ギョリュウバイ
寒暖の差が激しい砂漠的な所で育っているのであろう。 葉の表面積が小さく、とげとげしいが、 日本の、関西平野部なら2月から咲きだす
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砂漠ではこんなに早く成長しないであろうと思う。 (砂漠が原生地であるかどうか、実のところ調べていない)。
ナデシコ オリビア
![]() 地表すれすれの高さで茂っている。散歩帰りに理髪店に寄り、その店を出たところの園芸好きの家で 見かけた。 フジ園芸が示している開花イメージ
![花苗 コンパクトナデシコ オリビア スカーレット 48ポット]() 「撫子」なら重複もあるが例句100句- 撫子の老撫子を撫でながら 永田耕衣 人生
- 吹かれゐる浜撫子にあそび海女 木村蕪城
- 海霧うすれきて撫子の吹かれどほし 清崎敏郎
- 撫子や狂へば老も聖童女 福田蓼汀
- 浜撫子恋知り頃の海女にして 臼田亜浪
同工異曲の句がある。 -
- 大阿蘇の撫子なべて傾ぎ咲く 岡井省二
- やさしい色に河原撫子馬が佇つ 和知喜八
- 岬に咲く撫子は風強ひられて 秋元不死男
- 撫子の受け流し立つ阿蘇の風 日高 義治
- 撫子のひとひら欠けて迷子の記憶 平井久美子
- 撫子の花にそひくる雨明り 澤村昭代
- 昭和すでに撫子はみな何処へ行きし 中村苑子
- 撫子のまなじりを裂きそめしかな 関口比良男
- 石垣に撫子旅の妙な時間 加倉井秋を 『真名井』
- 撫子や吾子にちいさき友だち出来 加倉井秋を 『胡桃』
- 竹筒に撫子をさす豪雨かな 大木あまり 火球
- 撫子や狂へば老も聖童女 福田蓼汀
- 岬に咲く撫子は風強ひられて 秋元不死男
- 撫子や島に一つの放牧場 高橋悦男
- 撫子も草の庵も富士のもの 高浜虚子
- 撫子の花野浄土となりにけり 沢木欣一
- 撫子をゆりて因幡へゆく列車 山崎一枝
- 口紅は母に貰ひし撫子や 木野愛子
- 撫子や吾子にちいさい友達出来 加倉井秋を
- 撫子を束ねし土の湿りかな ほんだゆき
- 河原撫子僧に忘却問はるるも 伊丹さち子
- 撫子や河原によどむ真昼の日 墓田まさこ
- 撫子や恋知りそめし稽古海女 野中亮介
- 撫子の咲き澄む泉汲みにけり 中村 四峰
- 撫子の径を下りきて海女となる 森本蒲城
- 撫子や雌伏のさまの日本海 池上樵人
- 岬に咲く撫子は風強ひられて 秋元不死男
- 壺に挿して河原撫子かすかなり 田村木国
- 撫子や吾子にちいさき友達出来 加倉井秋を
- 撫子やただ滾々と川流る 山口青邨
- 摺えゐる撫子に水太く打つ 日野草城
- 撫子や海の夜明の草の原 河東碧梧桐
- 霜の後撫子咲ける火桶かな 芭蕉
- 茎ながき撫子折りて霧に待つ 悌二郎
- 撫子や波出直してやや強く 照雄
- 撫子や堤ともなく草の原 虚子
- 撫子や濡れて小さき墓の膝 草田男
- 朝風や撫子ふせる雨の後 吟江
- 撫子の節々にさす夕日かな 成美
- 撫子の露折れしたる河原かな 士朗
- 撫子やそのかしこきに美しき 惟然
- 撫子のやうな彼女と思ひしが 稲畑廣太郎
- 撫子の脇を思へば河ばかり 永田耕衣
- 撫子の紅もかなしき捨扇 山口青邨
- 撫子や夏野の原の落し種 守武
- 酔うて寝ん撫子咲ける石の上 芭蕉
- 撫子や高野の道の地蔵堂 河東碧梧桐
- 撫子に風を入るるや雲雀鷹 冶天
- 伊勢撫子さにづらふ初陣のサッカー 塚本邦雄 甘露
- 撫子に草丈のみなすぐれけり 石田勝彦 秋興
- 撫子のふしぶしにさすゆふ日かな 夏目成美 (1749-1816)
- かさねとは八重撫子の名成るべし 河合曾良 (1649-1710)
- 水灌ぐ撫子畑の手桶かな 会津八一
- 畫き得て八重撫子の胡粉かな 会津八一
- 撫子の八重は一重は緋は白は 会津八一
- 撫子の根に寄る水や夕河原 泉鏡花
- 撫子は七草のうち紅き花 永井龍男
- 撫子にはじまる句碑の秋の草 深見けん二
- 撫子を摘みし束の間富士を見し 山田弘子
- 分校の子に撫子のひるの雨 大峯あきら
- 仰ぎみる高さや子規の撫子図 辻桃子
- 撫子の花野浄土となりにけり 沢木欣一 往還以後
- 撫子や我が跡空の動くらん 永田耕衣 葱室
- 撫子や我が跡空の動くらん 永田耕衣 葱室
- 撫子の老夏くねりを皆愛す 永田耕衣 物質
- 撫子や死なで空しき人のむれ 永田耕衣 冷位
- 撫子にふんどし干すや川あがり 亡-嵐蘭 芭蕉庵小文庫
- 動きなき岩撫子や星の床 曽良 七 月 月別句集「韻塞」
