Quantcast
Channel: ショウちゃんのブログ 俳句のある風景
Viewing all 2577 articles
Browse latest View live

銀傘

$
0
0

ギンサンと言えば、甲子園球場を連想するが、

今やJR大阪駅の銀傘も有名(多分)。

時空(とき)の広場。JR大阪駅の改札階の更に上。駅ビルの4階部分。

4階から7階へ直行すうエスカレ―ターから

7階からは11階へ直行するエスカレーターが利用可能。

11階部分も広場になっている

耳童子天空を駆け来たりしか 高野ムツオ 鳥柱
 
天空に神の弓あり破魔矢うく 上野 泰
 
天空も水もまぼろし残り鴨 鷲谷七菜子
 
春の夢天空駆けてゐる「わたし」 樋口津ぐ
 
天空に潮のひびき朴咲けり 永峰久比古
 
天空下蝦蛄仰向けに干されける 山口草堂
 
天空へ舞ひあらはれし鷹一つ 迷子
 
牡丹吹かれゐて天空に波おこる 八束
 
天空も水もまぼろし残り鴨 七菜子
 
日の夕ベ天空を去る一狐かな 金子兜太
 
天空も崖もまぼろし氷り瀧 齋藤愼爾
 
天空に鳥別るるや洗ひ髪 藺草慶子
 
天空に月ひとつわが受精卵 辻美奈子
 
天空に鳥別るるや洗い髪 藺草慶子
 
天空は生者に深し青鷹 宇多喜代子
 
天空に鳥別るるや洗ひ髪 藺草慶子
 
秋霖や天空見える鳥の檻 対馬康子 純情
 
天空も水もまぼろし残り鴨 鷲谷七菜子
 
天空に鳥別るるや洗ひ髪 藺草慶子
 
天空のうすむらさきを鶴舞へり 上野さち子
 
凍ゆるびたる天空の窪みかな 伊沢恵
 
天空に白妙の富士磯遊び 川村紫陽
 
天空へ駆けのぼるごと冬の滝 上野さち子
 
天空のうすむらさきを鶴舞へり 上野さち子
 
天空へとぶ草のわた沓穿けり 赤松[ケイ]子
 
天空は生者に深し青鷹 宇多喜代子 象
 
天空も水もまぼろし残り鴨 鷲谷七菜子
 
天空に大書し小学生昏れゆけり 和田悟朗
 
天空へ自讃の朴の花を放ち 宇多喜代子
 
日の夕ベ天空を去る一狐かな 金子兜太 狡童
 
天空のかくもしづかに大旱 鷲谷七菜子 游影
 
天空も水もまぼろし残り鴨 鷲谷七菜子 花寂び
 
天空下蝦蛄仰向けに干されける 山口草堂

右手のビルが大阪グランフロント南館

正面は新梅田シテイのツインビル(スカイビル) 左手がホテルウェスティン

 

そこからさらにエスカレーターで12階へ

その部分も広場になっている。

 

さらに3階上に農園(天空の農園)がある。そこへは階段しかない。

そこまで登ると淀川が見える。

天空に農園のあり濃紫陽花

じさいはアナベルかも。濃紫陽花も咲いていたが

画像がない。


大谷川

$
0
0

大谷川へ蛍を見に行くと言ったら、ホテルが提灯jを貸してくれた。

 

 

↑大谷川はホテルから徒歩5分くらい。

「大谷川河川公園」

一目50頭位の蛍が飛び交っている。

ノーフラッシュ↑

 

翌朝、歩いた辺りを撮影

 

ワイフは、地の人が、蛍は午後8時45分頃に一番多く姿を見せる(光らす)というのを立ち聞き、われわれも9時前まで頑張って暗闇で待機。

翌朝、私は、地の人が、昔はカワニナを人間が食っていたこと、

今年は寒いので蛍の出が悪い、もっと高温高湿の夜の方が多いという話を聞いた。

 

↑橋をまたいで北の部分に垂れ幕があるが、少し明るいためか蛍は1目、10~20頭

川沿いに遊歩道、段差がないように設計されているので、暗闇でも躓く心配はない。

このあたりで遊歩道は終わるが、この辺りに蛍密集、人も密集。

それぞれ宿の屋号入り提灯持参。若い二人連れも多い。

突き当りの場所から南の方(橋の方)を見ている。↑↓

 

橋まで戻り、南側。ここから大谷川が吉野川に合流するまでは100mもないほど。

 

浅い川、葦などが茂る川、流れが緩く、澱んだような川、それが蛍ないしカワニナ好みの川なのか。

この部分は夜は暗闇。

少し行くと吊り橋様の橋があり、橋の先は通せんぼ。

橋の真ん中から見ると吉野川の本流が見える。

 

6月9日撮影として↓のごとき画像が張り付けられている。

↓吉野川本流 交通量の多い橋のもう少し向うで、大谷川が合流しているはず。

同じ14日の夜は、ホテル前に午後8時にマイクロバスを出してもらい、

 

今一つの大谷川沿いへ。この川は、↑の吉野川のかなり上流(東方)へ流れ込む。

その場所も翌朝(今朝)撮影

この地区は地区名も大谷

大谷公民館前に駐車

おおたにがわと読む大谷川は岡山県内だけでも7つある。その多くが吉井川水系である。

吉野川ももう少し南で梶並川と合流すれば、吉井川に名をかえる。

そのため美作市内を流れる小川のような大谷川も1級河川である。

この部分は高速道路の下になるので、夜間も結構うるさい

 

川の条件は湯郷の大谷川によく似ている。

火垂る蛍昔日本は暗かった

蛍追い明ければ共謀罪法通過

 

蛍はMrs K宅の裏の大川(吉野川)沿いにもいっぱい出ているようでもある。

 

横断者注意

$
0
0

13日~15日2泊3日で、今年3度目の美作行。

この前は、義理の従姉の葬儀に参加のために4月末に出かけた。

ほぼ毎年、4月、5月、6月にでかける。

1995年に始めた美作詣の、美作での接待主はもっぱら従姉であった。

こちらも同伴者は、家系譜作成を望んだ従兄であった。従兄は美作の家に生まれ育っている。津山高校を卒業後、神戸で職に就いたので、従姉がこの家に

嫁いできた時にはすでに都会生活を始めていたのかどうか。従兄の兄は、終戦とともに

除隊して実家に戻った後、結婚しているが正確にそれが終戦の年なのか翌年なのか、私はよくわかっていない。

 

美作の家を継いだ従兄の経歴に、陸軍中野学校卒などという事項があったのを覚えている。

除隊先は姫路連隊であったが、中野学校卒の少尉ならば、有名な小野田少尉と同級だったのだろうか、小野田少尉がフィリッピンから戻った頃には従兄も存命だったが、確認行為を行っていない。

 

ここまで書いて、美作に☎。当主に、父親から小野田少尉の話を聞いたことがあるかどうか訊ねた。従兄は満州派遣組みであったということ、先輩の多くがシベリア送りになったことを、従兄の死後美作の家を訪ねて来られた元の戦友から直接聞き、並んで写った写真を貰ったという記憶だけを聞き取った。戦争中のことを親から直接聞いたことはほとんど全くないとのこと。

 朝鮮人が優秀な民族(私には恨に拘りすぎに思えるが)であるという話だけは覚えているとのことであった。

 

 

美作の家の前の国道の上下線に真新しい注意標識が描かれている。

そばからでは全体を写し取れないほど大きい。

「横断者注意」

こんな標識は他では見たことがない。

 

