スモーク・ツリー
これ花盛りという状態なのかどうか。触ってみたが花という感触は無し。
スモークツリーの花は↓のよう
ならば赤いのはすでに花穂なのか。
花期は6~7月らしいが。
柏葉紫陽花は↓の状態が一番だと思う
これより花房が長く、垂れ下がると暑苦しい
- 子が睡り入る紫陽花の中の海 高野ムツオ 陽炎の家
- 闇の紫陽花濡れて少年期の目玉 高野ムツオ 陽炎の家
- 紫陽花や母のちぎり絵刻かけて 行方克己 昆虫記
- 乳母車紫陽花の毬いくつ過ぎ 行方克己 知音
- うすうすと玉紫陽花の色をなし 行方克己 知音
- 紫陽花が首級のごとし関ケ原 田川飛旅子
- 田に水を張つて紫陽花あかりかな 山上樹実雄
- 紫陽花の紫紺をつくし竜飛岬 成田千空
- 赤門は古し紫陽花も古き藍 山口青邨
- 紫陽花に霧くづれ舞ふ強羅の灯 横光利一
- 出雲には佳き菓子のあり紫陽花忌 長谷川史郊
- 紫陽花忌色なき夢に目覚めけり 徳田千鶴子
- わが好む紫陽花いろの花火かな 西本一都
- 楽隊のごと紫陽花の芽ぶきたる 宮坂静生
- 紫陽花の雨のやはらぐ読書かな 橋本 對楠
- 自殺者の肉片もあり紫陽花や 大井恒行
- 紫陽花の落ちなばこつぱみじんかな 今瀬剛一
- 紫陽花に置いたる五指の沈みけり 川崎展宏
- 紫陽花の毬ほどに死の色を刷く 林田紀音夫
- 紫陽花や家居の腕に腕時計 波多野爽波 『湯呑』
- 紫陽花や苑子晴子の初言葉 殿村菟絲子 『菟絲』
- 紫陽花の腎の形の腎痛む 齋藤玄 『狩眼』
- 紫陽花の辺過ぎつ呟く「十年もてば」(腎臓結核と決る) 岸田稚魚 『負け犬』
- 紫陽花の最初の色の頃のこと 加倉井秋を 『午後の窓』
- 紫陽花の夕の藍に羽織りけり 『定本阿部みどり女句集』
- 紫陽花や二階の低き美人局 仁平勝 花盗人
- 坊主持ち紫陽花寺を迂回せり 仁平勝 花盗人
- 淡紅き紫陽花の陰で鬼を視る 仁平勝 花盗人
- 紫陽花の変幻不在少年期 仁平勝 花盗人
- 紫陽花や色のあせたる雨男 仁平勝 花盗人
- 水音に紫陽花白く返り咲く 山田節子
- 紫陽花に秋冷いたる信濃かな 杉田久女
- 棺出てゆく紫陽花の花明り 満田春日
- 紫陽花や折りかかさぬ母と住む 中村和子
- 濯ぎ場に紫陽花映り十二橋 水原秋桜子
- 紫陽花を挿す雨粒をそのままに 木内怜子
- 紫陽花や白よりいでし浅みどり 渡辺水巴
- 紫陽花や藪を小庭の別座敷 芭 蕉
- 巻き戻す亡母の一生濃紫陽花 石井紀美子
- 紫陽花に十二単衣のあるらしく 藤田次恵
- 碑に恋唄紫陽花まだ蕾 小池龍渓子
- われを含まず老人圏の濃紫陽花 菊池志乃
- 濃紫陽花一輪匂う床柱 中嶋正子
- 病室へ来し紫陽花の色変はる 朝倉和江
- 裁縫所跡紫陽花の花ざかり 古屋悠二
- 紫陽花や割れんばかりに遊戯室 高瀬あけみ
- 紫陽花や文だけの友鎌倉に 来住野臥丘
- 紫陽花や水辺の夕餉早きかな 水原秋櫻子
- 濯ぎ場に紫陽花うつり十二橋 水原秋櫻子
- 紫陽花や一日は水もむらさきに 林 翔
- 大仏の供華鎌倉の濃紫陽花 百合山羽公
