家の近くを流れる川、庄下川上流左岸の土溜りでリュウキンカが咲き始めた。
花期は5-7月。茎の先端および葉腋から長い花柄を伸ばし、径2.5-3cmの黄色い花をつける。花弁はなく、花弁に見えるのは萼片で、ふつう5枚、ときに6-7枚ある。雄蕊は多数あり、雌蕊は4-12個ある。果実は袋果となり、長さ1cmになる。根は白色でヒゲ状になる。
茎が直立し、黄金色の花をつけることから立金花と呼称されるようになった。花言葉は「必ず来る幸福」。属の学名となっているCalthaはラテン語で「強い匂いのある黄色い花」という意味を持つ。
花期は5~7月とあるがこのエリアではもう少し早いように思う。
桜が咲く前に花盛りとなる。
花期が5月以降だと夏の季語になってしまうが、私には早春の花のように思える。
川全体でもここだけしか群生地はない。
↑でも一輪のみ咲いている
スイバかギシギシか?
ギシギシ(羊蹄、Rumex japonicus)はタデ科の多年草。やや湿った道ばたや水辺、湿地、田のあぜなどに生え、日本全国に分布する[1]。生薬名は、羊蹄(ヨウテイ)[2]。
葉の色合いに関係なく今群生が見られ、元気なのはなべてギシギシであるように思う。
葉の付け根が割れず茎を抱いているので。
高さは、40-100cmになる。根もとに生える葉は、長さ10-25cmの長楕円形で長い柄があり、基部がハート形になるが、上部の葉は柄が無く幅も狭くなる[3]。葉の縁は大きく波打つ。茎の上部で分枝し多数の花序を出す。緑色で小さい花を輪生させる。花は花弁をもたず、6片の萼からなる。花期は、6-8月。[1] 花が終わると内側の3つの萼が発達し、翼となって3稜のある痩果を包む。この翼の縁に微細な鋸歯があり、背面には楕円状の瘤がある。
- 初霜は裏羊蹄の翳に踏む 古舘曹人
- 羊蹄花や仮橋長き干拓地 山田みづえ
- 羊蹄の花にパレード通るなり 大隅 草生
- 羊蹄花や崖に張りつく海人の家 榎本栄子
- 羊蹄や利根の流れの痩せしとも 大槻久美
- 羊蹄花や出水の泥にまみれ咲く 佐々赤竹
- 羊蹄に石摺り上る湖舟かな 杉田久女
- 羊蹄(ぎしぎし)は世に多がほの枯野かな 野澤凡兆
目下は花や高さでは区別不可能。
今日は足をのばし、尾浜の、久々知川と庄下川の合流地点まであるいた。
昆陽川と上坂部川の合流が久々知川を形成し、庄下川に合流するまでの200mほどの流れが久々知川なので、グーグルの地図をいくら拡大しても久々知川の記述はない。
「忍たま」尼崎聖地巡礼の段には登場する。
↑久々知川の川辺右岸はすぐに直進不可能になる。
芹
撮影の時刻では水は明らかに下流から上流へ向かって流れている。50メートルも行くと流れは止まっているように見える。