カランコエ、冬紅葉の名で売られているものがある。
これであろうか?
普段は通ることがない道沿いの家。↑
- 蓮枯るる直線太く交へつつ 吉田汀史
- 直線の恋は水玉ボート・レース 杉浦はるか
- 雉子の尾が引きし直線土にあり 田川飛旅子 『植樹祭』
- 短夜の直線となる心電図 山根きぬえ
- ワープロで引く直線や神の留守 西田安子
- 万緑や囚徒拓きし直線路 松本泰志
- 鉄棒といふ直線の灼けてをり 永野佐和
- 完全にわれを無視蛇の直線行 菅八万雄
- 直線の堂曲線の春の山 高浜虚子
- 人体に直線なけれ春の暮 小川軽舟
- 改修の川直線に雪解水 茨木和生
- 未来図は直線多し早稲の花 鍵和田ゆう子(1932-)
- 羅の裏直線の糸の張り 小檜山繁子
- 荒海の鱚直線に焼かれたり 小檜山繁子
- 童姦だ息み下に下に非直線 加藤郁乎
家からの直線距離では100mもない地点。
しかし家からの道は、鉄路の手前で行き止まりになっている。
家を出てすぐに出会う富松川が道路を過って人家の間を通り、この地点へ鉄路を潜る。
ここへ来るためには、西へ7,8分歩き、踏切を南へ越えて、来た道とほぼ平行に走っている
鉄路沿いの道を同じ距離東へ向かわなければならないが、その途中で3川合流地点へ向かう旧の東富松川を渡ることになる。
通常の散歩はその地点で、庄下川へ向かい、川の左岸または右岸を下ってゆく。
東富松川を過って庄下川の方へ曲がらず、東へ直進すると、鉄路下をくぐった富松川に出会う。その道は、線路の北側の道と同様、駅前をめざすことになる。
これでは野草もあまり観察できず、建てこんだ人家の間を抜けてゆくだけなので、散歩コースとならない。もう少し南側のとおりだといくつかの小さな公園があり、さらに南側なら女子大沿いの並木道を歩くことができる。
線路を抜けて南へ向かう富松川。
直ぐに直角に西へ進路を変更して合流地点へ向かう。
線路の向うに見える家は友人の家、その右手に隣家との隙間に見える空間があるが、
そこから私の家が見える。
友人は館長さんの名でブログを開設しているだけでなく、
旅行記などを含むHPもお持ちだが、体調を崩し養生中である。
この空間を通るごくわずかの間のみ、家から阪急電車の姿が見えると同時に
通過音も聞こえるということである。窓は二重ガラスであるから屋内にいれば聞こえないが
ベランダにいる時には聞こえる。
フィリフェラオーレア (Chamaecyparis pisifera"Felifera Aurea") は、ヒノキ科ヒノキ属サワラの園芸品種。オウゴンヒヨクヒバ、オウゴンワイセイスイリュウヒバとも呼ばれる。黄色の細長く垂れた葉が特徴[1][2][3]。「オーレア」とは「黄色」という意味。
なぜかくも小さなマンションのエントランス周辺に植えるものとして、
フィリフェラ・オーレアが好まれるのであろうか?
フィリフェラとオタフクナンテン、ホソバヒイラギナンテンがご三家である。
今日、我が家を建てた会社のアフターサービスを受け持つ子会社の担当者が来宅だったので
このことを聞こうと思いつつ聞き逃した。
- 春雨の檜にまじる翌檜 龍太
- 夏炉して翌檜のこと檜のこと 辻桃子
初風呂の檜匂へり嬰を抱く 佐藤淑子
しぐるるや檜葉きせあるく囮籠 皆吉爽雨
団栗と枯檜葉の降る雪舟碑 堀 古蝶
ゆさゆさと山十月の松檜 鈴木伸子
- 栗咲くや月夜翳濃き湯檜曽川 倉橋羊村
- 山陰の白鱚に割る檜箸 揚石八重子
↑のフィリフェラを写したついでに溝を覗くとヤブマオがこの季節でも青々と育っているのに
気付いた。
ウィキペディア
十分な日当たりがあると年間を通じて黄色の葉を保つ。
類似の園芸品種としてゴールデンモップ(chamaecyparis pisifera"GoldenMop")があるが、ゴールデンモップよりも成長が早く、芯が立ちやすい[3]。刈り込みをして球状の低木として利用されることが多いが[3]、刈り込みをせず放生すると、高さ3-5mの円錐形の高木となる[2][3]。日蔭で育てると葉が黄色を帯びにくく黄緑色となる。耐暑性・耐寒性は強いが、乾燥には弱い。冬季にはややオレンジ色を帯びる。挿し木で増やす。