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Channel: ショウちゃんのブログ 俳句のある風景
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ソラナム・ラントネッティ

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普段はあまり近づかない、短い路地の露地庭に鉢植えになって咲いていた。(鉢そのものは今や移動困難であろうが)

↑真ん中のボケた画像を除く2枚を夕べ投稿、今朝覗くと、ソラナム・ラントネッティと、聞いたことがない名前を教わった。
その名前で画像を検索すると、日当たりいいと↓のようになるらしい。


ソラナム・ラントネッティの花

2メートルに成長するとか。私が見た木もそれに近く成長していた。
もっと小ぶりの鉢植えの画像が多かった。

ソラナムはナス科の総称だとか。

1昨日の雨で、鶏頭が横倒し状態になっていたが、今朝あたりは元の姿に戻っていた。
綿の木はゆがんだままなので、鶏頭の復元力の強いのに驚いた。  と書くつもりで、
合わせて、本数を数えて、14,5本より1,2本の多いのを確認したと報告するつもりで画像撮り。


そのことをワイフへ報告しようと思ったら、先方から先に、鶏頭、まっすぐになっているでしょうと話しかけられた。ワイフが支え棒を誂えたとのこと。(自分が買ってきた子規庵の鶏頭だから
大事に育てようと思ったらしい)。

そこでもう一度外へ出て、つっかえ棒の撮影を強要される。

川べりではミゾソバや昼顔が目立つが、町中では、むくげの花がめだつし、
百日紅も咲き始めた。


百日紅

御堂筋淀屋橋の上の植え込み。園芸用矮性種なのであろう。

ついでに7月1日の市役所・中之島公会堂周辺

↓朝鮮朝顔(俳句でダチュラが詠まれていれば、この花のことである。
ただし平成10年以降ならブルグマンシアかもしれない)

我が家の今夕のブルグマンシア
例句などとしてはまだ収録されていないと思うが、最近ではこれをダチュラとして詠う句も増えている(ハズ)。

ダチュラだらんとぴちょぴちょ雨の路地 高澤良一 暮津

夕立の叩き甲斐あるダチュラの葉 高澤良一 暮津

月光にダチュラ怪人佇つごとし 高澤良一 暮津

終末の喇叭を吹けり花ダチュラ 高澤良一 暮津

ダチュラ咲く水底に似て島の闇 黒田杏子

満開のダチュラの花に靴かくす 岩淵喜代子

ダチュラ見て俳句作りの面白さ 高澤良一 鳩信

淡紅の眠気もよほす花ダチュラ 高澤良一 素抱

仲違ひダチュラがそっぽ向いてゐる 高澤良一 素抱

ぶらさがり咲きが得手なり花ダチュラ 高澤良一 宿好

アトリエを包む潮騒花ダチュラ 高澤良一 宿好

曙いろダチュラ大きく開けゴマ 高澤良一 寒暑

ダチュラ押さばぱふぱふ鳴るならむ 高澤良一 ぱらりとせ

ダチュラ咲き当地至つて温暖な 高澤良一 さざなみやつこ

むつとして妻良の明け方ダチュラ咲く 高澤良一 ももすずめ

月の香のダチュラを積みて島を去り 黒田杏子 花下草上


高澤良一作品は、どうもブルグマンシアを詠っているように思える。

「ぶらさがり咲き」という表現は、朝鮮朝顔ではできない。
朝鮮朝顔は上向きに咲くので。

はてそれは下向き咲きのブルグマンシア


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