庄下川下流の彼岸桜
我が家のサクランボ桜
2階ベランダから
八重桜通りの冬桜
カンヒザクラ
緑化植物園のカンヒザクラ
イナノ笹原の河津桜
笹原公園は伊丹市と尼崎市との接続部分にある。
この地は、三井グランドという広大な緑地であった。地価税が導入され、バブルが崩壊した頃に、財閥系各社が所有していた土地が、不良債権処理のために処分されたが、ここもその対象になった。
今や大規模高級マンション街になっている。
弁当持参で夫婦でおでかけ。さすがにここまでは歩けないのでワイフは電動自転車利用。
家からは往復8000歩の距離。ワイフは園内散策で600歩ほどを稼いでいた。
実は昨夜はクリームシチューで二人とも米飯を利用せず。よって一合炊いたご飯がまるまる残ってしまった。一合のごはんがおにぎり3つに変貌。
気が付いたら3つとも私が食べた。後でそれが昨夜の一合であることを知った。
ハクレンは蕾膨らむ
公園横の豪華マンション。介護付きマンションである。
↑正門 豪華な受付、面接コーナーがあるとか。↓裏口
50㎡で4000万 自立できる70歳以上で入居可能。15年以上住むと、4000万は返却なしとか。ということは居住権は所有権ではないよう。
構内緑地が豪華。
芦屋で見た譲渡可能マンションは、前がヨットハーバー、背後が六甲山系で
1階ロビーは高級ホテル並みであったが、建物周囲は駐車場とわずかな植え込みだけだった。
公園内からみると
河津桜の根元付近
あやめもしょうぶも「菖蒲」と表記
- 菖蒲湯の菖蒲片寄り沸き居たり 篠原温亭
- 菖蒲の芽出て菖蒲田と思ひけり 今瀬剛一
- 菖蒲田に菖蒲ぎっしり婆疲る 八木林之助
- 翠黛も王昭君も菖蒲の芽 行方克己 知音
- 地下足袋の跡の踏ん込み菖蒲の芽 行方克己 知音
- 菖蒲田の色をひつくり返す風 行方克己 無言劇
- いたゞきの結ばれてあり枯菖蒲 星野立子
- 夜蛙の声となりゆく菖蒲かな 水原秋櫻子
- 校倉をめぐる古江の菖蒲かな 麻田椎花
- 白菖蒲剪つて水音をまとひけり 雨宮きぬよ
- わかれ~になりて歩きぬ菖蒲園 長谷川かな女
- 北上川の雨の飛びくる白菖蒲 菅原多つを
- 袖たもと花にまぎれて菖蒲園 鷹羽狩行
- 菖蒲見の人にまじりて禰宜そちこち 松本たかし
- 莟解く風を待ちをり白菖蒲 高島筍雄
- 毛越寺僧の足型か菖蒲田に 沢木欣一
- 菖蒲葉で結ぶたてがみ競べ馬 志賀松声
- 少年のとび込む音す菖蒲風呂 中山純子
- 父ありし日の熱すぎし菖蒲風呂 広瀬直人
- 磧温泉に菖蒲投げ入れ湯女去りぬ 大橋鼠洞
- 菖蒲湯に共につかりて母癒えよ 岡本庚子
- 菖蒲葺く千住は橋にはじまれり 大野林火
- 菖蒲湯をかけ合ふ吾子にまじり浴ぶ 近藤一鴻
- 瞽女のやど雁木のはしに菖蒲葺く 西本一都
- 軒菖蒲青き切つ先富士を指す 浅羽緑子
- 天に近き塔頭菖蒲葺きにけり 松本 旭
- 葺きあまる色濃き菖蒲一束ね 西島麦南
- 菖蒲葺く簷あり小瑠璃うたひゐる 水原秋櫻子
- 雨ありしあとの日傘や菖蒲園 鈴木花蓑
- 菖蒲の芽まだ稚なくてさざ波す 細見綾子
- 流れとも云ふ程でなし菖蒲の芽 高木晴子
- 捩菖蒲まつはる風に落ちつけず 佐藤 献
- 足音に来る鯉の口捩菖蒲 東條 照
- 古園や根分菖蒲に日高し 吉岡禅寺洞
- 哲学の小径を下りて菖蒲園 大澤 三世木
- 家康の世よりの庄屋菖蒲園 澤村 啓子
- 旅の日の二日おくれの菖蒲風呂 平山 愛子
- 深熊野の弓矢の神に菖蒲葺く 山川 喜八
