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Channel: ショウちゃんのブログ 俳句のある風景
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鬼貫

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いたみごうちょう 伊丹郷町  私は「ごうまち」と発音するが、江戸期には地区名としてはちょうと呼んだ(読んだ)。

 江戸期以前の城、有岡城跡にある運転免許更新センターへ

昨日の講習修了書を持参して。

 

JR伊丹駅前は地上には十分な駅前広場を確保できない。

よって2階回廊部分で工夫

更新センターのビルの隙間からイオンモールが見える。

ここがオープンした時は周辺道路は大混雑だった。

東側を流れる藻川の土手道を改修中に1.17が襲った。現在はイオンの大駐車場になっている場所は、地震以後廃材処理施設になっていた。

知らない企業名もあるが、概ね近在で現在も活動している地元企業が参画している。

こういう場合に、入札があれば、談合を0には出来ない。

地元の商工会議所などでの出会いや付き合いが重要な情報源であり、あやしげな仲介者が暗躍する。

 一番厄介なのが高校や大学で同じクラブに所属したというつながりである。

 

城跡の一画の桜。

サトザクラであろう。

 

新しく整備された通路の真ん中に

伊丹郷町のなかでは建物の一画に組み込まれた祠も多い。

 

 

城跡の一部。堀跡のような感じ。

 

阪急電車伊丹駅からつづく郷町の酒屋通り、寺町通りはこの部分で、地上部分と2階回廊部分に分岐。カリオン広場。近くのホール等で催しがあると、団体の集合地ないし練習場となる。

 

 

伊丹に馴染み深い文化人には頼山陽

 

しかしなんといっても上島鬼貫

生地跡の碑 にょっぽりと秋の空なる富士の山

現在は三井住友銀行の支店。

もう2句。読めなかった。

 

詳しくは「鬼貫 句碑めぐり ツアー」で所在地、句、画像付きで見ることが出来る。

 

墓地は大阪にあるが、黒染寺にも

 

 

秋は物の月夜烏はいつも鳴
 

姓 上島は、私の家の近傍上之島という村名に由来するとか。

誕生地は伊丹であるが、生家のもともとの出は上之島村であるのかも

 

寺前地蔵

 

本堂前の石灯籠には元禄7年の銘あり。

寺の墓地には上島家の墓石多数あり。

 

Wikipedia

墨染寺(ぼくせんじ)は兵庫県伊丹市中央にある曹洞宗寺院

 

源義仲が創建した七堂伽藍を構える巨刹であったが、天正7年(1579年)荒木村重有岡城の戦いで焼失した。[1] 

 

その後、道元禅師旧跡の墨染寺(京都市伏見区)が荒廃したため、伊丹の住人加楽井氏が有岡城の支城であった上﨟塚砦の跡地に遷座して再興した。 

 

後には荒木村重の菩提所となる。加楽井氏は後世上島氏と改める。[2] 

 

寛文年間(1661年~1672年)には池田大広寺に属し、宝永年間(1704年~1711年)に上島常音が再建して、大広寺十六世雲峯瑞大和尚を開山とした。 現在の堂宇は平成7年(1995年)の新築。

 

  • 女郎塚

天正7年(1579年)の有岡城落城後、織田信長は城中の婦女を1所に集めて焚殺させた。 その供養塔で、表に草書体で「女郎塚」、右側に天正7年己卯12月13日落城と刻む。

 

荒木村重の墓と伝えられてきた九層の石塔。

 

 
  • 鬼貫句碑 「秋ハ物の 月夜烏は いつも鳴」

 

山門の背後に↑

 

免許更新センター建築に関わった吉川組の本社跡地はマンションに。駅から徒歩2分。看板に偽りなし。

もともとそう広くない。たしか700㎡。4m道路(一方通行)に面して駐車場を設けた。

北側はもう少し広い6m道路だが、伊丹市バスの停留場があるため一方通行。

 

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最初の200句 ダブリ削除なし

 

