GPS監視(見守り?)アプリを夫婦で共有。
昨日は帰宅すると同時に玄関が自動ドア式に開錠。
今日は私がロイアル(ホームセンター)に立ち寄ったのを知って、
蘭の肥料購入をメール依頼し、反応がないので、電話も入れたらしいが、
私は、スマホをカバンの奥底に入れて歩いているので、役立たず。
↑のように、店頭で、最近知った花と名前(と価格)を画像に収めて歩く。↓
ロイヤルには春秋、年に2,3回車で来て、肥料や培養土を買うが、
散歩の途上で寄るのは初めて。
山手幹線と呼ぶ、大阪ー神戸をつなぐ東西線道路まで、庄下川を下ると、そこでUターンするか、気が向けば、その道を渡ってさらに尾浜(JR神戸線の尼崎駅との西)の2川(久々知川と庄下川)合流地点へ向かうので、山手幹線沿いに東へ向いて歩くことは稀れ。
私、この木はアカメカシとばかり思っていたが、モチノキらしい。
アメリカで作出されたらしい。
我が狭庭、木など植える余地はない。
ロイヤルの西側
塚口の名が付く町の中の唯一軒のラブホテル
そのまた西、
そのまた西
ペコちゃん不二家の看板がある。
かつて尼崎にも、不二家とことぶき屋は何軒かあった。
60年代のチェーン店の走りであった。
今や駅前周辺を席巻しているのは居酒屋チェーンとコンビニ・チェーンである。
さらに西
塗料会社の青塀。かなり広い。
ネットで調べたらここが本社であり、尼崎事業所であり、尼崎工場である。
アクセスマップもあったので、ついでに紹介。
目の前が名神高速のICだから物流の点でも便利。
GPSでは例句なし。句を作ろう。
位置
- 秋風が決め石の位置松の位置 蔦三郎
- 骨格の正しき桃の種の位置 中原道夫
- 白足袋の位置の磐石弓始 岩田千恵
- 湯婆の位置かはらずに睡りをり 相馬妙花
- コート着て財布の位置が変りけり 能村研三
- 竹の春いつもの位置に父の椅子 角川春樹
- 葺き替へて屋根石もとの位置に載る 橋本美代子
- 位置変へて冬の滝音楽しめり 加藤憲曠
- 雪渓の位置定まれる一樹光 飯田龍太
- 花の位置咲き定まりし鉄線花 下山田禮子
- お位牌のきんきんきらも春の位置 大木あまり 山の夢
- 手の届く位置に鴨寄る神の池 篠田悦子
- 工事船位置そのままに盆休 阿部寿雄
- 西日射す位置変らずに辞書づくり 佐川広治
- 引ずつて位置を正せる花筵 山崎ひさを
- 剪定の枝落ち鋏其の位置に 高浜虚子
- 寒釣の位置占めてより動かざる 畠山譲二
- 小春日やものみな午後の位置にあり 清水青風
- 目をつむりても青柚の位置の確かなり 濱田のぶ子
- モチーフのりんごの位置は確かなり 佐々木佳津
- なめくぢのどことなく位置ずれてをり 後藤兼志
- *えり挿しの一人が舟の位置を守る 中澤文邦
- 座る位置変えてもひとり桜餅 山崎禎子
- 外套やいつもの位置に待つ電車 小田 司
- 夫在らば椅子はこの位置月今宵 福永みち子
- 向日葵のみな日を占むる位置に咲けり 草堂
- バスの窓新樹たまゆらしかと位置占む 梵
- 冬眠のけものの位置と星座かな 佐怒賀正美
- 固定する太陽の位置青写真 岡田順子
- 徒労とも見ゆる蝿虎の位置 稲畑汀子
- 白鳥や抱かれ易き位置に立つ 辻美奈子
- 灯の位置を変へてひと待つ春の宵 谷口桂子
