調味料か香辛料か大蒜干す
ネット上の「調味料辞典」の解説では、
香辛料(スパイス)は、
一般に植物の葉、実、種などの部位の乾燥物、またはこれらを粉状にしたものが香辛料(スパイス)とされています。
香辛料を基本的な機能により分類すると、以下のようになります。
◆ 香りをつける (香味料)
クローブ、ミント、タイム、セージなど
◆ 辛味をつける (辛味料)
コショウ、唐辛子、わさび、からしなど
◆ 色をつける (苦味料)
サフラン、パプリカ、ウコン、クチナシなど
◆ 臭みを消す
ニンニク、ローズマリー、セージ、タイムなど
色を付けるものを、「苦味料」というのは何ゆえか?これは「にがみりょう」と読むと思うのだが、付色料、ないし着色料と呼ぶべきでは?しかしサフランは単なる着色料ではない。香や味もある。パプリカは、苦味料と言えぬこともない。
大蒜は臭みを消すだけの効能ではないだろう。食欲増進(ある人にとっては減退)効果がある。刺食料とでも呼ぶべきか?
ともかく、香辛料は調味料の一部という位置づけである。調味料辞典では。
香辛料は、砂糖、塩、味噌、出汁などと同列に並ぶ調味料体系の一部とみなされている。
我が家の調味料の在庫を撮影。
こいくち醤油は昔は丸金であった。とっくに野田産に替っていると思ったが、
現在でもマルキンであった。しかし最近は生醤油なるものも利用している。
卓上に出てくるのはこちらの方(キッコウマン)である。
鍋物をやる時には、酢と醤油を混合していたが、今やどの家庭でも「味ぽん」を利用しているはず。これも最近は地物が出回っている。尼崎にもあるが、味ぽんに比するとかなり高価である。
ワインビネガーは、私がサラダ用に利用。
タバスコも我が家では必需品。これも最近は、イタ飯屋あたりでは国産品が出回っている。
- スパイスを花型に振り本気なり 日浅啓子
- スパイスに汗を流してタイ料理 毛利友美
ピザの宅配もよく利用していたが、最近は二人だけの夕食になったので、300円位で手に入る小型物を家のオーブンで温めている。
朝食用に登場するのが、ピザソース。超熟5枚切りの一枚に、ソース塗って、チーズとサラミを適当にのせて900ワット位で5,6分。
オリーブオイルはいろいろ凝ってはいるが、所詮はコープ産とイオン製である。
200グラムで1500円のオリーブオイルには手が出ない。
- オリーブの島を恋ひ来し避寒かな 鎌田沙華
- オリーブの残り実さむし風の坂 五十崎朗
- ゆつたりと水脈オリーブの咲く島へ 宮津昭彦
- オリーブの花咲き満ちて過疎の島 佐藤信子
- オリーブの島より女礼者来し 小路智壽子
- 秋行くとオリーブ林の銀の風 石田 波郷
- オリーブの空まつしぐら初燕 壺井 久子
- オリーブの実を食べ神話ふりだしに 上田日差子
- 日本のオリーブの木と暖炉かな 依光陽子
- オリーブの木のみな斜め五月来る 大石雄鬼
- 神宿るてふオリーブの実の苦かりき 赤尾兜子
- オリーブの種子ほろほろと陸さみし 対馬康子 愛国
- 船出づるオリーブ林花のかた 玉置笑子
- 海上を往く太陽にオリーブ咲く 三好潤子
- 西班牙の花オリーブのひかりかな 佐川広治
- 神木にしてオリーブは愛の花 大島民郎
- オリーブの銀緑叢中夏帽子 福永耕二
- 「オリーブ・オイル」の例句はないよう。
- エキストラ・バージン・オイル秋茄子
- エキストラ・バージン・オリーブ・オイル秋茄子
- でもいいと思うが、字余り感を避けるために上記のかたちで公表した。
↑↓塩や胡椒も各種
昨夜日付が変わる頃
赤タイで就任演説首都寒雨
就任式抗議デモも暖を取り
北緯40度を超えると冬はながく、春は短い。ワシントンDCはほぼ北緯40度(正確には38度55分)に位置する。(盛岡市とほぼ同緯度) パリは48度51分。もはや四季が均等(3か月単位)ではない地帯。緯度だけでいえば、パリは稚内(45°11′)より北に位置する。
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加藤一二三9段が引退する。順位戦C2クラスを降級すると60歳以上なら引退する規定になっている。この間、新記録を多数達成。
通算負け数1000越えはかなり以前に達成。
最近は、最年長対局。対戦相手との年齢差62というのも。久し振りに実現した14歳中学生4段との対戦で。ひふみんさんは昭和15年(1940年)1月1日生まれ。
中学生プロは加藤一二三が最初で、以後、谷川、羽生、渡辺とつづくが、14歳2ヵ月でプロとなった藤井は、加藤の記録を破る最年少棋士誕生となった。
(谷川と藤井は中学2年生で4段になった。渡辺は中学卒業寸前にプロ資格を得て、
最初の公式戦参加は4月以降だったので、中学を卒業していた)。
加藤の最も最近の新記録は、77歳0か月で、公式戦に勝利。最年長対局の更新と最年長勝利。
私はず~と加藤ファンであった。
将棋連盟の規定では、順位戦の最下位リーグ(C2級)を60歳を超えて陥落すると
引退が決まるが、目下参加中の他のタイトル戦の予選には出場資格があるので、
最年長対局とひょっとすると最年長勝利は更新の可能性がある。
こういった人が予選を勝ち抜き、タイトル挑戦者になり、ひょっとしてタイトルを奪取すると
他の棋戦の参加資格は失い、引退予定棋士ながら、さらに1年後、防衛戦に登場して、もう3局ないし4局(以上)現役棋士として公式戦に参加することになる。