- うすみどり色に染りて菖蒲の湯 金丸 希骨
- 六月の菖蒲を葺いて飛騨路かな 成瀬 千代
- 老いてなほ子に従はず菖蒲酒 橋本 對楠
- 菖蒲の芽つんつん影をかさねけり 薗田 秀子
- ひねもすの雨の育てし菖蒲の芽 竹田 節
- 菖蒲の根分く三つに分け四つに分け 佐藤 梧林
- 掘り起す菖蒲根分の土固し 曽我 鈴子
- 朝かげやすこしほぐれて白菖蒲 長谷川 櫂
- 花揺れて花ちりぢりの菖蒲園 廣瀬直人
- 老残の月昼ながら菖蒲園 鷹羽狩行
- 菖蒲園暮れてもひかる雲のこる 鷲谷七菜子
- 髪の菖蒲解けて匂へり枕上 大木石子
- 激写避け黄のかがよへる池菖蒲 赤尾兜子
- 幼児に労はられをり菖蒲葺き 小松崎爽青
- 風抜ける一瞬の闇白菖蒲 鎌倉佐弓
- 雨雲や掘り起されし菖蒲の芽 長谷川 櫂
- 菖蒲の芽鋭く泥を切り立ちし 河野美奇
- 芽菖蒲の切先風を震はする 後藤比奈夫
- 噴井より水到りつつ菖蒲の芽 中村将晴
- 菖蒲根分水をやさしう使ひけり 草間時彦
- 風見たり菖蒲の白の頂点に 長谷川秋子 『菊凪ぎ』『鳩吹き』『長谷川秋子全句集』
- むらさきの中白菖蒲白堪ふ 殿村菟絲子 『晩緑』
- 地に並べ売る軒菖蒲国訛 小林康治 『叢林』
- 菖蒲終へ池の面つねの塔写す(三渓園) 河野南畦 『空の貌』
- 菖蒲湯へ罷りし留守のかどの錠 『定本石橋秀野句文集』
- 菖蒲湯へ月のからかさ傾きて 『定本石橋秀野句文集』
- 菖蒲・湯へうちつけの言措きていづ 『定本石橋秀野句文集』
どうも詠われているのは寒咲あやめをふくむ「あやめ」ではない。
俳句でも、あやめは「あやめ」と表記するよう。
- 和蘭あやめ破れかぶれの膝を組む 小川恭生
- 夢殿をめぐる疎水や花あやめ 松本山雀
- 旅かなし紫あやめ野に咲けば 富安風生
- あやめ咲きぬ父母を結びし明治の恋 赤城さかえ
- あやめ咲けり白馬岳削りて落ち来し水 村山古郷
- あやめ咲く宿に泊りて蛍狩 高橋淡路女
- 初産は時の記念日花あやめ 渡辺 照子
- 和蘭あやめ破れかぶれの膝を組む 小川恭生
- あやめ咲き白人のうやうやしく通る 加川憲一
- 帰省子の酒より汁粉好みけり 小川あやめ
- 野童に花が顔出す甘藷畑 内村あやめ
- 木造りの家並のこる花あやめ 千原満恵
- あやめ咲く野のかたむきに八ケ岳 木村蕪城
- あやめ草足に結ばん草鞋の緒 芭 蕉
- あやめ草足にむすばん草鞋の緒 芭蕉
- 木道は男の躰花あやめ 小山咲子
- 味噌蔵にみそ玉眠る花あやめ 瀧 登喜子
- あやめ咲き戸口に濡れし一位笠 望月たかし
- さつと研ぐ男の利鎌あやめ咲く 林 翔
- 花あやめ昨日の恋はそれつきり 仙田洋子 雲は王冠
- 花あやめ葉さきは雨のおくところ 室生とみ子
- 甘たれや三寸あやめ蕾立ち 篠田悌二郎
- 旅人に雨の黄あやめ毛越寺 高野素十
- あやめ草あはれ野に咲く田植かな 風生
- あやめ咲くことを思へり厨房に 鷹女
- あやめ見にゆくと女等裾つらね 綾子 (兼六園)
- 山霧や黄土(はに)と匂ひて花あやめ 不器男
- 寝る妹に衣うちかけぬ花あやめ 木歩
- あやめ生ふ湖畔の馬頭観世音 青畝
- 旅人に雨の黄あやめ毛越寺 素十
- 濁り江や茂葉うつして花あやめ 蛇笏
- 花あやめ刈際清し蘆の角 野坡
- 壁一重雨をへだてつ花あやめ 鬼貫
- 花あやめ九条はむかし揚屋かな 月居
- きのふ見し妹が垣根の花あやめ 暁台