- 紫陽花に昼を睡りて何失ふ 馬場移公子
- 紫陽花や恋知らぬ間のうすみどり 林 翔
- 生涯のいま紫陽花のうすあかり ほんだゆき
- 紫陽花や土間ひんやりと茶漬店 行廣すみ女
- 紫陽花に手鏡おもく病むと知れよ 中尾 白雨
- 紫陽花の闇の重なる稽古笛 永峰久比古
- 家腐つ雨や紫陽花百あまり 斎藤道子
- 紫陽花やビードロを買ふ坂の街 正林 白牛
- 紫陽花のこぼるるほどに露天風呂 幡野千恵子
- 紫陽花に胸冷しつゝわれは生く 中尾 白雨
- 紫陽花にまた逢ふスイッチバックかな 星野 秀則
- 出雲には佳き菓子のあり紫陽花忌 長谷川史郊
- 紫陽花忌橋下に雨の舟料理 吉田芙水
- 紫陽花に照手が押せる土車 佐々木六戈 百韻反故 初學
- 紫陽花やガレのランプに湖灯り 橋本榮治 越在
- 紫陽花に秋冷いたる信濃かな 杉田久女
- 紫陽花となるまでのただ無色かな 平井照敏
- 紫陽花剪るなほ美しきものあらば剪る 津田清子
- かなしみはかたまり易し濃紫陽花 岡田日郎
- 紫陽花に手鏡おもく病むと知れよ 中尾白雨
- 紫陽花の毬の豪華や数ふべし 田村木国
- 花二つ紫陽花青き月夜かな 泉鏡花
- 蜘蛛の子や紫陽花に糸を試むる 松根東洋城
- 紫陽花に秋冷いたる信濃かな 久女
- 紫陽花や青にきまりし秋の雨 子規
- 明けて葬り昏れて婚りや濃紫陽花 竹下しづの女
- 紫陽花は雨後なり吾は浴後なり 相生垣瓜人
- 紫陽花の浅黄のまゝの月夜かな 鈴木花蓑
- 紫陽花のパリーに咲けば巴里の色 星野椿
- 紫陽花の谷に転がる森の風 塙告冬
- 紫陽花や勝手知りたる木戸を押す 小島左京
- 帰省子に雨の紫陽花濃むらさき 水原秋桜子
- 紫陽花の浅黄は宵にふさはしく 鈴木花蓑
- 紫陽花や一つ光りて赤き星 岸本尚毅 舜
- 真青な紫陽花を見し野分かな 岸本尚毅 舜
- 紫陽花や一つ光りて赤き星 岸本尚毅 選集「氷」
- 月明に紫陽花折れてぶら下がる 岸本尚毅 鶏頭
- ぼんやりと紫陽花のある障子かな 岸本尚毅 鶏頭
- みごもりの腹紫陽花の幾つ分 仙田洋子
- 朝の眼に紫陽花しばし大きかり 二村典子
- 紫陽花や夢の男の嗄れ声 夏井いつき
- 病棟に仕掛けられたる濃紫陽花 五島高資
- 紫陽花や子を生み終へし高いびき 岩田由美
- そのかみの絵巻はいづこ濃紫陽花 久保より江
アーティチョーク
総体積に占める可食部の割合は少ない。食用とするには、まずつぼみをレモンなどと共に茹でるか、蒸す。そして、花及び果実の冠毛になる繊毛を取り除き、蕚状の苞片を外から剥き、苞片基部の肉質部分を歯でしごくように食べ、最後に花托部分を切り分けて食用とする。食用部分はでんぷんに富んでおり、食感はいもに似ている。水溶性食物繊維に富む。葉にはシナリンを含み、肝臓の解毒に効果がある[1]。 シナリンには味蕾の甘味受容体の働きを阻害し、アーティチョークを食べたあとに食べるものの味をなんでも甘く感じさせてしまう働きがある。そのため、アーティチョークに上質なワインは合わないとされている[2]。
今日の午後も暑かった