼蘭という名の新疆ウイグル料理を謳う店が出来ている。

ベトナム、タイ、ネパール・インド料理店は我が最寄駅前周辺にいくつかあるが、

新疆ウイグル料理の名称は初めて見た。

ピンボケだが、遠くで行列ができている。午前10時前。

近づいても何を求めているのか分からなかった。

句会場ではこれが話題に。マスクだったらしい。お一人様何個までとの断りまで読んでいた人もいた。

出句2句

紅梅へ緩やかとなる水の音

手始めにうがい手洗い替えマスク   (兼題「手」)

 

薬局の灯の商へる避暑名残 行方克己 昆虫記

 

ドラッグでは例句見つからず。

 

寺の境内内の乙女椿

乙女椿の例句はなかった。

乙女の掌乙女くさくて花すみれ 永井龍男
 
若狭乙女美し美しと鳴く冬の鳥 金子兜太
 
おん祭春日乙女が神馬曳き 本多炬生
 
柚子湯して髪ゆたかなる山乙女 有泉七種
 
汽車へ乗る頬しもやけの佐久乙女 岡田日郎
 
ふるさとの那須の乙女の頬かむり 深見けん二
 
風花や市に箸売る能登乙女 山田春生
 
殉教の乙女峠の萩こぼる 森 操
 
十和田湖や乙女の像に照る紅葉 磯野充伯
 
医王寺や乙女椿に実のたわわ 磯野充伯
 
踏み濯ぐ湯原乙女に石叩 吉田丁冬
 
馬肥えて対馬乙女を乗せにけり 林美代子
 
大竿灯乙女の笛にあやつられ 田中敦子
 
樅の道素足乙女に銀河澄む 千代田葛彦
 
郭公や靴に鞭挿し騎馬乙女 岡田貞峰
 
乙女こらへぬ欠伸致しけり 高本時子
 
馬攻むる嬬恋乙女青嵐 富田うしほ
 
花蘇枋乙女盛りを巫女溜り 堀 古蝶
 
照鷽や吉備の乙女ら弓しぼる 神蔵 器
 
耶馬乙女少し粧ひ麦を蒔く 穴井 研石
 
洗ひ髪孫のうなじの早や乙女 小野 武子
 
乙女らの白きもの縫ふ冬休 赤尾兜子
 
鉄の乙女が操る鮃は最低だ 夏石番矢
 
冬の鵙時に石打つ乙女の鍬 飯田龍太
 
若狭乙女美し美しと鳴く冬の鳥 金子兜太
 
茘枝熟れ乙女も熟れて島を発つ 前西一尾
 
汽笛愉し梨棚乙女一瞬過ぎ 草間時彦
 
八朔やわが真乙女の湯浴ごゑ 藤田湘子
 
ビーチパラソル乙女の対話かがやける 羽田岳水
 
ハーリーヘ赤き領布振る蜑乙女 澤木欣一
 
ガーベラや乙女等均しく胴しめて 中村明子
 
忍冬乙女ら森を恋ひ来り 堀口星眠
 
海棠に乙女の朝の素顔立つ 赤尾兜子
 
鱒青み旅の乙女の髪短か 原 裕
 
花かたかご八十乙女らの声のして 神蔵 器
 
春着乙女が礼して過ぎぬ誰なりし 草間時彦
 
餅花や吾子が連れ来し乙女の香 細川加賀 『生身魂』
 
彩ちらし乙女さびたる雛まつり 原裕 『王城句帖』
 
喫茶去の乙女の背丈涼しかり 原裕 『王城句帖』
 
乙女らはかすみの光り吊橋揺り 長谷川双魚 『風形』
 
山車かつぐ乙女のありて里神楽 中村きみ子
 
冬の鵙時に石打つ乙女の鍬 飯田龍太
 
鬼灯も乙女も雨をいとひけり 石田波郷
 
乙女らに刈られて薄荷匂ふなり 三嶋隆英
 
夕月夜乙女の歯の波寄する 沢木欣一
 
紅蜀葵肱まだとがり乙女達 中村草田男
 
ユッカ高し背高き乙女より高し 赤城さかえ
 
夏風邪や乙女の瞳をして演歌聞く 安斉君子
 
忍冬乙女ら森を恋ひ来り 堀口星眠
 
乙女来てうつ聖午鐘豆咲けり 古賀まり子
 
春光や金の鳩抱く乙女像 満田玲子
 
祈る乙女墓原雀交み落つ 石田波郷
 
仰向き歩みつ髪結ふ乙女復活祭 中村草田男
 
雪解光逢はぬ乙女を愛しゐる 野沢節子
 
乙女みな絣似合ひて春祭 古賀まり子
 
爪研いで成人の日の乙女はも 石塚友二
 
有るものを摘み来よ乙女若菜の日 高浜虚子
 
初釜にスカート緑濃き乙女 百合山羽公
 
乙女駈けて初電車得しを祝福す 石田波郷
 
爪研いで成人の日の乙女はも 石塚友二
 
八尾乙女のあぎと美し石蕗あかり 島津城子
 
乙女らの笑い通れり柚子の花 有角正巳
 
言はるゝがまゝにならびて鍋乙女 森田 峠
 
白木蓮乙女には充つ不安と自負 赤城さかえ
 
海棠に乙女の朝の素顔立つ 赤尾兜子
 
乙女の琴よりはじむ花鎮 宮岡計次
 
乙女らの小町顔なる春まつり 村松 堅
 
花粉症の乙女のリボンゆらぎづめ 奈良比佐子
 
万葉の乙女となりて若菜摘む 吉田 信子
 
わが針子春著乙女となりて出づ 小澤満佐子
 
枯芝に膝抱く乙女ジードの忌 和田 祥子
 
掃きてすぐまた散るさざんくわ乙女いろ 及川 貞
 
明治節乙女の体操胸隆く 石田波郷
 
霧の栃五箇山乙女脚早に 小澤満佐子
 
乙女の香とすれちがふ青芒 千代田葛彦
 
水木咲く乙女聖尼を誓ふ日は 秋月すが子
 
緑蔭や読譜乙女の指躍り 岡田貞峰
 
桑の実やその葉がくりに瑞乙女 石塚 友二
 
石南花や淡く優しき山乙女 岩波千代美
 
乙女等のギターつまびく花氷 伊丹さち子
 
ホップ摘む細目乙女や朝焼に 原 柯城
 
着替へして乙女にかへる稽古海女 伊東 白楊
 
乙女らの草髪寄りて針祀る 百合山羽公
 
寒椿朝の乙女等かたまりて 沢木欣一
 
雲引くかに乙女と真綿引きし日はや 中村草田男
 
玻璃磨き乙女が冬の湖澄ます 設楽紫雲
 
髪洗ふ沼の乙女や菱の花 片岡奈王
 
巴旦杏熟れしをささげ峡乙女 野口雅秀
 
百日紅乙女の一身またゝく間に 中村草田男
 
