桜紅葉
- 桜紅葉鱗剥がれていくごとし 高野ムツオ 蟲の王
- 一本の桜紅葉や魯迅の碑 佐治英子
- 風師山の桜紅葉の道長し 龍 康夫
- 室生口桜紅葉の下にバス 星野恒彦
- 桜紅葉蹤きゆくことの寧からず 永方裕子
- 淡墨の桜紅葉の雨雫 茨木和生
- なほ残る桜紅葉は血のいろに 原 裕
- 上り行く桜紅葉の並木道 中村 志ま
- 神苑の桜紅葉を拾ひ来し 並松 玉哉
- 下枝はみくじの占めて桜紅葉 田中芙美
- 母病みて桜紅葉の遠き嶺 原 裕
- 桜紅葉しばらく照りて海暮れぬ 角川源義
- 八月の桜紅葉を掃けるかな 富安風生
- 桜紅葉車寄せなる金モール 立川京子
- なほ残る桜紅葉は血のいろに 原 裕
- あたらしき桜紅葉で涙拭く 仙田洋子 雲は王冠
- 眼鏡ふかく日の射し桜紅葉かな 河合照子
- 桜紅葉しばらく照りて海暮れぬ 角川源義
- あたらしき桜紅葉で涙拭く 仙田洋子
- 好きな道桜紅葉の頃なれば 稲畑汀子
- 牧場の桜紅葉に沿うて径 高浜年尾
- 人の世の桜紅葉を僧の掃く 櫛原希伊子
- 宿おの~橋あり桜紅葉かな 久米正雄 返り花
- 雨に濡れし桜紅葉を詠みしひと 田中冬二 俳句拾遺
- 死はかねて桜紅葉のうしろより 手塚美佐
散紅葉
欅紅葉
菊花展は明日閉幕
大会大賞作品↑
- 師の受賞寿ぎ句座に胡蝶蘭 伊藤和子
- 明日受賞松過ぎの月大きかり 毛塚静枝
- 娘へ父の受賞を告げる春の風邪 岡田史乃
- 菊花展大賞は元学校長 堀 政尋
- 大賞の白い菊より枯れ始む 対馬康子 吾亦紅
- 大賞の岩間日ざして菫かな 臼田亞浪 定本亜浪句集
多くの、というより、出品者は全員受賞したのではないかと思う。
↑井上さんは3作品で受賞している↓
会期末なので3本仕立てなどは葉がかなり傷んでいる
懸崖作品はまだ満開になっていない
審査は11月の3日か4日になされたはず
会期末でもこの状態だが、受賞はしている。
尼崎市のHPで案内している年間のイベントでは
これには参加できなかった。
この日は、私の俳句の師の追悼会が最寄り駅の近くの中華料理店で開催