- クレーンの動き始めし柳の芽 行方克己 知音
- クレーンを見てたたずんで卒業子 行方克己 知音
- クレーン船沖を指しゆく浜焚火 舘岡沙緻
- はわはわとクレーン休日の鴎は 毛呂 篤
- 雲をつみあげクレーン工のねむい帰路 益田 清
- クレーンを吊つているのは冬晴です 尾田秀三郎
- クレーン立つ仕切り距てて冬菜摘む 小笠原須美子
- 冬の靄クレーンの鉤の巨大のみ 山口青邨
- クレーン車家吊り上げる青葉光 林真砂江
- 春立つや家鷲づかみクレーンの手 川元安子
- 大寒の富士をそびらにクレーン船 砂田貴美子
- 冬の靄クレーンの鉤の巨大のみ 山口青邨
- クレーンの首振る速さ麒麟草 河野良文
- クレーンがキリンに見えて冬霞 西村和子 かりそめならず
- 港でコンテナを船から降ろす作業にはキリン型のクレーンが活躍する。
- 神戸港などでは、10頭くらいきりんが一か所に並んでいる。
- クレーン車の力自慢に春の雪 和田悟朗
- クレーンの爪伸び遺留品掴む 林田紀音夫
- 怒鳴るも愛赤目の老クレーン工 鈴木六林男 第三突堤
青空へ伸びきるクレーン雛桔梗草
雛桔梗草と桔梗草とは違う。姫桔梗という草もある。
雛桔梗は一本の軸にいくつもの花が咲く。
野風俳句日記より借用。↓
雛桔梗草は(多くは↑の画像より傾いた)細い軸の先に1花のみをつける。
画像紹介したことがあるので、探せば利用できるが↑の2枚は(雛キキョウグサの)画像集から借用。
しゃがみこんでこの姿を見ていると、まるでクレーンのように見えたので、上の句ができた。
ここ数日は、毎朝、毎昼、毎夕、クレーンを見上げている。
↑このクレーンは鉄塔の中を人が昇っていけるようになっている据え付けタイプで、
高層建築用である。
これも駅前でみることができる。
家の玄関の前、4メートル道路を隔てた隣家(お向いさん)あとで活躍するクレーン車。
3階建ての1ルームマンション建築のためにも、その倍くらい背を伸ばす必要がある。
高さの違う電気線と電話線の間を潜って鉄材等を作業地へ運ぶため。
↑ではガラスドアを運んでいる。これははめ込む場所に待機している作業員を目指しておろされていくが、作業員のする作業は、ジグソーパズルの一片としてこれをはめ込む場所に緩やかに誘導することである。はめ込んだ後のボルト止めなどはあるが、重量物の運搬作業はない。
壁面も同じように一枚ずつはめ込まれ20日の夕刻には2階の2室のベランダ部分が姿を見せた。
↑↓ 19日
2階のベランダは鉄骨の枠組みだけ
1階にはガラス戸が入っている。
↓18日 1階と2階の枠組みが出来上がった。
この段階では鉄骨の枠組み越しに北西の角の空き家の金木犀が見える。
17日
基礎が完成
作業枠は手作業である。
15日
靑は水菅で、ピンクは湯管である。
14日
13日
12日
セメントが乾いたようである。
隣家とのわずかな隙間に下水管が埋め込まれた。
11日
敷設した下水管に土がかぶせられた。
画像を下から逆に見ていくと工程がわかる。