御田植うる白扇胸に乙女さび 岸風三楼
 
湖沿ひにちり~雨の鍋乙女 山本八重子
 
言はるゝがまゝにならびて鍋乙女 森田峠
 
泳ぐべく来て泳がずや乙女客 石塚友二
 
歌声も朝の草刈乙女かな 石塚友二
 
いまや水着水を辞せざる乙女跳ぶ 中村草田男
 
日祷の乙女に近く田水沸く 下村ひろし
 
きやべつ抱く乙女夏暁の地に湧けり 三宅一鳴
 
荻若葉乙女よびつつ母に似ぬ 多賀九江路
 
桑の花信濃乙女のつつましく 平沢桂二
 
祈る乙女墓原雀交み落つ 石田波郷

https://botanica-media.jp/214 より:

乙女椿の名前の由来は諸説あります。実を結ばないことが、婚姻前の乙女を思わせるからという説、愛らしい花形が美しい乙女を連想させることから乙女椿と呼ばれるようになった説、江戸時代、他藩に出回らないように門外不出とされたことから「お止め椿」と呼ばれていたのが転じて「乙女椿」になった説が有名です。

 

今日はアルテリア・ベーカリーのメロンパン二つと喜八洲のあんころ餅二つ買って帰った。

アルテリア・ベーカリー、十三の老舗かと思っていたが、大間違い。本社東京で全国展開している有名店で、なにより尼崎市内にも複数の店をフランチャイズ方式で持っている。

 

 

カワヅサクラ

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原産地ではもう咲いているようだが、

伊丹笹原公園

開花までに、もう1週間くらいかかりそう。

この公園には河津桜が10本ほど植えられている。まだ樹は若いがそれでもかなり大きくなった。

他にも江戸彼岸や山桜も植えられているので、4月の土日祝日は家族連れで賑わう。

尼崎市内では海抜6メートルを越える場所はないと思っていたが、尼崎中央部北部は伊丹台地に入り込んでいるのか

旧東富松川と富松川が交差するあたりで

海抜6.4メートルの標識を見つけた。交番所があるあたりで、伊丹市かと思ったら尼崎市であった。

さらに伊丹市内に入り込んでいる中学校の、正門のあるあたり、面する道路は伊丹市であるが

左側の中画工の敷地のみ尼崎市で、それより北側に位置する画面奥の病院は伊丹市域内

になるところ

中学校の塀沿いに

海抜9.2メートルの表示。尼崎市には海抜1メートルを越える地はないと訂正すべきかも。

海抜零佐屋川よどみ芦の花 安江緑翠 『枯野の家』
 
いかのぼり海抜千の晴天に 宮坂静生 春の鹿
 
海抜を訊きて涼しくなりにけり 大石悦子 百花

私が庄下川、庄下川と書いてもなお庄下川の全国的知名度は、0.1%あるいは普通預金利子率なみだが佐屋川といわれてもどの県にある川か分からない。

私のPCで「庄下川」で検索すればトップちかくに私のブログが登場するはずだが

 

佐屋川(さやがわ)は愛知県西部を流れる日光川水系の普通河川

愛知県津島市に端を発し、海部郡蟹江町を流下して、現在では日光川と蟹江川の合流部付近で排水機によって日光川へ排水している。河川延長8,500メートル、流域面積14.7平方キロメートル[2]

『蟹江町史』においては「[3]とも書かれるほど流れは穏やかで、かつては町を流れる複数の川とともに水郷としての風景を形成していた。

昭和17~18年頃に蟹江を訪れた吉川英治はこの地を「東海の潮来」と呼んだとされる[4]県道66号の夜寒橋の周辺から下流にかけての左岸、鹿嶋神社文学苑から吉川英治句碑の付近までは『文学散歩道』と名付けられ、桜並木とともに俳句や短歌を記した板碑が数多く立ち並ぶ

 

佐屋川で検索。俳人なら知っていても可笑しくはない有名河川のよう。

 

庄下川は一級河川だが。

↑の段差が伊丹市と尼崎市の川の上での分岐点。

行政上は、現在の庄下川の源流である。

市境で変わる川の名狐花

涸れた(利用されなくなった)疎水跡が左側に見える

辛うじて通行可能。この道は尼崎市のかなり対象だから、川の分岐点よりやや北に市境がある。

対岸にも疎水跡がみえるのでこのあたり昭和初期までは田園であったと思う。

伊丹市内では金岡川と呼ばれているが少し遡ると、橋には排水路と記されている。

この橋以南は両岸に道はない。

ここから源流をみると

ズーム

下流は

次に通行人に見えるのは富松川との交差地点である。

↑西の方から富松川の水が庄下川(旧東富松川)へ流れ込む

目下はその水は東富松川の方へは流れいかない。せき止められている

北から流れてきた庄下川の水もそのまま下流へ流れ込まず、東の方へ富松川の方へ流れるように本流はせき止められている。

もっか富松川の水量の多い理由である。

庄下川の本流では目下改修工事(護岸工事というよりは川床整備)が進行中。

左手は小学校。ここでは用地取得の都合であろうが、人口急増時期にすぐ東にある小学校に近接して(バス亭では一駅の距離)増設された。

私も10年以上毎年ハボタンが↑のような状態になるまで育てていた。大株の葉ボタンを植え付ける風習が廃れるとともにハボタン栽培はやめた。

というより7月蒔きの若苗を虫食いから避ける場所を確保できなくなったから。

プリムラポリアンサ(ジュリアン)

