![Area:広大な敷地]()
本部の住所も尼崎市塚口本町4丁目となっているが、
私の感覚では、尼崎市の北端というより、伊丹市の南端の地区である。
正式名称は「つかしん」のようである。
昼前に、12歳児がつかしんへ行こうとの誘い。
に~にが花火を買いに行くのに便乗して、ぶらぶら買い物を楽しもうということらしい。
駅前からシャトル(マイクロ)バスに乗車。29名が定員のバス。
帰りは、最後の補助席まで客が乗ってから出発した。
塚口御坊を歩いていれば、時々、この地区へ紛れ込むが、SCそのものはあまり覗かない、
広場周辺の草木を見て歩くことが多いが、今日は12歳児の誘導に従っていろいろ衝動買い。
ここにはディパーダンではなくサーティワンが出店しているので、たまにはサーテイワンのアイスクリームもいいだろうと思っていた。
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キーテナントであった西武百貨店は撤退したが、経営形態を変えて、けっこう繁盛している。
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↓ステーキ定食1200円。おおむね安い。
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パンが切れていることを思い出し、ドンクがある方へ向かったら、その手前に違うベーカリー
があって大賑わい。餡パンも揚げパンも食パンもみな100円!
ここで買って、ドンクで買ったことにしようと相談。
家へ持ち帰ると簡単に隣の100円コーナーで買ったことはバレタ。
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食堂街の館内テーブルは空きなし。仕方がないので、ミストがある炎天に近い館外テーブルを確保。そこから見た風景。
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↓ダイソーで衝動買い。
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このつかしんの真ん中を北から南へ流れている川が伊丹川。
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ほとんど水は流れていないが.、1級河川である。特段の水源はなさそう。沿岸の雨水を流し込む排水路に過ぎないが、1級河川藻川(これまた猪名川の分流である)の溢れ水を流す昆陽川につながっているための行政上の措置であろう。
伊丹川が、昆陽川へ合流した後、川はまた分流、昆陽川と上坂部川に分かれ、
南の地区で再び合流、数百メートルは久々知川となり、
庄下川へ合流するが、それより南の庄下川は
すでに海面すれすれの高さしかない故に、無理矢理低い堰を造り、流れを作り出している。しかし流量が少ないと、堰を超える水は少なく、期待した流れにならない。 しかし10年に1度の猪名川の氾濫を防ぐためには、行政は土木工学の知識を応用して各種の工夫を凝らしているのである。そのいくつかは江戸時代あるいはそれ以前の流域住民の汗の結晶である。帰宅後一休み(私は)。12歳児は宿題に2時間集中したよう。
夕刻、食べ残しのパンを大量に持って、野草学習を兼ねて庄下川へ
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激しいパンの争奪戦↑
久しぶりのディッパーダン
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実はつかしんのサーティワンを利用するはずが、日ごろディッパーダンを愛用しているために
その価格差に驚嘆して、12歳児が自主的に辞退。
7歳児と12歳児連れて、一度は、途中で急用が生じて店へ行けなかった。
一度は、店に入ったが、先客が多くて待ち時間が長くなり、次の行動予定の時間が切迫、
買わずじまいで店を出た。この夏は初めてのディッパーダン。
夕食は久しぶりの手作り
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夕食後も12歳児はお勉強。ともかく宿題多すぎるように思う。
海の南風入れて夕餉の卓大き 岡本差知子
禅林に夏日まともの夕餉かな 久保田月鈴子
いつもより早き夕餉や冬の雨 宮本 静代
