24日は朝からきれいな靑空だった。↑↓加西SA
昼食を作東バレンタインホテルでと思いでかけたら、バイキングランチは2部制で、どちらも
予約満席であった。
ここも快晴。
役場の2階にあるペイネに廻ってみるとここは月曜定休日。
八重桜が目に入ったが、そこは花嫁さんの記念写真撮影現場になっていた。
昼時だが、母方従兄の家へ。従兄が風呂からあがれないまま、救急車で運ばれ、入院したが、退院したという報に接したので、お見舞い。庭に何本か花蘇芳があり、満開。
↓狭い道を隔てた隣家。ここには家はなかったので、どなたがどんな経緯で住まわれるようになったかはまったく知らない。右手奥の瓦屋根の家は良く知っている。
ここに住んでいた女性(若死なさったようだが)とはコンビとなって伯父の再婚の折の三々九度のお神酒運搬役をやった記憶がある。まだ小学生であった。
奥方の方も歩行困難だが、退院してまた風呂に入り、また上がれずに、また入院したとのこと。
門口で近況だけ聞いてお見舞い言って退去。この家へ来る道は極めて狭いのでいつも
車は、集落の入り口のバス停(この時間帯にはバスは数時間やってこない)の前に止める。岡山県警の小型車が不審車として様子をうかがっていた様子。別段駐停車禁止マークなどないが、恐る恐る発車。
ローソンに寄って、おにぎりなどを確保。
天気がいいので、水道公園行きを思いつく。
広い駐車場に、それでも2台ほど先着あり。
こんな風景が見える枝垂れ桜の下にベンチを発見
私はおにぎり2つ、稲荷2つ、巻き1個。ペロペロ。野外食はいい。!
サトザクラ各種の盛りは先週であったようだが、種類によってはまだ花を残しているものもある。
一番の場所は、配水棟の麓だが、この道を登ってUターンするのに困ったことがあり、
同乗者の許可が下りない。
よってズーム撮影のみ。
そこここにベンチが置かれて入り、↑の場所でも家族連れの姿が見える。
すでに3台駐車。
公園のすぐ下は、湯郷ベルのホームグランド。
只見用のベンチまで用意されている。
空がきれいなので、空が見える景色を主に撮影
- せせらぎのたたきだしたる里桜 松澤昭 宅居
- 幹ずんと押し出しのよき里桜 ぱらりとせ
- 金くさき人の往来や八重桜 八重桜 正岡子規
- 吉原や雪洞多き八重桜 八重桜 正岡子規
- 古寺や心強くも八重桜 八重桜 正岡子規
- 料理屋の厠うつくし八重桜 八重桜 正岡子規
- 一重づゝ一重つゝ散れ八重桜 八重桜 正岡子規
- 八重桜綻ばす日のぽっかぽか 高澤良一 暮津
- 嘶きの悲鳴に似たり八重桜 岩淵喜代子
- 八重桜飲食に昏れ若水忌 殿村 莵絲子
- 八重桜思ふところに亡夫置き 殿村 莵絲子
- 八重桜南より来し雨大粒 土田祈久男 『素心』
- 山に出て山に入る日や八重桜 成瀬櫻桃子
- 八重桜人間われら鬱といて 山崎 聰
- 泣けぬ爺ばかりのベンチ八重桜 熊谷愛子
- 八重さくら蒔絵書手のなとやらん 八重桜 正岡子規
- 八重桜咲きけり芋に蜆汁 蜆 正岡子規
- 八重桜いろに綿菓子生れけり 神原栄二
- 八重桜わんわんと散る古戦場 谷内 茂
- とろけるまで鶏煮つつ八重桜かな 草間時彦
- 八重桜日輪すこしあつきかな 山口誓子
- 起居憂し咲きただれたる八重桜 福田蓼汀
- 掌にのせて産衣のかろさ八重桜 吉永寿美子
- 名園に女こゑ透く八重桜 加藤三陽
- 奈良七重七堂伽藍八重桜 芭蕉
- いにしへは奈良酒で見ん八重桜 重頼
- 八重桜湯へ行く人の既に潔し 中村草田男
- 八重桜瞼重たくなりにけり 高澤良一 随笑
- 八重桜大社の巫女の往き交へる 高澤良一 随笑
- 大木の伽藍のごとき八重桜 高澤良一 寒暑
- 優しさを重ねて匂ふ八重桜 松井多美子
- はなれ観てさらに存在八重桜 河合禮穂
- 八重桜鳩にも鳩の派閥あり 井上代志千
- 八重桜ぽつてり午後のメランコリー 白根順子
- 重たげに風の中なる八重桜 白石時子
- 時間外勤務のやうに八重桜 矢島渚男 延年
- 八重桜さみしきものに革鞄 宮坂静生 春の鹿
- 八重桜日差が胸にひえびえと 川崎展宏
- 八重桜になりゆく光このごろの 川崎展宏
- 八重桜ルース・リーフの罫の上 川崎展宏
- 夕風のぞつと冷えたる八重桜 川崎展宏
- 八重桜学校裏は風ばかり 川崎展宏
- 八重桜日差重しと咲きにけり 山田弘子 懐
- 八重桜ひとひらに散る八重に散る 山田弘子 こぶし坂
- 記念日をひとつ加へし八重桜 山田弘子 こぶし坂
- 水音の家々つなぐ八重桜 ながさく清江
- 発電所ところどころに八重桜 皆川盤水
- 死後も日が海からのぼり八重桜 和知喜八
- 父ははのめでたく老いぬ八重桜 柴田佐知子
- おぼろにて木兎移りゆく八重桜 水原秋櫻子
品種名を記した木札の多くは失われている。
土と環境があって育ちのいいものもあるが(松月など)、そうでないものも多い。
若木の周りには獣除けの柵なども設けられているが機能していないほどに壊されている。
杣道というほどでもないが。舗装されている。
- 熊出ると言ふ杣道を独活掘りに 小西須麻
- 杣道の登りとなりて鶉鳴く 永由頼寿