学名:Primula Polyanthus Group
その他の名前:プリムラポリアンサ、プリムラジュリアン

科名 / 属名:サクラソウ科 / サクラソウ属(プリムラ属)

 

プリムラ・ポリアンサはヨーロッパ原産のP・エラチオール(Primula elatior)、P・ブルガリス(P. vulgaris)、P・べリス(P. veris)などが交雑されて育成された品種群で、1950年代にアメリカで育成された大輪品種‘パシフィック・ジャイアント’(‘Pacific Giant’)の登場により、人気を博しました。
このポリアンサに、コーカサス地方原産で赤紫色の花をつける小型種P・ジュリエ(P. juliae)を日本で交配させて誕生したのが、花も株も小型の品種群‘ジュリアン’です。ジュリアンという名前は、誕生当初、開発した会社が商品名として広めたものですが、いつのまにか花の小さいポリアンサのことをジュリアンと呼ぶようになり、ジュリアンがポリアンサとは別種であるかのようにP・ジュリアンと書くことが一般化してきています。

趣味の園芸(NHK)より

難波の梅

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このビラは毎年私に処へ届き、どこかには貼り出すことを依頼される。

私も芸文協会の会員なので。ところが今回は貼り出す前に紛失。

書と写真が加わり、会場は尼信会館から総合文化センターに変わっている。

そのことも気付いていなかった。ワイフがスマホで検索。

尼信会館の開催行事にこの美術展の開催予定はなかった。

総合文化センターにも掲載なし。

でもともかく行ってみることにした。

文化センターの前の掲示板に見覚えのある案内ビラが貼り出されていた。

昨日が予想通り初日であった。まだ来場者は少ない。

外出を控える人が多いからでもあろう。

染色の部門ではこの人だけの出品ではなかったか。

↑「入日賛歌」 「遊ぶ子供」(カッパドキア) ↓

昨年見た作品はベトナムだった。ご近所在住の作家の作品。

この作者、今やローカル作家とは言えなくなっている。全国規模の大会に連続入賞だけでなく、審査員としても招かれているよう。

書も見ごたえある力作揃い

阪神尼崎行きのバスの前に一つ西側の駅、出屋敷駅前行きにのバスが来たので、それに乗車。途中下車

加島家が5軒並んでいる。どの家も豪華。

一番神社に近い家

門から中を覗くと「なにはの梅」と記した石碑と共に古木の白梅

もちの樹が見えるところが熊野神社

間に空家のような家があり

本殿へ直角の参道はない

梅まつりは確か3月第1日曜日

メインはこの枝垂れ梅

3月1日では遅すぎるような気もする

神社の境内にも「難波の梅」の碑が沢山ある。

この神社へ寄り道して総合文化センターへ歩くとなると、西難波の八幡神社にも立ち寄ることになる。

驚いたことに、この神社を目指してやってきたように見える「観光客」が2組。

鳥居も燈籠も元禄期のもの

燈籠には元禄15年

手水鉢には元禄16年の文字

熊野神社の有力氏子は加嶋家、それに対応する八幡神社のものは、宮司の上村家以外の姓を玉垣からは推定できなかった。

宮司所在の尼崎市内の神社では宮司の姓上村が圧倒的に優位。

必ずしも同族ではないよう。

 

三省堂大辞林

うから 【〈親族〉】

上代は「うがら」。「から」は血族集団の意〕

血族しんぞく。 「 -おほくにも疎んじられけるを/読本雨月 浅茅が宿

 

