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Channel: ショウちゃんのブログ 俳句のある風景
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塀で検索。
についてをまがれば秋の風 久保田万太郎 草の丈

初弘法の限りに植木市 奥村木久枝

竹馬が近寄りが背伸びする 内藤吐天

は桃水生家蔦紅葉 文挾夫佐恵

実柘榴や父の宿りし寺の 原 裕

秋の日や柑子いろづく土の 室生犀星


秋麗やわが影につきあたる 木下子龍

ちょっと面白い↑
ここはやはり「しゅうれい」であって「あきうらら」ではダメだろう。


工場のぎは濡らし蜆売 沢木欣一

↑さすが社会派。


蔦枯れて枯色になりにけり 上野 小百合

曇天やに重たき花ミモザ 高井 邦子

桐の木に鶉鳴くなるの内 松尾芭蕉

に大きな葉影赤痢出づ 岡本 眸

冬空や猫づたひどこへもゆける 波多野爽波 『鋪道の花』

爽波の句とは思えない新鮮さがある。
我が家周辺まさにこの通りの様である。


長命寺ぞひの花吹雪かな(谷原椿祭の折) 岸田稚魚 『雪涅槃』

百花園ののうちそと残る虫 岸田稚魚

キャンパスの尽きるまで銀杏散る 田中芙美

一本ののきんかん数しらず 阿波野青畝

木瓜の実を越しに見て立話 谷 和子

桐の木に鶉鳴くなるの内 芭 蕉

秋高く梯子の先のを出づ 池田秀水

金木犀風の行手に石の 沢木欣一

の無き島の獄舎や花蘇鉄 目黒白水

へ水鉄砲のためし撃ち 岡本 眸

すぐ前にがふさがる釣忍 松本たかし

旗が鳴る金網に青芝透き 秋元不死男

青桐やめぐらせて武家屋敷 佐藤信子

落書の顔の大きく梅雨の 高浜虚子

和蘭干割れかなしく華鬘生ふ 下村ひろし

蝶の羽の幾度越るのやね 芭 蕉

のぞき見ては穴ふさぐ日永かな 杉田久女

工場のぎは濡らし蜆売り 沢木欣一

雪礫しきりにを越えて来る 高浜年尾

福引のをまたぎても飛べず 神蔵 器

ぼろ市やに拡げし紺絣 渡辺育子

桐の木にうづら鳴なるの内 芭蕉

冷まじや一人に長き寺の 林 たかし

十月やの外ゆく海女の群 針 呆介

法隆寺にこぼして春の柝 宮坂静生

貝光るオランダや落椿 水原春郎

猫のゐしの高さや十三夜 仙田洋子 雲は王冠

折れ曲るオランダの朱欒かな 森永杉洞

一本ののきんかん数しらず 阿波野青畝

平凡だが、なるほどとは思う。


鶏のにのぼりし葵かな 正岡子規

唐ら寺の唐らごしの鯉のぼり 石原八束

へ水鉄砲のためし撃ち 岡本眸

すぐ前にがふさがる釣荵 松本たかし

和蘭干割れかなしく華鬘生ふ 下村ひろし

に沿うてどんたく流しかな 永末喜代治

春の雪波の如くにをこゆ 高野素十

独楽きそふ子に越しの父病めり 目迫秩父

手毬の子消えて脳病院の 静塔

薺摘むうしろしきりに雫 泊雲

のそと山茶花ちりぬ冬の町 かな女

に凭り竹馬の子に愁あり 蓼汀

竹馬が近寄りが背伸びする 吐天

夜興引や犬のとがむるの内 蕪村

短日や乗り越ゆる生徒また 峠

桐の木に鶉鳴くなるの内 芭蕉

向日葵とを真赤に感じてゐる 白泉

青梅の記憶に長きのある 左右

のり懸や橘匂ふの内 鬼貫 (旅行の里)

桐咲くやの向うをまだ知らず 白泉

華奢に木戸より低き竹の秋 風生

てふの羽の幾度越るのやね 芭蕉

弾み甍が弾み初雀 上野泰

白地着てすぐに石沿ひをゆく 岡本眸

猫のゐしの高さや十三夜 仙田洋子

大方はの外にて実る柿 岩田由美

恋猫のうかれてを踏み外す 稲畑廣太郎

金木犀風の行手に石の 澤木欣一

工場のぎわ濡らし蜆売り 澤木欣一

日短か茶山へのびる築地 藤田あけ烏 赤松

の泥水仙咲ける蕪畑(昭和4年) 滝井孝作 折柴句集

木蓮やの外吹く俄風 内田百間 百鬼園俳句帖

秋の日や柑子いろづく土の 室生犀星 魚眠洞発句集

馬入るゝのくづれや八重桜 柳川春葉 ひこはえ

冬空や猫づたひどこへもゆける 波多野爽波

竹馬のさみしき顔やを過ぐ 大串章

こけて家あらはなる野分かな 正岡子規

外へあふれ咲く枝や萩の宿 杉田久女

二百十日きれぎれに蔦の骨 横光利一

苔茂るオランダの上の瀬戸 石原八束

出島越すあぢさゐの五六毬 築城百々平

合に卯の花腐し流れけり 一茶

鶏のにのぼりし葵かな 正岡子規

水菜太るや桂離宮のの外 村山古郷

春深し松の花ちる城の 東蟻

春猫の草よりへ上りけり 原石鼎

白く月に泛べり十夜寺 近藤一鴻

紅殻つらね「一力」日脚伸ぶ 田中英子

に来て洛北の蜩や 町田しげき

塗つて立夏一日よごれけり 荒井正隆

初あけぼの正倉院のに沿ふ 吉野義子

竹馬のさみしき顔やを過ぐ 大串章

六義園沿ひのこの小春かな 岸田稚魚

百花園ののうちそと残る虫 岸田稚魚

の上に朝日子笑ふ鳥の恋 遠藤梧逸

に身を擦り寄せて枯る枯れ怺ふ 千代田葛彦

三鬼の寺古に蛇没し終ふ 八木林之介 青霞集

冬空や猫づたひどこへもゆける 波多野爽波(1923-91)

9月1日


9月3日

9月5日

↑の画像の左手前の風景である。
陸橋に立って、南側は何処まで見えるか、見詰めていると、中空を車が通るのが見えた。
名神高速道路までは見える。

がれきの山は、4方を取り巻くセメント塀のうち3方分の残骸である。
周辺の家は、おおむね築20年未満である。半壊した家はなかったが、それでも1995年以後徐々に建て直されていった。
駅前周辺では一軒だけ屋根が落ちて全壊した家があった。

9月7日

セメント塀が壊され、代わりにパネル塀が設置された。
開口部はこの方角(南側)ではなく、北側と西側に設けられた。
どちらにしても、一方通行道路を避けることが出来ないので、大型車両の出入りが不自由である。

↑更地ないし建築現場は、画像の右手奥である。

この日は空が綺麗で、夕陽もきれいだった。

天高くパネルの塀は無地のまま

旅立は千日紅を置き去りに

↑右側は、ストッパーなしで不安定。ぷらんたーが右側へ傾けば、また落ちる。

出発前に収穫。ゴーヤチャンプ、今年はすでに5回位夕食に登場。




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