横断の毛虫見送る三輪車 土井朝子
 
マスクして下着売場を横断す 木本徹男
 
田植機に横断ゆづり定期バス 壺井久子
 
水槽の無音を*えいの横断す 奥坂まや

 

上下線の標識の中間地帯での事故で従姉は亡くなった。追突したオートバイは家の前まで跳ね飛ばされてきたらしく、一瞬、親に異常が発生と直感したらしい。

市報みまさかは、6月号で従姉の名を亡くなった人欄に記載していた。89歳。

 

今日、満中陰で、希望を記入投函した品物が届いた。血圧計を希望していた。

 

 

市報みまさか6月号の封筒には、今月で送付を終わらせていただくという添え状が入っていた。この添え状は初めて見る。過去3年添え状がはいる前にふるさと納税を繰り返していた。

今回の美作行では市役所へ寄るつもりであった。

 

しかし兵庫県から岡山県に入る直前に、覆面パトカーにつかまってしまい

80キロ規制域を109キロで走行、ハイ、29キロオーバー、18000円の切符を渡された。

(今日 近くの信金にて納付)。よってワイフの提案により、今回は(多分今年は)納税中断。

兵庫県警福崎センターへの恨を美作で晴らすのは申し訳ないが。

 

80キロ規制区間を80キロで走っている車などみたことがない。

今回も1車線を工事で封鎖して、50キロ、60キロの規制をかけている地域が何か所もあったが

どの車も(私も)、100キロ近くで走っている。

 

こういうところではパトカーは並走できないので、取り締まり不可能であることをだれも知っている。なにしろ中国道は、西宮北を過ぎると、前にも後ろにも車の姿が見えないことが珍しくない。こういう場所では、高速バスの停留所付近の、停車待機できる場所でハザードランプを点けている車がいると要注意。

 

 

 

エゴの木は、実になっていた。

 

オカトラノオ

$
0
0

高速道のSAの植え込みのなかに植えられたものではない花を見つけた。

野草の画像集の中で見たことがあるような気がする。

石垣に沿って咲いていた。キリンソウ(黄輪草)だと思う。

 

笹百合↓

周匝(すさい)-ここは美作ではなく備前ーの茶臼山城跡へ入る手前に、歴代の城主の墓地がある。やたら「笹百合の採取を禁ず」の立札があるので、笹百合に間違いなし。

 

立札の方が笹百合の数より多い。花のシーズンが終わったのか?

同じ場所の草むらに群生↓

オカトラノオだと思う。

草の思ひ思ひにを振りし 斎藤 幸一
 
草に黒姫山の霧匂ふ 亀田英子
 
青年の後ろ草の朝なり 加藤青女
 
のさゆらぎもせぬ湖ほとり 今井千鶴子
 
夕虹や草はまだをさなかり 青柳志解樹
 
を踏みゐしことに気づきけり 大久保橙青
 
草や日の通りみち子が通る 磯貝碧蹄館
 
草のはつかなものを蝶が吸ふ 藤田湘子
 
いぶき湿原の精群るるかに 新井英子
 
を一本持つて恋人来 小林貴子
 
分去れのこんこんの日とと 松田ひろむ
 
草の咲くべく木曽の高曇 宮坂静生
 
草や鐘掛岸は屏風立ち 本田一杉
 
草や日の通りみち子が通る 磯貝碧蹄館
 
の花や夕闇地より湧く 吉谷実喜夫
 
はをののき易し滝の前 水本祥壱
 
草に水やり一日外へ出ず 小熊一人
 
の花を抱き落つだんご蜂 茂呂緑二
 
の雨ためて昼ほととぎす 佐野良太
 
掌に承けての柔かき 富安風生
 
草や日の通りみち子が通る 磯貝碧蹄館
 
の花を抱き落つだんご蜂 茂呂緑二
 
掌に承けての柔かさ 富安風生
 
を踏みいしことに気づきけり 大久保橙青
 
杖や蝦夷用水の辺に茂り 高濱年
 
鼓子花(ひるがほ)やあたかも臥を踏みて 幸田露伴 拾遺
 
夕立や怒る河の渦 幸田露伴 江東集

 

 

 

わが一族の墓地の(西側)外の叢の中で↓

びっしりと咲いていた。

Mrs K不在であったので、花の名は聞き出せず。

「トウバナ」ではないかと思って、そうAkaneちゃんたちに伝えたが、

同じシソ科だけれど、トウバナの方はもっと地味な花

ウツボグサだと思う。

 

湯郷の大谷川沿いの叢

↑はニワセキショウ。美作でも草地に一杯咲いている。

 

同じ場所に群生している↑↓

 

一本引き抜いて、地の人に訊ね回ったが誰も名を教えてくれなかった。

1500円程度の野草観察図鑑の6月前後に咲く花を比べて見たが似たものは収録されていなかった。

「野草」で俳句検索したら、日野草城の句ばかり出て来る。「野草展」なども。

「観察」では例句みつからず。

 

明日は市の俳句協会の合同句会。句はまだできていないが、

「会報」(年報)だけは朝のうちにコピーした。A3用プリンターが使えないので

コンビニでコピー。NO 8で今年が第9回句会

 

美作の植物は明日以降も取り上げる。

 

 

作東タワー

$
0
0

午後4時頃、ホテルの3階ベランダからみた作東タワー↑

午後8時頃のホテルのエントランス前からみたタワー

↓翌朝のタワー

元の作東町役場の前庭あたりから見たタワー

特にタワーばか撮っていたわけではない。画像集の中からタワーが写っているものを抜き出してみただけ。

 

王道の庭あたりからみたタワー

 

↑のようなものを写す場合でもタワーを意識している。

日本にも有名なタワーは数々あるが、私はほとんど無名のこのわわーが好きだ。

 

昨日からワイフ不在。

昨夜は9時頃に息子夫婦が来訪、Tシャツを父の日プレゼントとして届けてくれた。

今朝は9時過ぎに起床。

新聞を取りに出ると、不在カード。花屋が9時に来たよう。

急いで☎。1時間以内に届けてくれというと、今日は大量の花の配達があるので、無理だと

のこと。ならば夕刻6時以降に届けろと言って受話器を置く。

 

また電話がかかってきて、5分以内に届けるという。

 

 

すぐにラインで撮影、送り主へ送信。

 

11時過ぎに外出。市の俳句協会主催の超結社句会へ。

阪神尼崎駅前の中央公園2階部分にデイゴの花を見つけた

出句3句

舟虫のすばやい四散ミサイル飛ぶ

立葵あの娘けーへんきーひんと

梅雨兆すダイエーのロゴ解体中

 

茶臼山

$
0
0

美作市から国道374を川沿いに南下してゆくと美咲町というかわいい名前の町があり、あっという間に通り抜けて、橋を越えると吉野川は吉井川に合流し、備前の国に入る。

現在は赤磐市。

 

吉野川が合流する前の吉井川沿いに茶臼山があり、城跡がある。

 

管理人がいる家

古い民家を移築したもの

そのまえに小さな城がある。

こんな砦のような城が、備前国の北の守りとして数十か所あったようである。

竪穴式の倉庫跡が残っている

 

室町時代のものらしいが、それ以前からあったものが利用されたのかも。

この前(このブログで紹介してなければ7年以上前)に来た時には、中へ入りこめた。

弥生式竪穴住居そのものであった。

 

