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Channel: ショウちゃんのブログ 俳句のある風景
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蓬川

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本日歩数計 17,000を記録。

 

蓬川(よもがわ)は、兵庫県尼崎市を流れる河川二級水系の本流である。

 

尼崎市内のみを流れる。

 

同じく尼崎市を流れる藻川(もがわ)と字面及び読みが似ているが、藻川は猪名川の分流で、園田地区など市北東部を流れる。

 

阪神電車 出屋敷駅から西へ5分も歩くと、蓬川(よもがわ)の最も綺麗な場所

尼崎の桜の名所へ行きつく。

駅は「出屋敷」ではなく、すべての車種が止まる「尼崎」駅を指示している。

1.6㌔右(東)が尼崎駅。

阪神電車の駅間距離は、阪急やJRに比してひときわ短い。

最長で1.4㌔。多くは800~900mおきに駅がある。

姫路ー大阪間直通特急や三宮ー奈良間の直通急行(山陽電車、阪急電車、阪神電車は特急料金がない。それに比して近鉄などは特急料金を設定している。よって近鉄奈良へ乗り入れる優先電車は特急を名乗れない)、その他各種優先電車が走っているので、阪神電車の普通に乗ると、しばしば優先電車通過待ちのために数分間、時に6,7分駅に停車する。

 

蓬川 apedia

 

尼崎デルタを形成した武庫川の旧分流の一つ、現在の河口より浜田付近までは明確な流路が認められるが、それより上流は不鮮明である。

 

恐らく古代の蓬川は浜田付近で海に注いでいたものであろう。

 

古い陸地に最も近い、長洲難波・大島などの旧砂州列の間を南北に流れていたので、古代より武庫郡河辺郡の郡界となってきた。

 

江戸時代になると河口で蜆漁が盛んであった。

 

現在は西難波町2丁目の難波樋門から尼崎港まで3,124mを蓬川と呼んでおり、1965年(昭和40)9月に2級河川に指定された。樋門より上流は浜田排水路(浜田川)と呼称している。

 

浜田排水路は、武庫之荘で、大井戸公園の西端をとおって、武庫川につながる。

 

川の両側がかなりひろい遊歩道付き公園になっている。

出屋敷駅から直線的に川と出合う辺りは両岸とも薔薇公園になっている。

 

↑川の東岸(左岸)  ↓右岸

 

明倫橋より北は 蓬川緑地

 

ここから特に西岸を通って北上するコースは何度も歩いているので、

今日は西岸を南下することに。

 

梅も咲き始めている。

 

下田公園は、国道43号線で途切れる。

地下道を抜けた、岸辺も広い遊歩道になっている、両岸は工場である。

 

 

 

 

庄下川上流では見ない。 スズカモか?

 

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来ず小睦み合ふ 岡田日郎
 
池にみな去りしあとの 赤岡淑江
 
の陣するする抜けて行きし 行方克己 知音
 
群るるさみしきをまた加へ 大野林火
 
網にかゝりし月のつがひ 有川 淳子
 
虚子の立子のと見て立ちぬ 波多野爽波 『湯呑』
 
泳ぐ短かき澪は遊ぶ 田川飛旅子 『薄荷』
 
大聖寺片野帰る 石原八束 『風霜記』
 
一団一団とすれ違ふ 蓮見勝朗
 
薄氷にのつくりしの道 小野ひさし
 
翔ちしかなたをとほくわたり 長谷川素逝
 
食ふや湖に生身ののこゑ 澄雄
 
に比し夕は寂と居き 瓜人
 
翔ちしかなたをとほくわたり 素逝
 
の中よけてあちこち小かな 樗堂
 
ゆくに一つの小鳴きいそぐ 悌二郎
 
群るるさみしきをまた加へ 大野林火
 
撃ちに空の道月出でぬ 高野素十
 
大方は小さきや残る 岸本尚毅 選集「氷」
 
の水尾のかばへる子かな 西村和子 かりそめならず
 
を得て雑炊の今宵かな 松本たかし
 
 
の中の一つのを見てゐたり 高浜虚子(1874-1959)
 
