ドウダンツツジはツツジではない。
シャクナゲはツツジである。
石楠花は春の季語だが、躑躅は初夏の季語のように思う。関西地区では。
ドウダンツツジや平戸ツツジは間違いなく春の季語だがミツバツツジは関西では5月初旬までが見ごろなので。
さらに皐月ツツジも5月咲きの感じがする。
尾浜公園にて。シャクナゲの花芽。
- 石楠花の一花残りて籠堂 村越化石
- 事務の人石楠花の花隠れなる 依光陽子
- 石楠花は富士の夕の色に咲けり 阿部完市
- 石楠花をねむらせてより月の寺 西本鮎彦
- 石楠花にかくれ二の滝三の滝 宮下翠舟
- 舞良戸は石楠花照りに京の寺 老川敏彦
- 石楠花に谿流音をなせりけり 清崎敏郎
- 石楠花を見る魔の山のふところに 青柳志解樹
- 石楠花は日蔭をよしと盛りなる 高浜年尾
- 空の深ささびし石楠花さきそめぬ 角川源義
- 石楠花の頃は過ぎたり咲き残り 清崎敏郎
シャクナゲの蕾を詠った句はないようである。
シャクナゲの蕾膨らむ
尾浜公園のランドマークのひとつ、フェニックス
フェニックスの実
食料になるかも。
もう一つは(尼崎南部の公園ではフェニックスの植樹が目立つ)池の真ん中のカミカヤツリ
カヤツリグサ(蚊帳吊草、莎草、学名: Cyperus microiria[1])は、カヤツリグサ科カヤツリグサ属の一年生植物。道端や田畑にも出現する雑草。マスクサ(枡草)ともいう[注釈 1]。
近似種が多く、多くの場合にそれらが混同されている。
↑↓のものはカミカヤツリではないと思うが、庄下川沿いに多いものとは違い、多年草で背が1メートル以上になる。
水際植物である。パピルスに近似しているので、カミカヤツリと私が勝手に呼んでいる。
ネット上ではカミカヤツリはパピルスと同義である。
↑花が咲いている。
緑化植物園の温室で見たパピルス 12月27日 以下2枚
パピルスは非耐寒性
尾浜公園では池の2か所で群生している
ネット上から学ぶ限り、シュロカヤツリであろうか。