花菖蒲
もう限界であろうと思って農業公園へ。花菖蒲百句 重複放置花菖蒲うつうつ雨を唇うつし(川口「多吉」の花菖蒲三句) 長谷川秋子 『菊凪ぎ』『鳩吹き』『長谷川秋子全句集』花菖蒲いつも笑つて伐られ役 中原道夫女傘借りて見てをり花菖蒲 清水基吉むらさきを秘めきれぬ白花菖蒲 稲畑汀子むらさきも濃し白も濃し花菖蒲 京極杜藻むらさきは恨ふかき色花菖蒲 丸山哲郎うつむくは一花もあらず花菖蒲...
View Article石榴の花
クチナシの花が目立ち始めた。梔子の例句山梔子のやつるる刻の愛痛し 長谷川秋子 『菊凪ぎ』『鳩吹き』『長谷川秋子全句集』山梔子の一花なれどもひたむきに 長谷川秋子 『菊凪ぎ』『鳩吹き』『長谷川秋子全句集』淀殿の墓山梔子の白似合ふ 池田とみ子秘めし忌や花梔子は雨ごもり 古賀まり子今朝咲きし山梔子の又白きこと 星野立子八重梔子書くために読む本の嵩 鍵和田[のり]子梔子の香のうかがへる天守閣...
View Article七夕
駅前のビルの3号館から1号館へ通じる2階部分の広い回廊は、雨天の場合は効用が高い。目下は春の花のコンテナも片付けられ、がらんとしているが、新しい展示準備中。間もなく、七夕笹がずらりと並ぶ。七夕の句、大型俳句検索システムでは277句出て来た。全部貼りつけてみたが、「七夕や髪ぬれしまま人に逢ふ 橋本多佳子」などは5回位重複登場しているよう。七夕や秋を定むる夜のはじめ 七夕や秋を定むるはじめの夜...
View Articleハイビスカス
ハイビスカスのように6音になる花は詠いにくい。例句も平凡なものが多い。ハイビスカスばかり働き者ばかり 本多静江ビールつぐ髪にハイビスカスを挿し 千原 瀟湘村人にハイビスカスの長き舌 有馬朗人ハイビスカス一と日の色を咲き尽す 穂坂日出子ハイビスカス子は沖縄の娘を愛す 森信子余生燃ゆ秋のハイビスカス一花 岩城湍ハイビスカスの花に漆黒島の蝶...
View Article金柑
金柑を数えておれば核爆発旧作(北朝鮮の核実験が報じられた頃)である。画像は咲き始めた金柑の花作意:数えた金柑は、この木ではない。ご近所で何本か金柑の木を見ることが出来る。どの金柑も丁寧に管理されているようには思わないが、毎年、それなりに鈴生りになる。「金柑を取らないでください」という札をぶら下げている家もある。被害に遭われた経験がおありなのであろう。...
View Article手榴弾
「手榴弾」なんかも老若の俳人が詠っている筈。「俳句検索」といういつものHPでは、冬の旅君へ言葉の手榴弾 夜基津吐虫手榴弾つめたし葡萄てのひらに 高島茂手榴弾のやうなハムとどけられ十二月...
View Article自然薯
自然薯の美髯この世のけむりほど 木村虹雨朝市の婆の自然薯ひとならび 斎藤小夜自然薯を洗ふ時間を惜しまずに 右城暮石自然薯を掘れば大島よく見えて 谷口淑江自然薯の忘れられたる葉一枚 遠藤久子自然薯掘りしやにむに罪をのぞき込む 成井恵子自然薯の奇しき生立ち泥噛んで 殿村菟絲子 『菟絲』ゆすぶつて動ぜぬ石や自然薯掘る 上村占魚 『かのえさる』狐ききをり自然薯掘りのひとり言 森...
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View Article虎が雨
0増5減の信託資産虎が雨虎さんって本当は女性名なんですよ。畦塗って帰農の思いまた揺らぐ畦塗りって面白そうだが、やはり重労働のよう。特に山田は!土堤ひとつ崩落させて虹二重かたつむり塗り立てベンチに躓いて息継ぎ下手ベランダプールが膨れないハンカチを持たずアカシアの片並木虎が雨の例句母がいふ虎が雨とはおらが雨 佐藤鬼房甲冑の中がまつくら虎が雨 松下康雨虎が雨いちにち濡れて軍馬の碑...
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