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Channel: ショウちゃんのブログ 俳句のある風景
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宵山

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「川床」の読みについて:
昨夜のブログタイトルは意識しないまま「ゆか」という音のつもりで
「川床」と書いている。

俳諧歳時記では、
「川床」に、「かはゆか」とルビが振られ、四条河原の涼み台という解説がついている。
関連季語として 「床」(ゆか)と「床涼み」が採録されている。

川床に憎き法師の立居かな 蕪村

などは明らかに「かわゆか」と読ませている。

「実作 注意」があり、「京にては必ず「ゆか」と称するなり」とある。

現在のホトトギス歳時記では、

「川床」に「ゆか」というルビが振られ、関連季語として、「床涼み」と「川床」((かわどこ)というルビ付き)が出ている。

広辞苑では「かわゆか」で「川床」が登場。「ゆか」では、京都の涼み台の意味での「川床」は登場しない。

現在の俳句界では、「川床料理」はゆかりょうり以外の読みは許されない(ハズ)

しかし以上のような記述を元に、俳句実作で「川床」を
かわどこと読め、かわゆかと読め、あるいは2音でゆかと読んでくれ
といってもどれもダメとはいえないよう。

今日が山鉾巡行前半の本番


画像は今朝のテレビ(京都テレビ)画面

この画面を見てから家を出ても、四条河原町での辻回しの大半みることができる。去年はそうだった。

鬮あらため むつかしい漢字だ!

ワイフは今年は、宵宵宵山と宵山に出かけたので、今年は
テレビ桟敷。蘊蓄を聞かせられる。

昨日は土曜日 3連休の初日でしかも晴れとあって32万人の人出であったらしい。

夕刻5時過ぎから、歩行者天国へ転換する6時過ぎまで
長刀鉾から月鉾のあたりまでの最も混雑地域を歩いていた。

↑長刀鉾

当然ながらワイフを何度も見失う。
その度にラインで所在確認。
暴走トラックとて、入り込む隙間はない。

最終便の市バスが四条通りを何とか6時までに抜けようと必死ののろのろ。




↑歩行者天国になる前の雑踏。15分前。
↓歩行者天国になった後。

京阪4条の方から大群衆が押し寄せる




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