今咲いているものは何と呼ぶのか?ハルジオンではないことは確かだが、ヒメジョオンなのか?
シロバナセンダングサ まだまだ元気に咲いている。
以下の説明からすると、朱文字でしめしたシロノセンダングサであろう。
日本に産するセンダングサ類は、大きく分けると、棒状の果実を作るものと、偏平な果実を作るものがある。主なものを挙げる。
棒状の果実を作るものは、
- センダングサ Bidens biternata (Lour.) Merr. et Sherff
- 葉は羽状複葉で、花には黄色の舌状花をもつ。
- コバノセンダングサ B. bipinnata L.
- センダングサに似て、小葉は小さい。
- コセンダングサ B. pilosa L.
- 非常に変異の多い種である。以下のような変種がある。
- コセンダングサ B. pilosa var. pilosa
- 基本変種で、舌状花がない形である。
- コシロノセンダングサ B. pilosa var. minor (Blume) Sherff
- 小さな白い舌状花がある。
- シロノセンダングサ B. pilosa var. radiata Sch. Bip.
- 大きな白い舌状花をもつ。観賞用に栽培されたこともある。
- アワユキセンダングサ B. pilosa var. bisetosa Ohtani et S.Suzuki
- とても大きい花をつける。日本では沖縄に帰化している。
偏平な果実を作るものとしては、
- アメリカセンダングサ B. frondosa L.
- 近世の外来種である。全体に赤みがかる。花の外にある総苞が伸びて花の回りに放射状に広がる。
- 家の近辺で一番よくみかけるには、これ↑である。近世ではなく、「近来」であろう。
- タウコギ B. tripartita L.
- 湿地に生える。アメリカセンダングサに似て、寸が詰った姿。
他に、観賞用の花であるウィンター・コスモス Bidens laevis は本属の植物である。欧米では、この類はむしろ花の美しい野草として理解されているようである
庄下川の流れ。この場所で、上坂部川・昆陽川の合流川である久々知川と合流する。
鉄分の多い水を滝状に流していたのを、諸般の理由(多分幼児誤飲は有毒)でとりやめたと推測。
一般住宅での派手なイルミネーションは減ったように思う。
↓何かの名目でワイフがもらった花束の周りにポインセチア配置。