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Channel: ショウちゃんのブログ 俳句のある風景
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合流

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空家もう一軒
20年以上空き家状態の家

これほどではないしにしても、家の周囲に空き家は増えている。
ある日更地になって数軒の家に変わることもよくある。
あるいはこんな狭い土地によくまあと思うような豪邸が建つこともある。
近所に150坪の土地に一杯部屋数がある中古の家がついて1億5千万で売りに出ているが、目下買い手はいないようである。

我が家から徒歩数分以内にも5軒以上空き家があるが全国平均では100軒につき13軒が空き家らしい。放置された空き家が20軒を越えると地域にいろいろ問題が発生するようである。


エビソウ
極めて花期が長い。11月になってにわかに勢いが付いた気配も。
色艶がよくなった。

道端の花 一輪だけ。
画像をこのブログ執筆前に投稿

ハブランサス・アンダーソニーとゼフィランサス(サフランモドキ)の二つの回答あり。

さてどちらか?

ハブランサスは横向きに咲くそうだから、こちらかな、と思ったら、
ゼフィランサスは日本の気候に順応して人里で野生化していると解説もあり、
画像は、家のまん前の道路の端でさいているので、ゼフィランサスと思ったり・・・。ゼフィランサスはもうちょっと大きめの花ではなかったかと思ったり・・・。




猪名川と藻川の合流地点ほど見晴らしはよくないが、
昆陽川と庄下川の合流地点。
より正確には、昆陽川と上坂部川が合流してごく短い距離のみ久々知川と名を変え庄下川に合流する地点。
なんどか画像紹介したが、合流する突端まで覗きに行ったのは今回が初めて。

