「川床」の読みについて:
昨夜のブログタイトルは意識しないまま「ゆか」という音のつもりで
「川床」と書いている。
俳諧歳時記では、
「川床」に、「かはゆか」とルビが振られ、四条河原の涼み台という解説がついている。
関連季語として 「床」(ゆか)と「床涼み」が採録されている。
川床に憎き法師の立居かな 蕪村
などは明らかに「かわゆか」と読ませている。
「実作 注意」があり、「京にては必ず「ゆか」と称するなり」とある。
現在のホトトギス歳時記では、
「川床」に「ゆか」というルビが振られ、関連季語として、「床涼み」と「川床」((かわどこ)というルビ付き)が出ている。
広辞苑では「かわゆか」で「川床」が登場。「ゆか」では、京都の涼み台の意味での「川床」は登場しない。
現在の俳句界では、「川床料理」はゆかりょうり以外の読みは許されない(ハズ)
しかし以上のような記述を元に、俳句実作で「川床」を
かわどこと読め、かわゆかと読め、あるいは2音でゆかと読んでくれ
といってもどれもダメとはいえないよう。
今日が山鉾巡行前半の本番
画像は今朝のテレビ(京都テレビ)画面
ワイフは今年は、宵宵宵山と宵山に出かけたので、今年は
テレビ桟敷。蘊蓄を聞かせられる。
夕刻5時過ぎから、歩行者天国へ転換する6時過ぎまで
長刀鉾から月鉾のあたりまでの最も混雑地域を歩いていた。
↑長刀鉾
当然ながらワイフを何度も見失う。
その度にラインで所在確認。
暴走トラックとて、入り込む隙間はない。
最終便の市バスが四条通りを何とか6時までに抜けようと必死ののろのろ。
↑歩行者天国になる前の雑踏。15分前。
↓歩行者天国になった後。
京阪4条の方から大群衆が押し寄せる