来世もかく飛ぶを見る 三好潤子
 
芦の間を雄ゆくから雌もゆく 橋本美代子
 
とあふまでの水尾長かりき 鎌倉佐弓
 
渡り来し渡りくるを待つ 稲畑汀子 汀子第三句集
 
午後三時の暗さが夏のより来 高野ムツオ 陽炎の家
 
の陣どつちつかずのをるものよ 行方克己 昆虫記
 
の陣なさざる如しなしにけり 行方克己 知音
 
舫はれし如く燈影の浮寝 行方克己 知音
 
行き違ひたりの水尾鳰の水尾 行方克己 知音
 
押しあひてへしあひてらしからぬ 行方克己 無言劇
 
ゐると鳰ゐると月澄みにけり 行方克己 無言劇
 
七滝の一つが見えて散紅葉 新井秋
 
八雲立つ比良へ向き変へ見張 秋元不死男
 
番に亡夫を問はれてゐたりけり 関戸靖子
 
八枚の襖が真白の宿 茨木和生
 
海くれてのこゑほのかに白し 芭 蕉
 
落日の大きかりけるの陣 佐草佳子
 
の布陣河口どこから昏れてもよし 加倉井秋を
 
飛ぶ翼持ちゐては撃たれたり 三好潤子
 
眦に乱るる日差しの湖 正木ゆう子
 
浮御堂すこし見下ろすの宿 後藤夜半
 
たわたわとうすら氷に乗るの脚 松村蒼石
 
寄り寄りに水輪つくりて月の 臼田亜浪
 
浮くに志賀のさざなみ細かなり 山口誓子
 
啼くや湯宿の縁の夕じめり 井本農一
 
遠嶺より日あたつてくるの水 桂 信子
 
尾越まづ渡岸寺のほとけ見ん 安東次男
 
渡る明らかにまた明らかに 高野素十
 
の水尾まつすぐに折返す 鷹羽狩行
 
渡る鍵も小さき旅カバン 中村草田男
 
山の端山の茸を狩りにけり 田中静龍
 
町川にのふえたり障子貼る 石黒哲夫
 
秋の日をみだしてはまた水へ 臼田亜浪
 
奥宮の御手洗小さし足草 轡田 進
 
賀茂川のここに始まる足草 廣瀬ひろし
 
も二羽ゐてペイネ美術館 鳥越やすこ
 
瑠璃沼の瑠璃のさざなみ通し 阿部子峡
 
妙高の霽るると羽摶つ通し 木村蕪城
 
残り羽根うつくしくひらきけり 九鬼あきゑ
 
残り相寄る水の広さかな 山田山彦
 
残りばかりとなりて争はず 鶴丸白路
 
引いて川つまらなくなりにけり 河野美保子
 
とへだたるばかり昼の月 宮津昭彦
 
引くや老が手を置く膝頭 池上樵人
 
大淀の逆波がくれ残る 澤田弦四朗
 
空谿の何の谺ぞかへる 藤田湘子
 
のこる肥えて遠嶺のかすみけり 山本古瓢
 
漂ひて湖心へ流れ春の 黒田杏子
 
ゆくや遠つあふみは潮ぐもり 林 翔
 
や光も波もこまやかに 津田清子
 
木偶の畦にならびし仏生会 関戸靖子
 
永き日の月山よぎる番 堀口星眠
 
一羽離れて潟の夕波に 本岡 歌子
 
たゞよへる裏足摺の通し 坂本 鬼灯
 
通しあるとき賤ヶ岳へとぶ 杉浦 東雲
 
の子の頭並べて親を見る 本田 空也
 
の小さき陣の渡り行く 天野 貞枝
 
漣に起ひこされつゝ春の 山本 二千
 
旅の孤島に撃たれたのごと眠る 浜 芳女
 
を見るコートの下に喪服着て 深見けん二
 
海くれてのこゑほのかに白し 松尾芭蕉
 
茶碗屋の柱に真吊られけり 黒田杏子
 
あきらかにの群あり山峡漂白 金子兜太
 
通しのせて天龍海へ出づ 和田祥子
 
食う巨き異国の男のなか 赤尾兜子
 
通し水に飽き飽きしたりけり 鈴木真砂女

 

 

この工場内遊歩道は以前にも通ったことがある。帰り道に。他の起点から。

 

はるか前方に尼ロックが見えるが、直進不可能。運河を西へ迂回せねばならない。

 

工場内に積み上げられている原料

 

 

すごい。物流車だけが走る。道意線と呼ぶ南北幹線道

 

鶴町という地区辺りで、どこへ曲がっても工場内へ入ってしまう。行き場を失う。

 

 

 

 


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