- 白鳥や抱かれ易き位置に立つ 辻美奈子
- マント被り憶ひ定むる星の位置 澤木欣一
- 転居してまず確かめる星の位置 対馬康子 純情
- 夏負けをさだかにさぐる骨の位置 筑紫磐井 未定稿Σ
- 臍の位置少しずらせば美妓なりき 筑紫磐井 花鳥諷詠
- 蟇出でてすぐにおのれの位置を占む 山崎ひさを
- 病床の位置を変へたる暖炉かな 正岡子規
- 幾刻ぞ月と石榴の位置かはる 加藤楸邨
- 東京の端居なる位置柴又は 能村研三
- 烏賊つりの遠き帆の位置変らざり 小松道子
- 拝みたる位置退きて瀧仰ぐ 茨木和生
- 見上げたる位置が正面躑躅山 渡辺倫子
- 設計図に神棚の位置風光る 毛塚静枝
- 金堂を馬酔木より見る斜め位置 桂樟蹊子
- 広重が描きし位置にて青あらし 桂樟蹊子
- 雲脱ぎてより安泰に月の位置 岸風三樓
- ブルトーザー去年の位置のまゝにあり 岸風三樓
- 柩置く頭の位置を大切に 森田智子
- 西日射す位置変らずに辞書づくり 佐川広治
- 卵よ卵よどんな世にお前はどんな位置にいる 橋本夢道 無礼なる妻
- 紙人形位置定まりて緑の夜 村越化石
- 崖ゆれる栗落ちて位置きまるまで 鈴木六林男 桜島
- 滝を見る目の位置も亦落ちてをり 稲畑汀子 汀子第二句集
- 外套重し廃墟の占める夜の位置 石原八束 秋風琴
- 引鴨に浚渫船は位置変へず 森田峠 逆瀬川
地球
- 自転する地球の音やみずすまし 高野ムツオ 鳥柱
- レコード盤の端っこにいる扁平な地球 いしだ 実
- 戸あければ地球の裂け目に宇宙人ら蝟集す 仲上隆夫
- 窓からの青空地球に独り 森田高司
- マリが住む地球に原爆などあるな 渡辺白泉
- 岩ぶよぶよ嬰児ぶよぶよ地球抱く 野ざらし延男
- 空蝉のしつかと地球つかんでいる 大木石子
- つなぎ凧どんどん地球が軽くなる 宮川としを
- 初暦めくれば地球うごいたような 夜基津吐虫
- 自転の地球のしぶき浴び初日の出 小橋啓生
- 土佐の冬青き地球を垣間見し 原裕 『出雲』
- 蚯蚓生るこのみづいろの地球より 長谷川秋子 『菊凪ぎ』『鳩吹き』『長谷川秋子全句集』
- 秋雲の地球の円に従へり 阿部みどり女 『雪嶺』
- 蝌蚪滅ぶのち満水の地球かな 仁平勝 東京物語
- しやぼん玉瀕死の地球を包みをり 山田一男
- 最果てに凍てし地球の皮膚呼吸 樽谷俊彦
- 冬の海地球の裏より文届く 御崎敏江
- 虫の夜の地球すっぽり浮いており 相川玖美子
- 家毎に地球の人や天の川 三橋敏雄
- 百合匂う地球は月を抱きにけり 細井啓司
- 蛞蝓の地球回るに追ひつかず 堀川節子
- 背泳ぎの地球も空も独りじめ 岸田雨童
- 御来迎地球卵を生む如し 山中みね子
- 六月や地球は青き水の星 三苫真澄
- 啓蟄や地球が釦はづす音 林 友次郎
- 啓蟄や地球の裏より電話くる 佐竹 泰
- クリスマスカード地球は狭くなり 水原 春郎
- 春一番歌ひ出したる地球かな 仙田洋子 雲は王冠
- 月見草はらりと地球うらがへる 三橋鷹女
- ガレに告ぐ一蚊溺るる水地球 阿部鬼九男
- 赤子いま立てり地球よ動くなよ 出口善子
- 地球には笑窪があつて風花す 大下真利子
- あをあをと地球も蝌蚪の紐の中 波戸岡旭
- 天の川地球に光る子等のあり 池上奈々子
- 十六夜や地球の上に我家あり 星野立子
