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Channel: ショウちゃんのブログ 俳句のある風景
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合歓の花

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木曜日・金曜日、そして今日

例により、月三回の神戸市北区の施設への送迎や会合出席、

7月はこの3日に集中。

 

今日初めて

隠れ池の縁で、

合歓の花が咲いているのを確認。

↑の画像にも合歓の木は写っているが花は確認できない。

日照雨ぽっぽぽっぽと合歓の花

誰の句か忘れたが所属誌に載っていた。10年以上前の句で、うろ覚え。

 

俳誌のsalon  より (罫線を削除)

合歓の花他人ごとならぬ山姿 丸山海道 京鹿子 199808   
花合歓や風鐸の音の古色とも 中林京子 雨月 199808   
嵯峨野路に風ほぐるるや合歓の花 北村照子 遠嶺 199810   
合歓の花「不夜城」と云う映画かな 桐木榮子 船団 199812   
幽霊の眼に射抜かれて合歓の花 藤田守啓 船団 199902   
象潟や海境合歓の花の上 神蔵器 沖 199905   
近道を登り合歓咲く山の茶屋 岡田暿太雄 雨月 199908   
放浪とだけしか書けぬ合歓の花 保坂加津夫 いろり 199908   
合歓の花むかし覚えし昼の夢 保坂加津夫 いろり 199908   
昏れなずむ合歓の花あり幸にゐて 松沢久子 いろり 199908   
合歓の花もとは父から頂いて 松沢久子 いろり 199908   
花合歓の風をすべらす山上湖 環順子 遠嶺 199909   
同居してつかずはなれず合歓の花 永井みどり 狩 199909   
沼明けてくる花合歓のひとゆらぎ 村岡悠 槐 199909   
みちのくや途中の雨の合歓の花 石脇みはる 槐 199909   
谷ふかし夢のせて咲く合歓のころ 阿部ひろし 酸漿 199909   
濃き淡き合歓たづねつつ峡ゆけり 阿部ひろし 酸漿 199909   
月夜野へ行くバスに会ふ合歓の花 阿部ひろし 酸漿 199909   
あてどなき旅に出でみむ合歓の花 西正子 酸漿 199909   
合歓の花やさし過ぎるを怖れけり 頓所友枝 沖 199909   
古墳群はづれの墳に合歓の花 宮津昭彦 濱 199909 西都原 
疎開の荷と越え来し峠合歓の花 高田幸枝 濱 199909   
風間完画く人ゆく合歓の花 笹家栄子 澪 199909   
グウばかり出す子とじゃんけん合歓の花 辻享子 六花 199909   
合歓の花我が晩節の詩心 斉藤利雄 遠嶺 199910   
ふるさとの山並低く合歓咲けり 平田美紀子 風土 199910   
合歓咲いて渓流にある喜悦かな 緒方敬 槐 199910   
胸元に入り来る風よ合歓の花 川上美穂子 酸漿 199910   
花合歓の濃しと聞く野の遙かなる 柏井幸子 円虹 199910   
観音の御胸の高さ合歓の花 江原正子 春耕 199910   
合歓の花般若の面割られあり 中島陽華 槐 199911   
ひげ濃ゆき毘沙門天や合歓の花 小倉行子 風土 199911   
逝きてより近しきひとや合歓の花 関根洋子 風土 199911   
囀りは合歓の花かも空透けて 小枝恵美子 ポケット 199911   
おもひみなひとりに還るねむの花 島谷征良 風土 199911   
ねむの花私のための絵本かふ 花島陽子 遠嶺 199911   
合歓の花江辺無聊とは誰が子ぞ 金子兜太 海程 199912   
起き抜けの水のさやけし合歓の花 三神あすか 船団 199912   
漢字より仮名のさらりと合歓の花 柿原金米 船団 199912   
花合歓のこれがわたくしの天井 津田このみ 船団 199912   
病む鶴と別れて合歓の花の下 鳥居真里子 船団 199912   
合歓の花旅の鞄が口を開け 中林明美 ヒッポ千番地 200003   
魂の行きつく先はねむの花 わたなべじゅんこ 鳥になる 200003   
背景は虚子記念館合歓の花 稲畑汀子 ホトトギス 200007   
咲きそめし合歓にふえゆく旅予定 稲畑汀子 ホトトギス 200007   
旅多くなりし合歓咲きそめし頃 稲畑汀子 ホトトギス 200007   
渓深し見下す視野に合歓の花 稲畑汀子 ホトトギス 200007   
