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Channel: ショウちゃんのブログ 俳句のある風景
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今年こそ2月中と思えども、結局は、提出期限の前日の午後から書類作成開始。
課税される所得金額に税率を掛けると14,900円。
この金額の2.1%とは312円。これが私が支払う復興特別所得税。
この合計額よりは既に支払っている源泉徴収税額の方が多いので、
還付金3546円を要求する書類を、朝、税務署へ持参。
自転車利用。税務署まで、15分くらいか。
朝9時は非常に混むし、昼休みの時間も混むので、11時過ぎを目指す。

閑散としている。行列に並ぶこと2分くらい。20秒ほどで「はいごくろうさん」
「確定申告の手引」には、年金所得400万以内で、かつその他の所得が20万までの人は確定申告の必要なし。次年度からの書類送付を望まない人は、次の欄をチェックと記されている。
ぼけ防止には、年に1回位、計算器をいじくるのもよかろうと思い、チェックはせずじまい。
来年もまた申告するつもり。


税務署は、市役所の近くにある。市役所の横の公園を覗こうと思ったら、標識に気付いた。

1987年に市役所前の通りが、日本の道100選に選ばれたようである。

その標識の辺りで、「道」の回りを撮影。


木立ちが多いのは、市役所の東側が公園で、通りの南には、古そうな小学校があり、
公園のそのまた東側が中学校で、しかも中学校が南北に二つ接している。
市内でもう1か所、同じような所がある。そこも南北に中学校が接している。
学校があるということは、街路樹以外に校庭の境の樹木も加わるのでたしかに景観はよくなる。
この通りにに面した中学校の名は「中央中学校」、市役所の横にある中学校らしい名であるが、
かなり最近(20年?)になって、校名変更したような気がする。


ここまで書いてから、公開時間までに、100選の道路と、中央中学校に付いて調査開始。

ウィキペディアによれば、1986年、87年に選定された。各都道府県から3件ずつ推薦させて、
計104本の道路を選んだようである。
一覧をコピーしたら半角4万字の制限を越えた。札幌大通り、日光街道、東京の内堀通り、横浜の山下公園通り、名古屋の久屋大通り、京都の哲学の道、大阪御堂筋、兵庫県では他に、姫路市の大手前通り、鳴門大橋など誰でも知っている道が列挙されている。我が市の「橘通り」がそれと同格扱いを受けているとは知らなかった。

尼崎市立中央学校は、推察通り、二つの中学校が統合されて、平成17年開校である。
まだ創立10年にならない。ウィキペディアは、他に、二つの公立中学校が隣接しているのは、
全国的に珍しいと解説している。

「道」の例句。
昨日は最初の100句からであったが、今日は、次の100句


鏡餅岩にのせあり貴船 五十嵐播水

初茜水の匂へる鞍馬 板谷芳浄

初空や帯のごとくに離宮 五十嵐播水

草枯れて地蔵が示すしるべ 福原十王

麦二寸「一茶の」の藪ぬけて 手束妙絹尼

籠に盛るかぶらや雪の羽黒 池田義弘

冬苺摘み来貴船のすがら 新井悠二

川尻の冬枯ここも遍路 角田独峰

豆剣士柳生へ通ふ冬木 渡辺龍子

敷きつめし銀杏落葉の上に 池内たけし

塩のまた仏みち木の葉散る 団藤みよ子

大綿や足音吸はる島の 松崎鉄之介

笹鳴や篠竹原に開け 広瀬直人

ためらひしあとまつすぐに兎 斉藤美規

古墳へのよぎり飛ぶ鼬かな 原口枇榔子

冬眠の蛙風は神となり 丸山海

東寺まで濡れてゐる鉢叩 西田栄子

万の燈が点き万燈の暗し 榊原

帯解や松向ひあふ神の 高田桃子

山の辺のを外れては梅探る 廣瀬ひろし

熊撃ちに鹿撃ちを譲りけり 鶴田玲子

蓮根掘這ひ上りたる暮れて 秋篠光広

知りて橇曳きゆくや秋田犬 細谷鳩舎

詩仙堂に干さるゝ炭団かな 小杉余子

寒稽古らし城へゆくゆづる 上杉苳子

塩の天碧む日の軒つらら 甲斐すず江

日蓮に似し顔が来る枯野 飯田龍太

雪原に雪原のただ岐る 八木林之助

炭売の戻る野や冬の月 吉川天河水

冬日和講館の畳かな 花眼亭椋鳥

祖神に赤い菓子置き春を待つ 藤岡筑邨

塩の冷たき馬の蹤いてくる 柿本多映

音たてて立冬の掃かれけり 岸田稚魚

蓼咲いて湖へ一すじ風の 高橋謙次郎

曼珠沙華前後人なき柳生 丸山哲郎

伸びて追分宿の真葛かな 星野麥丘人

片照りの山の辺の小豆干す 谿 昭哉

間引菜の笊を頭に熔岩の 稲荷島人

良寛の墓のなり糸瓜稲架 田中成一

馬車に瓦斯燈ともる蔦紅葉 古賀まり子

*えびづるや大山寺石を敷き 梶井枯骨

熊野臭木もひそと花掲ぐ 田中君代

風師山の桜紅葉の長し 龍 康夫

黄落の奈良には苔の多し 小寺正三

黄落のいくまがりみちのくは 桂 信子

葡萄山深入る背後失ひ 三好潤子

竜安寺くちなしの実となりぬ 村上麓人

しるべして木曽路とや花木槿 濱坂みち子

のべの木槿は馬にくはれけり 芭 蕉

秋蚕の灯目指して帰る棚田 広瀬直人

穴まどひ大仏裏にのあり 酒井和子

のここら娑婆参りかな 清水基吉

流燈が行くみづからの照らし 三好 曲

風立ちて仏迎へる白し 原 和子

独り出て眺めゐる盆の父 伊藤通明

海沿のに灯が点き秋まつり 大串 章

仁和寺をの序や紅葉狩 松根東洋城

鳩吹きて唐招提寺築地 小坂順子

ゆらゆらと出水の中へ秋の 小宅容義

塩の末は花野にまぎれけり 野崎ゆり香

樅の素足乙女に銀河澄む 千代田葛彦

瀬あかりのとなりゆく夜寒かな 吉田冬葉

に干す漁網の匂ひ秋暑し 小路紫峡

離宮古りぬ梅雨茸あちこちに 五十嵐哲也

夏わらび手に殖やしゆく塩の 和知喜八

問へば吉野訛りや蛇苺 寺島初巳

蛇苺崖に張りつく大師 大野紫陽

もじずりの咲きて目洗地蔵 西居 浩

竹煮草三国湊へ別れ 佐野美智

熟れ麦の香や海へ行く下る 井本農一

麦の今も坂なす駈け下りる 中村草田男

ルルド甘藍畑もかがやけり 下村かよ子

伊那へ越す塩のあり紅蜀葵 宮岡計次

湿原に水のつく燕子花 上田五千石

山桑の実をふくみつつ熔岩の 大久保幸子

合歓咲くや此処より飛騨の馬糞 前田普羅

海へ出る砂ふかき花いばら 大井雅人

川原への野茨の花のみち 青柳志解樹

松落葉ハーン下校の廻り 平畑静塔

青枇杷や九十九折なす島の 石川桂郎

栗の花匂ふ若狭のほとけ 佐川広治

南天の花のこぼるるお鷹 勝又一透

繍線菊や富士を纏くやはらかし 轡田 進

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