花水木とモッコウバラは同じ時期に盛期を迎える。
22日、市内農業公園へ。公園前の並木は、市が「市の木」に花水木を定めた後に整備された。
だから木はそれほど古木ではないが、最盛期かも知れない。
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駐車施設があるが、多くの車が道路脇駐車。昼休み時だったので、車内で昼食を摂ったり、昼寝をしたり。
水道施設が道路の端にあり、行き止まりになっているので、通行量は多くない。
その道路と藻川の土手の間が公園になっている。
家を出て、息子お勧めのラーメン店を目指すもパーキングが不可能なほどの盛況ゆえ、
農業公園へ直行。
幸い平日であったが、ボランティアのテントは営業中で、
竹の子飯(300円)とおでん(3品300円)を二人分ゲット。
関山もまだ残っていた。楊貴妃はまだ十分鑑賞可能。
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ウコン↑↓
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我が家のモッコウバラ
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塀からはみ出した枝は、切って壺に入れたり、ご近所さんへおすそ分け。
大阪中の島の土手で見つけたセキショウに似た、それより背の高い草を、グルッポに投稿し、
名前を尋ねて教えて貰ったが、その名前を失念。昨年の春のブログを見なおしていると、
美作のかたくり園訪問記が出て来た。かたくりはほぼ終り、代わって「イチリンソウ」の花盛りを報告している。美作地方ではイチゲと呼ぶことも書いている。多分Mrs Kあたりから教わったのである。ということは昨年、すでにかたくり園でイチリンソウに出会っているのである。
夫婦ともにそのことを完璧に忘れていた。
そのオオニワセキショウよりは「豪華な」花とは、これ
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いまからまた昨年の夏頃の我がブログを復習。
「春の野」で検索 森澄雄と星野立子の句は、多くの歳時記などに引用されていると見えて
何度も何度も登場する。よって、検索結果65句とあったが、重複削除するとかなり目減りする。
春の野を持上げて伯耆大山を 森 澄雄
春の野に機関銃など磨いてる 岸本マチ子
吾も春の野に下り立てば紫に 星野立子
春の野に出でて摘むてふ言葉あり 後藤比奈夫
春の野をよぎりて運ぶ産湯桶 野中亮介
春の野の影でこぼこと二人かな 藤井寿江子
春の野に窓開け放つ司祭館 根岸善雄
春の野や手籠にしむる日の匂 岡部名保子
春の野や遊び疲れし影法師 市ヶ谷洋子
春の野に蹲踞てゐるわかなつむ 鬼貫
春の野は気が広うなる初めかな 杉風
春の野の高き彼方や道消ゆる 法師
春の野や何に人行き人帰る 子規
音高き春の野水に歩をとゞめ 虚子
春の野に妻と居ることふしぎなり 今井杏太郎
春の野や匂ひ出でたる宵の月 庄司瓦全
春の野の水とろとろと沼に入る 今井杏太郎
春の野の高き彼方や道消ゆる 佐久間法師
春の野へ胸開きたる鳩時計 東一碧紅
いま春の野へ放ちたき心かな 稲畑汀子
春の野へ出る水筒を探しをり 青葉三角草
春の野や水より続く里の数 家足
春の野に犬とさうして小供かな 上野雲外
春の野も寂しや暮の馬一つ 由水 古句を観る(柴田宵曲)
ふり上ぐる鍬の光や春の野ら 杉山杉風 (さんぷう)(1647-1730)
吾(あ)も春の野に下り立てば紫に 星野立子(1903-85)
春の野や仕合せさうな人集ひ 坊城中子
名を書くや春の野茶屋の記名帳
春の野の狂(ふ)れなば如何に父如何に 永田耕衣 物質
春の野に出でて摘むてふ言葉あり 後藤比奈夫 祇園守
春の野の思い溜りに嵌り行く 永田耕衣 殺祖
春の野に心ある人の素顔かな 園女 俳諧撰集玉藻集
春の野や鶉の床の表がヘ 井原西鶴
世わたりに春の野に出て若菜つむわが衣手の雪も恥ずかし 鯛屋貞柳
餅酒に慍じて春の野づらかな 加舎白雄
春の野やいづれの草にかぶれけむ 野澤羽紅女
春の野に心ある人の素貌かな 斯波園女
春の野も寂しや暮の馬一つ 由水
ふり上ぐる鍬の光や春の野ら 杉山杉風