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Channel: ショウちゃんのブログ 俳句のある風景
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八百彦

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 おせち料理は、今年は大丸松阪屋に注文。
名古屋の八百彦本店という店から届いた。
老舗らしい。真面目な内容紹介が同封されていた。


2セット注文したが、今日までで9割がた消費。
ただし「消費期限は1月1日まで」となっている。
ややまじめすぎるような気もする。(丁寧に消費期限までにお召し上がりください、と記されている。「賞味期限までに」という文もある。ひょっとすると賞味期限と消費期限の違いが認識されていないかも。)
3重のお節料理は4人分となっているが、1日では消費しきれない量がある。

真面目な解説の事例。

「煮貝」という料理名にカッコして「あわび殻付き」となっている。殻はアワビだが貝は、「らば貝」となっている。

イセエビも、アフリカミナミイセエビと書かれている。

「角うに」の中身も、「魚卵加工品(カラフトシシャモ卵 数の子、その他)、粒ウニ・・」となっている。

昨年までの数年は和洋中華3段のものを注文していたが、中の「中華」がやや不人気で
変更。

今夜の月


30倍ズームを使うと、月が激しく揺れる。手ぶれ現象がはっきりとする。


↑これくらいでも画面の真中に月を配置するのが難しい。


朝方は雨だったし、6歳児も夕べお帰りで、本日は終日閉じこもり。

私、「田作」という言葉を知らなかった気配である。

ウィキペディアの解説:

田作、または田作り(たづくり、たつくり)は、カタクチイワシの幼魚の乾燥品、およびそれを調理した料理。 別名、ごまめ(鱓、五万米、五真米、古女)。

乾燥させた小魚を乾煎りし、冷ましてから、、、を少量、これを煮詰めた液で絡めてつくる。絡め過ぎると全部くっついて取れなくなる。 ごまめという単語を使ったことわざとして、ごまめの歯ぎしりがある。実力のない者が、無闇にくやしがったりジタバタとすることのたとえである。

おせち料理、特に風の祝い肴三種として欠かせないもののひとつである。

田畑の高級肥料ととしてイワシが使われていた事から豊作を願って食べられた。別名のごまめの語源は「細群」(こまむれ)だが、祝い肴であることから「五万米」「五真米」の文字があてられた。

田作を剥がす力の箸の反り 服部青駕


田作の秤りこぼるる光かな 永井暁江




田作や箸に触れ合ふ海の色 柴田清風居

齢重ねなほ田作のほろ苦き 鷹野映

田作や河童に入歯なかるべし 秋元不死男

田作のこんがらがつて出来上る 今井千鶴子









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