しん ぞく [1] 【親族】

① 血縁婚姻関係によってつながる人々血族姻族との総称広義には、養子縁組擬制親子の関係にある人々含まれるなど、その範囲民族文化によって異なる。 → 擬制親族

② 〘法〙 民法上、六親等内の血族配偶者三親等内の姻族をいう。

うから寄りけんちん汁の炉を囲む 高野彩里
 
うから寄り八十八夜の茶を摘める 内山 茂
 
新豆腐うから還らぬ誰々ぞ 加藤楸邨
 
揖して曰くうから寝しやと夜の蟻 千代田葛彦
 
裏戸より高きに上るうから哉 芝不器男
 
 
古稀過ぎは誰もはらから島ざくら 荒井正隆
 
音もなく雪はらからを口にせり 栗林千津
 
兄弟(はらから)に黒き柱を一本ずつ 宇多喜代子

難波公園のフェニックス

威風堂々

尾浜以南の公園にはフェニックスが多い。

鹿児島県人会(尼崎では宮崎県人会はあまり聞かない)などからの寄贈か

昼食は総合文化センターの2階で

会計時に五輪硬貨を差し出したら、硬貨に顔を寄せて何度も確認なさっていた。

ハツコイソウ

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花は咲いていないがダールベルグデージー。

ほったらかしの荒地の方がよく育つという解説があった。

デージーにはヒナギクの和名があるように菊花様態の花を持つ植物の総称のよう。

キク科のものでなくてもなんとか菊という和名を持つ草花は多い。

「ヒナギク」の画像検索結果

雛菊のはやむなしさの首傾ぐ 河野多希女
 
小さき鉢に取りて雛菊鮮かに 篠原温亭
 
雛菊や亡き子に母乳滴りて 柴崎左田男
 
雛菊にみどり児の眼は常に澄む 吉村ひさ志
 
日だまりに雛菊保育園の庭 大屋達治
 
雛菊に倦みて羊となりにけり 中村苑子
 
仔雀や雛菊千が地を埋めて 草間時彦
 
雛菊のはやむなしさの首傾ぐ 河野多希女
 
雛菊や戸の内暗き百姓家 遠藤梧逸
 
仔雀や雛菊千が地を埋めて 草間時彦
 
雛菊咲きころんでもすぐ起きる児よ 星野明世
 
雛菊や庭の木椅子は隙だらけ 岡崎光魚
 
雛菊に遠嶺の虹のしばらくは 鷲見鈴子
 
仔雀や雛菊千が地を埋めて 草間時彦
 
雛菊や子の作文に大志あり 大原勉
 
雛菊や戸の内暗き百姓家 遠藤梧逸
 
畝咲きのまま雛菊の売られけり 小島淡嵩
 
雛菊や亡き子に母乳滴りて 柴崎左田男
 
真珠(マルガリータ)は雛菊(マルグリート)の子、ちちが爻る 加藤郁乎

↑最後の句 マルガリータもマルグリートも、「爻る」の読みも分からない。

爻るは交わると読むよう。

漢和辞典:

筆まか勢さんも「雛菊」の例句としてこの句を紹介なさっている。

他のところで以下のような解説も見つけた

 

マルグリットまたはマルグリート(Marguerite)は、フランス語圏の女性名。マーガレット、マルゲリータ、マルガレーテ、マルグレーテ、マルガリータ、マルギト、マルケータなどに対応する。原型にあたるマルガリテス(Margarites, Μαργαρίτης)はペルシャからギリシャまで広く分布する印欧語由来の人名で、「真珠」を意味する。聖女アンティオキアのマルガリタにあやかって広まった。

イタリア語ではヒナギクのこととも。

ならば雛菊は真珠の子がただしいのでは。

ヨーロッパの芝生に生える雛菊は真珠のように小さく白い花の野草である。

ハツコイソウという名札が差さっていた。名に似合わずオーストラリアの砂漠が原産地のよう。

コバルトブルーのものは、「新着」とみえて、画像集などにはなかった。一年草として扱われているが木本性らしい。

ロウバイはこの辺りではもう盛りを過ぎたよう。

ロウバイ(蝋梅、蠟梅、臘梅、唐梅〔カラウメ〕、Chimonanthus praecox)は、クスノキ目ロウバイ科ロウバイ属に属する中国原産の落葉樹である。早生種では12月頃に、晩生種でも2月にかけて半透明でにぶいツヤのある黄色く香り高い花がやや下を向いて咲く[1]。果実は痩果で一見すると種子に見え、花床が発達した壺状の偽果に数個~10個程度見られる。ロウバイ属には他に5種があり、いずれも中国に産する。なお、ウメは寒い時期に開花し、香りが強く、花柄が短く花が枝にまとまってつくといった類似点があるが、バラ目バラ科に属しており系統的には遠縁である。

蝋梅の名は、本草綱目によれば、半透明でにぶいツヤのある花びらがまるで細工のようであり、かつ臘月(ろうげつ:旧暦12月)に咲くことにちなむという[1]日本においては晩冬小寒〔1月6日頃〕から立春の前日〔2月3日頃〕までの間)の季語とされる

 

俳句でも立春までの季語のようである。

葦かススキか迷うが、ススキだと思う

総合文化センター前の庄下川沿い。その部分だけ階段を利用して川渕に降りることできる。

そこの石壁に

ここでもかつて2艘の船を繋いで船渡御が行われていたらしい

ヒマラヤユキノシタ

近所のお庭でも植えられているのをよくみかけるが、なかなか花盛りの姿にはお目にかからない。近くの女子大の事務棟前の植え込みにも群植されていたが上手く繁茂しなかった。

この時期大学、特に私立大学は毎日が入試日のようで、なかなか中へもぐりこむ機会がない。

↑の画像は昨日撮影。西難波神社の境内。ここでは境内のあちらこちらで繁茂している。

近くの空家跡で、3軒目の仲介業者の幟が立ったと思ったらすぐ作業が始まった

隣家のマンションを仕切る古いブロック塀が取り壊され始めた。

↑は昨日の画像

今日

そのマンションそのものが空家になっているのに気付いた。マンション自体を解体するよう。

マンション解体の一時利用かどうか、成り行き注視。

 

 


クコ

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クコ(枸杞、学名:Lycium chinense)は、東アジア(中国日本)原産のナス科の落葉低木。食用や薬用に利用される。北アメリカなどにも移入され、分布を広げている。別名、ウルフベリー、ゴジベリー。中国植物名は枸杞。

和名は漢名に由来する[1]。漢名(中国名)で「枸杞」と書き[2]、中国の古書に「枸橘(カラタチ)のようなとげがあり、杞柳(コリヤナギ)のように枝がしなやかに伸びるので、枸杞と名付けられた」との記述がある[3][4]

