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Channel: ショウちゃんのブログ 俳句のある風景
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庄下川

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庄下川の風景

地下水が湧きだしているのかと思っていた。↑
ある日、朝早く傍を通ると水が止まっている。

その時に、一体これは何と呼ばれている施設なのかという疑問が湧いた。

庄下川に関するHPの中で次の記述を見つけた。

「7.ふるさとの川モデル事業 

○概 要 

庄下川は昭和 63 年に「ふるさとの川モデル河川」に指定され、市民生活に潤いや安らぎをもたらす水辺空間の創造を目的に、環境、街づくり、景観と一体となった整備が行われました。 この区間のうち上流部は、ふるさとの川整備事業に移行しました。

○可動堰 水質向上のため庄下川水門とポンプによって中下流域の水位を下げて流れを創出すると、上流域においても水位が下がることになります。このことは、上流域に見られる魚類にとって生息環境の変化となります。そこで、一定の水深を確保して影響を緩和するため、JR橋梁の上流部に堰高 1m の可動堰が設置されることとなりました。 また、堰で流水を落下させることにより、曝気を促進することになり、水中の溶存酸素が増加し、水質の浄化を促しています。 なお、洪水時(水位上昇時)には自動的に堰が転倒します。
以下の文
○上生嶋橋付近 ちびっこ広場を沿川に設け、そのオープンスペースの中を“せせらぎ”のごとく流れる庄下川と一体の演出を図ることにより、緑と親水の拠点空間を創出しました。 また、修景を兼ねた噴水を設置し、水質の浄化を促しています。

 これは噴水だった。
同じ日、対岸から見ると、10時を過ぎていたので、噴水は復活。
多分10時から日暮れまで活動しているのであろう。


この解説はまだまだ続く。

○ 概要・ 対象となる河川は、河道内に植生は少ない。・ 河道は直線的で、垂直に近いコンクリート護岸が続き、生物の生息環境としては単調で多様性がない。・ 圏域内の河川は、いずれも市街地を流れる都市河川であるが、魚類、底生動物等の水生生物相調査結果では近年魚類の確認種数も増えており、水質は改善傾向にあると言える。

・ 注目種としては、コウライモロコ、ドジョウ、メダカの 3 種の魚類と、ササゴイ、イソシギ、カワセミの 3種の鳥類が確認されている。

・ ミシシッピアカミミガメ、ナガエツルノゲイトウなどの外来種が広い範囲で確認されている。

↑これはコサギで、

これはカルガモらしい。

どじょうも目高も未確認。

○ 風景

・ 下流部は市街地で、垂直なコンクリート護岸等が設置されている。・ 昆陽川合流部付近から富松川合流部付近にかけては、親水護岸が設置されており、水際植生が繁茂している区間も多い。