- 金色に茗荷汁澄む地球かな 永田耕衣
- 母を入れ地球寒暮の蒼さかな 下山光子
- 霧流れ地球たしかに自転せる 岩岡中正
- ミモザ咲き地球は青いとは言へず 後藤立夫
- 露草を地球の羽化に置きませう 蘭東子
- 寒卵地球をくらく抱きけり 平井照敏
- 虫の夜の星空に浮く地球かな 大峯あきら
- 家毎に地球の人や天の川 三橋敏雄
- 水の地球すこし離れて春の月 正木ゆう子
- もう誰もいない地球に望の月 山崎十死生
- 月に置く地球の影や冴返る 三島広志
- 玉虫も地球も空をころげけり 河野南畦
- 月明の地球の裏の子へ電話 猪瀬松枝
- 地球の芯に水流るるや秋の蝉 寺井谷子
- 地球またかく青からむ龍の玉 鷹羽狩行
- 丸きもの地球がひとつ蚯蚓鳴く 栗栖浩誉
- 春待つや地球のやうにみごもりて 仙田洋子
- 星のひかり地球で止まりさくら満つ 和田耕三郎
- 炎帝や地球は男ざかりなり 和田耕三郎
- 億年を燃ゆる地球に春炬燵 和田耕三郎
- ハッピーニューイヤーレタスのごとき地球浮き 和田耕三郎
- 花吹雪地球自転を繰り返す 柴田奈美
- 菜の花を月が離れる地球かな 五島高資
- 湯たんぽの地球に落ちておりにけり 五島高資
- 雲海を眼下に丸き地球かな 稲畑廣太郎
- もう誰もゐない地球の秋の暮 小川双々子
- 月見草はらりと地球うらがへる 三橋鷹女
- ふらここや地球泡立ちゆく予感 中野真智子
- 家毎に地球の人や天の川 三橋敏雄
- ふりむきて地球のうしろのぞくとき麒麟やさしも父の目をせり 安森敏隆
- 虫の夜の星空に浮く地球かな 大峯あきら
- 虫の夜の地球すつぽり浮いており 相川玖美子
- あまぎらし地球とよめきぬるその風間 日夏耿之介 婆羅門誹諧
- 地球の芯に水流るるや秋の蝉 寺井谷子
- もう誰もいない地球に望の月 山崎十死生
- 虫の夜の星空に浮く地球かな 大峯あきら
- 金色に茗荷汁澄む地球かな 永田耕衣
- 玉虫も地球も空をころげけり 河野南畦
- 月の地平に地球沈む圖柏餅 竹中宏
- 青嵐地球は自転速めけり 冨山俊雄
- 忘れそうな地球の素肌よところてん 松本恭子
- ぽっかりと地球あるなれ蕗の花 池田澄子
- 草の絮地球の上を飛びにけり 太田土男
- 家毎(いえごと)に地球の人や天の川 三橋敏雄(1920-2002)
- 地球凍てぬ月光之を照しけり 高浜虚子(1874-1959)
- 雪兎ぐいと地球が回り出す 宇多喜代子 象
- あまぎらし地球とよめきぬるその風間 日夏耿之介 婆羅門俳諧
- 月見草はらりと地球うらがへる 三橋鷹女
- 地球この半分は春かすていら 中尾寿美子
- 忘れそうな地球の素肌よところてん 松本恭子
- 地球の芯に水流るるや秋の蝉 寺井谷子
- 月めぐる地球日めぐる血のめぐり 高澤晶子
- 蟇ごとりと地球廻りたる 辻田克巳
- 髪立てゝゆるりと回る地球かな 攝津幸彦
- 煩悩も地球も古き秋の暮 攝津幸彦
- 知られざる地球の皮や茗荷汁 攝津幸彦
- 地球一万余回転冬日にこ~・・・播水、八重子結婚三十周年祝句
- 家毎に地球の人や天の川 三橋敏雄 畳の上
- 金色に茗荷汁澄む地球かな 永田耕衣 殺佛
- よぼよぼの虻を看とらぬ地球哉 永田耕衣 殺佛
今日のリュウキンカ