日本の地方により、カラスナンバン、カワラホウズキ、ノナンバンなどの方言名でも呼ばれている

庄下川上流Ⅹ橋のあたり両岸にいっぱい茂っている。

枸杞の実は赤し枸杞茶はこの葉より 椎名みすず
 
枸杞の実の赤し江戸川近く住む 河東田素峰
 
枸杞の実の彼方に砦なす水屋 前田正治
 
風生の赤富士の碑や枸杞熟るる 鈴木白祇
 
老いまだしぬすみし枸杞の実を胸に 山本古瓢
 
枸杞青む日に日に利根のみなとかな 加藤楸邨
 
奥砥部の古窯の跡に枸杞芽吹く 池内けい吾
 
人知れず咲きゐし枸杞の実の赤し 川原 みや女
 
健康が頼りの枸杞の実をつめる 樋口 玄海児
 
枸杞の芽のうす紫の籬かな 安藤 雅子
 
垣根より溢るる枸杞を摘みにけり 斉木 うた子
 
枸杞の実の響き合ふとき父佇てり 水野真田美
 
枸杞の実はあとかたもなく寝た切りや 堀之内長ゝ
 
枸杞の実を点じ痩せたる河原行く 小出文子
 
枸杞の実や老ひて見飽かぬ海の果 神原栄二
 
枸杞垣の似たるに迷ふ都人 与謝蕪村
 
枸杞を摘む人来て堰のかがやける 宮下翠舟
 
枸杞の芽や童駈け来る磯の糶 羽田岳水
 
枸杞の芽や星原に水夫降り立ちぬ 水野真由美
 
枸杞の芽や旧街道の機の音 火村卓造
 
枸杞の実の赤き小さき長寿村 加倉井秋を 『隠愛』
 
枸杞酒得て重陽の日となりにけり 村上麓人
 
枸杞の実のさびしさも夜を越えざりき 加藤楸邨
 
枸杞の実の人知れずこそ灯しをり 富安風生
 
枸杞垣の似たるに迷ふ都人 蕪 村
 
枸杞青む日に日に利根のみなとかな 加藤楸邨
 
枸杞飯やわれに養生訓はなく 山口青邨
 
枸杞を摘む人来て堰のかがやける 宮下翠舟
 
枸杞は実に片流れして眼鏡橋 下村ひろし
 
枸杞の実の人知れずこそ灯しをり 富安風生
 
枸杞飯やわれに養生訓はなく 山口青邨
 
枸杞飯や山より風の荒びきし 岸田稚魚
 
枸杞の芽やけふ薄着せし妻の胸 細川加賀
 
枸杞を摘む人来て堰のかがやける 宮下翠舟
 
枸杞青む日に日に利根のみなとかな 加藤楸邨
 
宿かれば月に枸杞つむあるじかな 芳 之
 
枸杞茶煮て神農祀る日なりけり 遠藤梧逸
 
枸杞の実や道標の字の読みにくし 古川芋蔓
 
枸杞の実のつぶら瞳満てり手毬つく 久保田清一
 
枸杞の実や竹藪越しの大夕日 工藤行水
 
枸杞摘むや雲噴きあがる海の方 本宮銑太郎
 
枸杞の実の精根尽きし紅さかな 秋山卓三
 
枸杞は実となりて救世軍士官 高橋謙次郎
 
枸杞垣の赤き実に住む小家かな 村上鬼城
 
枸杞の実の人知れずこそ灯しをり 富安風生
 
枸杞酒得て重陽の日となりにけり 村上麓人
 
枸杞摘まなこの楽章の終りなば 岡崎光魚
 
枸杞垣やいつち芽ぐみし夕あかり 富田木歩
 
枸杞の芽の水にちかきは夥し 飛鳥田[れい]無公
 
枸杞の芽やけふ薄着せし妻の胸 細川加賀
 
枸杞青む日に日に利根のみなとかな 加藤楸邨
 
枸杞の芽の傷みて黒し春の霜 高橋春灯
 
枸杞の実のこぼれて霜のやゝ寒し 士朗
 
枸杞摘まなこの楽草の終りなば 岡崎光魚
 
枸杞の実のさびしさも夜を越えざりき 加藤楸邨
 
堰とめて筏ひたせり枸杞の雨 原石鼎
 
枸杞飯か垣に女の歌もなく 尾崎紅葉
 
枸杞の芽に沖の帆よりの風まとも 田中英子
 
今日ありて忘れ去るべき枸杞の実なり 千代田葛彦
 
枸杞にかも雨降る瞼覚めざるは 千代田葛彦
 
ひたすらに枸杞の芽を摘み去に支度 中里其昔
 
枸杞飯か垣に女の歌もなく 尾崎紅葉
 
枸杞の実を噛み東京を憎みをり 原田喬
 
無常にゆく道は枸杞の復興期にだけ明ける 加藤郁乎
 
枸杞の芽を摘む恋や村の教師過ぐ 河東碧梧桐

日本全域(北海道本州四国九州沖縄)、朝鮮半島中国台湾に分布する[5]平地に分布し、山地には見られない[6]。日当たりのよい原野、河川堤防、土手、海岸、市街地や農耕地帯の道ばたなどのやぶに自生しており[6][7]、人の手が加わりやすく、高木が生えきれない環境によく生える。ある程度湿り気のある水辺の地を好む[3]。庭などで栽培もされる[1]。日本では、土手や道ばたのやぶでよく見られるが[8]、かつて一時の漢方薬ブームで頻繁に採取され、見かける数が少なくなった

 

この説明はあっている。

草本というよりは木本と思っていたが、落葉低木には見えない。

高さ1 - 2メートル (m) の落葉低木[1]、茎は細長く伸びて直立しない[7]。枝は長さ1 m以上、太さは数ミリメートル (mm) - 1センチメートル (cm) ほどで、細くしなやかである。枝はよく分岐し、地上部は弓状にしなって垂れ下がり[5][1]、やぶ状になる[6]。3 - 4月ころに芽吹き[4]、枝には2 - 4 cm程度の[6]、1 - 2 cm程度のが互生する。葉はやや先が尖った楕円形で、数枚が集まるように枝から出る[6]。垂直方向以外に地上にも匍匐茎を伸ばし、枝先が地に接すると発根して[7]、同様の株を次々と作って繁茂する[3]

は、長さ2 - 4 cmの倒披針形か長楕円形の全縁で、束生して数個が集まり、葉質は厚く、軟らかで無毛である[1][7]。葉の付け根には、しばしばとげ状の小枝が生える[5]

開花期は夏から初秋(7 - 11月)で[4][5]葉腋から1 - 4個の細い花柄を出し、直径1 cmほどの小さな薄紫色の花が咲く[7]。花は鐘形で[6]花冠は5裂する[1]。花から5本の長い雄しべが出て、目立つ[8]

 

花を見た記憶がない。ナス科らしい紫の小さな花が咲くようである。

枸杞独特の実も見た記憶がない。

クコ(植物)

ネット上には今の季節の枸杞の葉を写す画像はあまりない。花か実を写すものが大部分。

枸杞を解説するHPから↑

 

今日、緑化植物園の事務棟内、緑の相談所を訪ね、上の5枚の画像を見せ、得たご託宣が枸杞だった。

 

