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Channel: ショウちゃんのブログ 俳句のある風景
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キクイモ

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片付かぬ懸案の数赤榕の実

アコウの画像を見ていて今日、作句。



5月頃だったか、自家菜園の世話をしているご婦人に
よく茂っている草の名を尋ねたことがある。
これは「キクイモ」だが、勝手に生えて来るので困っているといいながら
一株を抜いて見せてくれた。
食べられるらしいけれど食べたことはないとのことであった。

それと同じものが緑化植物園でも栽培されていた。
そこには確かに、キクイモという名札が立てられていた。

緑化植物園へ行ったついでにキクイモはどうなっているかそのコーナーを覗いてみた。

驚くほど背が高くなっていた。ヒマワリに似ている。

ここまで書いてから、初めてウィキペディアで検索。

キクイモ(菊芋、学名Helianthus tuberosus)は、キク科ヒマワリ属の多年草。別名はアメリカイモ、ブタイモ、サンチョーク、エルサレムアーティチョーク。北アメリカ原産で、世界中に外来種として分布している。


草丈1.5~3mと大きくなり、に似た黄色い花を9-10月につけ、10月末に地中に塊茎を作る。茎や葉に小さな刺がある。繁殖力は強い。

北アメリカ北部から北東部を原産地とする
。 南アメリカ、ヨーロッパ、アジア(日本を含む)、オセアニアに移入分布する。日本には江戸時代末期に飼料用作物として伝来した。栽培されているもの以外に、第二次世界大戦中に加工用や食用として栽培されたものが野生化したものもある。

日本には1850年代から1860年代に初めて導入され、全国に定着が拡大している
。河川敷や草地に生育する在来種の植物と競争し、駆逐する危険性がある

外来生物法によって要注意外来生物に指定されている。

キクイモの
和名は、菊に似た花をつけ、芋ができるために付けられた。エルサレム・アーティチョークは英名 Jerusalem artichoke に由来する。Jerusalem はイスラエルの都市エルサレムのことだが、この植物との関わりはない。 もと、古いイタリア語ではキクイモを Girasole Articiocco(ジラソーレ・アルティチョッコ)と呼んでいた。「ヒマワリ・アーティチョーク」の意で、ヒマワリとは花が、アーティチョークとは味が似る。このGirasole をジルーサウルと発音して Jerusalem (ジュルーサラム)と混同し、英語で Jerusalem artichoke というようになったとする説がある。

岐阜県恵那市岩村町では、菊芋の味噌漬けや粕漬けが名物として販売されている。長野県下伊那郡泰阜村阿智村熊本県阿蘇郡小国町では、キクイモを用いた地域振興をしている。

そう言えば、月1回以上でかけている神戸市北区の施設の池の傍にも育っていた。


インパチエンスは何度か試みたことがあるが、まずは発芽させるのが結構難しい。
なかなかこんなふうには盛り上がらない。


画像紹介した花壇でも出来不出来の差が激しい。

インパチエンスとは、
①ツリフネソウ科の植物の総称。

① のうち,特にアフリカホウセンカの園芸上の名称

という辞典の解説があった。

インパチエンスでは例句を探し出すことが出来なかったので、「釣舟草」で検索。

釣舟草水は百代の過客にて 高澤良一 暮津

水急ぐ釣舟草を置きざりに 大橋敦子

大航海時代思ほゆ釣舟草 高澤良一 寒暑

釣舟草霧に溺るる女坂 高澤良一 ももすずめ

梅ヶ島霧の中なる釣舟草 岡田 好

畑一枚釣舟草に明け渡し 米澤槇佐子

漕ぎ出でんには水速き釣舟草 日比野さき枝

釣舟草踏み道くだり水を汲む 田上悦子

釣舟草揺れて木洩れ日漕ぐごとし 有賀芳江

皇子塚に風あらたまる釣舟草 粕谷容子

奥社まで花は釣舟草ばかり 森田峠

指先にのせて釣舟草を見る 小路紫峡

釣舟草耳をすませば波の音 山崎ルリ子

露のせて釣舟草の夜明けかな 矢島渚男 延年

雉翔ちて釣舟草は揺れ残る 山田弘子 螢川

水急ぐ釣舟草を置きざりに 大橋敦子

どうもインパチエンスとはイメージが異なる。

属は同じインパチエンス属である。日本の山地に自生しているようである。

ホウセンカも同じ属らしい。

鳳仙花の弾ける音を聡き耳

私は目下耳鼻咽喉科に通っている。
句とは逆の状態である。


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