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Channel: ショウちゃんのブログ 俳句のある風景
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イチビ

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イチビの花を見た。

 

数日まえにこの草をみた。↓

これは洋種ヤマゴボウだった。

その傍に

この時は花は咲いていなかった。

その後芙蓉を見たので、芙蓉と見間違ったかと今日確認へ。

 

間違いなくイチビである。

 

久し振りにお目にかかった。広い更地に20株程育っていたが、その後その場所は、整地され、発掘調査され、大きな老人介護施設になった。

 

イチビの傍には、立派なイヌホウヅキの群生。

 

イチビについてのウィキペディアの解説:

イチビ学名Abutilon avicennae)はアオイ科の一年草。別名、キリアサ(桐麻)、ボウマ(莔麻)。かつては繊維をとるために広く栽培されたが、現在ではもっぱら雑草として知られる。

 

「イチビ」では例句ないであろう。

 

日本では1905年に定着が確認されたとか。

とはいえイチビ自体は、平安時代以来江戸時代まで、繊維素材として栽培されていたが、

↑のものはアメリカあたりからの侵入らしい。

 

 

桐麻とか莔麻ではあるかもしれないが、文字化けするので

「麻」で検索したら、姓、名の麻が多い。

紹介略。

 

タチチチコクサと呼ぶべきか?

父子草母子草その話せん 高野素十
 
こころざし揺らぐに遠き父子草 北 光星
 
父子草父の寡黙をわれも享く 椎木万紀子
 
嫁ぐ瞳にうなづけば足る父子草 佐野鬼人
 
こころざし揺らぐに遠き父子草 北 光星
 
木に石に供物のありぬ父子草 小沢比呂子
 
許し合ふ時いつの日か父子草 五十嵐郁子

カヤツリクサにも多種多様なものがありそう。

イヌタデ↑

ヤブカラシ

 

これは野草とはいえない。毎年この場所に咲く。


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