手づくりの胡瓜夕餉のサラダかな 麻生 良昭
蝿生る共働きの遅夕餉 新島 艶女
CDからこぼれ落ちた夕餉の笛吹童子 松岡月虹舎
一椀を拝む夕餉や散紅葉 大庭紫逢
姉妹夕餉のじやが芋煮ゆるとき 川崎展宏
這ひ交む蚕蛾夕餉のおそき農 丸山海道
寒念仏灯なき夕餉の露地となる 『定本石橋秀野句文集』
霜やけや母に夕餉の後影 『定本石橋秀野句文集』
一人居の夕餉とセット晦日そば 岡村喜代子
だまり食ふひとりの夕餉牡蛎をあまさず 加藤楸邨
旅果ての夕餉のすしの金目鯛 村上辰良
かなかなやどの家も父のゐる夕餉 鈴木栄子
子の為に朝餉夕餉のトマト汁 星野立子
汐あびの戻りて夕餉賑かに 杉田久女
夕餉して居どこにまよふ土用凪 石塚友二
兄弟の夕餉短し冷奴 加藤楸邨
花合歓の下のままごと夕餉まで 小松絢子
夕餉あと尚明るくて蚊食鳥 山口波津女
夕餉待つ眼悲しく蝿を打つ 角川源義
夏蕨遠山見ゆるころ夕餉 大野林火
野遊や夕餉は連れの友の家 鈴木花蓑
松過ぎてサラダ色めく夕餉膳 初川トミ子
艀の夕餉に倉庫を曲るまで見られ 金子兜太
艀の夕餉に倉庫を曲るまで見られ 金子兜太
空の深みに紙片港灣夫の夕餉 金子兜太
用心深い鳥影うごく 夕餉どき 伊丹公子
湖よりも凍みて根場の夕餉どき 依田由基人
終戦日夕餉の椀に貝の砂 今村妙子
山住みに馴れし夕餉の衣被 平岡保人
箱庭の水車が廻る夕餉かな 田中美沙
隣人も夕餉の早きキャンプかな 笹本カホル
兄弟の夕餉短し冷奴 加藤楸邨
夕餉まで山葵田めぐりせよと言ふ 川井玉枝
風呂吹や二人の夕餉静かなる 吉村容子
煮凝やなべて夕餉は母ごのみ 白岩 三郎
胡瓜もみ夕餉明るき中にすむ 相馬 黄枝
紫陽花や水辺の夕餉早きかな 水原秋櫻子
鱧皮や夕餉半ばに雷迫り 村上光子
ちぬ貰ふ夕餉すみたるところなり 伊丹 丈蘭
青葉木菟夕餉を終へし手を拭けば 水原秋櫻子
庭に敷く夕餉の筵こどもの日 坂本竜門
夕餉して居どこにまよふ土用凪 石塚 友二
解禁の日なり夕餉の安房若布 兼巻旦流子
蚕飼妻夕餉の肩を蚕這ふ 三宅句生
接木して落ちつかぬ日の夕餉なり 藤原たかを
だまり食ふひとりの夕餉牡蠣をあまさず 加藤楸邨
北風あと心呆けし夕餉かな 富田木歩
松茸の一本に夕餉豊かなり 瀬戸みさえ
人波に夕餉時あり生姜市 栗原米作
菊なます風邪の夕餉を床のうへ 及川貞
秋雨や夕餉の箸の手くらがり 永井荷風
夏蕨遠山見ゆるころ夕餉 大野林火
新藷に夕餉すゝみしうれしさよ 中尾白雨
夕餉待つ眼悲しく蝿を打つ 角川源義
兄弟の夕餉短し冷奴 加藤楸邨
夕餉後の明るさにあり萩根分 大江梅
酒そはぬ四日の夕餉すましけり 山田佐々子
獅子舞にひそと鎖しゐて夕餉かな 木歩
綿虫をつれて夕餉にかへりくる 羽公
大根煮や夕餉の病舎さざめきて 波郷
だまり食ふひとりの夕餉牡蠣をあまさず 楸邨
北風あと心呆けし夕餉かな 木歩
頬凍て子の帰り来る夕餉哉 子規
男あり晩き夕餉の秋刀魚焼く 寛彦
七夕竹人の夕餉の覗かるる 欣一
蜩や誰かに見られゐし夕餉 楸邨
秋雨や夕餉の箸の手くらがり 荷風
繭ごもる音のたのしき夕餉かな 史朗
牡丹を活けておくれし夕餉かな 久女
桜草灯下に置いて夕餉かな 木歩
わが庭の土筆添へある夕餉かな 渋亭
土筆添へて夕餉の箸のはじまりぬ 貞
法師蝉耳に離れし夕餉かな 阿波野青畝
夕餉後の明るさにあり萩根分 大江梅
秋雨や夕餉の箸の手くらがり 永井荷風
夕餉までの眠りの中の遠ひぐらし 和田耕三郎
花あふぎ夕餉のあとを岸にあり 中田剛 珠樹
帚木に男ばかりの夕餉して 中田剛 竟日
法師蝉耳に離れし夕餉かな 阿波野青畝
秋雨や夕餉の箸の手くらがり 永井荷風
何時止みし花火か夕餉済みにけり 野口南枝
筍流し沈める屋根を被て夕餉 長谷川かな女
新藷に夕餉すゝみしうれしさよ 中尾白雨
霜くすべ夕餉了へても明るかり 中原道夫
妻の呼ぶ夕餉早めや花鬼灯 冨田みのる
垣間見ゆ父母の涼しき夕餉の灯 冨田みのる
南部ことばいきいき杜氏らの夕餉 荒井正隆
わが病めば子らいさかはぬ夕餉寒し 吉野義子
家郷の夕餉始まりをらむ夕桜 大串章
土筆添へて夕餉の箸のはじまりぬ 及川貞
狐罠かけきし夕餉黙し食ふ 亀井糸游
妻子いま夕餉のころか初蛙 長谷川櫂(1954-)
漱石忌猫に食はしてのち夕餉 平井照敏(1931-)
牡丹を活けておくれし夕餉かな 杉田久女(1890-1946)
紫陽花や水辺の夕餉早きかな 水原秋桜子(1892-1981)
子の為に朝餉夕餉のトマト汁 星野立子