マツバウンラン 5日
あたり一面にすみれが咲いている場所で、今年初めてマツバウンランをみつけた。
マツバウンラン(松葉海蘭、学名: Nuttallanthus canadensis)は、ゴマノハグサ科(オオバコ科)の一年草または二年草。葉の形が松葉、花がウンラン (Linaria japonica) に似ていることからこの名がついた[2]。
ウィキペディアが紹介している画像。これに近い風景も見た事がある。
1941年に京都市伏見区で最初に確認されたらしい。北アメリカ原産の帰化植物。
とはいえ私は1990年以後に、初めて大阪中之島のバラ園の付近で見つけて感動したのを記憶している。
花図鑑の投稿で名を知った。
今日みたマツバウンラン
あるお家の前の植え込み びっしり
このすみれも近辺でものすごい勢いでテリトリーを拡張中。
阪急神戸線の路床の端でもはびこっている。
↑ヤハズエンドウと共存
我が家の前から見える桜。いまやこの一本。
目下空き家になっている(と思う)。時々ゴミ出しがあったり、門扉が開いている。
どうやら満開
下枝からは葉が出ている
先端まで開花
我が家の鉢植え山椒の木
西粟倉の母方姻戚5親等が住職をしている寺でもらった。
すでに一度あえ物に利用。傍にあったプランターに実生
一緒に生えていた草を抜いで撮影。廃棄予定のプランターであったが。
- つまみたる切山椒のへの字かな 行方克己 昆虫記
- わかくさのいろも添へたり切山椒 久保田万太郎
- 切山椒買うて仲見世書肆に寄る 石原八束
- 切山椒指につまんで淡きかな 小池文子
- 座敷より茶の間が好きや切山椒 池内たけし
- 切山椒へなへな雨の一の酉 有馬朗人
- 実山椒やふるさとびとは食旺ン 橋場元紀
- 山椒の実噛む和紙の里けがれなき 伊藤亨子
- はやばやと灯の入る峡や山椒の実 藤田則子
- 実山椒を手揉みに朝の燧岳 榎本好宏
- 流刑地の今はつらつと山椒の芽 佐藤ゆき子
- 芽山椒の舌刺す一茶の墓詣 野澤節子
- 山椒の実色づき初めて友の逝く 中屋敷 久米吉
- 山椒の実赤しここらは砦跡 山田 月家
- 大風に山椒の芽も出揃ひし 瀬戸 十字
- 山椒太夫追つてきそうな枯れ岬 兼近久子
- 山椒の実雨後の日射しにはじけけり 山田節子
- 山椒噛みもの言はぬ舌しびれをり 鈴木太郎
- 実山椒木のかげ雲のかげに冷ゆ 河野友人
- 裏畑に朱を打つて熟れ実山椒 飴山 實
- 実山椒を手揉みに朝の燧岳 榎本好宏
- 山椒の花咲く日なり祝ひ事 澤木欣一
- 何にでも添ふる山椒の芽を摘んで 稲畑汀子
- 芽山椒青年を摘む匂いして 星野明世
- 山椒の芽母に煮物の季節来る 古賀まり子
- 摺鉢は膝でおさへて山椒の芽 草間時彦
- 繭ごもるものよ楢山椒気満つ 佐藤鬼房
- 雪が来る切山椒の香なりけり 細川加賀 『生身魂』
- こなごなにたましひありて山椒の芽 齋藤玄 『無畔』
- 青空の冷え込んでくる切山椒 岸田稚魚 『花盗人』
- 山椒の花や当麻の練供養 飴山實 『花浴び』以後
- 鯉の川見に出でしるき山椒の実 永井東門居
- 山椒の実噛み愛憎の身の細り 清水径子
- 裏畑に朱を打つて熟れ実山椒 飴山 実
- 山椒の実雨後の日射しにはじけけり 山田節子
- 母の日を過ぎて山椒の葉の強し 細見綾子
- 山椒の摘みからされて咲きにけり 村上鬼城
- 誰か知る山椒の花の見え隠れ 渡辺桂子
- 摺鉢は膝でおさへて山椒の芽 草間時彦
- 日もすがら機織る音の山椒の芽 長谷川素逝
- 山椒の芽母に煮物の季節来る 古賀まり子
- いつまでも老いぬあはれや切山椒 石田波郷
- 賑やかをもて来しひとや切山椒 星野立子
- 紅白の切山椒を打ち重ね 増田手古奈