例の観察記録「庄下川の生物相」(2017)に記されている107種の植物以外で、

最近書き加えたものは、ナンテン、カランコエであるが、さらに今日クコが新参加。

事務棟内で今日初日の展示会

中で興味があったのは、

百日草は、輸入当初は、百日花と表記され、シャクニチカと呼ばれていたことなど。

ジニアの発音はスイニヤ

私の幼少の頃、田舎でごく普通に見られた花、ホウセンカやヒャクニチソウ、ヒマワリなどは

明治期に入り、種の価格は異常に高かった。

明治の1円は、今の4000円位  量が分からないが、ヒャクニチソウは3円6銭 芙蓉はその半額 庶民には手が届かない。

ある個人の蔵書を借りての展示

ムシトリスミレ

学名:Pinguicula
和名:ムシトリスミレ  その他の名前:ピンギキュラ

科名 / 属名:タヌキモ科 / ムシトリスミレ属(ピンギキュラ属)

ウエザーという品種のよう。 温室内。

「俳句検索」では「菫」は文字化けして検索不能。「すみれ」で検索

城山に間道のあり冬すみれ 佐藤八百子
 
勝ち牛も負け牛も踏む冬すみれ 石 寒太
 
すみれ長者ケ原の高みかな 伊藤通明
 
ねむる子に北の春暁すみれ色 成田千空
 
すみれ咲くいま走らねば遺失物 北川邦陽
 
すみれ束解くや光陰こぼれ落つ 鍵和田[ゆう]子
 
すみれ永久保存の詩篇あり 川本洋栄
 
イマージュの内出血の冬すみれ 高岡 修
 
すみれ咲き一列に咲き本土恋ふ 原裕 『葦牙』
 
常節の苞籠に挿す磯すみれ 石原八束 『藍微塵』
 
風の町すみれ嗅ぐにも父似の鼻 大木あまり 山の夢
 
すみれ束解くや光陰こぼれ落つ 鍵和田[のり]子
 
飛石を跳んで渡る子すみれ咲く 寺田順子
 
天日のしづけさこぼれ山すみれ 鷲谷七菜子
 
すみれ摘むさみしき性を知られけり 三橋鷹女
 
すみれ踏みしなやかに行く牛の足 秋元不死男
 
犬より荒き少年の息冬すみれ 鍵和田[のり]子
 
海の日が眠たさ誘ふ冬すみれ 五所平之助
 
すみれ濃しサーカスの天幕の中 内藤吐天
 
ふるきよきころのいろして冬すみれ 飯田龍太
 
三面鏡に部屋中うつる冬すみれ 岡本 眸
 
病衣脱ぎ留守居のつもり冬すみれ 阿部千代子
 
すみれ嬉しき言葉秘めきれず 野田ゆたか
 
藁葺きの王妃の館冬すみれ 三国眞澄
 
ボールペン落として気づく冬すみれ 三田村弘子
 
井戸堀の地響き浴びし冬すみれ 鈴土郁子
 
言霊の熊野の山の冬すみれ 高須ちゑ
 
すみれ本流は押す力充ち 斎藤美紀
 
石ころの相倚りむつみ冬すみれ 山口青邨
 
ふるきよきころのいろして冬すみれ 飯田龍太
 
絶えだえに止どめはしかと鉦叩 吉開すみれ
 
磯つぐみ旅の嗽を深うせり 吉開すみれ
 
すみれ咲く友引といふ静かな日 宮坂秋湖
 
すみれ展高嶺の菫花異端めく 沢 聰
 
巣箱吊るいづこも入居募集中 嶋田すみれ
 
空谷に岩の声あり冬すみれ 伊丹さち子
 
色深し朽葉のもとの冬すみれ 遠藤 はつ
 
母の歩の小さくなりぬ冬すみれ 川野 洋子
 
火の国へ赴任の友や冬すみれ 橋本瑞枝
 
野石墓すみれ摘むにもひざまづき 林 翔
 
旧姓は刻もどす名よ花すみれ 長谷川 翠
 
すみれ遺品の杖の土乾く 仙田洋子 雲は王冠
 
胸に湧く別れの曲や冬すみれ 仙田洋子 雲は王冠
 
すみれ石垣は波音に慣れ 山崎正枝
 
凍て土にはね返さるゝさぐり杖 片山すみれ
 
すみれ植う父子や髪をふれ合はし 細見綾子
 
すみれ踏みしなやかに行く牛の足 秋元不死男
 
すみれ植う父子や髪をふれ合はし 綾子
 
すみれ摘むさみしき性を知られけり 鷹女
 
あけぼのの夢もの語れ青すみれ 多田裕計
 
すみれ野に罪あるごとく来て二人 鈴木真砂女
 
君逝きてつましき暮しすみれ草 堀恭子
 
一滴の泪冬陽のすみれ草 飯田龍太
 
遠ざかる人のにはかや冬すみれ 上田日差子
 
ふりむけば父母の貧しさ山すみれ 和田耕三郎
 
輝いて煮ゆるひじきや冬すみれ 山西雅子
 
すみれ草辿り鉄路を辿りけり 二村典子
 
船籍はロシア積荷は花すみれ 夏井いつき
 
すみれ野や背後に死期を感じつつ 柴田奈美
 
あたらしき鹿のあしあと花すみれ 石田郷子
 
いちまいの雲のあかるさ冬すみれ 伊藤敬子
 
すみれ本流は押す力充ち 斉藤美規
 
あけぼのの夢もの語れ青すみれ 多田裕計
 
すみれ束解くや光陰こぼれ落つ 鍵和田釉子
 
すみれ野に罪あるごとく来て二人 鈴木真砂女
 
日光のなかに月光すみれ草 大槻紀奴夫
 
犬より荒き少年の息冬すみれ 鍵和田釉子
 
すみれ吾に佛のあにいもと 木附沢麦青
 
少女期の尾が見えており冬すみれ 寺井谷子
 
すみれ汝も平家の裔として 津田清子
 
ふり向けど風のこゑのみ冬すみれ 吉岡好江
 
郷愁の身を屈めをり花すみれ 老川敏彦
 
あけぼのの夢もの語れ青すみれ 多田裕計
 
すみれ土の湿りの色に出て 野沢節子
 
外れ径にときめきのあり冬すみれ 櫛原希伊子
 
奇稲田媛の宮処の薄すみれ 荒井正隆
 
すみれ雲白き日は雲を恋ひ 大串章
 
すみれ束解くや光陰こぼれ落つ 鍵和田子(1932-)
 
