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Channel: ショウちゃんのブログ 俳句のある風景
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帰省子へ白桃つぎつぎころがす父

昔同じ結社の女性が詠んだ句。(うろ覚えだから原句は少し違うかも)
板の間であれ、座敷であれ、白桃をつぎつぎころがす(ような扱いをする)のは、桃農家あるいは隣家が桃を作っている家以外では考えられない。

数年前に故人になった美作の従兄が、
ブドウ園を経営している隣家からぶどうを分けてもらって、私へのみやげにしてくれた。
従兄は新聞を出してきて、その日の市場での卸値を調べて、支払いをしていた。

トラックからそろりと降りる箱の桃

これは私の旧作。ぜんぜん瑞々しくない句ではある。

イギリスでも、ドイツでも桃を見た。人々は皮も向かずに丸かじりであった。日本のマックは小さいが、りんごや桃はやけに大きい。

(イギリスからやってきて神戸で日本語を勉強した青年が、日本滞在の印象記を書いていたが
その中で忘れられないのが、日本では食パンの1斤の幅がやけに小さい(狭い)のに、一切れ(一枚)のパンの幅はやけに広い(大きい)という報告。なるほどと思った。

イギリスでスーパーへ行って食パンを買おうと思うと、販売単位(上記の本での一斤)がやけに長く、それがまたやけに細くスライスされている。日本並みの白いパンもない。燕麦入りである。ドイツみたいに真黒ではないが。

日本では朝食はパン一枚と決めている(ワイフが一枚の半分しか食さないので、最近は一枚半食べている)が、イギリスでは三枚位食っていた。それでも単身で生活していると三日や四日では食べ尽くせない。
そして三日目には確実にカビる。
私の世代はそんな場合、なるほどイギリスのパンは防腐剤の使用を禁止されているのだと判断する。そのくせ、チェコなどで昔懐かしい牛乳瓶などを手に取ると、技術革新が遅れているとみなす。)

ヨーロッパでは、きゅうりとなすびが大きい。
1本100円のきゅうりを買うと、単身赴任なら1週間分のサラダに利用できる。薄く切って食パンの上にのせたら、3枚で十分。

おいしそうな桃が、産地では10個700円で買えるらしい。
(岡山の人のブログでこれを知って、桃の句を思い出し、どんどん枝葉が伸びた。反省。)

大阪近辺では、トマトだって1個100円以上する。
桃は少しだけ冷やして、包丁使わないで手で剥いて、水道水がすぐ使える場所で、丸かじり、立ち食いするのが最高。


今ならドイツでも蒟蒻が買えるかも知れないが、かつてベルリンの友人の家にころがりこんで、日本人会などの家庭パーティなどに顔を出すとおでんなどがメインの料理だった。もちろんソーセージは材料に使われていたが、こんにゃくなどは苦心の代替品が利用されていた。当時、ドイツのスーパーで買えるものと言えば、一合瓶に入った醤油くらいしかなかった。
 それから20年たつと、ロンドンのスーパーでは巻きずしが買えた。チャイニーズ・キャベツの名のもと、オランダ産の白菜も買えた。そういえば、蟹風味のかまぼこが買えた。

 即席めんのコーナーはかなりのスペースを取っていた。
中身はトマトソースの味付けなどが多かったので、余り買わなかった。

 今ならロンドンで買えない日本食材はないのではないか。
たこ焼き屋だって存在していそうな感じではある。

 コンブや海苔がフランス料理の重要な素材になっているとか、「うまみ」が万国共通語になっているといった話も聞く。

・・・とりとめなし。

今日の画像も、余り変化なし。

ベランダに置いている鉢。ここには金柑を植えていた。
この鉢では限界になったのか、冬越しに失敗。枯れてしまった。重いのでそのままにしていた。四本目のゴーヤをここに定植することも考えたが、一本は地植えにしてみようと思い、利用しなかった。ポーチュラカではない。スベリヒユである。綺麗に育っているので、そのままにしている。


千日紅見ごろ。これからは花(の集合体)が大きく長筒形になってゆくので可憐さが減少する。

友人の一人が「週刊将棋」を毎週送ってくれる。もう10年くらいになる。(それ以前20年くらいは勤務先が一緒だったので、手渡し)どんどん値上がりして4月からは一部350円。今日届いたのは、7月30日号。
金曜日に宅配されると2,3日読んで私の方へ郵送してくれる。
封筒の裏にいつも長い文章が付いている。
私などは、ワープロ時代になってからは、葉書でもワードで作成している。手書で文字を書くのは、句会の時の選句時か、手帳にメモ書きする時位に筆不精になっている。

彼は反PC派で、他方、きれいな字が書ける。
彼とは、生れも、出身学校も共通するところはないが、
10年ほど岡山市内での勤務経験あり、
私が岡山(特に美作)びいきであることを知ってから親しくなった。
さらなる共通点は、同名であること。
かれもまたショウちゃんと呼ばれて育っている。
将棋好きになったきっかけは知らないが、
東京に単身赴任していた時は、
将棋会館へ、タイトル戦の解説会など聞きにでかけていたよう。
ただし彼は、将棋界のあれこれの噂に関心があって
実際に、将棋の駒を触ったことはないよう。



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