県外観光客はめったに訪れないように見える。

 

城内から見た景色  ↓周匝(すさい)平野

 

晴れていたので、大山、蒜山三山が見えた。

芯太き大山独楽を買初に 北澤瑞史
 
大山の全容近し初御空 阿波野青畝
 
人参を抜き大山を仰ぎけり 庄司圭吾
 
大山に雲集へるは神集ふ 宮下翠舟
 
猪鍋の大山詣くづれかな 石田勝彦
 
*えびづるや大山寺道石を敷き 梶井枯骨
 
大山の月さしてきし梨番屋 由木みのる
 
送行の大山門を返り見ず 小中優実代
 
大山を知りつくす夫茸狩りに 米川みどり
 
大山に釣瓶落としの雲ふたすぢ 米谷静二
 
水神に大山百合の白さかな 前田正治
 
開山忌大山蓮花の匂ひけり 牧長幸子
 
世尊寺の大山蓮華匂ひけり 山岸澄子
 
御仏花は大山桜法然忌 堀 葦男
 
大山の山毛欅の雪間の大いなる 吉岡新風
 
春の野を持上げて伯耆大山を 森 澄雄
 
大山の水をあまねく早苗月 飴山 實
 
大山山麓すかんぽ噛めば谺 金子兜太
 
大山の水をあまねく早苗月 飴山實 『次の花』
 
猪鍋や大山の闇待つたなし 大木あまり 火のいろに
 
大山の火燵をぬけて下りけり 阿波野青畝
 
大和にどこか大山蓮華見て忘る 森 澄雄
 
初旅の大山を負ふ駅つづく 皆吉爽雨
 
大山に雲集えるは神集ふ 宮下翠舟
 
大山の各坊味噌を搗きにけり 山本青蔭
 
大山の天狗が撒きし花粉症 野上貞勝
 
大山の伏流といふ種井かな 波出石品女
 
大山女背の斑光らす雪解水 火村卓造
 
春の野を持上げて伯耆大山を 森 澄雄
 
笛太鼓大山祗の田を植うる 小林客水
 
大山詣水に研がれし冷奴 田中俊尾
 
滝しぶき大山れんげ匂ひけり 岩本梓石
 
大山蓮華渓のくらさを鳴る水音 土屋紫信
 
方丈や大山蓮華活け香る 坂田天耳
 
夏館大山蓮華活けてあり 片岡奈王
 
大山の雲を下りて鮎を見る 野田別天楼
 
夏館大山蓮華活けてあり 片岡奈王
 
大山の浮びし梨の花月夜 山本杜城
 
山蚕らに大山祇は在します 塚原夜潮
 
大山の全き日なり雁帰る 田村木国
 
春の野を持上げて伯耆大山を 森澄雄
 
大山の竿雪細る花こぶし 美柑みつはる
 
大山の根雪もとれぬ羽子日和 皆吉爽雨
 
雪晴の大山そそり三瓶坐す 竹下陶子
 
田を植うるみな大山の裾に乗り 皆吉爽雨
 
翳す手が霧を誘ふ大山能 雨宮きぬよ
 
大山は霧の中なり能舞台 芳賀かをる
 
大山能狂ひしおもて月仰ぐ 鍵和田釉子
 
大山に脚をかけたる竃馬かな 大屋達治
 
 
大山に脚をかけたる竃馬かな 大屋達治
 
大山の夏山として今日よりは 原三猿子
 
左手で粽を結ふを見てゐたり 大山文子
 
ほととぎす大山垣は灘に果て 岸原清行
 
大山はナポレオン帽春の雲 川端茅舎

 

城への通路沿いに歴代城主の墓地がある。

 

 

隣りの城への分かれ道

一人で歩いてゆく気はしない

こういう場所ではワイフは駐車場で車内待機である。

 

 

 

 

千枚田

$
0
0

上山という集落は岡山市から北東へ50キロの地点

上山集落を紹介するHPより:

 

谷間の集落を覆い尽くす壮大な棚田群。その数は何と8300枚。
この日本最大級の棚田は、実に千年以上も昔に築かれたと言われています。
以来、岡山県美作市上山地区は、美作国の米どころと呼ばれ、稲作ばかりではなく、棚田の集落ならではのコミュニティや文化を育んできました。


しかし、近年は過疎化と高齢化が進み、千年の歴史を誇る棚田群は続々と耕作放棄地へと姿を変えます。そして残されたものは、雑草や灌木や竹藪の谷。

 

そこに棚田の再生を志す人たちが現れたのが2007年のこと。


最初は「どうせ再生なんて無理だろう」とあきらめていた地元の人々からは、目の前に蘇る懐かしい風景に歓喜の声が上がりました。


再生活動が始まって間もなく10年。私たちは、この上山を『上山集楽』と名付けました。移住者と地元の人々が一緒になって、農業はもちろん、棚田の資源を最大限に活用した新たな産業や観光、交通やエネルギーなどなどの課題に取り組み、これまでよりもさらに豊かな、未来の田舎を目指しています。

見違えるように復興したしたようにも見えない。

不如帰八千枚の棚田消え

千枚田より摘みきたる薺なる 斎藤梅子
 
冬耕の一枚もなし千枚田 宮田 勝
 
千枚田の落穂拾ひを見たかりし 細見綾子
 
千枚田その一枚に稲を扱く 河本晴樹
 
爺婆無臭無温首折る千枚田 国 しげ彦
 
二三枚植ゑて名所や千枚田 小見山希覯子
 
千枚田裾ひらひらと波の花 井上 雪
 
千枚田の落穂拾ひを見たりかし 細見綾子
 
早稲稔る瑞穂の峡の千枚田 高橋利雄
 
千枚田千の形に雪残る 相馬沙緻
 
みぞるるや地辷りつのる千枚田 堀田正久
 
凩の残すものなく千枚田 小川 浩
 
姨捨山に見ゆ千枚田たにし鳴く 判治遼子
 
千枚田朧へ影を重ねけり 松岡悠風
 
*ひつじ田となりて海鳴る千枚田 高橋淑子
 
千枚田鋤かるるまへの色揃ふ 福永耕二
 
冬海へ落ちもせざりし千枚田 津久井進子
 
千枚田暮れてとどろく鰤起し 和田祥子
 
千枚田の落穂拾ひを見たかりし 綾子
 
千枚田鋤かるるまへの色揃ふ 耕二 (能登)
 
万緑に加はりてあり千枚田 嶋田摩耶子
 
北風のころがり落つる千枚田 大平芳江
 
千枚田の落穂拾ひを見たかりし 細見綾子
 
千枚田海から湧ける稲雀 小林俊彦
 
千枚田一枚づつの花曇 小川恭生
 
千枚田枯一枚に火を焚けり 茂里正治
 
北風や怒濤へなだれ千枚田 徳永山冬子
 
水張つて海と釣り合ふ千枚田 大石悦子
 
千枚田裾ひらひらと波の花 井上雪
 
千枚田鋤かるるまへの色揃ふ 福永耕二
 
ほとゝぎす声駈け下る千枚田 相馬遷子 山河

ほととぎす耕やして天に至るはず

千枚田跡の萱天に至るかも

 

大芦高原

$
0
0

1995年に美作詣を始めて、今回初めて大芦高原へ。

ただしこの日は定休日。温泉施設の利用は初めから念頭にない。

 

風景があればいい。

 

幸い、快晴。

各国の名前を採ったバンガローがある。

インド館は上部で、見えるのは日本館

 

