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Channel: ショウちゃんのブログ 俳句のある風景
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美作

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「美作」で検索
なんか一度やったような気もするが。
2003年版

美作の空を横切る火事の雲 赤尾兜子

美作や田の面をのぼる冬の霧 大谷あさ子

実柘榴や因幡美作国境 和田しずえ


美作の茶屋の麦飯三鬼の忌 大岩節子

美作は法然の国かすみ立つ 今川凍光

花木槿美作に来て汗白し 森澄雄




2007年版

美作へ風の急げる吹流し 大石悦子


美作や喜雨を待ちゐる山の墓 倉持嘉博


美作の日ぐれに逢はむかたつむり 磯部実


美作の春や藜の杖の人 川崎展宏

美作の父母の墓辺も鮎の頃 光信春草


は、あかざと読む。草である。若葉は食用になる。しかし茎は杖に利用される。

・・

広報誌「みまさか」は、どうやら継続的に送ってくれるよう。
10月号、11月号を読んで気付いたこと。

毎月30人以上の方が亡くなっておられるが、大半の方が、
香典返しは市への一括寄付のかたちを取っておられる。

美作市にはJRの駅が4つある。(その他に智頭急行の駅がある。)
楢原駅では普通切符を買って乗車する人は、一日1人。一番大きな駅である林野駅でも32名。

土居、江見、楢原はもちろん無人駅だが、湯郷温泉最寄駅である林野でさえ無人駅になっている気配。

よってもって、人口は確実に減少。あと3年すれば、人口は28,000台へなる気配。

毎月、出生者の倍以上が逝去されている。

逝去者の中に、毎月かならず100歳越えの方がおられる。11月号掲載分では3人も!



 紅葉見物に美作行きを検討。ワイフが母親の世話をしなければならないので、1泊2日しか無理だと言う。

・・・
暦の上では(よっては俳句においても)、8月、9月、10月が秋で、11月は冬である。
生活実感からかなりずれている。
おおみね半袖のシャツ一枚で過ごせる時期が夏とすれば、
日本の本州、太平洋側、平地では、6月(年によっては5月中旬から)、7月、8月、9月そして
10月初旬までは夏である。

私の肌感覚では、金木犀が匂い初めると、初秋である。中秋の名月などは初秋にやってくる。
仲秋は何と言っても紅葉のシーズンであろう。関西平野部の山際の紅葉(箕面や嵐山の)は、近年では11月下旬から12月初旬が見頃である。よって平野部中央では、11月中旬では、木々はまだ本格的には紅葉していない。

初秋の終りといったところ。

私に肌感覚では、いちょうの葉がすっかり散り果てた頃が、初冬で、
出勤者もコートを着るようになる。
私の知人の数名は、冬服を年間を通じて着用しない人がいる。
コートを着用しない人がいる。
しかしまあ普通の人が外出時にコートを手放せない時期が冬とすれば、
12月初旬以降、1月、2月が冬であろう。

本格的紅葉シーズン前の公園の木々。

↑正面の高木は、アメリカ・ヒトツバタゴ

↑メタセコイヤは花盛り。↓この公園には数本のメタセコイヤが育っているがこの2本は、
ある時期はシンボル的存在。


尼崎の公園にはナンキンハゼが多いが、この樹は市を代表するような存在である。
間もなく、真っ赤に紅葉する。


銀杏(いちょう)はまだあおあおとしている。↑
↓灌木であるがニシキギ

↑けやき

園内を回遊する川は、昆陽川の水である(と思う)。

↑この川が昆陽川の本流。画像の上方が南(海まで7キロ地点)
公園の東の部分を回遊する小川の水はここへ流れ落ちる。
水源は公園の東北の隅にあるが、かなり上流で昆陽川から分流して(させた?)ものを
ポンプで引き上げているように思う。


↑ラクウショウ(沼杉)


山桜↑

↓桐


我が家。花大根(諸葛菜)を何度かに分けて播いた。

まだ芽吹いていない鉢も多いが、適当に間引いて、株間を揃える作業をやった。


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