家の近所にわずかばかり残っている畑で育つ冬野菜が元気
ネギ、ダイコン、ニンジン、レタスなど
↑はニンジン
↓のものがわからない。
サラダ用ホウレンソウ?
コマツナではないはず
他には候補すら上げる能力なし。↑右下隅にみえるのはミズナ
2反ほどのこの畑は、年間休みなし。イチゴや富松1寸豆の後は水田になる。
「大根」なら800句以上例句あり。
- 大根引に大根またいで近づけり 篠原温亭
- 仰山に大根食うべ大根焚 岸田稚魚 『萩供養』
- 大根干し並べ大根橋と呼び 大平喜代子
- 大根もて次の大根を寄せ洗ふ 島本翫雪
- 大根の練馬に住みて大根蒔く 大橋越央子
- 大根の大根になる時雨哉 尚白
- 大根引大根で道を教へけり 小林一茶 (1763-1827)
- のびあがりのびあがり大根大根 山頭火
- 大根引くまでの力を温存す 中原道夫
- 干大根南無南無日向呆けしたる 中原道夫
- 大根干す匂ひのさはに日のさはに 行方克己 知音
- 大根干す島の生活の音もなし 行方克己 知音
- 大根の器量不器量択られつつ 行方克己 知音
- 大根引ひとりは立つてゐるばかり 行方克己 知音
- 大根引く富士はゐずまひ正しけり 行方克己 知音
- 夜をこめて大根を煮る小正月 細見綾子
- ふくよかな大根煮がよし三ケ日 五十崎 朗
- 死にたれば人きて大根煮きはじむ 下村槐太
- 燈台につゞく一枚大根畑 有働木母寺
- 大根煮て息子古風に育てけり 石川昌子
- 地震のあと夜の靄ふかむ大根畑 宮津昭彦
- 大根ぬきに行く畑山にある 尾崎放哉
- 窓が開いてをる大根畑昼深し 瀧井孝作
- 流れ行く大根の葉の早さかな 高浜虚子
- 葱畑も大根畑も古戦場 鈴木半風子
- 禅寺の縄を抜けたる大根かな 石飛如翠
- すつぽりと大根ぬけし湖国かな 橋 石
- 谷住や大根提げて馬屋出づ 村上しゆら
- 大根を葉でふらさげて湖渡る 平畑静塔
- 大根の青首を見て老ゆる日ぞ 木村虹雨
- ひとときをほろほろ笑ひ大根焚 山上樹実雄
- 鳴滝にまたなき日和大根焚 大橋敦子
- 日だまりは婆が占めをり大根焚 草間時彦
- 大根焚く湯気の甘くて夕雀 宮津昭彦
- 燗番のしぐれてゐるや大根焚 五十嵐播水
- 舌焼いて母ぞ恋しき大根焚 岸田稚魚
- 大根吊る荒縄ゆるび岳おろし 加古宗也
- 大根をつるす木の股娶り唄 木村虹雨
- 掛大根照るにもあらず岩襖 野澤節子
- 大根を干す廃屋の軒を借り 猿橋統流子
- 一村が懸大根の中にあり 杉村義昭
- 駅柵の干大根も翳りたり 貞弘 衛
- 水分りの社家に日当る干大根 福島 勲
- 蓮如像暗きに祀り掛大根 有働 亨
- 懸大根広重の濤上りけり 小笠原和男
- 梅林に干大根の痩せてをり 高木晴子
- 大根を洗ふ飛鳥の水引いて 山口一枝
- 湯の町の裏川大根洗ひをり 森田公司
- 争ひて尾張大根乾く日ぞ 中村汀女
- 洗ふ娘にまたも大根車着く 舘野翔鶴
- 大根洗ふ妻籠の宿の車井戸 秋山花笠
- 大根をどこかに干せりどの家も 右城暮石
- 大大根百本程を洗ひけり 会津八一
- 気の済むまで大根洗ひ山神講 宮慶一郎
- 島大根引くや背に降る熱き火山灰 淵脇 護
- 大根引く瑞巌禅寺目の下に 遠藤梧逸
- 高千穂の大根を引きに猿田彦 角川春樹
- 大根を抜くたび富士と目が遇ひぬ 森岡正作
- 古戦場そこらにありて大根引く 百合山羽公
- たらたらと日が真赤ぞよ大根引 川端茅舎
- 大根が一番うまし牡丹鍋 右城暮石
- 大根を提げし小角力冬の暮 江藤暁舟
- 大根をきのふ蒔きたる在所かな 大峯あきら
- 大根蒔く短き影をそばに置き 加倉井秋を
- 大根蒔きし土よりかげり信濃口 河野友人
- 猪垣の根まで均らして大根蒔く 宮田正和
- 大根島牡丹根分けの終りけり 吉野川三郎
- 遠くから来てゐる風や大根蒔く 見市六冬
- 大根を蒔く畝づくりとも見ゆる 清崎敏郎
- 鈴鹿嶺の虹を見上ぐる大根蒔き 細見綾子
- ボタ山の裾に二畝夏大根 久高育子
- 夏大根肩抜き風林火山の地 松本泰二
- 春大根くぐもり育つ風の峡 有働 亨
- 高波のどどと寄せくる春大根 伊佐山春愁
- 繭倉のほとり風呼ぶ花大根 鈴木蚊都夫
- 死のときも越前訛り花大根 熊谷愛子
- 灯台の玻璃はみどりに花大根 伊藤敬子
- 大学の庭の大根花咲けり 沢木欣一
- 大根をかついで母のまえをゆく 坂田 玲子
- 流れゆく大根の葉の早さかな 高浜 虚子
- 山寺の少しの日なた大根干す 久慈 静
- 佐渡ヶ島近くに見えて大根引く 本間 杏童
- 大根焚聴聞の座も湯気にほふ 経谷 一二三
- 大湯気の中に顔あり大根焚 若林 かつ子
- 大根の一荷届きしお講宿 橋本 道子
- 大根も太り亥の子も近づきし 三栖 ひさゑ
- 間引菜のもう大根の葉の形 佐藤 欽子
- 父母の畝美しく大根蒔く 古賀 秀女
- 散らばれる屑大根に秋の霜 鈴木 灰山子
- チャボ一羽夏大根の向ふゆく 村中 美代
- 夏大根畝蒔きて莞爾たり 五十嵐 象円
- 出稼ぎの夫より便り花大根 門岡 一笑
- 大根の花美しき御生涯 宿里 菊香
- 波の声春大根の畑に消ゆ 江藤 ひで
- ブラジルの春大根の大きこと 伊津野 静
裏塀にあたる場所の外側のスペースに飾っておられる
2鉢。正月準備完了の感じ。
違う場所↓
かつての貴重な冬の花 ツワブキ
同じ家の勝手口周辺 今では懐かしい風景。
私、この方面はまったくダメ。カニとシャコの区別がつかない。白花が珍しいので撮影
多分カニサボテン。白いのは咲き初めのよう。
わが家の家の前
地に育っているのは、ヒメツルソバ(ポリゴナム)、ニオイスミレ
イギリスの総選挙 ジョンソンさん圧勝。サッチャー以来とか。
それでも北アイルランドと隣国との国境。道路一つで区切られたような場所で、牛乳配達の車から関税徴収できるのであろうか。
しかしここだけ税関なしなら、本国向けのものが素通りすることになる。