 

バンガロー隣といふも葛がくれ 鳥居ひろし
 
バンガロー退屈な雨降つてをり 新田充穂
 
バンガローひとつひとつに違ふ空 黒沢孝子
 
バンガロー一軒づつの朝が来る 坊城中子
 
ちだけさし咲かせて雨のバンガロー 大島民郎

 

池の周りにもバンガローがあり、動物園も

 

名物は雲海

雲海が見えそうな場所が何か所かあり、展望台なども設置されている。

2泊3日美作へ出かければ、帰宅後5日くらいは、画像を繰って楽しんでいる。

 

今日は、午後3時から5時まで、藤井四段の28連勝がかかった王将戦予選を見ていた。

王将のこびんをねらう角出で、見事勝利。例によって読売(多分)が号外発行したらしい。

プロデビュー以来負けなしの28連勝。

 

ウィキペディアには、早くも、今日の勝利を含む詳細な人物紹介が項目で上がっている。


栗の花

$
0
0

里山は父祖の墓山茸山

墓の下の道は国道である。それを旧の出雲街道としているが、元の街道は、

川の向こう側(南側、山裾)を通っていた。

 

墓に供える花はいつも↓で買う

 

姉妹店が箕面にもある。数か月に一度はMrs K夫婦のどちらかが来ているよう。

2度ほどでかけたことがある。

 

 

 

墓山からは吉野川沿いの田圃がみえる。

橋から数えて(東から数えて)3つ目の田圃は、他のものよりかなり広い。

後から聞くと、3反5畝あるそうである。

10数件ある我が町の我が街区の広さ。その3反5畝を含んで橋から西へ数えると9枚の田がある。

そのすべては昨年までは、市か、県か、国土交通省か、そのすべてが歩合制で借り上げて、

洪水後の護岸工事の機器、土砂置き場として利用していた。その1年は農作業は不可能で、

計算式があって補償を受けたようである。

Mrs K宅がすべてを所有しているのではなく、3反5畝の田の他2枚、計3枚を耕している(ハズ)。

この部屋は千客万来。小皿の上に物がセットされる前に一枚。

当日接待役は、3歳児と0歳児の面倒見ながらの作業。ありがとよ。

いつも後からこの部屋へ登場の従姉は、

居所を替えてしまった。

蕺草干す作業受け継ぐ三逮夜

ドクダミ干すのは従姉の仕事であったように思う。

 

大きないい栗が大量に採れるよう。

 

玄関前

農作業を中断してのMr k に遠慮して今回はUraCafe 方面の見学は辞退。

今回の美作行では親戚巡りはここだけにして2夜は蛍との付き合い。

恋蛍内緒話はそこそこに

 

 

紫陽花

$
0
0

ミストが欲しくなるような真夏日であった。

↑ミスト風噴水

森林浴ができそうな木立

 

 

 

いつも散歩している場所の南限を少し外れたところ。尼崎 元浜緑地

 

スイレンも咲く池のほとりのアジサイ園

紫陽花そのものの株はまだ若い

額紫陽花とか柏葉紫陽花は詠いにくい。6音、8音なので。

 

3音で利用するために四葩とか、5音にするために濃紫陽花として詠われる。

 

四葩切るや前髪わるゝ洗髪 杉田久女
 
気胸入れし安堵四葩に雨の音 河野南畦 『焼灼後』
 
由良の門に水銀色の四葩かな 小林貴子
 
風立ちて毬のをさなき四葩かな 遠藤悠紀
 
江戸絵人皆美しき四葩かな 長谷川かな女
 
黄泉の子の毬をつゐてる四葩かな 齋藤愼爾
 
どしやぶりの土に映れる四葩かな 石田郷子
 
笠を被て四葩に向ふ音もなし 田中裕明 花間一壺
 
風立ちて毬のをさなき四葩かな 遠藤悠紀
 
庭先に月そそぎゐる四葩かな 中田剛 珠樹
 
後ずさるいろの四葩に対ひけり 中田剛 珠樹
 
四葩咲き他郷水の香強きかな 伊藤京子
 
四葩泡立てり開扉の神将に 佐野美智
 
鍛冶の火を浴びて四葩(よひら)の静かかな 富安風生(1885-1979)
 
四葩咲きよべの涙を忘れしむ 文挟夫佐恵
 
万緑の一紺として四葩冴ゆ 石塚友二
 

 

巻き戻す亡母の一生濃紫陽花 石井紀美子
 
われを含まず老人圏の濃紫陽花 菊池志乃
 
濃紫陽花一輪匂う床柱 中嶋正子
 
大仏の供華鎌倉の濃紫陽花 百合山羽公
 
かなしみはかたまり易し濃紫陽花 岡田日郎
 
明けて葬り昏れて婚りや濃紫陽花 竹下しづの女
 
病棟に仕掛けられたる濃紫陽花 五島高資
 
そのかみの絵巻はいづこ濃紫陽花 久保より江
 
かなしみはかたまり易し濃紫陽花 岡田日郎
 
雨の日は雨に応える濃紫陽花 倉田しげる
 
そのかみの絵巻はいづこ濃紫陽花 久保より江
 
万障が鉢合せする濃紫陽花 村井和一
 
病棟に仕掛けられたる濃紫陽花 五島高資(1968-)
 
明けて葬り昏れて婚りや濃紫陽花 竹下しづの女
 
兄亡くて夕刊が来る濃紫陽花 正木ゆう子
 
濃紫陽花吾子への言葉溜めてをり 関戸靖子
 
泣くために遺されにけり濃紫陽花 関戸靖子
 
病棟は暗き窓もつ濃紫陽花 山田弘子
 
水中りして東西に濃紫陽花 渋谷道
 
子の渦に保母ひとりづつ濃紫陽花 福永耕二
 
暮れゆけば明るきうしほ濃紫陽花 鷲谷七菜子 游影
 
明けて葬(はふ)り昏れて婚(めと)りや濃紫陽花 竹下しづの女句文集 昭和十年
 
城崎の夜明けめづらし濃紫陽花 京極杞陽

世界平和の鐘

 

川は井戸水を循環式で流している。

 

 

蟻地獄

$
0
0

蟻地獄短気なもんはでけまへん 田代青山

 

蟻地獄の建設現場を一度見たいと思った。

 

作東バレンタインホテルの東屋といってよい、建物の地面にいっぱい。

今年だけではない。20年以上あるいは、その前から営々。

 

