一瞬何の樹花かわからなった。
近づいてみるとベニバナトキワマンサクだった
こんな風に育った樹としてみたのは初めてだったので、ベニバナトキワマンサクに対するイメージが一新された。
ハナズオウ
ハナズオウ(花蘇芳、Cercis chinensis)は中国原産のマメ科ジャケツイバラ亜科[1]の落葉低木で、春に咲く花が美しいためよく栽培される。蘇芳花(スオウバナ)とも呼ぶ。
都市緑化植物園西門の傍、上坂部川の土手
家族とイタリア旅行をした折、3月末のローマあたりでユダの木と呼ばれていたのは、この木の西洋種らしい。ユダの木は高木である。
- ユダはわれそれともなんぢ冬館 遠藤若狭男
- イエズスにユダ秋風は股間すぎ 長谷川双魚 『ひとつとや』
- 絵硝子のユダとイエズス冬旱 長谷川双魚 『ひとつとや』
- 水霜の絵硝子ユダを容れにけり 長谷川双魚 『風形』
- ひまはりの一つ傾ぐはユダならむ 高橋悦男
- 黒葡萄その後のユダの舌を染む 村田冨美子
- ユダ一人ゐる筈なれど花筵 伊藤稔代
- 水霜の絵硝子ユダを容れにけり 長谷川双魚
- ユダの不信吾にもありや麦を踏む 後藤一朗
- 銀杏のかすかに匂う甃を歩みゆくときユダの消息 武藤雅治
- 寒鱈を売る少年はユダの眼で 対馬康子 吾亦紅
- 日向ぼこ老いたるユダと隣り合ふ 吉田寿子
- 鶏のとさかと親し夏のユダ 坪内稔典
- 襤褸市の日をためてユダ洗ふ桶 有馬朗人 天為
- 水霜の絵硝子ユダを容れにけり 長谷川双魚
- ユダの徒もまた復活す労働歌 加藤楸邨
- ユダの髯柔さ赤さに凍る雲 中島斌雄
- 其銀で裘なと得よ和製ユダ 中村草田男
タンチョウソウ
NHKみんなの趣味の園芸:
タンチョウソウは中国東北部から朝鮮半島の低山から山地に分布し、川岸の岩上や川沿いの岩壁に生えます。
春、地面を這う頑丈な根茎から、ヤツデやモミジを思わせるような7裂に切れ込んだ葉を数枚広げます。ただし、個体や栄養状態によっては5裂や9裂のものもあります。花は、葉が展開する直前かほぼ同時に咲きます。花茎はまっすぐに伸び、上のほうで枝分かれして、花径5mmほどの白い花を多数咲かせます。白い萼と白い花弁が重なり合って、花びらが10枚あるように見えます。秋の終わりには葉が枯れて休眠します。
丹頂草では例句みつからず。
今が盛りのようだ。ミモザアカシア(ミモザ)より1か月遅れ。
幼木だったが成長が早い。