阪急電車「十三」駅前西口
爆撃にあってからの十三、あるいはそれ以前から、この辺りは「小便横丁」と呼ばれていたらしい。今は立ち小便などするような片隅(まあ探せばないこともないが)はない。何しろ人通りが多すぎる。
このトミー君(十三君)の像がある向いの店、喜八洲は有名店である。
「総本舗」とある。今では駅構内にも店がある。
夕刻以降は行列が出来る店となる。
ワイフがぼた餅ファンなので、いつもここへ来るとぼた餅を二つ買う。
今日は、焼餅がいいというので、4つ入り(2つ入りがない)を買う。
足場がいいこともあって、この駅を最寄り駅とする8月初めの花火大会では大阪一、人を集める。最寄り駅は他にもあって、JR(塚本駅)や阪神(姫島駅)などから続々と人が集まるので、午後7時過ぎには淀川の河川敷へは降りることが出来ない。
一度だけ川に面するNTTのビルの高階から花火大会を見たことがあるが、やはり人並みにもまれながらの方が風情がある。じりじりと夕陽に焼かれながら2時間も一人で打ち上げを待つのは、それなり覚悟がいる。事前に喜八洲などで指定席券を買うこともできるが、これまた打ち上げが始まる頃には、その場所へ近づくのが大変なよう。
句会場があるスーパーの2階の入口。スーパーじたいがこのビルのテナントのよう。
この場所から見える広告
電柱広告 この場所の雰囲気を伝える
句会場
私の席から
配られた新聞紙面 15日付関西版毎日新聞夕刊
出句
労りの顔を摺り寄せ青葉風
指でなぞる碑文の窪み蔦若葉
昼食
ニゲラ
数日後には実になってゆく
クロタネソウという和名がある
塀の上に置いたプランターのものが一番の出来
今日の最高点句 作者以外にもう一人だけが選ばなかった。
顔パスでくぐる改札夏つばめ
私も採ったが、感想を求められ、「昭和の俳句」と一言。