擂鉢に蟻酸のたまる蟻地獄 中原道夫
 
蟻地獄隣りはけふは休むらし 中原道夫
 
履物を脱ぎ揃へあり蟻地獄 中原道夫
 
嗽して咳して秋の蟻地獄 中原道夫
 
空海の杖の止まりし蟻地獄 中原道夫
 
少年の昼なぐさまず蟻地獄 行方克己 昆虫記
 
さらさらと揉み合ふ砂や蟻地獄 行方克己 昆虫記
 
ひとすぢの蜘蛛の糸垂れ蟻地獄 行方克己 無言劇
 
律院の縁の高さよ蟻地獄 千原叡子
 
西行堂裏も表も蟻地獄 角川照子
 
待つものの静けさにゐて蟻地獄 桂 信子
 
丹の透ける木彫仏や蟻地獄 小島花枝
 
発掘の眼をのがれゐし蟻地獄 上田五千石
 
蟻地獄鐘楼の土知り尽す 石川桂郎
 
蟻地獄寂寞として飢ゑにけり 富安風生
 
蟻地獄松風を聞くばかりなり 高野素十
 
蟻地獄松風を聞くばかりなり 高野 素十
 
尼逝きて久しくなりし蟻地獄 山本 祐三
 
蟻地獄一つ一つに目が潜む 長谷川エミ
 
喪服着てのぞき込んでる蟻地獄 岸本マチ子
 
まつさをなまんまるの空蟻地獄 大野朱香
 
木の影のそよぎてあをき蟻地獄 小松崎爽青
 
蟻地獄むずつと仁王の力足 北澤瑞史
 
蟻地獄まるはかなしきかたちにて 長谷川双魚 『風形』
 
しんしんと太陽大き蟻地獄 柴田白葉女 『月の笛』
 
笑ひ仏の裾にしづまり蟻地獄 小林康治 『存念』
 
墓の裾蟻地獄あり暗からず 小林康治 『潺湲集』
 
蟻地獄見えて見えざる死を思ふ 河野南畦 『元禄の夢』
 
俳諧や斧鉞一閃の蟻地獄 石原八束 『風信帖』
 
否応もなく落されて蟻地獄 鷹羽狩行
 
墜ちし虫一瞬に消ゆ蟻地獄 高橋利雄
 
独り居の落ちてもみたき蟻地獄 相河美智子
 
蟻地獄在り山中の暦日に 松本たかし
 
蟻地獄孤独地獄のつづきけり 橋本多佳子
 
蟻地獄見て光陰をすごしけり 川端茅舎
 
蟻地獄砂の切味あざやかに 山口誓子
 
砂うごきゐる白昼の蟻地獄 鷲谷七菜子
 
わが心いま獲物欲り蟻地獄 中村汀女
 
溺るるはあはれをんなの蟻地獄 稲垣きくの
 
石仏の視野のはずれの蟻地獄 芝 由紀
 
蟻地獄病者の影をもて蔽ふ 石田波郷
 
蟻地獄ほつりとありてまたありぬ 日野草城
 
蟻地獄寂寞として飢ゑにけり 富安風生
 
籠り僧ことりともせず蟻地獄 五十嵐播水
 
蟻地獄松風をきくばかりなり 高野素十
 
親鸞の分骨堂の蟻地獄 新村富代
 
蟻地獄観音様の前にあり 高田マサ江
 
蟻地獄まひるの僧の影を吸ふ 高橋邦夫
 
蟻地獄何事もなき砂落ちぬ 西岡正保
 
小祠に豆粒ほどの蟻地獄 細井将人
 
あとずさりして落日の蟻地獄 とよなが水木
 
少年の孤独捕へし蟻地獄 清水節子
 
蟻地獄たしかに兵のこゑ聞けり 中沢匡司
 
蟻地獄仏足石の影およぶ 荒川幸恵
 
天平の伽藍の下の蟻地獄 野村美恵
 
海鳴りと底つなげゐる蟻地獄 広瀬とし
 
殺生のまだなき深さ蟻地獄 野村久子
 
蟻地獄夕日は灘に燃えしぶり 井口千枝子
 
倖せか蟻地獄など数ふるは 杉山岳陽
 
朗々の勤行堂下蟻地獄 邑上キヨノ
 
鍵ささぬ木喰堂や蟻地獄 渡辺立男
 
山中に時の澄みゆく蟻地獄 山上樹実雄
 
今日の雲けふにて亡ぶ蟻地獄 能村登四郎
 
蟻地獄病者の影をもて蔽ふ 石田波郷
 
砂うごきゐる白昼の蟻地獄 鷲谷七菜子
 
蟻地獄松風を聞くばかりなり 高野素十
 
生きものの気配は見えず蟻地獄 瀧 春一
 
荒涼と月面の景蟻地獄 瀧 春一
 
マリア像影したまへり蟻地獄 水原秋櫻子
 
蟻地獄しづかに昼は移りをり 有働 亨
 
蟻地獄群るる病者の床下に 石田波郷
 
頬杖の石仏のまへ蟻地獄 宮原 双馨
 
倖か蟻地獄など数ふるは 杉山岳陽
 
しづけさに虚しさに殖え蟻地獄 馬場移公子
 
蟻地獄森閑と飢ゑすすみをり 白岩 三郎
 
蟻地獄見てゐる沙弥のまだ拗ねて 静 良夜
 
蟻地獄遺し尽して怒り消ゆ 根岸善雄
 
うつし世に吾が寸土なし蟻地獄 白岩 三郎
 
少年の孤独捕へし蟻地獄 清水節子
 
寸鉄のころがつてゐし蟻地獄 伊丹さち子
 
山鳴に馴れし静けさ蟻地獄 隈元いさむ
 
さびしさは木の間から来る蟻地獄 佐野まもる
 
蟻地獄火伏の神の縁高き 半田順子
 
蟻地獄より秋草の生ひ出でて 佐々木六戈 百韻反故 吾亦紅
 
寺の子の遊び上手や蟻地獄 橋本榮治 越在
 
飼ふごとく僧の見てゐる蟻地獄 橋本榮治 麦生
 
やや傾ぐ海龍王寺蟻地獄 橋本榮治 麦生
 
梅干の種の真紅の蟻地獄 近藤一鴻
 
蟻地獄女の髪の掌に剰り 石川桂郎
 
わが心いま獲物欲り蟻地獄 中村汀女
 
蟻地獄すれすれに蟻働けり 加藤かけい
 
天使いま吾が肩に手を蟻地獄 景山筍吉
 
蟻地獄群るる病者の床下に 石田波郷
 
蟻地獄孤独地獄のつづきけり 橋本多佳子
 
むごきものに女魅せられ蟻地獄 滝春一
 
蟻地獄かくながき日のあるものか 加藤楸邨
 
蟻地獄寂寞として飢ゑにけり 富安風生
 
蟻地獄見て光陰をすごしけり 川端茅舎
 
蟻地獄松風を聞くばかりなり 高野素十
 
蟻地獄みな生きてゐる伽藍かな 阿波野青畝

 

 

どれが建設途中か分からない。

 

蜷食えば蟻を食えばと雨兆す

 

一度ならず紹介しているがホテルのロビーに飾られているペイネ作品

 

 

 

↓は初めてかも。

 

今や美作でも煙の木は珍しくはない。

ボタンクサギ

$
0
0

牡丹臭木

この季節に咲いているのにお目にかかるのは、2か所。尼崎市内では旧の塚口城内の公園。

今日、家から5分も歩かないご近所の家の庭に咲いているのを見つけた。

 

日照雨して熊野古道花臭木 行方克己 昆虫記
 
臭木鋭き鉾立てゝ男神 丸山海道
 
つい霽れぬ空のにごりや花臭木 角田独峰
 
水懈く臭木の花を浮べをり 轡田 進
 
臭木咲き藩主墓前の一区画 山本紅園
 
臭木咲く禅堂低き垣構へ 原田しずえ
 
熊野道臭木もひそと花掲ぐ 田中君代
 
遠くより臭木の花を見て通る 川原 程子
 
見廻して臭木の花でありにけり 飯島晴子
 
思はずに臭木の花とよばれけり 平井照敏
 
川舟へ臭木咲く坂よけれ 波多野爽波
 
療養所古びて茂る花臭木 松崎鉄之介
 
見廻して臭木の花でありにけり 飯島晴子
 
臭木滝真向に真白なり 石田波郷
 
せせらぎは臭木の花の真下より 柳沢柳枝
 
鼻の日は臭木の臭ふ日なるべし 相生垣瓜人
 
炎天の香なり臭木の香にあらず 相生垣瓜人

「小さな園芸館」

ボタンクサギは、遠目にはアジサイによく似た落葉性の低木で、近寄ってからアジサイの花とは違うことに気が付く人が多い。
小さな花が多数集まり、手まり状にびっしりと咲く花の様はとても美しいが、葉に触れると臭い。

