近くの近隣公園の名は
椀田公園
尼崎市内の公園名の中でひと際奇妙な名。
公園名は、その地区の大字、小字名が利用されている。
椀田のいう地区名があったのであろうと思っている。
その西は梅の木という地区名で、これは地区会(回覧版配布単位)名や
マンション名、橋の名として残っている。
柳縁(やなぎべり)という地区もある。
そういえば私の住む地区は、番地名変更前は「野合(のあい)」であった。、
椀田や野合という名称は他に見たことがない。柳縁は橋の名で、椀田は公園名として残っているが
野合は野暮な名のためか、表示されたものを見たことがない。
↑のトンネル付きの滑り台が公園の真ん中にある。
右手には原木製ジャングルジムがあって、その横にゲートボールに利用できる広場、
さらには金網で囲った球技場がある。
阪神淡路大震災の後は、計30棟くらいの仮設住宅が設置された。
その時には、球技が出来る広場をもった市内の公園にはみな仮設住宅が建った。
椀田公園内の異変
7月になって一度も刈込みがない。
刈込、整備には、東1キロくらいの地にあるシルバーセンターから人が派遣されていた。
人手がないのであろう。
そのまた理由は、高齢化であろう。
次、ヘラオオバコは姿を消し、それまで目立たなかったオオバコに生態系が変化
オオバコ(大葉子、学名:Plantago asiatica)とはオオバコ科オオバコ属の多年草。中国では車前草(しゃぜんそう)ともいう[1]。
しかもオオバのに品種が違う
よくみるとヘラオオバコが完全に姿を消したわけではないが、オオバコが優勢。
- 車前草や花はさびしも草の中 金谷信夫
- 車前草の花引抜きて草角力 大崎幸虹
- 近ぢかと路よけあふや車前草鳴る 中村草田男
- 車前草の花が土下座の奥の院 檜 紀代
- 踏まれつゝ車前草の葉の広ごりぬ 池上 秀子
- 車前草の花かかげたり深轍 高木良多
- 車前草の花のふるへる山の湖 大坪景章
- 番所守車前草に足沈めたり 皆川盤水
- 湖畔にて車前草の露滂沱たり 富安風生
- 車前草の花のよごれや牧場口 鈴鹿野風呂
- 車前草の紐のやうなる花かかげ 綿利信子
- 車前草の踏まれ踏まれし蹴速塚 橋本榮治 麦生
- 車前草の葉裏くぐりに蛇去りぬ 青木可笑
- 車前草の花かかげたり深轍 高木良多
- 車前草に夕つゆ早き森を出し 室生とみ子
- 盆の雨車前草はやくぬれにけり 飯田蛇笏
- 車前草や今年勤めて日焼けたり 大野林火
- 車前草の花へ跼むも花博士 辻田克巳
オオバコ以外に、イノコヅチが増えている。
イノコヅチ(猪子槌、学名: Achyranthes bidentata var. japonica)は、ヒユ科イノコヅチ属の多年草。日のあまり当たらない場所に生える雑草。
ヒナタイノコヅチに対してヒカゲイノコヅチ(日陰猪子槌)ともいう。 茎の節が膨らんでいて、猪子の膝のように見え、これを槌に見立ててこの名がついた。 フシダカ、コマノヒザとも呼ばれる。
これはなんだろう? ↑
ヌスビトハギが一画を占めている
もう一つの異変は蝉
10年ほど前にアブラゼミからクマゼミへの勢力交代があったが、
それ以後も公園は蟬声で煩いほどであったが、去年、今年蝉の声が少ない
アブラゼミが姿を消したわけではない
1本の桜の木に20匹位は止まっている
それでも蝉の数が少ない。