桃の輝き 花が閉じた状態でも趣がある。
- まわるまわる黄色いスカートかたばみ咲く こしのゆみこ
- かたばみ草閉ぢ大門の鍵かける 堀田晴子
- かたばみを見てゐる耳のうつくしさ 横山白虹
- かたばみを掃きいぢめたる箒かな 辻桃子
酢漿草や片喰では例句を探し、紹介したが、この字を避けて、「かたばみ」で句を作っている人もいるだろうと
思って検索。でも園芸をやっていない人には、↑↓の花がかたばみと言われてもピンとこないだろう。
私もそうだった。葉形が並みのかたばみとまったく異なる。
このお家、来年はさらに鉢数が増えているかも。
ところでこのかたばみ(オキザリス)開発元は何処なのか。
サカタ、タキイ、サントリーではなさそう。木村園芸なのか?
国華園のHPの案内
オキザリス (Oxalis)とは、カタバミ科カタバミ属の球根植物の半耐寒性の多年草です。 花色が桃色で、葉色が緑の オキザリス・ボーウィ(Oxalis bowiei)が一般的ですが、他にも沢山の種類があります。
一般名:オキザリス(Oxalis)
学名:Oxalis
別名:セイヨウカタバミ
科属名:カタバミ科カタバミ(オキザリス)属
原産地:南アフリカ、南アメリカ
草丈:5~30cm 花径:2~4cm 花色:桃・白・黄・橙・紫 開花期:10~翌年5月
●カタバミ属の花
・オキザリス・ボーウィ(Oxalis bowiei)
花茎を伸ばした茎先に桃色の大輪の花を咲かせるオキザリスの定番です。
葉は、緑色で三つ葉形をしています。
・オキザリス・トライアングラリス(Oxalis triangularis)
葉色が紫色のレグネリー種(南米)
・オキザリス・バーシカラー(Oxalis versicolor)
蕾が赤白斑模様のベルシコロル種
他に、カタバミ(片喰)、 オオキバナカタバミ(大黄花片喰)、 アカカタバミ(赤片喰)、 イモカタバミ(芋片喰)、 コミヤマカタバミ(小深山片喰)、 ムラサキカタバミ(紫片喰)
我が家周辺の道路の隅にでも湧くように生えて来るかたばみとアカカタバミも外来種ないし帰化植物なのか。万葉期帰化植物か?
断定的に教えてくれるHPに行き当たらない。
我が家の庭では、オキザリス・トライアングラリス(私の命名では紫三角葉かたばみ)も野草的に居座っている。
プランター植えすると葉の裏に黄色い菌が付くので、意図的栽培はやめた。