またまた冬桜の季節が巡って来た。
龍吐水。寺町でも本山寺である本興寺のものはご霊水である。
御霊水井戸 - 1420年に日隆聖人により掘られ、以来水が枯れることがないという。
本興寺(ほんこうじ)は、兵庫県尼崎市開明町にある、法華宗本門流の大本山。塔頭が六院ある(本教院、一乗院、恵運院、養寿院、本成院、尭運院)。
鐘楼 1633年に建立。
ご霊水井戸と鐘楼の間に冬桜
かなり刈り込まれているが古木で、5年以上前には、藤棚のように伸び支え木が何本も添えられていた。
葉は新芽というよりは残り葉である。。
本堂の横、あまり日当たりの良くないところにもう一本
最近はこちらの方が花数が多い
法華宗(本門流)のHPより
開創 応永27年(1420) 開山 日隆聖人
本興寺は応永27年(1420)に当時の尼崎城主である細川満元の帰依を得て開創されました。元和3年(1617)領主戸田氏の尼崎城築城の際、代地として現在地を得て移転し今日に至っています。
ここは日隆聖人ご入滅の聖地であり、聖人が日蓮大聖人の教えを正しく伝えるために著された三千余帖(三百余巻)の「御聖教」(おしょうぎょう)が格護されています。
また宝物も多く、国指定重要文化財は
日蓮大聖人の御所持の太刀「数珠丸」、
御開山日隆聖人御木像、
開山堂、
方丈、
三光堂の五点があり、
その他にも県・市の文化財もあります。その他重要宝物として「宗祖御真筆三幅対本尊」(しゅうそごしんぴつさんぷくついほんぞん)をはじめ、信長等の武将の「禁制」(きんぜい)や美術品なども保存され、毎年11月3日の「虫干し会」に一般公開されています。
境内には享徳3年(1454)に「勧学院」が創設され、現在は「興隆学林専門学校」と名を改めて全国から多くの僧侶希望者が修行と学問に励んでいます。また日隆聖人ゆかりの「御霊水」が市民にしたしまれています。
多宝塔は本興寺のみならず、尼崎寺町のシンボルタワーである
こんな寺もある
この寺の先(南)にある尼信会館で開催中の
第86回尼崎美術協会展
ロウケツ染め 「海峡落日」 162×138
直ぐ近くにお住いの作家。今や準全国ブランドといってよい人の作品
同じ作家の小品。フラシュなし撮影OKだが、ガラス越しなので 「清澄」
俳句も滑稽派であるが、絵画作品も、一目でこの作者のものであることが分かる。
アクリル 150号
今日届いた「芸文あまがさき」から2句紹介
薄氷にサランラップのごとき皺
フラミンゴ皆で右向け右は春
これは俳句でいえばホトトギス派であるが私好み 水彩100号 女性作家の作品
尼信会館のシンボルビル