 

ウィキペディア

クサギ(臭木、Clerodendrum trichotomum)は日当たりのよい原野などによく見られるシソ科の落葉小高木。葉に悪臭がある事からこの名がある。日本全国のほか朝鮮、中国に分布する。従来はクマツヅラ科に入れられてきたが、現在はシソ科に移されている。

種小名は、「三分岐」の意味で[4]、花序の枝を指す。

 

は大きく、長い葉柄を含めて30cmにもなり、柔らかくて薄く、柔らかな毛を密生する。葉を触ると、一種異様な臭いがするのがこの名の由来である。

は8月頃咲く。花びらは萼から長く突き出してその先で開く。雄しべ、雌しべはその中からさらに突き出す。花弁は白、がくははじめ緑色でしだいに赤くなり、甘い香りがある。 昼間はアゲハチョウ科の大型のチョウが、日が暮れるとスズメガ科の大形のがよく訪花し、受粉に与る。果実は紺色の液果で秋に熟し、赤いがくが開いて残るためよく目立つ。この果実は鳥に摂食されて種子分散が起きると考えられている。

道ばたなどでよく見かけ、遷移においては、藪の状態の所に侵入する最初の樹木として先駆植物(パイオニア)の典型である。

 

Wikipediaの解説は「臭木」の解説、牡丹臭木

 

でも花期を7月~8月とする解説が多い。

 

 

この季節の「花形」の花はノウゼンカズラ(凌霄花)。凌霄葛とは表記しないよう。

 

凌霄花の句は私が参加する句会でもよく出る。

火曜日に句会があるが、そこでも登場するであろう。

 

例句も俳句検索システムのものは何度か紹介しているはず。全然覚えていないが。

(続)のものを検索:

凌霄の花に蝉鳴く真昼哉 凌霄花 正岡子規
 
凌霄や温泉の宿の裏二階 凌霄花 正岡子規
 
家毎に凌霄咲ける温泉かな 凌霄花 正岡子規
 
凌霄やからまる縁の小傾城 凌霄花 正岡子規
 
凌霄や一つる垂れし花かつら 凌霄花 正岡子規
 
凌霄や煉瓦造りの共うつり 凌霄花 正岡子規
 
名も知らぬ木に凌霄のさかり哉 凌霄花 正岡子規
 
凌霄花散るに興じてはめ外す 高澤良一 暮津
 
長雨に火照りて果てし凌霄花 高澤良一 暮津
 
凌霄花テレツクテンと咲き昇り 高澤良一 暮津
 
雨の日もお祭りさわぎ凌霄花 高澤良一 暮津
 
風起ちて一息つきぬ凌霄も 高澤良一 暮津
 
ふしだらな部類に入る凌霄花 高澤良一 暮津
 
凌霄花はげしき雨に馬の貌 藺草慶子
 
凌霄花やものの影濃き土佐の国 奥坂まや
 
凌霄に猫のあかるき肛門よ 大木あまり
 
凌霄花のまひるの火勢遠江 熊谷愛子
 
凌霄花仏にちかき睡り欲る 河野多希女
 
火の性にあらねど凌霄花好き 文挾夫佐恵
 
凌霄花のほたほたほたりほたえ死 文挾夫佐恵
 
むかし吾を縛りし男の子凌霄花 中村 苑子
 
凌霄や宗祗戻しの道しるべ 佐藤俊子 『雪の本丸』
 
凌霄花職得てえにし殖やしけり 中山フジ江 『富士南』
 
凌霄に雲伝ひこよ誕生日 小宅光子 『雲に風に』
 
凌霄やギリシャに母を殺めたる 矢島渚男
 
塵とりに凌霄の花と塵すこし 高野素十
 
凌霄や水なき川を渡る日に 蒼[きう]
 
凌霄や雨を怺ふる近江富士 八木林之助
 
遠くして凌霄花が目の高さかな 宮津昭彦
 
凌霄に猫のあかるき肛門よ 大木あまり
 
乗り出して風と遊べる凌霄花 吉江八千代
 
凌霄花満身の朱の痛みかな 安斎郁子
 
凌霄花の奥を点して彫金師 山佐栄子
 
凌霄の花の狼藉いしだたみ 三浦正弘
 
凌霄花やゆるやかにすぐ車椅子 丸山久仁子
 
焼き入れの時の一瞬凌霄花 北村豊彦
 
やさしさ信じたい凌霄花広がる 小関公子
 
凌霄花吉凶かかはりなく盛る 日向野貞子
 
凌霄花ふはりと散らせ雨あがる 高鴨良子
 
凌霄の木戸口に緋をかぶりけり 斉藤利枝
 
凌霄花崖にいること忘れおり 宮下揺子
 
凌霄花鎧戸白き司祭館 後藤真佐子
 
愛染さん雨の凌霄艶めける 安部 桂
 
海の碧見たしと凌霄花這ひのぼる 三沢 蘭
 
凌霄花中間試験の眼鏡落つ 谷岡武城
 
凌霄は妻恋ふ真昼のシャンデリヤ 中村草田男
 
虚空へと夢ひとつ置く凌霄花 稲辺美津
 
抱かれ居る児の躍るなり凌霄花 幸田露伴
 
凌霄の炎のいろとなれ昴の忌 増成栗人
 
下呂温泉岩風呂に垂る凌霄花 郷 照雄
 
咲き登る凌霄甲府古城の図 中楯貞女
 
相馬路は馬の匂ひや凌霄花 大坪景章
 
凌霄花阿武隈川へ懸りたる 川崎展宏
 
全き花多し凌霄の下掃かず 遠藤はつ
 
凌霄を纏き曼陀羅となる一樹 福永耕二
 
凌霄花のあふられてゐる門に着く 八木絵馬
 
凌霄の花からみ合ひ吹き上り 大野多美三
 
凌霄花五階まで児を抱きにゆく 谷越美智代
 
閂を抜かぬ門なり凌霄花 大高弘達
 
たのみたる雨雲それぬ凌霄花 高橋淡路女
 
大正の恋のいろして凌霄花 原田咲子(アカシヤ)
 
凌霄や油小路の通し土間 小川三補子(梛)

 
凌霄やギリシャに母を殺めたる 矢島渚男「天衣」

背景を知らない。
 
筆任せというブログでの鑑賞評価
矢島渚男(なぎさお1935~ )の句(『二十世紀名句手帖1 人事篇』齋藤愼爾河編、河出書房新社)より。
ノウゼンはおしべが曲っているところからギリシャ語のノウゼン(カンプシス)には曲がるという意味があるそうだ。それが母を殺めることとどういう関係があるのか?
おしべが曲がるから不義密通が疑われる。するとトロイ戦争の逸話。娘エレクトラの母(だったか?)でギリシャの総大将アガメムノンの妻(舌をかみそうなのであえて書かない)の夫のトロイ遠征中の不義が思い出される。
帰還したアガメムノンは不義のふたりに殺され、娘が父の仇の母を殺めるというギリシャ悲劇「エレクトラ」。これはそんな謎解きだけなのか?
 