酒倉の靄に明けゆく鬼貫忌 奥田節子
 
朝の茶に酢漬け茗荷を鬼貫忌 森田公司
 
摂津より奥の栗酒鬼貫忌 森 澄雄
 
鬼貫忌風がくすぐる耳の裏 伊藤白潮
 
そよりともせいで秋たつ事かいの 鬼 貫
 
水鳥のおもたく見えて浮きにけり 鬼 貫
 
秋風の吹渡りけり人の顔 鬼 貫
 
行水の捨て所なき虫の声 鬼 貫
 
秋立や富士をうしろに旅帰り 鬼 貫
 
やれ壷に澤瀉細く咲きにけり 鬼 貫
 
春の日や庭に雀の砂あびて 鬼 貫
 
あけぼのや麦の葉末の春の霜 鬼 貫
 
ひうひうと風は空行く冬牡丹 鬼 貫
 
朝日かげさすや氷柱の水車 鬼 貫
 
歯がために二人の翁食ひにけり 鬼貫
 
ひうひうと風は空ゆく冬牡丹 鬼 貫
 
鬼貫の町 木槿から木犀へ 伊丹公子
 
摂津より奥の栗酒鬼貫忌 森 澄雄
 
大いなる唐辛子あり鬼貫忌 松根東洋城
 
去るほどにうちひらきたる刈田かな 鬼 貫
 
やれ壺に沢瀉細く咲きにけり 鬼 貫
 
飛ぶ鮎の底に雲ゆく流かな 鬼 貫
 
つつじ桜南朝の跡見にいらむ 鬼 貫
 
何迷ふ彼岸の入り日人だかり 鬼貫
 
鬼貫忌橡の目玉の飛ぶ日哉 戸沢撲天鵬
 
鬼灯は裾濃に染まり鬼貫忌 石田波郷
 
ひたと好む鬼貫の忌を修しけり 野村喜舟
 
鬼貫忌蕉風俗に堕ちにけり 島田五空
 
大いなる唐辛子あり鬼貫忌 松根東洋城
 
鬼貫忌心ひそかに面白し 河東碧梧桐
 
我が宿の春は来にけり具足餅 鬼貫
 
門松やうしろに笑ふ武庫の山 鬼貫
 
小雨降るとんども例の火影かな 鬼貫
 
うちはれて障子も白し初日影 鬼貫
 
雲横に去年の今年の花や空 鬼貫
 
朝日かげさすや氷柱の水車 鬼貫
 
水よりも氷の月はうるみけり 鬼貫
 
行としのそらの隙さへいそがしき 鬼貫
 
茶の花や春によう似た朝日山 鬼貫
 
物すこやあらおもしろの帰り花 鬼貫
 
ささ栗の柴に刈らるる小春かな 鬼貫
 
昔おもふしぐれ降る夜の鍋の音 鬼貫
 
木がらしの音も似ぬ夜のおもひ哉 鬼貫
 
鰒喰うて其の後雪の降りにけり 鬼貫
 
枯蘆や難波入江のさゞら波 鬼貫
 
汐汲や千鳥残して帰る海人 鬼貫
 
うね~と船に筋違ふ鴨の声 鬼貫
 
水鳥のおもたく見えて浮きにけり 鬼貫
 
物種よ菊もこちらも枯残り 鬼貫 (悠川に再会して)
 
青雲やたかの羽せゝる峯の松 鬼貫
 
いつも見るものとは違ふ冬の月 鬼貫
 
膝頭つめたい木曾の寝覚哉 鬼貫 (旅泊)
 
天照や梅に椿に冬日和 鬼貫 (大神宮の御祓を備へ花の色々とり添て)
 
重ね著に寒さも知らぬ姿哉 鬼貫 (遊興の地に行ける時)
 
心から栗に味ある節句かな 鬼貫 (重陽)
 
楽々と姥が屋根葺くや今年藁 鬼貫
 
落穂拾ひ鶉の糞は捨にけり 鬼貫
 
御所柿のさもあか~と木の空に 鬼貫 (猿猴の絵に)
 
破芭蕉破れぬ時も芭蕉かな 鬼貫
 
うら声といふにもあらで雁の声 鬼貫
 
朝寒の今日の日南や鳥の声 鬼貫
 
痩臑に漸く寒し大井川 鬼貫
 
しみ~と立ちて見にけりけふの月 鬼貫
 
心にて顔に向ふや魂祭 鬼貫
 
こぼるゝにつけてわりなし萩の露 鬼貫
 
友とする夜も文車の荻の声 鬼貫 (路通移徙)
 
犬連れて稲見に出れば露の玉 鬼貫
 
風の間に鱸の鱠させにけり 鬼貫
 
一とせの*あゆもさびけり鈴鹿川 鬼貫
 
我祖師も舟橋おがむ秋の水 鬼貫 (天龍を渡る御上洛の御時は此川舟橋になりぬと)
 
吹からに芒の露のこぼるゝよ 鬼貫
 
行水の捨どころなき虫の声 鬼貫
 
伏見には町屋の裏に鳴く鶉 鬼貫
 
宇治川や朝霧立ちて伏見山 鬼貫
 
椴の木のすんと立ちたる月夜かな 鬼貫
 
秋風の吹きわたりけり人の顔 鬼貫
 
箔のない釈迦に深しや秋の色 鬼貫 (元政旧庵)
 