・ 上流部は住宅地や耕地の間を流れる水路形状となっている。下流部親水護岸 上流部自然環境等説明資料 資料-5 2○ 主な動植

○ 主な動植物

・ 全体に水深は浅く、流れは緩やかで、クサガメ、カルガモ、ギンヤンマなどが生息する。

・ ところどころに分布する深みにはコイが生息する。

 とてもじゃないが、今やところどころではない!鯉だらけの川である。

・ 水際部にヨモギ群落が生育する区間や、低水路一面にオオイヌタデ群落が生育する区間などがある。

 溝蕎麦はその後(この解説が書かれた時より5年以上たって)増えたのであろう。タデは良く見るし、集落を形成しているが、ヨモギやオオイヌタデの群落はまだ見ていない。

○ 確認されている外来種・ 特定外来生物としては両生類のウシガエル、魚類のカダヤシ、ブルーギル、植物のナガエツルノゲイトウの 4 種が確認されている。

・ 要注意外来生物としては、爬虫類のミシシッピアカミミガメ、植物のオオカナダモ、キシュウスズメノヒエ、ヒメムカシヨモギが確認されている。



ネットサーフィンのついでに、「兵庫県尼崎市ってどんなとこ」というスレッドに寄せられたレスを一つ紹介。

「関西人はイメージとして「尼崎=公害・下町・ガラが悪い」と思っていると思います。
だからか、武庫之荘に住んでいる人は絶対に「尼崎」と言わないですねぇ。
私は大阪市内の病院で出産しました。4人部屋でママさん達といろんな話をしていました。
1人が武庫之荘の人で、他のママさん(神奈川と島根出身)達と住んでいる場所の話になった時に
武庫之荘ママが「私は武庫之荘」と言ったけど、町名なんて他県の人に分かるはずもなく、
「武庫之荘って何市?」の質問に「えっと、、私のマンションの向かいは伊丹市」
と訳の分からん返答をしていました(笑)ママさんは「伊丹市なのね」で話が終わったけど
よっぽど「尼崎市」と言いたくないんだなぁと思いました。

別の話で、阪神沿線の下町「杭瀬」に住んでる友人がいます。
この子も凄く嫌がってて「両親は大阪と神戸出身で、父の仕事で尼崎に来ただけ」と言ってました。
両親と本人の意思で中学から別の市の私学に通っていました。
近くに神戸や芦屋や宝塚なんかのイメージがいい街が多いので、本当は人情味溢れるいい街なのに、コンプレックスになるのかも。」

私もあんまり尼崎から来たとか、尼崎に住んでいるとは言わない。美作で地の人と話す時には、神戸からきたという。

東京で話題になると、大阪から来たという。

地域周辺の人と話す時には、塚口から来たという。

遠隔地の人は尼崎は市外局番が06だから、大阪府の町だと思っている。

ネットサーフィンで今一つの疑問解決。

画面、右側(東側)から庄下川に合流する川は冨松川、正面北側から流れ込む川は東冨松川
ちょっと腑に落ちない。

東側から流れ込む川が東富松川で、北側から流れ込む川が富松川とよぶなら分かりやすいのに何故だろうと思っていた。


川源が呼称の元になっている気配がある。

富松川は北部の川源が東富松川より西にあるのである。
よって二つの川はあるところで平面交差しているのである。
その部分も見たことがあるように思う。我が家から徒歩圏内である。
.
昆陽川や伊丹川あるいは上坂部川との関係もようやく今日、各種HPのおかげで了解できることが多かった。

今日紹介した川名が俳句に詠われているとは思えない。

地区の住民しか知らない川だから。

「川」で検索、3300句以上。
最初の100句から
も妹も鮎の 小島 雅夫

寒き日やに落ちこむの水 永井荷風

開きなかったことに育ち 加藤郁乎

日は凍り知らないは曲る 加憲一

道灌の地のもてなしや焚火(埼玉県越生町山吹の里近くに越辺流る) 角源義 『西行の日』

普請の流れを片寄せて 堀之内和子

このの三つ渡るや芦の花 河東碧梧桐

飼ひ飽きてざりがに放つ溝の 初トミ子

すじの水まだ眠る種浸し 房喜三男

なりに巾なりに葦枯るる 榎田きよ子

奥宮へ床段々に貴船 峰山 清

神の旅といふせせらげり 千葉久子

越の野に会ふ三すぢ祓 本多静江

天の出来て更けにけり 花蓑

とほき神隠し夕日の雪解 子郷 (笛吹)

