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Channel: ショウちゃんのブログ 俳句のある風景
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あ~かんやっちゃ

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17日夕刻の塚口御坊 ひがしちょう界隈



ああしんど~ 本番まだかいな~

ふとん太鼓は小型なので、巡行試運転はなくてもいいのか?
もっぱら太鼓のお稽古
夜山車が神社に集結して曳き役が休憩に入っても太鼓を打ち続けていた。
午後10時まで。


↑自然石道標のある御坊の東門跡あたりは、ひときわ難所。3メートル幅の道路から、あまり遊びのない4メートル道路への曲がり角。
家の門が防御塀で囲われている。


.↑↓きたちょうの山車は豪華

ちょっと広い道路へ
1時間ほど御坊内をうろうろしていったん帰宅。夕食。

夜8時前、再び神社へ

↑北町本部 ↓宮の町本部前


神社へ山車が集結する前の神社

境内は人気少ない。次に9時前にここへ来るとびっしり。摂社、末社前には近づけない。




稲荷社↑ ↓本殿

太鼓の音がする方へ

清水町


↑↓ 東町のふとん太鼓山車は、ギャル奴付き

曳き綱を引く子供たちの掛け声
「え~らいやっちゃ~」
対する応答が
「あ~かんやっちゃ~」

神社へたどりついた山車  後続を待っている。


みやのちょうのふとん太鼓山車は神輿になって奮闘


5台目が境内へ入ったところで引き揚げ。
午後10時になっていた。翌日は山車に乗っている幼児の数が減っていた。

山車をこきりこきりと曳き廻す 行方克己 昆虫記

中仙道秋の祭の山車一つ 大澤ひろし

近江びと老いてうららに山車自慢 大島民郎

山車囃甘甘棒は飛騨の菓子 上村占魚

極月の夜祭山車の競ひあふ 菱田トクヱ

秩父夜祭山車待つ燗を熱うして 田原口秋峰

山車かつぐ乙女のありて里神楽 中村きみ子

雨をよぶ山車を出しけり夏祭 長谷川かな女

山車囃甘甘棒は飛騨の菓子 上村占魚

秋風を捩ぢまげて山車曲がりけり 安孫子十字

山車囃甘甘棒は飛騨の菓子 上村占魚

山車蔵の扉にたてかけて橇干せり 加藤 岳雄

山車倉に昔の闇や虎落笛 中村風信子

山車通るゑのころ草も刈られけり 吉武紀代子

山坂に山車がつまづく秋祭 百合山羽公

豊年や神の逢瀬へ山車揃ひ 深澤厚子

山車倉をはさむ町並水の秋 釜谷石籟

山車の灯に暈生まれつつ祭過ぐ 松本 幹雄

菫咲く雨の山車蔵半開き 大野徳樹

山車曳きて田畑を覚ます春祭 馬場移公子

風光る山車からくりの糸見えて 衣川 砂生

行く春や湖北ひと夜の山車歌舞伎 清水 節子

山車ひとつ出づ大工町鍛冶屋町 橋本榮治 麦生

春空へ割り込む山車を仰ぎけり 青木綾子

日がわたる高山祭の山車の上 三和千秋

山車囃甘甘棒は飛騨の菓子 上村占魚

山車曲る砂浜の砂ゑぐりつつ 波津女

山車揺れて子ら振り落とすことなかれ 辻口静夫

辻廻す山車の奈落を人知らず 出島かず江

過ぎてゆく山車より秋思始まれり 片山茂子

父在らば秋晴の坂山車越えむ 小澤克己

山車水尾の如くに人連れて 清水明子

山車の灯の坩堝を映す水の秋 田口一穂

風光る山車からくりの糸見えて 衣川砂生

山車を曳く秩父男の冬の汗 相津以千子

早鉦に石採の山車遅々として 里川水章

爽けしや山車曲るとき乱拍子 田中水桜

山車の灯も入りしころとか見に行かん 高浜年尾

山車曲る金をはじきて山の雨 鳥羽とほる

山車にのる河童張子に夜霧ふる 八牧美喜子

冬月も柞越えたり山車曳き出よ 荒井正隆

どの山車の岩にも牡丹むかしより 田村了咲