罪ふかき女めでたし土用干 鬼貫
 
菅原やみこし太鼓の夜の音 鬼貫
 
さは~とはちすをゆする池の亀 鬼貫
 
ゆく水や竹に蝉なく相国寺 鬼貫
 
のり懸や橘匂ふ塀の内 鬼貫 (旅行の里)
 
壁一重雨をへだてつ花あやめ 鬼貫
 
菅原やみこし太鼓の夜の音 鬼貫
 
飛ぶ鮎の底に雲ゆく流かな 鬼貫
 
嵐にも崩れぬものよ雲の峰 鬼貫
 
軒裏に去年の蚊動く桃の花 鬼貫
 
雨だれや暁がたに帰る雁 鬼貫
 
何迷ふ彼岸の入り日人だかり 鬼貫
 
春立つや誰も人よりさきへ起き 鬼貫
 
春の水ところどころに見ゆるかな 鬼貫
 
青麦や雲雀があがるありやさがる 鬼貫
 
春の野に蹲踞てゐるわかなつむ 鬼貫
 
春風や三保の松原清見寺 鬼貫
 
遠里の麦や菜種や朝がすみ 鬼貫
 
永き日を遊び暮れたり大津馬 鬼貫
 
猫の目のまだ昼過ぬ春日かな 鬼貫
 
鬼灯は裾濃に染まり鬼貫忌 石田波郷
 
つくづくと物の始まる火燵哉 鬼貫
 
冬枯や平等院の庭の面 鬼貫
ひうひうと風は空ゆく冬ぼたん 鬼貫
 
冬はまた夏がましじやといひにけり 鬼貫
 
鏡を磨がう春待つ老の若盛り 鬼貫
 
枯芦や難波入江のささら波 鬼貫
 
桃の木へ雀吐出す鬼瓦 鬼貫
 
朝寒のけふの日南や鳥の声 鬼貫
 
賤の女や袋あらひの水の汁 鬼貫
 
そよりともせいで秋立つことかいの 鬼貫
 
秋風の吹きわたりけり人の顔 鬼貫
 
秋晴れてあら鬼貫の夕やな 惟然
 
むかしから穴もあかずよ秋の空 鬼貫
 
によつぽりと秋の空なる富士の山 鬼貫
 
椴の木のすんと立ちたる月夜かな 鬼貫
 
心から栗に味ある節句かな 鬼貫
 
独言の今に廃れず鬼貫忌 長谷川零余子
 
角ぎりや礎のこす鹿の京 鬼貫
 
愛宕火や群れつゝ暮を花ざがり 鬼貫
 
さはさはとはちすをゆする池の亀 鬼貫
 
夏菊に露をうつたる家居かな 鬼貫
 
鶯や音を入れて只青い鳥 鬼貫
 
こひしらぬ女の粽不形(ふなり)なり 鬼貫
 
こころならてまはるもをかし茶引草 鬼貫
 
破れ壷におもだか細く咲きにけり 鬼貫
 
ゆく水や竹に蝉なく相国寺 鬼貫
 
なんと今日の暑さはと石の塵を吹く 鬼貫
 
野の末やかりぎ畑をいづる月 鬼貫
 
鵜とともにこころは水をくぐり行 鬼貫
 
花ちりて又しづかなり園城寺 鬼貫
 
惜めども寝たら起たら春であろ 鬼貫
 
草麦や雲雀があがるあれ下がる 鬼貫
 
ひうひうと風は空ゆく冬ぼたん 上島鬼貫(おにつら)(1661-1738)
 
秋風の吹きわたりけり人の顔 上島鬼貫(おにつら)(1661-1738)
 
行水の捨どころなきむしのこゑ 上島鬼貫(おにつら)(1661-1738)
 
面白さ急には見えぬすゝきかな 上島鬼貫(おにつら)(1661-1738)
 
によつぽりと秋の空なる富士の山 上島鬼貫(おにつら)(1661-1738)
 
冬枯や平等院の庭の面 上島鬼貫(おにつら)(1661-1738)
 
そよりともせいで秋立つ事かいの 上島鬼貫(おにつら)(1661-1738)
 
花散て又しづかなり園城寺 上島鬼貫(おにつら)(1661-1738)
 
永き日を遊び暮れたり大津馬 上島鬼貫(おにつら)(1661-1738)
 
