駅前へ出るのに、今では線路沿いの道を選ぶ。この道の方が被写体となる草花・樹花が多いので。
車が通らない道なので、ぼんやり立ち止まっても他の人に迷惑が掛からない。
金網越しに路床の裾に生える草を見ている。
すっかり影が薄かった母子草が2年ほど前から勢いを復活させている感じ。
数年前までは目に入るのはチチコクサばかりになっていて、滅多にハハコクサにお目にかからなかった。
近隣公園は今でもチチコクサかタチチチコクサが支配的でハハコクサにはお目にかからない。
アルカイックホールへ古閑美保さんの講演を聞きにいった。
庄下川のこの部分(阪神電車の尼崎駅のプラットフォームから見える)、汚染が際立っていた。
水面が泡立ち、思わず鼻を手で覆いたくなるような悪臭がした。
なにか催しが終わったばかりらしくホールから出て帰路に就く人の流れがめだつ。
私が目指す講演会は午後6時半からなので、ホール前の撮影後は商店街へ
この辺りのヒペリカムはカルシナム。未央柳である。↑↓
彫像のように不動の鷺
- 穂麦風顎紐掛けて機関助手 斎藤朗笛
- 夜々見ゆる砕氷船の機関の火 及川牧風
- 子供の日の駅にて機関手貌突き出す 吉田正
ホールの西側、庄下川沿いは庄下川公園になっている。
姉妹都市アウグスブルク市からの記念寄贈品が設置されている
アウスブルクは、ディーゼル機関の発祥地。尼崎はヤンマー・ディーゼルの本拠地というのが提携の背景。
- エンジン音藪入りの空見つからず 伊東幸子
- 初旅の始動エンジン快調に 佐藤信子
- エンジンの掛かる音にも街の春 稲畑廣太郎
- 渦汐にエンジン止めし船きしむ 右城暮石
- 炎昼のエンジン音は父の挽歌 奥坂まや
- 講演会は盛況であった。ゴルフには疎いので登場人物の名をほとんど知らなかったが。
- 新婚さんらしい。本人は引退しているらしい。結婚相手がアメリカのツアーで優勝したらしい。
沼杉の気根を隠す葛など