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Channel: ショウちゃんのブログ 俳句のある風景
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S邸

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某で検索 18句と記されていたが、
前書き中の某やダブリを削ると

新入社員は鮒の顔率て来 五十嵐研三

は案山子にて候雀どの 漱石

夏芝居監物出てすぐ死 小澤實

嬢に二本線引く去年今年 櫂未知子 蒙古斑

帰らばや、エキセントリック・ローズ・ 増田まさみ

夢に来て怨む春日の彼よ 高柳重信

2人の作家は、私と同じ結社「青玄」に所属していたので、
この種の句を作ることに違和感がない。
小澤さんは、某大手新聞の俳句欄の選者をなさっているので、
俳句は余技以上のものなのでだろう。
この手の俳句がお好きなようである。

驚いたのは漱石。こんな洒脱な句を作っていたとは。

「某邸」は、自分と某氏との関係を隠しておきたいからか?
相手のプライバシーを侵したくないからか
特にこんなところで名前を紹介して思わぬ迷惑をかけたくないが、
知っている人なら想像がつく範囲で名前を出したいので
S邸とした。

S邸

ご自分の地所(農地)の中に建てられたのかどうかは聞いていないが
家の前のマンションや駐車場は所有物のようである。

散歩の途上この家の前を通ることもあるが、Sさんはワイフの友人で
あり、私の友人というわけではない。

Sという名は、この地区では旧家に数えられる名であるが、
神社の玉垣に記されている同名者との関係は知らない。
ご主人はパナソニックに勤務されていたらしく、電化製品は「自社」製品ばかりである。

S邸の薔薇

白薔薇がお好きなようである。

赤いバラも植えられているが真紅のものはない。

同じ場所に新しく家を新築なさったが、以前の庭の主であるけやきのの木は強剪定され新しい庭に移植された。

Sさんは刺繍も趣味だとか?

↑↓テーブルクロス

製作中のもの。カーテンらしい






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