骸骨のうへを粧(よそひ)て花見かな 上島鬼貫(おにつら)(1661-1738)
 
庭前に白く咲いたる椿かな 上島鬼貫(おにつら)(1661-1738)
 
戀のない身にも嬉しや衣がへ 上島鬼貫(おにつら)(1661-1738)
 
草麥や雲雀があがるあれ下がる 上島鬼貫(おにつら)(1661-1738)
 
なんとけふの暑さはと石の塵を吹く 上島鬼貫(おにつら)(1661-1738)
 
春の水ところどころに見ゆる哉 上島鬼貫(おにつら)(1661-1738)
 
荒るゝものと知ればたうとし神旅 鬼貫
 
さわさわと蓮うごかす池の亀 鬼貫
 
やれ壺に沢瀉細く咲きにけり 鬼貫
 
重ね着に寒さもしらぬ姿かな 鬼貫
 
朝日かげさすや氷柱の水車 鬼貫
 
ひうゝゝと風は空行冬牡丹 鬼貫
 
うつくしく交る中や冬椿 鬼貫
 
鬼貫の町 木槿から木犀へ 伊丹公子
 
物代さ急にはおえぬ鬼貫忌 加藤郁乎
 
鬼貫忌裸になればなほ暑し 三橋敏雄 巡禮
 
鬼貫も許よみにけり鵙おとし 黒柳召波 春泥句集
 
によつぽりと秋の空なる富士の山 伊丹-鬼貫 選集古今句集
 
蜘蛛の巣はあつきものなり夏木立 伊丹-鬼貫 元禄百人一句
 
甚平を着て鬼貫の忌なりけり 岸風三樓
 
袷きて貧しからざる鬼貫よ 松瀬青々
 
にょっぽりと秋の空なる富士の山 鬼貫
 
鬼貫や新酒の中の貧に處ス 蕪村 秋之部 ■ 几董と鳴瀧に遊ぶ
 
ひらひらと木の葉うごきて秋ぞ立つ 鬼貫
 
樅の木のずんと立つたる月夜かな 鬼貫
 
にょっぽりと秋の空なる富士の山 鬼貫
 
ひうひうと風は空ゆく冬ぼたん 鬼貫
 
つくづくとものゝはじまる火燵哉 鬼貫
 
そよりともせいで秋立つことかいの 鬼貫
 
ほんのりとほのや元日なりにけり 鬼貫
 
秋はれたあら鬼貫の夕べやな 広瀬惟然
 
ながき夜を疝気ひねりて旅寝かな 上島鬼貫
 
たのもしや何も加納の青田時 上島鬼貫
 
六文が月をもらすな田村堂 上島鬼貫
 
つく杖のしち九にあゆめ百千鳥 上島鬼貫
 
としひとつ又もかさねつ梅の花 上島鬼貫
 
侘びぬれど毛虫も落ちぬ庵かな 上島鬼貫
 
しろ金や霰ふる夜の年忘れ 上島鬼貫
 
すつと立つ草木の中に松の花 上島鬼貫
 
茫々と取乱したるすすきかな 上島鬼貫
 
竈馬鳴く猫は竈に眠るかな 上島鬼貫
 
とし木めせおくのおく山馬の声 上島鬼貫
 
そちへふかばこちらへ吹かば秋の風 上島鬼貫
 
樅の木のすんと立ちたる月夜かな 上島鬼貫
 
藪垣や卒都婆の間(あひ)をとぶ蛍 上島鬼貫
 
鶯よいつをむかしの雪の声 上島鬼貫
 
どの空を心にもちて閏の月 上島鬼貫
 
鶯が梅の小枝に糞をして 上島鬼貫
 
とぶ蛍国へいんだら雲のうへ 上島鬼貫
 
そのそこにおのれを梅に烏とは 上島鬼貫
 
すず風やあちらむいたるみだれ髪 上島鬼貫
 
つめたさに火を吹きおこす土火入 上島鬼貫
 
懶(ものうさ)はおぼろ烏の寝ざめかな 上島鬼貫
 
どう寝ても慥な秋の寝覚かな 上島鬼貫
 
てゝら脱ぐ帯跡白し日向水 上島鬼貫
 
あの山もけふの暑さの行方かな 上島鬼貫
 
そちとこちの中に季を持つわかれかな 上島鬼貫
 
つくづくともののはじまる火燵かな 上島鬼貫
 
搗杵(かちぎね)に血を見る餅のつよさかな 上島鬼貫
 
そよりともせいで秋立つ事かいの 上島鬼貫
 
タ立や卒都婆のよめる鳥の糞 上島鬼貫

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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