すみれ富士が見えたり隠れたり 川崎展宏(1927-)
 
すみれ踏みしなやかに行く牛の足 秋元不死男(1901-77)
 
すみれ咲く積藁とれる杭立ちて 滝井孝作 浮寝鳥
 
石垣に冬すみれ匂ひ別れけり 室生犀星 魚眠洞發句集
 
竹の葉を辷る春日ぞ藪すみれ 室生犀星 魚眠洞發句集
 
すみれ茶をのむ莚しきにけり 室生犀星 魚眠洞發句集
 
すみれ春やむかしの野のくぼみ 幸田露伴 拾遺
 
犬より荒き少年の息冬すみれ 鍵和田釉子
 
すみれ束解くや光陰こぼれ落つ 鍵和田釉子
 
磐石の割れ目に咲きて冬すみれ 津田清子
 
看とるとは見守ることか花すみれ 中嶋秀子
 
すみれ咲く 一抱えもの薬です 松本恭子
 
すみれ咲くこころえのありにける 金田咲子

 

さくら通りの冬桜

盛期を越えたように思う。

↑の樹が一番元気だったが劣化が目立つ。枝切りされたせいかも。

左側は広い空き地(更地)だったが、今は大きな介護付きマンションになっている。

おおむね1品種4本。冬桜は4本とも台風によって倒れなかった。

↓一番西側

 

 

 

ベンガルヤハズカヅラ

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緑化植物園の温室内

NHK趣味の園芸:

学名:Thunbergia
その他の名前:コダチヤハズカズラ、ヤハズカズラ、ベンガルヤハズカズラ

科名 / 属名:キツネノマゴ科 / ヤハズカズラ属(ツンベルギア属)

 

ツンベルギアの仲間は世界の熱帯・亜熱帯に100種類ほど分布し、主に低木やつる性の植物で、花の美しい種類が栽培されています。低木のエレクタ(コダチヤハズカズラ)やつる性のアラタ(ヤハズカズラ)などが鉢物として流通するほか、グランディフロラ(ベンガルヤハズカズラ)なども栽培されます。よく栽培される種類は開花期間が長く、栽培も比較的容易です。

 

沖縄では露地栽培可能らしい。

Wikipedia;

矢筈(やはず)は

踏み台を使わずに掛軸を掛けるための棒状の道具で、掛け棹(掛物棹、掛棹)が本来の名称である。

 

ヤハズと言えば

ヤハズエンドウ(矢筈豌豆、Vicia sativa subsp. nigra[1])はソラマメ属越年草。ヤハズエンドウが植物学的局面では標準的に用いられる和名だが、カラスノエンドウ(烏野豌豆)という名が一般には定着している(「野豌豆」は中国での名称)。俗称としてシービービーというものもある。種を取り払った豆殻を笛として使用する遊びに由来する。

を思い浮かべる。

上坂部西公園(都市緑化植物園)の西門の外(花木園)のこの場所には、すでにカラスノエンドウが繁茂していたが、数日前に刈り取られ綺麗になっていた)。紫陽花園だがアジサイが咲く頃にはまた茂っているだろう。

 

 

オオキバナカタバミ:

日本では1890年代に観賞用に輸入されたものが野外に逸出し、1961年鹿児島県帰化状態にあることが確認されたらしい。

 

ベビーサンローズ(ハナツルソウ アプテニア)

2月の様子

アプテニアは南アフリカ東部を原産とするツルナ科(ハマミズナ科)アプテニア属に分類される多肉植物です。英名のベビーサンローズ、和名のハナツルソウとも

2月6日

↓下部に赤い蕾が見える

こんな状態のアカバミが

2月1.1日

一輪花が開いていた。今日開いたのかどうかは不明

問題は、品種名。銅葉かたばみで紹介するブログが見つかったが、私同様の素人さんの投稿のようで、紫葉、アカカタバミの種類、など訊ね(ネット内)歩いても正解と思えるものに出あっていない。紅花オオアカカタバミとしておく。

これはモモノカガヤキで、商品名=学名のよう。

これの弱みは、陰ると萎むこと。その後晴れてもすぐには上の状態に戻らない。

西向きの我が家の門前では映えないと思う。

開花状態のダールベルグデージー

↑の花は、家から駅前へ歩いて行く途中で見かけたもの。

セグロセキレイ  川辺では何時も出会うが、家の近くの路傍にまで進出。

ベニジウム  市の植栽管理者が多用。

 

 

 