 
 
遠くして凌霄花が目の高さかな 宮津昭彦(濱)
 
凌霄花のほたほたほたりほたえ死 文挟夫佐恵「井筒」
 
塵とりに凌霄の花と塵すこし 高野素十「初鴉」
 
凌霄や水なき川を渡る日に 蒼[きう]「蒼[きう]翁句集」
 
凌霄は妻恋ふ真昼のシャンデリヤ 中村草田男「来し方行方」
 
噴井あり凌霄花これを暗くせり 富安風生「十三夜」
 
凌霄花後ろの正面夢二かな 内田美紗 浦島草
 
すこしづつ時計のくるふ凌霄花 三田きえ子
 
 
凌霄の乗り越えてくる塀厚し 正木ゆう子 悠
 
凌霄花墓石を庭に牧の家 宮坂静生 雹
 
凌霄花のさかり雀に羽音なし 宮坂静生 樹下
 
凌霄花よべの悪夢のひそむかに 鍵和田[ゆう]子 浮標
 
凌霄花ゴツホの町は喉かわく 鍵和田[ゆう]子 未来図
 
凌霄花花にかゝりて落ちにけり 川崎展宏
 
凌霄花娘らは水越えてゆき 川崎展宏
 
凌霄花阿武隈川へ懸りたる 川崎展宏
 
夕映えは水に流れて凌霄花 川崎展宏
 
己が影よ火の旗となれ凌霄花 石寒太 あるき神
 
凌霄花落つる箒の行手かな 岩田由美 夏安
 
仮の世に借りし木に満ち凌霄花 林昌華
 
火山灰熄みてより凌霄花の火の雫 中尾杏子
 
凌霄や気位高く住み成せる 森田公司
 
凌霄花に紺の水着の群つどふ 大屋達冶
 
凌霄花地べたの好きな女の子 大須賀浅芳
 
凌霄や高々とある華の鬱 澁谷 道

子規の見たのは(多分)ノウゼンカで、私達が今よく見かけるのは、アメリカノウゼンカである。

季節の花 その他

↑アナベル ↓シマトネリコ

サンパラソル

コエビソウ

ムクゲ

神童

$
0
0

神童の静かな微笑み梅雨晴間

 

藤井聡太君29連勝。新記録。

しかもデビュー以来無敗はもちろん初めて。

 

今日は朝10時~夜10時、囲碁将棋チャンネルで

竜王戦本戦1回戦を見ていた。

 

 

二人とも昼食を注文。その場で代金を払っていた。

藤井四段は、豚キムチうどん。

尼崎ではあまり聞かないメニュー

相手の増田四段はトンカツ定食か何かを注文。

二人とも昼食に手を付けなかったように思う。

 

夕食も。

↑テレビの解説のアシスタントが、増田四段注文のものを試食

 

↑藤井四段注文のうどん。こちらは解説者が横取り。

 

終って1時間もしないうちに、街頭では号外が配布されていたよう。

手つかずの残り物を食っていたのは↑に写ってる二人ではない。

 

森下9段曰く。このまま藤井が挑戦者になり、竜王に就任するかも。

そうなれば、藤井は今年の将棋界のMVP兼新人王。勝率一位、連勝賞(無敗)

敢闘賞、殊勲賞

 

 

 

金字塔

$
0
0

こういうことに大騒ぎする読売以外の主要日刊紙ものきなみ1面で報じたようだ。

読売は4つの面で大々的に報じている。

 

「僥倖」という言葉にも驚いたが、今回は「感慨」という言葉を利用。

なにせ司馬遼太郎の「竜馬が行く」を小学校時代に読破しているし、新聞もよく読んでいるらしいので、本人はごく自然に口にした言葉であろうが、

 

私のよく知る14歳児は、「僥倖」など読めないのではないかと思う。

 

かくいう私も、「僥倖」という字を書けるかどうか怪しい。

 

この字は大学入試でも利用禁止のはず。

 

 

朝顔とサンパラソルの混植

 

これは新品種か

句会参加

蕺草や出処進退曖昧

高階の揺れの確かに根切り虫

恋蛍内緒話はほどほどに

立葵今日のあの娘は二人連れ

神童の静かな微笑み梅雨晴間

 

 

 

カルーナ

$
0
0

みんなの趣味の園芸

 

カルーナはエリカに近縁の植物で、エリカと同様ヒースとも呼ばれる1属1種の常緑低木です。

 

クッション状にこんもりと密生して茂り、学名のCallunaは「掃く」という意味があり、この枝でほうきをつくったことに由来します。

 

葉は鱗片状で、その間から花を咲かせ、枝全体が1つの花穂のように見えます。

 

エリカは花弁(花冠)が大きく目立ちますが、カルーナは花弁が小さく、その代わり萼が大きく色づいて花弁のように見えるのが特徴で、この点がエリカ属との大きな違いとなっています。

 

コニファーのような形状なので、寄せ植えの材料としても使いやすく、寒冷地ではグラウンドカバーとしても利用できます。1000以上の園芸品種があるといわれ、花色や開花期の違い、木姿などのバラエティだけでなく、葉色も豊富で、特に冬期は赤や黄色に美しく色づくものが多くあります。

 

この花もエリカ同様、最近はよく目にする。

 

カルーナでは例句なし。

エリカはかなりある。

エリカ咲く崎ふところの鰤場かな 杉山葱子
 
卓上のエリカに憩ふレストラン 塙 きく
 
エリカ母国の違ふ墓並び 松本澄江
 
エリカ咲くリタイヤ夫婦の喫茶店 初村迪子
 
船乗りの毛深き腕やエリカ咲く 磯貝碧蹄館
 
鴎啼くエリカや折ればこぼるるも 小池文子
 
エリカ雪後のごとくさびしけれ 角川源義
 
エリカ咲くひとかたまりのこむらさき 草間時彦
 
声交はすとエリカ散りさうそれを買ふ 加藤知世子
 
エリカ咲き干網つづく奥浜名 衣川 砂生
 
エリカ咲き鉄扉をひらく異人墓地 渡辺 立男
 
鴎啼くエリカや折ればこぼるるも 小池 文子
 
風の道は海鳴りの道エリカ咲く 伊丹さち子
 
エリカ咲き入江けぶれる朝の雨 山本 莎草
 
花温室のつづれる丘にエリカ咲く 広沢 道代
 
エリカ咲く岬に白き美術館 桑野秀子
 
海の照りあまねく返しエリカ咲く 原田 早苗
 
エリカといふさびしき花や年の暮 山口青邨
 
エリカ風待ち港情厚し 田中英子
 
嬰児にもあるためいきや花エリカ 岡田史乃

エリカは、私には寒い花である。岩陰でひっそり咲いている。

 

庄下川沿いを散歩するひとはやさしい人が多いのだろう。

パン屑を持ってくる人が多いのだろう。逃げない

西日が真正面ということは、川は目下西から東へ向かって流れている。

川は北から南へ海へ向かって流れていると思っているとしばしば方角を間違う。

鯉の稚魚なのだろうか?鷺の周りを集団で泳いでいる。

まちがいなくミシシッピーアカミミガメ。

今年はまだ鯰をみていないと思って水面をみると鯰が泳いでいた。

↑緋鯉もなかには。

↑ヤブカラシ 花はまだ蕾。

↓タカサブロウ

タカサブロウは水中へもはいってゆく。

ミゾソバはまだ蕾の姿も見当たらない。

 