- あやめ草加茂の仮橋いま幾日 嵐雪
- 飲み物の中に氷や花あやめ 山西雅子
- ひらかずに傘待ち帰る花あやめ 田中裕明 山信
- 母はその母を習ひぬ草あやめ 中尾壽美子
- 花と花の間さびしく花あやめ 大井雅人
- 寝る妹に衣うちかけぬ花あやめ 富田木歩
- あやめ草誰と知られぬ戀をして 筑紫磐井 野干
- 花あやめ降りつぐ雨となりにけり 笹沢美明 春光秋色
- ひらがなの母の匂ひや花あやめ 八十島稔 筑紫歳時記
- あやめ占女のするにまかせたり 高田蝶衣
- あやめ咲てきのふもけふも雨が降る 今成ゝ人
- あやめ咲く野のかたむきに八ケ岳 木村蕪城
- あやめ咲く最晩年を待たせをり 小泉八重子
- あやめ活けて萎果つるまで飢幾度 石田波郷
- あやめ生ふ湖畔の馬頭観世音 阿波野青畝
- 魚板打ち巴を覚ます花あやめ 田中水桜
- あやめ草足に結ん草鞋の緒 芭蕉
- 身の穴に闇はしやぎ立つあやめ草 折笠美秋
- 貧しさに沿ひし流れの花あやめ 桂樟蹊子
- あやめ咲く野のかたむきに八ヶ嶽 木村蕪城
- 野あやめを尻なし鴨のたつことよ 八木林之介 青霞集
- わが恋は人とる沼の花菖蒲(あやめ) 泉鏡花(1873-1939)
- ほり上てあやめ葺けり草の庵 太祇
- 浦さびし藻屑の中のあやめ草 尾崎紅葉
- 岡あやめ訪ふひとはみな乙女づれ 室生犀星 犀星發句集
- 鷺といふ宿の灯暗く花あやめ 田中冬二 行人
- 範頼の墓雨の中花あやめ 田中冬二 行人
- あやめ科のおみなならむと放たれる 大西泰世
- 夫逝きてその後の月日あやめ咲く 柴田白葉女
- あやめ湯の菖蒲さげ行く新湯かな 泉鏡花
- 花あやめ患ひ鳥は哭かざりき 佐川広治
- あやめ咲き船火事の船近づきぬ 坪内稔典
- 五月 石橋をくぐり黒ずむ花あやめ 宇多喜代子
- 花あやめ一茎倒し逢いにゆく 宇多喜代子
- あやめ見にゆくと女等裾つらね 細見綾子 雉子
- 芍薬を捨てゝあやめを挿しにけり 久保田万太郎 草の丈
- あやめ咲く汀のみたき遠まはり 久保田万太郎 草の丈
- ほり上てあやめ葺けり草の庵 炭 太祇 太祇句選後篇
- 月光は靄に蘆花庵あやめ咲く 松澤昭 神立
- 待ち焦がれゐしごと濃ゆき花あやめ 後藤比奈夫 初心
- この町や水にこと欠きあやめ黄に 久保田万太郎 流寓抄
- あやめ草茶師のよろこぶ節句かな 木枝 俳諧撰集「有磯海」
- あやめ見よ物やむ人の眉の上 服部嵐雪
- あやめ咲きぬ父母を結びし明治の恋 赤城さかえ
- あやめ活けて萎え果つるまで飢幾度 石田波郷
- 山霧や黄土と匂ひて花あやめ 芝不器男
- 花あやめ幟もかをるあらしかな 榎本其角
- あやめ草足に結ばん草履の緒 松尾芭蕉
- あやめ生ひけり軒の鰯のされかうべ 松尾芭蕉
- 花あやめ一夜に枯れし求馬哉 松尾芭蕉
- あやめ草綾の小路の夜明かな 松岡青蘿
- まじまじと見しはじめなる肥後あやめ 細見綾子
- 風よりも雫のものぞ軒あやめ 千代尼
- 壁ひと重雨を隔つや花あやめ 上島鬼貫
- 世のあやめ見ずや菰の髑髏 服部嵐雪
- あやめ艸賀茂の仮橋今幾日 服部嵐雪
笹原公園には
いろいろの大人用健康器具あり
公園に近く
公立学校共済組合立の病院がある。
そのまた近くに車塚公園という名の公園がある。
家から徒歩圏内で一番のミモザ 満開へあと数日
毎年2,3度見学に来る。
徒歩1分のお家にあるミモザは
こちらは満開まであと数日
↑のミモザは成長が早かったように思う。