比較的苗の数と成長がいいのを2つ門前へ配置
リナリア=金魚草
キンギョソウ(金魚草 Antirrhinum majus)はオオバコ科キンギョソウ属の植物。南ヨーロッパと北アフリカの地中海沿岸部を産地とする[1]。
その名の通り金魚のような花を穂状に数多く咲かせる。花の色は赤・桃・白・橙・黄・複色。
種は微細だが性質は強健で、こぼれ種でよく殖える。一般的には秋蒔きの一年草で、寒冷地では春蒔きにする。本来は多年草の植物であり、年月が経つにつれて茎が木質化する。
よって、キンギョソウを目立たぬ花とは呼べないように思うが。
下記、汀子さんの句参照。
俗には、キンギョソウとも呼ばれる、柿色単色の草花がある。
姫キンギョソウやリナリアで例句はない(はず)。
- 金魚草よその子すぐに育ちけり 成瀬櫻桃子
- 水盤の水に泳がす金魚草 中嶋秀子
- 美しき蝶きてとまる金魚草 岩島 畔水
- 金魚草おこりっぽいと云はれけり 小島千架子
- 咲いてなほ目立たぬ花よ金魚草 稲畑汀子
- いろいろな色に雨降る金魚草 高田風人子
- 少女等の声のふくらむ金魚草 中村真由美
- 初産の赤子父似や金魚草 阿部恵子
幼な顔ふくらみばかり金魚草 香西照雄
- 金魚草ひらがなだけの手紙来て 栃木恵津子
- 蝶ネクタイは金魚草を見つつ結ぶ 時光紀山
- 日ねもすのつがひの蝶や金魚草 山本岬人
- 金魚草泳ぐさまなす風雨かな 前沢青葉女
- 未熟児の日々育ちつつ金魚草 滋野純生
- 花落ちし如くに金魚草にあり 庄司瓦全
- 金魚草うしろ鏡に帯結ぶ 福川ゆうこ
- 頑丈な馬橇のベンチ金魚草 八木林之介 青霞集
リナリアの花 ←
昼間のみシクラメンを外へ
玄関の中
木立性ダチュラ
まもなく裸木になる。