 

 

野中(田圃中)の一軒家と思っていたが、周囲、かなり建てこんできた。

ここ数年、薔薇の季節にお邪魔していたが、今年はお誘いがなかった。

トベラの花が今にも咲きだしそう

スモークツリー ↓花ではなく穂

 

 

 


アガパンサス

$
0
0

花と緑の図鑑から

 

クフェア。初めて聞く名前だが、メキシコハナヤナギなら聞いたか読んだ記憶あり。

神戸三宮のフラワー通りの植栽で見て、画像紹介した記憶もかすかに。

 

昨日紹介した画像

私の住む場所の町名でいえば、西隣の富松(とまつ)町の、阪急電車神戸線の北側の住宅街の中でみたもの。これをカルーナとして紹介したが、どうやらクフェアのよう。

猫缶さんからご指摘。御礼。

 

同じ花と緑の図鑑のカルーナの画像

 

 

たしかに全然違う。

 

火曜日の句会で、スベルヒユが話題になり、そんな草見たことがないという人がいたので、

会場から駅に着くまでの間に路傍で見つけて紹介しましょうということになった。

会場の公民館から駅までの500mほどの距離は、幹線沿いで結構掃除が行き届いていて

爪草さえ姿を見せない。

 

途中の大きなマンションの前の植え込みの中でスベルヒユを見つけた。

 

ああ~これならみたことがあるとの反応。

 

ついでに駅前の花屋で花スベリヒユも紹介。

 

 

今日みた花スベリヒユ=ポーチュラカ

 

まだ最盛期ではない。

 

スベリヒユも4月にはまだ姿を見せない。5月になってから姿を見せ、7月以降に大株になってゆく。(3月に姿を現すのは仏の座、メヒシバ、かたばみ、ナズナ)

 

大阪花博でドイツ館がポーチュラカを紹介したが、日本に今出回っているポーチュラカの原産国は不明であるという記事をどこかで読んだ。

アガパンサスは今が最盛期

リスボンの街ではまるで街路樹並みに植え付けられていた。あのあたりが原産地であろうか。ギリシャ風の名前である。(南アフリカが原産地のよう。アガパンサスの名の前半は、アガペーから来ている。エロスに対するアガペーである。)

 

春にチューリップ畑であり、5月に皐月展の会場になった場所(秋には菊花展にもなる)は、

今また更地状態から草地に変貌。よく見ると秋用のマリーゴールドと向日葵が受け付けられている。祭りの会場にもなる。年中、フル回転。

 

 

向日葵は矮性なのであろう。かなり狭い間隔で植えられている。

 

 

 

 

 

 

 

イチビ

$
0
0

イチビの花を見た。

 

数日まえにこの草をみた。↓

これは洋種ヤマゴボウだった。

その傍に

この時は花は咲いていなかった。

その後芙蓉を見たので、芙蓉と見間違ったかと今日確認へ。

 

間違いなくイチビである。

 

久し振りにお目にかかった。広い更地に20株程育っていたが、その後その場所は、整地され、発掘調査され、大きな老人介護施設になった。

 

イチビの傍には、立派なイヌホウヅキの群生。

 

イチビについてのウィキペディアの解説:

イチビ学名Abutilon avicennae)はアオイ科の一年草。別名、キリアサ(桐麻)、ボウマ(莔麻)。かつては繊維をとるために広く栽培されたが、現在ではもっぱら雑草として知られる。

 

「イチビ」では例句ないであろう。

 

日本では1905年に定着が確認されたとか。

とはいえイチビ自体は、平安時代以来江戸時代まで、繊維素材として栽培されていたが、

↑のものはアメリカあたりからの侵入らしい。

 

 

桐麻とか莔麻ではあるかもしれないが、文字化けするので

「麻」で検索したら、姓、名の麻が多い。

紹介略。

 

タチチチコクサと呼ぶべきか?

父子草母子草その話せん 高野素十
 
こころざし揺らぐに遠き父子草 北 光星
 
父子草父の寡黙をわれも享く 椎木万紀子
 
嫁ぐ瞳にうなづけば足る父子草 佐野鬼人
 
こころざし揺らぐに遠き父子草 北 光星
 
木に石に供物のありぬ父子草 小沢比呂子
 
許し合ふ時いつの日か父子草 五十嵐郁子

カヤツリクサにも多種多様なものがありそう。

イヌタデ↑

ヤブカラシ

 

これは野草とはいえない。毎年この場所に咲く。

市民の森

$
0
0

7月になった。

ロベリアは寂しくなった。

少しずつ剪定している・

↓まだ手を付けていないプランター

いつもの俳句検索ではなく、「ロベリア 俳句」で検索。

 

ロベリアの花それからの思い出も

 

の1句のみ見つけた。

 

 

替って登場予定

市民の森 

石碑

近隣公園 ちょっと名前負けの感もあるが・・。

 

 

すっきりした。昨日あたり草刈りがなされたのであろう。

 

このクスノキ、強剪定されたが、満開の桜の時期以外は、公園のシンボルツリーである。

数日前

コムラサキの花

ニゲラの実

殻を3つ持ち帰り。100粒以上の種が入っていた。9月に蒔いてみるつもり。

 

今年は樹全体が真っ白になるような山法師を見る機会を逸した。

 

 

七夕

$
0
0

1か月前に、駅前は七夕モードに変わる。

といっても近年は流しがたなびく程度

阪急電車も協賛しているよう。

2週間前には、七夕笹を飾るスペースが設置されるが、

直前の土、日まではポスターだけ

 

しかしポスターの競演を楽しめる。

 

統一標語が決まっている。

 

 

笹を設置できる場所は割り当てが決まっていて、各クラブがポスターを用意。

 

 

ポスターもまだ6月末に出ていないクラブも少なくない。

間に合わせ的なものもあり、しっかりしたものもある。

 

今日、(直近の日曜日)夕刻

 

 

残念、今しがた投了。30連勝ならず。

例年、幼児の願いとは思えぬものが多い

 

今年は、特に自由参加。成人参加歓迎

↑幼児向け案内でないのは確か。

 

 

パセリに付く。鮮やかな光沢。

山椒にはまた別のものが、バジルにはバッタが来る。

 

 

 

ワイフの報告では、我が家、二人だけの生活になってから、一か月5キロの米が余るらしい。

それまでのペースで生協に米の購入を予約していたら、5キロ詰めの袋の置き場に困るようになっているらしい。

 

コストコでキッチンペーパーやトイレットペーパーの購入を止めたのも同じ理由。

 

選挙の例句、意外に少ない。

 

選挙カーへ手を降る芋虫踏みつぶし

 

県知事選も期日前投票。多選反対派。対立候補の政見等は見ない(読まない)で投票。

維新推薦候補に入れたいと思ったが、誰が該当者か分からず、投票後自宅で確認したら

どうやらそうでない候補の名を書いたよう。

 

多選の弊害をもろに露呈したのが、石原都政。

東京は「都民」党が勝利したよう。

 

 

 

 

鎧獅子

$
0
0

↑事務棟前に貼り紙。

龍舌蘭咲きて大きな旱来ぬ 多佳子
 
龍舌蘭のすくすく聳てば島の夏 篠原鳳作

 

緑化植物園の育苗・管理コーナー

 

Viewing all 2577 articles
Browse latest View live