パンパスグラス
シロガネヨシ(学名: Cortaderia selloana)は、イネ科シロガネヨシ属の多年生植物。英名からパンパスグラスとも呼ばれる。
高さ2-3m程度と大きく成長し、細長い葉が根元から密生して伸びる。葉は縁が鋭い。
8-10月にかけて、垂直に立ち上がった茎に長さ50-70cmの羽毛のような花穂をつける。雄株と雌株があり、雄株の花穂は細長いのに対し、雌株は幅広く綿毛を持つ。色はややピンクがかった白銀色である[2]。種類によっては矮性のものや、穂の色が紫色のものもある。
↑雄株(右)、雌株(左)であろう
↑雄株のよう
緑化植物園の晩夏
残暑厳しい日差しであったが、たちまち黒雲。やがて雷鳴も。
- 雷鳴の一夜のあとの紅蜀葵 井上 雪
- 雷鳴のプールに誰か抜手きる 寺田京子
- 雷鳴のたび青佐渡を濃くしたり 本宮哲郎
- 初の雷鳴るや一と雨一としきり 渋谷 まさゑ
- 雷鳴つて御蚕の眠りは始まれり 前田普羅
- 雷鳴に湯引きし魚の背きけり 今関幸代
- 雷鳴に火焔いよいよ青不動 狹川青史
- 楸邨を思へば雷鳴はるかに来 久保美智子
- 雷鳴に火焔いよいよ青不動 狹川青史
- 雷鳴や授業いつきに目覚めたる 宮口 征子
- 雷鳴やサティゐるうちに眠るべし 仙田洋子 橋のあなたに
- 雷鳴の真只中で愛しあふ 仙田洋子 橋のあなたに
- 雷鳴の間遠になればまたにくむ 仙田洋子 橋のあなたに
- *ほうぼうの鳴きしや冬の雷鳴りしや 矢部白茅
- 雷鳴りて大岳の神を送りけり 藤原たかを
- 糊皿に一雷鳴や冬深し 外川飼虎
- 雷鳴つて御蚕の眠りは始まれり 前田普羅
- 雷鳴つて御蚕の眠りは始まれり 普羅
- 地軸折るほどの雷鳴ありにけり 滝青佳
- 雷鳴を柩の上にしてすすむ 丘本風彦
- 雪暗の裏山に雷鳴りこもる 佐藤鬼房
- 漁夫の婚一と日雷鳴る裏日本 齋藤愼爾
- 生れてすぐ雷鳴にあう女児にして 鈴木六林男
- 方言と雷鳴をもち海渡る 対馬康子 愛国
- 出し抜に初雷鳴りぬ三ッばかり 飯島風香
- 立膝をすればはるかに春の雷 鳴戸奈菜
- 花大根雷鳴の雨に打たれけり 中村泰山
- 乾きたる雷鳴夕立去りしあと 大橋敦子
- 雷鳴や同ずる一鴉あらずして 相生垣瓜人
- 立膝をすればはるかに春の雷 鳴戸奈菜
- 雷鳴や脳病院に容赦なく 森田智子
- 雷鳴や少年の背の垂直に 原コウ子
- 雷鳴が渡りさびしき肋せり 林田紀音夫
- 雪暗の裏山に雷鳴りこもる 佐藤鬼房 潮海
- 深夜胸の上の雷鳴許し給え 鈴木六林男 王国
- 時よ光れシベリウス像雷鳴す 石原八束 白夜の旅人
- 雷鳴やダンテの家は路地の奥 有馬朗人 知命