生田の森

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句会開催前時間があったので、生田の森へ

アジア人観光客の数はまばら

生田の森

数は多くはないが樹齢300年のクスノキが何本か

瑞雲の壁画の広間名刺受 千原草之
 
秋雨や壁画あせたる堂開く 島村茂雄
 
楽鳴らす壁画百仏地虫出づ 岡部六弥太
 
横穴の狩の壁画に春惜しむ 松本澄江
 
桐の実や古墳の壁画彩淡し 野田 武
 
断々の神の蛇ゐる壁画かな 桐野 善光
 
ボーナスや壁画の少女さびしい目 小長井和子
 
かの館の壁画の火事を怖れけり 山口甲村
 
日傘さし白き壁画の中通る 中山玲子
 
笛吹いて涼し壁画の飛天仏 木暮剛平
 
竹散るや壁画女人の衣の音か 大東晶子
 
聖母祭囚徒に壁画許されつ 伊東狩袴郎
 
凍つる夜のビルの壁画の未来都市 和田耕三郎
 
威し銃壁画女人にひびきけり 吉田愛子
 
剥落の壁画を裡に雪の塔 吉野義子
 
冬乾く壁画地の船天の船 野見山ひふみ
 
壁画とも天井画とも梅仰ぐ 鷹羽狩行 六花
 
影までも描かれ壁画の馬に冬 有馬朗人 母国
 
壁画古り浄土曼陀羅霧のごと 野見山朱鳥
 
壁画古墳人馬つちふるごとくなり 野見山朱鳥
 
壁画はロココ遠い黍みな青年めく 楠本憲吉

東門の外の壁画

雑居ビルの1階部分

2階への踊り場部分

句会参加

肩寄せて内緒ナイショのシクラメン

マスクして笑うの難儀蜂蜜屋

ボキボキボキフレイルの日の山歩き  (兼題「山」 次回は「川」)

冬桜パンデミックのさりげなく

 

二次会

インド料理店  2度目

インド産ワイン1本 いつもより控え目。

4時前からの2次回会ゆえ、終わって外へ出てもまだ明るい。

シボリカタバミは花が閉じている時に特徴が現れる

シボリカタバミ(絞り片喰・絞り酢漿草、学名:Oxalis versicolor)は、カタバミ科カタバミ属多年草南アフリカ原産[3]園芸用に栽培される冬咲きのカタバミの一種で、クリスマスキャンディケイン理容所の看板のサインポールなどに喩えられる紅白の特徴的な花を咲かせる

[別名]ベルシコロル、オキザリス・バーシカラー
[中国名]

双色冰淇淋酢 shuang se bing qi lin cu

[英名]striped-flowered wood sorrel , candy cane sorrel
[学名]Oxalis versicolor L.
カタバミ科 Oxalidaceae  カタバミ属

 

 

バレンタイン

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われに一つバレンタインのチヨコレート 行方克己 知音
 
待ちあはすバレンタインのティールーム 安藤 雅子
 
指染めてバレンタインの夜を独り 中野 貴美子
 
バレンタイン誰彼なしに影加へ 松澤雅世
 
乳牛の黒き眼バレンタインの峡 大峯あきら
 
バレンタイン井戸という井戸猥褻な 夜基津吐虫
 
手話の娘の買ふバレンタインのチヨコレート 今井桂子
 
バレンタインの日なり灼かれて真赤な鉄 見学 玄
 
忘れ得ぬバレンタインの日の言葉 堂前悦子
 
思ひきり朱着てバレンタインの日 岩佐こん
 
校舎より海見えバレンタインの日 小野さとし
 
バレンタインの日は老人でありにけり 多田薙石
 
今だから話せるバレンタインの日 指澤紀子
 
バレンタイン彼女に適ふ奴はなく 伊規須富夫
 
声群るる鳥ゐるバレンタインの日 花田由子
 
ハムの紐ほどきてバレンタインの日 高見岳子
 
インタホーン時差ありバレンタインの日 三森 南
 
乳牛の黒き眼バレンタインの峡 大峯あきら
 
バレンタインのチヨコ携へて出講す 山田みづえ
 
バレンタインの日なり遠くで犬が吠え 大江まり江
 
薔薇抱いてバレンタインといふ日かな 友田美代
 
バレンタインの日なり山妻ピアノ弾く 景山筍吉
 
茶粥召すバレンタインの日の聖 橋本榮治 麦生
 
紅茶熱しバレンタインの日と思う 金堂淑子
 
いつも何か待ちゐし頃のバレンタイン 西村和子 窓
 
湾に舟浮かべバレンタインの日なりけり 佐川広治
 
母は母娘は娘のバレンタインの日 山田弘子

 

バレンタイ・ディは数日前だったと思っていた。

理髪店で、今年はチョコ全くもらわなかったと言ったら、

帰りに、雨が降り出していたので、傘とともに、

手作りチョコを貰った。

帰宅してそのことを告げると、やおら

レクラのチョコが登場。

知らなかったが惑星チョコというもので、一番豪華だと、太陽と8惑星がセット。

↑の水色のものが地球。そのことも知らずに食った赤色のものは木星。

木星の水と出会いの旱星 畠山あさみ
 
木星に星ぶちあたる大暑かな 広瀬杜志
 
麗しや天の河といひ木星といひ 京極杞陽
 
風邪ひいて木星の重さだろうか 五島高資
 
木星の熱ある方位父歩む 齋藤愼爾

路傍に一輪のすみれ

このすみれは繁殖中。いたるところで大株に育つ。

枇杷の花

 

 

盆栽

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緑化植物園に展示用の建物が出来たので.催しが増えた。

掲載された盆栽誌の画像も

鉢も展示即売  いい値が付いている。いずれも3万。

利用されているものは名を知っているものが多いが、

チリメンかづらは初めて聞く名

 

チリメンカズラで検索したら盆栽関係のHPばかりが登場。

縮緬葛はキョウチクトウ科テイカカズラ属の常緑つる性低木。

暖地性の植物で、照りのある細かい葉の新緑や紅葉が美しく、古色を帯びた幹も魅力です。

矮性種なので太りが遅く完成まで年月を要しますが、丈夫で萌芽力が強く、作りがいのある樹種。

細枝を挿木してもほぼ100%根付き、繁殖も容易です。

 

盆栽にするどく飛びし落葉あり 波多野爽波 『湯呑』
 
きのふ書にけふ盆栽に木の葉髪 山内星水
 
鶯の籠入口に盆栽展 今井真寿美
 
土用芽の吹く盆栽を軒下に 川崎栗堂
 
盆栽の松に風吹く葭戸哉 秋山楽之
 
盆栽の熔岩険しうてふ蘭 関森勝夫
 
盆栽の林に霜をなつかしむ 尾崎紅葉
 
薺打ちし俎板に据ゑん盆栽も 河東碧梧桐

販売コーナー

展示館前のマンサク

シナマンサクである。

 

 

 

 

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