↑川下から北側を見ている。
左手が庄下川、右手が久々知川。

この灯台を見に行った。

小さな公園になっている。


台の中央部分にラベルが見える。これはこの地点の海抜を示したもの。
その横ともう少し右上にも文字がみえる。
↓これは案内板

「海抜1.8メートル」は読める。

鰤起し海抜ゼロの町揺する 篠田悦子

夏薊海抜千メートルの駅 宮内容子

夜振火を焚く海抜の高き川 矢田部美幸

体臭に海抜一〇〇〇の藤ふるふ 品川鈴子

酷寒の海抜千五百サイ口立つ 大島民郎

餌を漁る白鷺海抜0メートル

灯台のある地盤が1.8なら川面は0メートルであろう。

きちきちや燈台に飛びすがるべく 行方克己 知音

燈台につゞく一枚大根畑 有働木母寺

燈台の螺旋階段掃納む 高橋紀代

聳え立つ燈台冬の雨寄せず 金子麒麟草

数へ日の菜を摘みに出て燈台守 下田 稔

燈台守怒濤に葛を刈り落す 米沢吾亦紅

燈台のコスモス海になだれおつ 石原八束

燈台の高さを飛んで秋燕 細見綾子

燈台の他は暗き灯釣忍 倉田俊三

燈台は美少女を容れ卯浪立つ 藤田湘子

燈台の一坪畠荳の花 西谷芳雄

木の芽風燈台白をはためかす 桂 信子

燈台を離れて来れば春の蝉 三好潤子

蜜蜂がくる燈台の茱萸の木に 高木良多

燈台の灯のまたたきて霙ふる 畔津 とみ

燈台の灯り一つよ無月かな 西野 ノブ

燈台の黒き石垣浜おもと 木村 都由子

燈台の裏窓一本の葱吊す 古舘曹人

燈台の旗は紺色夏燕 高木晴子

燈台に人来て寒燈すみずみに 加藤憲曠

燈台に輪飾のある怒濤かな 田川飛旅子 『邯鄲』

燈台の町に住みつき注連飾 柴田白葉女 『夕浪』

燈台の燈が雪原へ伸び切れず 河野南畦 『硝子の船』

燈台の点滅に浮く波の花 林 照江

無人燈台砂に千鳥の址とどむ 大野林火

燈台へ笹鳴の径折れつづく 砂田貴美子

燈台に灯すこころや秋隣り 飯田蛇笏

燈台を守る菜園の胡瓜咲く 山本満義

燈台がともる海亀縛られて 山口誓子

茄子の苗燈台守にとどきけり 大串 章

盤石をぬく燈台や夏近し 原 石鼎

葱坊主燈台に風鳴るところ 沢木欣一

燈台ははや木苺の花白し 山口青邨

燈台の子に木苺の花早し 高野素十

鞦韆や燈台守の垣のうち 高野素十

燈台の灯のとどくたび冬田見ゆ 倉持嘉博

燈台の影につまづく冬の蝶 近藤暁代

燈台の影の一本日脚伸ぶ 白井爽風

燈台守今は住むなしましら茸 澤田 緑生

残る虫無人燈台影長き 水原春郎

燈台を芯に島伏す雁渡し 服部鹿頭矢

燈台に懈怠ただよふ海桐の香 橋本 榮治

燈台の昼羽抜鶏かくれなし 秋元草日居

燈台に大き没日やすだれ巻く 山口 季玉

母の日の燈台母の灯なりけり 続木 一雄

一行詩白南風に立つ燈台は 福永耕二

晩涼の灯に燈台の灯もまじる 下村ひろし

燈台光めぐり来るたび花吹雪 水原 春郎

白波の浮燈台や春一番 岡本静子

依代のごとき燈台雷火立つ 橋本榮治 麦生

燈台もわれも孤と立つ南風の中 橋本榮治 麦生

ただ寒潮燈台チヨークほどに立つ 保坂春苺

燈台の遠き燈加へ冬銀河 坂本文子

蓼紅き燈台下まで出羽の国 佐野まもる

燈台のぐみの実に舌しびれたる 原田しずえ

無造作に燈台守は鱸提げ 景山筍吉

鰡飛んで燈台遠くともりけり 河原白朝

稲架の間に燈台ともる能登の果 水原秋桜子

燈台守に九月の空の澄み来にけり 鈴木鵬于

燈台を訪へば鯖舟出さかるよ 皆吉爽雨

葱坊主燈台に風鳴るところ 沢木欣一

燈台の仮仏壇も御忌支度 岡本無漏子

燈台の影が日時計汐干狩 藤井亘

燈台に輪飾のある怒濤かな 飛旅子

初凪に岬燈台白一指 誓子

年頭の燈台白しと報げやらむ 草田男

早梅や懸燈台の薄明り 史邦

燈台を思ひ出しをり蒲団干す 秋を

きり~す燈台消て鳴にけり 素秋

燈台に灯すこゝろや秋隣り 蛇笏

菜の花や燈台にある明り窓 草堂

白墨ほど桃の花間の燈台は 子郷

鞦韆や燈台守の垣のうち 素十

夕がすみ燈台ともること早し 年尾

燈台は白くかなしき牡蠣の宿 佐々木有風

燈台をコンパスとして海涼し 下村梅子

秋の人白し燈台なほ白し 坊城俊樹

いとど髭を燈台の灯のごと廻し 村松紅花

蓬萌えそめし燈台暮しかな 清崎敏郎

燈台は白くかなしき牡蠣の宿 佐々木有風

燈台の太胴荒肌颱風慣れ 茨木和生

サフランを誰かが買へり枯燈台 細見綾子

燈台を訪へば鯖舟出さかるよ 皆吉爽雨

燈台の曳くえぞにうの白裳裾 原柯城

磐石をぬく燈台や夏近し 原石鼎

夕がすみ燈台ともること早し 高浜年尾

燈台を迂回してゆく*さより船 新田祐久

非番なる燈台守と夜店に遇ふ 冨田みのる

燈台の花が蔽へる無電室 冨田みのる

燈台の厚壁のぼる黒揚羽 下田稔

泳ぎ子の見上ぐ燈台能登の涯 杉本寛

燈台真昼千鳥の啼くをきく 杉本寛

蝿失せぬ燈台までの赫き崖 杉本寛

燈台の初点の日付渡り鳥 大串章

田打つ果燈台と知る小さき白 宮津昭彦

燈台を思ひ出しをり蒲団干す 加倉井秋を

南風暮るる燈台事務所障子に灯 亀井糸游

磐石をぬく燈台や夏近し 原石鼎(1886-1951)

燈台や千鳥めぐつて鳴いて行く 寺田寅彦

燈台や霧吹きめぐる岩の角 寺田寅彦




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