渡る風花合歓見せていきにけり 稲畑汀子 ホトトギス 200007   
見下せるときのもつとも合歓の花 稲畑汀子 ホトトギス 200007   
合歓の花見逃す距離のありにけり 稲畑汀子 ホトトギス 200007   
花合歓の車窓となりし速度かな 稲畑廣太郎 ホトトギス 200007   
翠黛の上にも咲いて合歓の花 鷹羽狩行 狩 200007   
大日や蛇踏んで合歓咲けるなり 岡井省二 槐 200007   
合歓咲けり天上の母灯るごと 高橋邦夫 風土 200008   
川の辺に潮上りくる合歓の花 能村研三 沖 200008   
ゆるゆると癒え確かなる合歓の花 小野島淳 沖 200008   
主婦の座をゆづりて久し合歓の花 久保田一豊 いろり 200008   
合歓の花もう寝たのかよ独り言 松沢久子 いろり 200008   
合歓の花友突として天国へ 長谷川通子 俳句通信 200008   
糠雨の浮島合歓の花明り 大和田鏡子 俳句通信 200008   
合歓咲くや妻に戻りし爪のいろ 関根初男 馬醉木 200009   
合歓咲くや水車も土橋も今はなく 沖倉好秋 酸漿 200009   
空魚籠の半分沈む合歓の下 宮本道子 酸漿 200009   
碑ばかりの本陣跡や合歓咲ける 山口秀子 酸漿 200009   
遺りゐる木造校舎合歓の花 武政礼子 雨月 200009   
箒にてはきだす紅絹や合歓の花 大関靖博 沖 200009   
天寿待つ一日は重し合歓の花 久保田一豊 いろり 200009   
合歓の花記者会見の空ぞらし 熊谷みどり いろり 200009   
合歓咲いてけふ落日のいと遅き 金子浩子 馬醉木 200010   
合歓咲いて白えびにあるさくらいろ 杉浦典子 火星 200010   
合歓の花言葉残さず夫逝けり 田宮勝代 酸漿 200010   
夕暮や湖の風吹く合歓の花 冨田志げ子 酸漿 200010   
濯ぎ場や夕ベ傾く合歓の花 宮崎山景 俳句通信 200010   
雲運び合歓の花吹き風飽きず 宮津昭彦 濱 200010   
花合歓の鳴海絞の如きかな 椙山正彦 濱 200010   
合歓の花石の産地を通りけり 中原幸子 遠くの山 200010   
合歓の花理学部付属植物園 中原幸子 遠くの山 200010   
合歓の花うだつあがらぬ高みにて 鉄山幸子 銀化 200010   
合歓の花多情多恨の汚名着て 保坂加津夫 いろり 200010   
合歓の花一山越せば阿波の国 中村祭生 ぐろっけ 200010   
合歓の花打ち重なりて人造湖 中村祭生 ぐろっけ 200010   
合歓の花会えぬ友達ふえてゆく 伊藤和 海程 200011   
芦の湖の風渡りくる合歓の花 菅原庄山子 春耕 200011   
合歓さかり鵯越の墓山に 鈴水浩子 ぐろっけ 200012   
日は玉のごと中天に合歓の花 岩岡中正 ホトトギス 200101   
合歓の花仰ぐ山形曇なり 大塚洋子 酸漿 200101   
合歓咲きぬ東へ夫と亡き父母と 金子皆子 海程 200102   
国境へ向くしづけさを合歓咲けり 内田美紗 船団 200102   
外れたる期待といふも合歓の花 稲畑汀子 ホトトギス 200107   
旅三日夜は夢合はす合歓の花 神蔵器 風土 200108   
合歓若葉白秋塚に枝を延べて 石井邦子 酸漿 200108   
花合歓の醒むる刻さへ妻醒めず 能村登四郎 沖 200108   
合歓咲ける里を会津へ向ひけり 中西道子 百鳥 200108   
アンバランスがあなたの魅力合歓の花 村山和子 海程 200108   
ながしめの山ふところの合歓の花 石脇みはる 槐 200108   
墓が見え棚田が見えて合歓の花 保坂加津夫 いろり 200108   
合歓の花声のかかればいそいそと 大平保子 いろり 200108   
合歓咲いて一枚の湖真平ら 長尾康子 風土 200109   
合歓の花南瓜の花と呼び交す 大串章 百鳥 200109

 

我が家の庭

 

今年2回目の満開へ↑ ブルグマンシア

 

 

8年以上育成した蒟蒻の親玉は木陰の地植えで小さくなって、子玉をいくつか育成中↑

 

 

 

さびしくなってきたロベリア

 

一株小さな穂から育ってきたポリグナム。あまり花付きはよくない。

 

これから2か月の主役

 

 

 

 


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