朝一に長女一家から3名連名で花束
葉書も一枚。
これは取引先の営業社員からのもの。
- パンジーの小さき花束わたす役 行方克己 無言劇
- 花束のやうに冬菜を抱いて来し 成海 静
- アネモネのこの花束は亡娘にわかつ 角川照子
- 花束のような祝砲いすぱにや 江里昭彦
- 沖へ急ぐ花束はたらく岸を残し 堀 葦男
- 花束のセロファンくもる墓参かな 大木あまり 火球
- 宅急便の花束匂ふ啄木忌 成田郁子
- 花束に埋れ罪障なきに似る 三谷昭
- 沖へ急ぐ花束はたらく岸を残し 堀葦男
- 大仏に花束抱かせたき無月 成田清子
- 噴水は水の花束広島忌 杉田久美子
- 凍鶴を指すに花束をもつてしぬ 加倉井秋を
- 天高し花束のごと子を抱けば 山崎和賀流
- アンコール薔薇の花束置いてより 星野椿
- 花束に氷柱しづくのかかりけり 岸本尚毅 舜
- 冬あたたかし花束の赤子抱き 辻美奈子
- 水放つ花束ほどの夏野菜 対馬康子 純情
- 抱かれたくゐて花束のままの薔薇 かとうさきこ
- 惜春や山すみれなど花束に 松林朝蒼
- 凍鶴を指すに花束をもつてしぬ 加倉井秋を
- 花束や夜汽車見送る出雲神 滝井孝作 浮寝鳥
- アンコール薔薇の花束置いてより 星野椿
- 寝台車に花束香る死はかくも 寺井谷子
- 後部座席に花束在りて春の闇 寺井谷子
- 花束が流れ五月の別府湾 大島民郎
- 花束をたばねつづけて沖を見ず 飯田龍太 春の道
午後は句会。
出句 兼題{想」
想定外の微笑応対春の雪
ハウス内にストーンごちゃごちゃ冬苺
八巻八座大学艇庫は閉じしまま (比良八荒)
句会終了後、結社誌の次号校正。
校正終了後8名で呑み会へ。私以外は女性だから女子会といってもいい。
いつものように各自好きな飲物、あてを注文
いつものミントビル8階。
いつもは会計担当が請求書を持ってきて、私が割り算をするのだが、
今日はそれがないので、支払金額を尋ねると今日は誕生日祝いだとのこと。
ついでに来月以降誕生月の人の支払いは求めないことに。