祇園祭については、昨年の同じ時期に、歳時記を考察した。
前祭 後祭で検索
両方ともみつけることができなかった。
後の祭なら1句はあるだろうと、新検索システムにアプローチ。
祇園祭を詠ったものはなかった。
種子四散後の祭といふはこれ 高澤良一 石鏡
のどかに受けん「後の祭」を為す銃口 中村草田男
山茶花のちりぢり後の祭かな 高澤良一 鳩信
曲がれば消える後の祭の寒夕焼 穴井太 土語
一番
長刀鉾なぎなたほこ 9時出発
この様子をテレビ画面でみて、阪急電車に乗車したのは9時23分。
↓いつもしゃがみこんでいる野草観察地を車内から。
京都河原町駅1番出口を出ると、交差点へ辻廻しのために、5番、函谷鉾(かんこほこ)が着いたところ。
それから23番船鉾(ふねほこ)まで19の山鉾を立ち見。最後は最前列まで到達。
四条通東側からの観察。
誰かの頭抜きでは画像が撮れない。
6番 山伏山 鉾級の山である。
盛大な拍手がないのは、多くの人が両手でカメラを持っているからである。
私は、カメラの片手持ちで、シャッターを押している。片手では、「山鉾巡行順序」案内を持っているので、拍手できない。
シグナルの消えて鉾先の揺れに揺れ
鉾先は見る角度によっては高島屋の最上階とならぶ高さである。
祇園祭にしては風のある日であった。
暑いことには変わりがないが、湿気の感触がいつもより柔らかかった。
前祭 後祭で検索
両方ともみつけることができなかった。
後の祭なら1句はあるだろうと、新検索システムにアプローチ。
祇園祭を詠ったものはなかった。
一番
長刀鉾なぎなたほこ 9時出発
この様子をテレビ画面でみて、阪急電車に乗車したのは9時23分。
↓いつもしゃがみこんでいる野草観察地を車内から。
京都河原町駅1番出口を出ると、交差点へ辻廻しのために、5番、函谷鉾(かんこほこ)が着いたところ。
それから23番船鉾(ふねほこ)まで19の山鉾を立ち見。最後は最前列まで到達。
四条通東側からの観察。
誰かの頭抜きでは画像が撮れない。
6番 山伏山 鉾級の山である。
7番 綾傘鉾 山伏山は辻回しをやる。綾傘鉾はやらない。
鉾みたいな山の次には山みたいな鉾
ただし綾傘鉾は、最も古い形の「傘鉾」の形態をのこしているらしい。
古い歳時記では、「鉾」と「山」が出てくれば、即、祇園祭で夏の季語である。
汀子(ホトトギス)歳時記では、祇園祭という主季語の説明文の中で、ゴチック表記で各種関連季語を示す。「2階囃」「山籤」「山鉾」など。
例句として汀子さんは、自分の句としては、
鉾のこと話す仕草も京の人 を挙げている。
後方には9番の菊水鉾が見える。
8番伯牙山 はくがやま
伯牙山は「弓取り式」をやる。辻廻しと同様パラパラと拍手が起こる。盛大な拍手がないのは、多くの人が両手でカメラを持っているからである。
私は、カメラの片手持ちで、シャッターを押している。片手では、「山鉾巡行順序」案内を持っているので、拍手できない。
シグナルの消えて鉾先の揺れに揺れ
鉾先は見る角度によっては高島屋の最上階とならぶ高さである。
祇園祭にしては風のある日であった。
暑いことには変わりがないが、湿気の感触がいつもより柔らかかった。