- 撫子の池は落さじ麻地酒 史邦 六 月 月別句集「韻塞」
- 撫子の泄(も)れは落さじ麻地酒 中村史邦
- 撫子や海の夜明の草の原 河東碧梧桐
- 撫子や父に仕へて画を学ぶ 深川正一郎
- 撫子やぬれて小さき墓の膝 中村草田男
- 撫子にはじまる句碑の秋の草 深見けん二
- 撫子の暑さ忘るる野菊かな 松尾芭蕉
- 霜の後撫子咲ける火桶哉 松尾芭蕉
- 酔うて寝ん撫子咲ける石の上 松尾芭蕉
- 撫子にかかる涙や楠の露 松尾芭蕉
- 暑き日や撫子つまむ山のかげ 松岡青蘿
- 撫子に霜見むまでの暑かな 高井几董
- よろよろと撫子残る枯野かな 尚白
- たらちねやかくなでしこ(撫子)の草枕 立花北枝
- 撫子やそのかしこさにうつくしき 広瀬惟然
- かるがると荷も撫子の大井川 広瀬惟然
- 撫子のふしぶしにさすゆふ日かな 夏目成美
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家から徒歩3分のところに建った10階建てマンションの道路面(西側)
![]() オタフクナンテンの見ごろ。
![]() このナンテンと組み合わされる矮性の黄色葉のヒノキ
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| 区 分 | スイリュウヒバ(垂柳檜葉) | ヒヨクヒバ(比翼檜葉) | 分 類 | ヒノキ科ヒノキ属 | ヒノキ科ヒノキ属 | Chamaecyparis obutusa Endl. var.pendula Mast Chamaecyparis obutusa‘Suiryuhiba’ | Chamaecyparis pisifera var. Filifera | 注:学名では変種としている場合と園芸品種としている場合がある。 | 注:学名では変種としている場合と園芸品種としている場合がある。 | 別 名 | イトヒバ、シダレヒバ 等 | イトヒバ、シダレヒバ 等 | 特 徴 | ヒノキの変種(園芸品種)で、葉は葉先がとがらず鈍頭で、光沢があり、ひも状に分岐して垂れる。結実はまれ。 | サワラの変種(園芸品種)で、小枝・細枝は伸長・下垂して長く、葉先は鋭先頭で先端が外反し、下面は白色。まれに結実し、球果はサワラと同じ。 | 類似種1 | - | サワラの園芸品種のフィリフェラオーレア Chamaecyparis pisifera ‘Filifera Aurea’は通年黄金色。 | 類似種2 | スイリュウヒバ、ヒヨクヒバと類似するものとして、ヒノキ科コノテガシワ属の変種であるイトヒバ Biota orientalis Endl. var. pendula Parl.が知られていて、枝は下垂して丸紐状を呈し、葉の多くは鋭頭、球果で識別できるという。個性的なコノテガシワの球果の形状を承知していれば、これもクリアできそうである。 |
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名前を知りたかったが、この種の園芸用ヒノキを多数育てている緑化植物園の似たような木の 名札をメモってネット検索してもズバリのものがない。 ↑の画像は、家の西側に新築なったワンルームマンションの境界花壇。 造園担当者らしき人に訊ねて、 フィリフェラという名を教えてもらった。
直ぐ家に戻りネット検索。 もう一度外へ出て、 「フィリフェラ オーレアか?」と声かけると、「それそれ」と応答あり。 | |
ウィキペディア:
フィリフェラオーレア(Chamaecyparis pisifera"Felifera Aurea")は、
ヒノキ科ヒノキ属サワラの園芸品種。
オウゴンヒヨクヒバ、
オウゴンワイセイスイリュウヒバとも呼ばれる。黄色の細長く垂れた葉が特徴
[1][2][3]。「オーレア」とは「黄色」という意味。
オウゴンは黄金であろう。ヒバは檜葉。ヒヨクは比翼か?
黄金矮性垂柳檜葉はこの表記で正しいよう。
類似種がいっぱいあるよう。
- ゴールデンモップ - フィリフェラオーレアの分離種[2]
- フィリフェラオーレア・ナナ - 矮性種。高さ1-1.5m[2]
- コラリフォルミス・オーレア - 別名サンゴヒバ。赤黄色の短い枝が密生。高さ1.5-2.0m[2]
- ゴールド・スパングル - 狭い円錐形。高さ6-8mに育つ[2]
- ゴールデン・チャーム
ワイフが芦屋の虚子記念館へ調べもので出かけるというので、
駅前で昼を一緒に