山車倉の庇間に見え巴波川 八木林之介 青霞集

山車曳いて田畑を覚ます春祭 馬場移公子

山車蔵の観音びらきさくら咲き 伊藤敬子

山車曳くや汗地獄なる男の肌 伊藤敬子

干柿や山車ゆくときの砂埃 斉藤夏風

山車二台かへりておぼろ一之町 藤田湘子 黒

山車統べて鎧皇后立ち給ふ 山口誓子 一隅

帰る気になかなかならず山車に従き 稲畑汀子 汀子第二句集

はつはつと山車倉の上に鵙鳴ける ももすずめ

よれよれとなりて夕日の山車を曳く ももすずめ


商店街へ繰り出した山車、ご祝儀があると高く掲げて、山車を止め、お礼囃子を入れる。

土曜日の夜は、住宅街の中の巡行であったから、場所が清水町なら清水町の山車への祝儀しかなかったが、伊丹線を踏切を渡って、南町を出た山車に対しては、多くの店はすべての山車へ祝儀を渡す。だから後の山車もみな同じ店の前にとまる。
指1本の合い図は、1万?
知り合いの時計店主は、日曜休業にもかかわらず、祝儀を渡すために店を開けていた。


村中の納め松曳く修羅神輿 荏原京子

神輿太鼓雨に跳ね打つ鍋祭 三木蒼生

色町にしばらくやすむ神輿かな 小路智壽子

明日をこそ荒れむ神輿の夜を鎮座 藤陵紫泡

子の神輿大人が揉んで天高し 細川加賀 『玉虫』以後

道濡れて次の神輿を通しけり 野澤節子 『駿河蘭』

深川めし声の神輿の通りけり 大木あまり 火球

シャッターを閉ざし神輿の冬籠 太田常子

秋祭り声で押し上ぐ樽神輿 桝田国市

豊年や湖へ神輿の金すすむ 西東三鬼

掛声も乗せリヤカーの神輿来る 斉藤葉子

旧道は子供神輿の通る道 林 夾山

放送は子供神輿の来る知らせ 斉藤友栄

永代橋落ちんばかりの神輿かな 中田みなみ

持て余す子供神輿の大団扇 佐藤信子

太鼓より神輿小さし秋祭 遠藤はつ

利根川の舸子もまじれる神輿かな 軽部烏頭子

対岸を神輿のとほる日照雨かな 根岸 善雄

神輿追ひ銀座新富明石町 愛澤豊嗣

押鮓や一番神輿門を過ぐ 本多ちづ子

神輿荒れし夜は早熟のこほろぎよ 野沢節子

豊年や湖へ神輿の金すすむ 西東三鬼

街折れて闇にきらめく神輿かな 富田木歩

そのなかの暗き船こそ神輿ませ 素逝

たたら踏む神輿となりし切通 槐太

街折れて闇にきらめく神輿かな 木歩

神輿髪洗橋渡り行く 龍雨


たましひの渦曳く秋の神輿かな 佐怒賀正美

ひと揺すりして発つ春の帆手神輿 玉澤幹郎

神輿揉む地に触れしより火の匂ひ 道口守子

みな尻をもちて神輿のあと歩く 大石雄鬼

神輿よりはじきだされし人と歩く 大石雄鬼

利根川の舸子もまじれる神輿かな 軽部烏頭子

稔り田に二つの神輿光り合ふ 冨田みのる

爽涼や神輿作りの切火して 町田しげき

高波に神輿つぎつぎ逆立つよ 町田しげき

汐踏の十八神輿砂丘より 町田しげき

灼け神輿揉むぞ気抜けば潰さるる 荒井正隆

神輿もむつるやなだ万相対し 大橋敦子

変若水呑みまた霊加へ荒れ神輿 加倉井秋を

古書肆出て爾後は神輿の後に蹤く 北野民夫

神輿いま危き橋を渡るなり 久米正雄 返り花

稲の花神輿の修復出来にけり 会津八一

神輿舁ぐ水飲むごとく酒飲みて 橋本美代子

柄杓水呷りて喧嘩神輿舁く 品川鈴子

喧嘩神輿担ぎ血管みみずばれ 品川鈴子

腕組んで神輿につづく街の衆 深見けん二

ちちははも神田の生れ神輿舁く 深見けん二

湖へ神輿さし出てほとゝぎす 炭 太祇 太祇句選後篇

神輿渡御待つどぜう汁すゝりけり 久保田万太郎 流寓抄

栗の花こぼれて居るや神輿部屋 河東碧梧桐

神輿の渡るを見るや爪立ちて 芥川龍之介

ちちははも神田の生れ神輿舁く 深見けん二

腕組んで神輿につづく街の衆 深見けん二



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