行秋や近く住みを見ず 柴原保佳

を裏を表に峡の冬 矢島渚男

蝉のも女もすでに亡し 佐藤鬼房

蝉のも女もすでに亡し 佐藤鬼房

も妹も涅槃雪 山本洋子

と呂と冬の山出づる 八木林之介 青霞集

月の見えざるの広島忌 小檜山繁子

一月の野路あればに沿ひ 野見山ひふみ

も妹も涅槃雪 山本洋子

消しゴムや麓の蒸気 攝津幸彦

寒き日やに落込むの水 永井荷風

蝉のも女もすでに亡し 佐藤鬼房 朝の日

は元のならず落葉運べども 石塚友二

つみとがをへながせばも花 立花北枝

最上舟唄雪片を吸ひ込みつ 中原道夫

太郎秋思に皿の乾くなり 中原道夫

掌のなかに握りたる涸(ワジ)露けしや 中原道夫

阿武隈という女体なり喉に霧 高野ムツオ 陽炎の家

夜見の声ともども春の曲る 高野ムツオ 雲雀の血

壜中の蝮の夢や天の 高野ムツオ 雲雀の血

音を消したる暮雪つのりけり 行方克己 昆虫記

どんど火の猛るの面流れをり 行方克己 知音

七草粥の明るさ背にのこり 友岡子郷

見つつゆくななくさの雨の中 岡本 眸

国栖奏の鈴へ振り崖に振る 米田ゆき子

寝正月音そして山の音 戸塚時不知

雪嶺をひた負ひ年賀配達夫 横道秀

鳰どりのに来てゐるふくさ藁 岡井省二

霧の宇治に来てをり若井汲む 上野一孝

向うといふへだたりの初景色 岡本高明

初茜啄木の賢治の 田村了咲

に菜屑あをあを女正月 鍵和田[ゆう]子

芥しづめ元日の流れをり 行方寅次郎

暁は澄み町去年の燈をとどむ 山本古瓢

加茂の流れつづきて今年かな 村山古郷

去年今年闇にかなづる深山 飯田蛇笏

音とある蔵景色年立てり 下田 稔

霜枯の葉裏明るし古墳山 中幸子

朴落葉拾いて朴の木を探す 喜多弥栄

持つてみて文旦一つ買ひ残す 海老根筑

氷見の河港焦がすは鰤の漁火 黒田桜の園

に来て昼をすなどる冬鴎 上田五千石

波郷忌や溝に濡れ羽の千鳥 五十崎朗

身にしみる昔語りや近松忌 老敏彦

ふたつあひ合ふ大事神の留守 百瀬美津

子の臀を掌に受け沈む冬至の湯 田飛旅子

三河路にビニールハウス村なせり 里水章

湯の町の裏大根洗ひをり 森田公司

賀状書く喪中幾葉かへし読み 畑火

炬燵寝も酔のあげくや音す 皆白陀

炭俵ほどきはじめの明り 花谷和子

新海苔や夜は町を埋めて舟 皆吉爽雨

茎漬の水上りたる納屋明り 刀根美都

加茂の日々に涸れゆく酢茎かな 岸 風三楼

てつちりや道頓堀のぬめ灯り 老敏彦

鰭酒や汐入に博多の灯 村田よう子

頭巾着て杜氏に出るも近き村 石星水女

寒泳子行者のごとくに入る 勝部十糸女

浚ひしたる貴船の年用意 土山紫牛

冬浜を一の紺裁ち裂ける 中村草田男

一渓の紺を絞りぬ寒の 稲垣陶石

蛇籠沈めて冬と親しめり 古 淑

とぎ汁のながれて冬の飛鳥 柚木紀子

にかゝりて太し石の橋 高野素十

鹿の出て冬寥とゆきにけり 古舘曹人

に洗ひ場一つ持ちて住む 鶴丸白路

流れ来るもの一つなき冬の 五十嵐播水

冬の寝覚の床を裂き流れ 野見山朱鳥

に鳥たつ木曽の夕ぐれは 桂 信子

涸れしわたる市電の音をたて 小路智壽子

の明るさ石を投げてより 鈴木重美

涸れて石激流の相をなす 野見山朱鳥

岩相の九十九態や涸るる 林 翔

雪原の深創ゑぐり天塩 山崎秋穂

灯を遠み京の筋風花す 庄司圭吾

雪来るか野をくろがねの奔り 相馬遷子

蹄鉄の伊那のこもり音雪催ひ 老敏彦

一本のより三河初しぐれ 宇佐美魚目

冬うらら外湯七つを沿ひに 吉野義子

冬深し藪へ入り込むの砂 大峯あきら

荒むしろ沈み切れずに凍てぬ 岡本 眸

一月の一月の谷の中 飯田龍太

年越しの鐘撞く衆に漁師 中志帆

行年の浅草にありを見て 田飛旅子

城を仰ぎを眺めて冬はじめ 河野友人



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